羊蹄トンネル（比羅夫）工区～巨大岩塊群撤去の軌跡～【JRTT鉄道・運輸機構】

北海道新幹線（新函館北斗・札幌間）の羊蹄トンネル（比羅夫）工区では、巨大な岩塊群の出現に伴い令和３年７月よりトンネル掘削を停止しておりましたが、令和５年３月に岩塊群の撤去が完了し、令和５年１１月より掘削を再開しました。この動画では、岩塊群の出現から撤去、掘進再開に至るまでの難工事に挑んだ過程を紹介します。
　この動画は、企画から撮影・編集まですべてＪＲＴＴ職員によるものです。北海道新幹線建設に携わる職員たちの熱い思いをご覧ください。
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　羊蹄トンネル（比羅夫）工区（工区延長5,579m、トンネル延長5,569m）は、SENS※にて掘進中、巨大で硬質な岩塊群の出現によりシールドマシン前面の面盤が回転不能となり、令和３年７月に掘進を停止せざるを得なくなりました。この緊急事態に立ち向かうべく、学識経験者らを交えて岩塊群の撤去方法の検討を行い、試行錯誤の末、令和５年３月に撤去を完遂しました。その後、準備期間を経て、令和５年１１月より掘進を再開しております。
　
※SENS（センス）とは、シールド工法とNATMを併せたJRTTが２００４年に開発したトンネル工法です。シールドマシンを用いて掘削を行い、掘削と同時にコンクリート（現場打ち）でトンネル内面を覆います。
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