弘田三枝子 [ 人形の家 ] COLUMBIA DENON 7S-30F (1965) SPEAKER VS-106 DS-2526 25cm 真空管ステレオ用 スピーカー NKS-5DG 空気録音
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- เผยแพร่เมื่อ 21 เม.ย. 2023
- Windows 10 PC (Straight Out)
↓USB Connection
Amplifier:Nobsound NS-01G
↑Recording
Camera:iPhone 13 Pro (1080p HD/60 fps With Built-in Stereo Microphones)
COLUMBIAの昭和40年(1965年)頃の真空管セパレートステレオ、7S-30Fのスピーカー部です。密閉型BOXで25cmウーファー&6.5cmコーンツィーターの2WAYです。スピーカーコードに『ショウワ40』の印字があり、またスピーカー入手後日に当時のキャンペーンパンフレット原本も入手でき、昭和40年のモデルであった確証が取れました。当時の大卒初任給が約23,000円で、7S-30Fの定価は79,800円でした。
セパレートステレオと言えば、1970年代初頭~前半頃のオールトランジスタ構成の4CHシステムでリアスピーカー付きモデルの印象が強いですが、本機は真空管システムであったり、サランネットも明るくゴージャスな柄・色調であったりと1960年代モデルの特徴が色濃く出ており、同時期のラインナップにアンサンブルステレオもまだあったくらいで本当にセパレートステレオ初期のモデルです。
搭載ユニットは25cmウーファーがVS-106、6.5cmコーンツィーターがDS-2526でどちらもアルニコ磁気回路です。どちらも当時業界では有名だった?NKS-5DGというマグネットを積んでいます。またツィーターはPIONEERのPT-257AやPT-257C等とほとんど同じなのでおそらくPIONEER製ユニットです。ウーファーはどこ製か分かりませんが、当時のSansuiのユニットに見た目がそっくりなものもあります。コーンをしっかり硬めにサポートしているフィックスドエッジタイプです。1970年代の4CHセパレートステレオ時代はウーファーのエッジも大半がフリーエッジですが、フィックスドエッジのVS-106は大口径センターキャップも相まって、かえって業務用やPA用ユニットのようなオーラがあります。実際これとほぼ同じユニットが、上に書いたSansuiステレオ用ユニットの他に、ELKの1960年代の真空管ヴィンテージギターアンプ『Pro-Sonic』や『Echo Custom Amp』シリーズにも使われています。
最初テストで鳴らした際に片方のツィーターが鳴らなかったために「やってしまった」と思いましたが幸いユニット単体では導通もあり、3μFのコンデンサが死んでいただけでした。この部分のみ同容量の新品フィルムコンデンサに変えました。また底面板の外装側と背面板の縁近辺を中心にパーティクルボードの自然崩壊が始まりかけていたため、その部分は木工用ボンドをヘラで塗り伸ばして再接着補強し、背面板のビスは全て新品交換、ついでにスピーカーターミナルも取付けました。それ以外は全てオリジナルのままです。ゴージャスなデザインのサランネットは奇跡的ともいえるくらいホツレ、破れ、シミ汚れが皆無で綺麗な状態を保っており、当時でも大分高級モデルだったんだろうなと思わせる風格があります。
音色ですが、50年前どころかあと2年で60年前のモデルになりますが、全くそれを感じさせない今でも通用する音です。耳に刺さらない優しい音色ですが、『ただ古臭く籠っただけ」では決してなく十分クリアさもあります。スケール感・迫力も申し分なく、大型BOXとフィックスドエッジ25cmアルニコユニットの出す軽く弾む重低音は、今の時代の下手なコンパクトスピーカーも顔負けです。音の厚み・押し出し感やしっとりとした安定感がありながらもレスポンス良く軽快に弾むユニット、また心地よく豊かに響くBOX等々、スピーカーシステムとしてのバランスが非常に取れているように感じます。
残念ながらセパレートステレオも1970年代半ばの衰退期になると、とりあえず大きなBOXにウーファーは貧弱な磁気回路の20cm径程度のもので「鳴りっぷりは良いけどモワーンと曇った眠たい音色だなぁ」的なモデルもあり、単品ステレオ全盛期突入時期と重なったのも災いし、その頃の単品スピーカーに比べると明らかにショボさが目立つポジションですが、本機はそれらとは全くの別物で、当時のCOLUMBIA設計陣が本気で聴き込んで造り込んだなぁと今聴いても感じさせる音です。「1960年代の国産スピーカーなんてどれもナローで籠っただけでタダでもいらない」という方もいらっしゃると思いますが、COLUMBIA・VICTOR・TRIO・PIONEERあたりのこういったスピーカー、なかなか魅力的なモデルが多いですよ。 - เพลง
めっちゃ良い音ですね。選曲もまた素晴らしい👏
はじめましてこんばんは。コメントありがとうございます。
ありがとうございます。「綺麗に鳴る」というよりは「そのまままっすぐ前に向かって歌う」ような鳴り方をするスピーカーです。
今の時代のトレンドとは違いますが、これはこれで今でも通用する味わい深い音色だと思っております。
素晴らしいです🔥
はじめまして。コメントならびにご感想ありがとうございます。
ワイドレンジではないのかもしれませんが、音が前へ出てくる『押出し感』があり気に入っております。
@@retro-minor-speakers 様、チャンネル登録させていただきます😃🎶👍様々なスピーカー、ユニットが聴けてとても勉強になります😃よろしくお願いします
@@user-ns6gm2fr9s ありがとうございます。私も登録させていただいております😌
そう言っていただけますと嬉しいです。決してHi-Fiな音色ではないモデルの動画もたくさんありますが、(言い訳ぽくもありますが)そのモデルの雰囲気が伝わりますと幸いです。
このスピーカーはやはり良い音です。音が素直に前に出てきていると思います。この歌好きです。歌謡曲では黛ジュンさんの「雲にのりたい」も。TVの歌番組をかぶり付いて見ていた頃で、この頃は我が家もカラーテレビになっていました。
私も同じ様に感じました。大口径ユニットや大型のBOXスピーカーでもモノによっては箱やユニット自体に音がまとわりついてモゴモゴしたものもありますが、本機は温かみはきちんと併せ持った上で全音域で音離れが良いです。(ELKのギターアンプに使われていた事実を知ってしまったのもありますが)本当にPAスピーカーの様に明るい音色で音離れもしっかりありつつ、あくまで家庭のステレオ用の温かい音づくりでそのバランスが好印象でした。
雲にのりたいも素敵な曲ですよね!また今4Kテレビが8Kになったところでそこまで大きな感動もないのですが、白黒からカラーに変わった時は、それとは比較にならないくらい大きな事だったんだろうなと思います。
THE YELLOW MONKEYの吉井和哉のカバーアルバムで知った曲です。これが原曲だったんですね。
この動画のおかげで、無理にロック調にアレンジしたりせずストレートにカバーしてたんだな、ということがよくわかりました。原曲へのリスペクトに溢れたカバーだったんだなと。
如何にも旧型のオーディオ機器の音ですね。懐かしく聞かせていただきました。
はじめまして、コメントありがとうございます。
現代のスピーカーの突き抜けるようなワイドレンジ感は当然出せないものの、こういったスピーカーを聴くとホッとします。聴く度に色々考えさせてくれる良き相棒です。
レトロ、オールディーズなどの響き、私は心ウキウキ、ワクワクします。弘田三枝子、中尾ミエ、田辺靖雄・九重佑三子等など弾ける様な歌声が鮮やかに蘇って来ます。セパレートステレオは、当時の金持ち家庭のステータス!?私は、簡易型レコードプレーヤでソノシートかドーナツ盤をかけるのがやっと、LP盤は高嶺の花でした。しかし、何故かSP盤は、数十枚有りました。雑音(シャーとかプツンプツンとか)が良き思い出!!
「アップロード」ゆっくりと楽しませて頂きます。ありがとうございました。
はじめまして、コメントありがとうございます。
当時の曲を同じ時代のスピーカーで聴くとしっくりハマりますね。また私個人的には当時お使いだったそういった小型電蓄や卓上ステレオも大好きです。どれも今の製品には出せない味がありますよね。ポータブルレコードプレーヤーでも当時のものは細かな部分の造りまで温かみ、人間味が感じられるものが多いです。
アンサンブルステレオも出始めは当然高価なものだったはずですが、逆に本機の時代、アンサンブルステレオがなくなる前の頃は、内蔵スピーカーは16cmフルレンジ二発等の比較的小型でリーズナブルなものもあった中、本機はまさに大型アンサンブルステレオに匹敵するユニットを積みなお且つ当時最新のセパレート型、かなり高級モデルだったんだろうなと思います。
こちらこそご視聴ありがとうございます。
ご丁寧な返信、ありがとうございます。語彙力が不足な、私の思いを語って頂きまして、感謝です!!
重ねて重ねて、ありがとうございます。
@@retro-minor-speakers
当時はTVも家具調のデザインの和風の愛称?で宣伝されていました。
電蓄がセパレートステレオに移行していた時代のなつかしい音響です。
ミコちゃんとしてはデビューした時よりも時代をさかのぼった様な曲に成りました。
最近の住宅事情からは無理なスピーカーですね。
本当に羨ましい。
DENONは好きでした。
本当に良い音ですね。
はじめまして、コメントありがとうございます。
今は別の部屋にありますが、フィックスドエッジで張り気味のコーンで能率も高めですので、小音量(カフェで流れているBGMくらいの音量)でも明るく豊かに響いて全く問題なく使えますよ😌
こういったステレオセットのスピーカー、「しょぼい」という偏見があるのかさほど人気もなくお手頃ですので、音がお好みでしたらおススメです。1960年代のものはメーカー問わず特におススメです。ネットワークもシンプルですので、もし高域ユニット用のコンデンサが死んでいてもamazon等で1000円程で代用コンデンサがありますので、それと付け替えるだけで当時の音が蘇ります。状態が良さそうな個体(サランネットが破れていない・本体も傷はあってもまずまずしっかりしているetc)があれば是非一度お試しください。
良い音質でした。
ありがとうございます。
ここ最近このような無名レトロスピーカーに魅了されており、動画越しですが少しでも雰囲気が伝わりましたら嬉しいです。
なんでも,最新の最高級機器で聴けば良い、というものではない。時代の音,というのがあると思います。
おっしゃる通りです。個人的にはその中でも特にスピーカーが、一番当時の音を出してくれるなぁと感じます。
パイオニアの古いベルト.ドライブ,レコード.プレイヤー。
真空管2A3 シングルあたりでドライブすると,良さそうに思います。
こういうレトロながらしっかりしたオーデイオで弘田三枝子を聞いたら堪りませんね、わがまま言ってすいませんが若しよろしければ他にも伊東ゆかり、西田佐知子等も聞きたいです。
良く響くのですが、それが不快な箱鳴りとは違うものでとても心地よく鳴ってくれます。
伊東ゆかりさんは一曲『恋する瞳』がありますのでもしよろしければご覧ください。
>>th-cam.com/video/GqYVyyz2bSY/w-d-xo.htmlsi=tQzxVy0LpRHkTRF0
このスピーカー、撮影時は整備直後の実家でだったのですが、今は我が家のリビングに置いており小さな子供もいるため、なかなか以前のこのような無音空間で再生・撮影しづらいのですが、機会がありましたら西田佐知子さんの曲もアップいたしますね。
第一次セパレートステレオ時代の音ですね。
ゆったり余裕のある箱容積で内部反響や箱鳴りを利用して残響感を活かした音造りです。
和式の反響の少ない部屋で鳴らすには最適な音響装置でした。
逆に反響や残響の多い洋式の部屋では解像度の不足したBGM的な音質に感じます。
でも、真空管アンプで鳴らして静かにゆったり楽しむには良い音響装置ですね。
レトロな響きに乾杯しましょう。♥ !(^^)!
こんばんはご無沙汰しております。
おっしゃるように残響の多い部屋ではお互い災いして響き過多になってしまいそうですよね。ところで以前のオーディオをかじり出した頃の私は、板も分厚く強固で無駄な響きのない高剛性BOXこそHi-Fiと思っていた時期もありまして、でも最近はこのようなよく響き渡るBOXの味わいにもうっとりほっこりするようになってきました。おっしゃるように音を吸収しやすい和室ではこのような積極的に響かす設計がしっくりきそうですよね。動画の部屋も洋室ではなく台はテーブルですが、床全面カーペットでして、それらもちょうど良い具合にマッチしているのかもしれません。
いや~出だしなど弾んだ音質で実に良い音だな~‼️
相当古いけど現役で大切にされてるんですね。
音源が古いので単純に比較は出来ませんが、
今のオーディオセットに負けてませんね‼️
はじめまして、コメントありがとうございます。
ありがとうございます。デザイン、状態の良さに一目惚れで入手し、鳴らせば響き方も心地よくて手放せないスピーカーです。
昔の曲だけでなく今の曲もスムーズに心地よく鳴らしてくれるので十分日常で使えますし、現行モデルで59年後に問題なく正常に鳴るスピーカーがどれほどあるのか等々…鳴らしながらいつも色々考えさせられます。
ソースは?アンプは?
教えてください。
はじめまして。コメントありがとうございます。
実を申しますと音源はiTunesで購入したAACファイル、それをWindows10のノートPCでiTunesで再生したものをUSB接続で出力し、アンプは4000円程のNS-01Gという手のひらデジタルアンプです。
ただしプレーヤーやアンプの出力側は一切何も触っていないストレート出力です。
それでこれですので、レコードと真空管アンプを組み合わせるとさらに魅惑の音色が聴けそうです。