転寝、夏至

昔住んでいた家の両親の寝室はかなり広かった。
そして風通しがよく、夏の暑さを留まらせることはなかった。
僕は一人あの部屋で寝そべり、冷房はかけずに転寝していた。
もう味わうことのできない幻想のように頭に住みついている。
夏の風、生ぬるい風を運ぶだけの扇風機、嫌でも聞こえる蝉の音、公園ではぐ子供の笑い声、あの夏に憑りつかれている。
そしてこの愛おしいものも僕の歳とともに消えていく。
使われている音はすべてギターです。
十数種類の音を重ねて作られています。

[@makoto498]

夏の裏側を 表現 させてくれる いい曲です

[@nlnt5568]

コメントありがとうございます。
｢夏の裏側｣とても綺麗なお言葉です。