【朗読】夏目漱石『私の個人主義』語り:西村俊彦
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- เผยแพร่เมื่อ 13 พ.ค. 2023
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• 朗読【な:夏目漱石の作品】
俳優・ナレーターの西村俊彦が様々な文学作品を録音・編集してオーディオブックとしてお届けするチャンネル「朗読ノオト」
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【朗読ノオトから皆さまへ】
このチャンネル・朗読ノオトでは、
「文学を体感する」をコンセプトに朗読作品を作っています。
文字に書かれた感情、匂い、音、温度、手触りなどが感じられるように声に出していく。
そのため、淡々と読むというよりは演劇に近い感覚でお届けしています。
人が、喋っているように。
大切な告白、どうでもいい愚痴、激しい怒り、体から溢れる喜び、そういったものを声で表現していく事に、私が読む意義を感じます。
時に、あなたの持つ作品イメージとかけ離れる事もあるかもしれません。この人はこう考えたんだな、と思っていただければ幸いです。
こうした読み方は、作品解釈の一つの提示として意義のある物だと思いますし、
「全く違う作品に触れたようで新鮮だった」
などのお声も頂戴しております。
声で文学を体感する事は、
視力の衰えで本が読みづらくなってきた、という方はもちろん、お子さまへの読み聞かせや学習の助けにもなりますし、睡眠導入に最適だ、という声もいただいており、個人でもご家族でも、幅広く楽しんでいただける、
教育的価値や文化的価値を多く含む行為だと感じています。
私の朗読を通して皆様が、様々な文学作品と出会い、多くの新しい発見をする助けになれば、これほど嬉しい事はありません。
一つの作品を作る時、私は新しい旅に出るような気持ちになります。
本の中を旅して回る、そんな感覚で、一緒に歩いていただければ幸いです。
プロの俳優でありナレーターでもある私、西村俊彦と共に、音の世界へ。
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#Natsumesouseki - บันเทิง
自分に正直で自由に生きてこれたと、しみじみ感じ、私は自分の本心に逆らって生きなくても、こうしてなんとか周りの人達に理解してもらえるのは本当に幸だったと79歳になった今感じます。
現代にも立派に伝わる文脈と語りですね。
想像ですが学習院で行われたこの講演会には、皇族や貴族院議員の子弟も同席していたのではないでしょうか。彼らはどのような気持で漱石の言葉を聞きいったのか。
針のむしろに座らされたか感涙に目蓋をしめらせたか、本朗読を拝聴しながら考えました。数年後、吐血して世を去る漱石にとって当時のエリート階級に対する挑戦でもあり遺言でもあったように感じました。勉強になりました。ありがとうございました。
天国の漱石さん‼️貴方の生き方、表現の自由主義は、今まさに理解されています、評価されてます‼️
夏目漱石、分りやすいですね。金と誘惑………、義務、権利のバランス。金に目が眩む世の中。
分かりにくいことを分かりやすい言葉で届けてくれますよね!
まだ途中ですが、西村さんの声がとても聞きやすくて、入ってきます。何か中道を得ているような、心地よいんです。
ありがとうございます。西村さんのお陰で朗読が好きになりそうです。また良い作品、期待してます!⭐
嬉しいです、ありがとうございます!
西村さん、本当にありがとうございます。
漱石の文体を朗読で聞いてみると、当時の話し言葉がなんとも情緒豊かな言い回しで、美しい❗
本を読むとすぐ疲れてしまうので、朗読助かります!
私の個人主義、とてもよかったです。
ありがとうございます😊
ありがとうございます!お役に立てて嬉しいです!
なかなか読まなかった作品でしたが、良かったです♪私の祖母も、明治生まれで、凡人でも、明治時代の変化に、原因がはっきりせずに、感性は、違和感が、あったのでしょう。原因が明白になってきた現代だからこそ、考え深い作品でした。有難うございます❤
お疲れ様でした🥰
母の日に夏目漱石先生の講義を受けることができました。感謝です。
目黒の秋刀魚から始まりましての講義は最後迄聞き入りました。
漱石先生が学習院の先生にならなかったことで三四郎
が生まれ良かったです(笑)
最後に「私の家迄おいでください」
にウルウルしました。優しい漱石先生大好きです。
また漱石山房にお邪魔いたします。
ありがとうございました🙇♀️
明治生まれかと思いましたよ
年寄りですので、三國一郎さんの朗読を繰り返し聴いてます。若い方も読んで聴いて考えておられる姿を思い、感慨深いものがあります。ありがとう。
ありがとうございました。
いい文献ですね。
「文学を体感する」をコンセプトにして、文字に書かれた感情、匂い、音、温度、手触りなどが感じられるように、演劇に近い感覚で朗読をされる西村さんに、いつも魅了されています。
このチャンネルで紹介された文学作品を拝聴して、再び、その作品を読み返したりしています。
今回、朗読されている夏目漱石の「私の個人主義」について、感想を述べてみたいと思います。
人間としての個人の自我のあり方を、時代と社会との対峙の中で、真剣に突き詰めて、悩んで悩んで、考え続けた、夏目漱石の学習院での講演録が、この「私の個人主義」ですね。
この講演録中の『私の手にただ一本の錐さえあればどこか一か所突き破って見せるのだがと、あせり抜いた』と語り、東大生としての若き日の漱石の"人知れず陰鬱な日々"の体験がまず語られ、その"一本の錐"、すなわち、留学前の日本にいる時代には結局、発見出来なかった"自我の目覚め"を、ロンドンの下宿で捉える事の出来た喜びを振り返っています。
『今まではまったく他人本位で、根のないうきぐさのように、そこいらをでたらめに漂っていたから、だめであったという事にようやく気がついたのです。----』と語り、続けて、『私はこの自己本位ということばを自分の手に握ってからたいへん強くなりました。彼ら(英国人たち)何者ぞやと気概が出ました。今まで茫然と自失していた私に、ここに立って、この道からこう行かなければならないと指摘してくれたものは実はこの自我本位の四字なのであります』と語っています。
それでは漱石は、この講演で1914年当時の日本の青年達に何を訴えたかったのだろうという事を考えてみると、漱石は"自己本位"主義を"私の個人主義"と呼んでいて、それを青年達に持てと訴えているのですが、恐らく漱石が一番言いたかった事は、その"自己本位"を勝手気ままな、独りよがりの"利己主義"と勘違いしてはいけないという事だと思います。
この事を裏付ける内容として、この講演録の核心部分の言葉として、『個人主義、私のここに述べる個人主義というものは、----他の存在を尊敬すると同時に自分の存在を尊敬するというのが私の解釈なのです』と漱石は語っています。
かつて、小説「三四郎」の中で広田先生が三四郎に説いたように、この講演録「私の個人主義」では、漱石が、同じ命題のテーマを学習院の生徒に語っているのです。
後進国として、先進西洋諸国に追随する道を歩むしかなかったため、表面的で上滑りな近代日本の不幸な運命、暗さといったものを漱石は、当時の青年達の"自我意識"の内面にも訴えかけ、西洋追随ではない、日本固有の近代と近代人というものは、いかにしてあり得るのか、東洋と西洋という全く異質の文明が混在している中に、いかにして日本独自の近代というものを開花させるべきかを、漱石は沈思黙考しながらじっと考え、時代と社会と対峙して、悩み続けた文学者であり、思想家であったのだと思います。
講演録「私の個人主義」を再読して、難解だった漱石という人間が、少し見えて来たというのか、私の近くまで下りて来てくれて、漱石のような人でも人間としての個人の自我のあり方を、時代と社会との対峙の中で、このように真剣に突き詰めて、悩んで悩んで、考え続けたという、この事自体が新鮮な驚きであり、漱石さんをより身近な存在として、また等身大の人間として感じる事が出来るようになったというのが、この作品を読了しての収穫でした。
今後も折にふれて、漱石さんの作品を繰り返し、読んでいきたいと思っています。
さららはみら
さららはみらや
真希さん
この本は高校生の頃斜め読みをして終わっていました。
いま72歳の高齢単身女子ですが、越し方を振り返り躓き悩んだ事の連続でした。
個人的には理解力が多少低いので、気になると自分なりに納得する為繰り返し読んだり行ったりして来ました。自我の確立とかアイデンティティとか語彙の少ない若い時には、直ぐには入って来ない概念でしたが、判断しないで自分を見つめ続けて行く中で高齢になり、それなりに自分や他の人を客観的というか距離感を持って見つめられ様になっている気がしています😅
若い方だと思いますが、真希さんの整理された感想を読み嬉しくなりついコメントをしました。
真希さんの文章を読んでみて、文字に書かれたものを、五感を通じて深い理解力には西村さんに脱帽ですとのコメント。素晴らしいです。 漱石の明治時代での講演ですね。今の時代(未来)を見通していたものでしょう。漱石さんの素晴らしさを見直しました。本当にありがとうございました。🎉
睡眠用に何回も聴いてる。1ミリも理解できないまま一瞬で寝れる。
当時の文学者で私は最も漱石が好きである❣️良く世間は、鴎外と比較するが、この講演内容を聞いてハッキリとそれがどうしてであるかがハッキリした。即ち漱石の生き方ものの考え方が全く私に似ているということだ。即ちこのようにした方が世の中に早く取り入れられると言った事を、全く度返しして人生を生きてきた私の人生の生き方がまさに漱石的であったということです❣️
鴎外は医師であり、その職業の分野でも良い地位を得た事は、やはり鴎外は世の中の流れに対し逆らわずに生きていたような気がします‼️そこが漱石と最も違うところでしょう!
この講演は所謂ノブレスオブリージュを語ってるんだね。
で、その範疇において人は自由であるべきだ。
それこそが私の個人主義だと。
当時の学習院は皇族華族特別な選民の通う学校でしたからね。
朝日掲載記事問題は、まさに坊っちゃんの赤シャツ達への報復騒動を彷彿とさせますね❣️あっぱれ‼️
本作品の作者の名前をを伏せて聴く連中はどんなコメントを寄せるであろうか。
目黒に限る話ですね:)
ですね(笑)
漱石の個人主義は国家共同体の外側である公共的世界(万物の場)に於ける自由を意味する。そしてその自由は仏教に於ける自由即ち自性ということになる。竜樹は一切無自性を説いたが自らの知性を無自性だとは言っていない。漱石の偉大さが判る一文ですね。
50:00
なんで噛まないんですか?
漢字でつま付かないのも謎
編集してるんでございます!
夏目漱石のはどれも文章が賢すぎて高性能AIみたいで緊張するんだよ
個人的な話なので動画に取り入れなくてもいいんですけど、自分耳からの情報処理が苦手なので、できれば字幕みたいなのがあると助かります。
また、もしかしたら話に合うようなフリー素材を編集で加えると、この動画が他の人にも見やすい動画になるかもしれません。
か😂かはは