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質問です。物語の面白さとは「こうなって欲しい」が叶う話、イコール「間違いが正される話」とされていましたが、この「間違い」について理解が追いついていません。「プラダ」の「間違い」は次のうちどれでしょうか①鬼編集長に負けそうになること②主人公の鬼編集長への理解③仕事優先の生き方(友人や同僚との関係から判断)主人公の間違いが正される話こそ物語だというのが今まで本で読んできた説明でしたが、感情移入について読者目線で語られたこれまでの動画を見て以来、ずっと考えていました。
これまで勉強してきた脚本術では、主人公が成長するのは②か③になるかと思います。ただ、これまで当チャンネルで語られてきた感情移入、特に物語の前半での面白さは①なのかなと思い、この辺りの統合が出来ればなと考えています。よろしくお願いします。
この映画で主人公の間違いが表面化してくるのは中盤からです。それまではミッションクリアの戦いだけで引っ張っていく感じで。だから主人公の抱える間違いは「③仕事優先の生き方」このとらえ方でいいと思います。前半は鬼編集長のミッションをクリアしていく戦いの方が目立っていて、観客も「こんなひどい編集長なんかに負けるな」という願望だけでこの前半の戦いを見守って。中盤あたりからアンディの間違いがじわじわと表面化してきます。アンディは天上界の華やかな暮らしと引き換えに自分のプライベートを失ってしまいます。こうした姿を見せられた観客は「本当にこれでいいのか」と不安になって、願望もこっち方面に切り替わってきます。そして最後は自分の進むべき道を見つけて間違いは正されます。前半はミッションクリアの戦いがメイン。後半からは間違いが正される話が本格化してくる。この映画はそういうタイプですね。だからとくに前半部分はストーリーよりも「題材・テンポ・キャラクター」が力を発揮しています。
ストーリーにもキャラにも裏と表やな!
質問です。物語の面白さとは「こうなって欲しい」が叶う話、イコール「間違いが正される話」とされていましたが、この「間違い」について理解が追いついていません。
「プラダ」の「間違い」は次のうちどれでしょうか
①鬼編集長に負けそうになること
②主人公の鬼編集長への理解
③仕事優先の生き方(友人や同僚との関係から判断)
主人公の間違いが正される話こそ物語だというのが今まで本で読んできた説明でしたが、感情移入について読者目線で語られたこれまでの動画を見て以来、ずっと考えていました。
これまで勉強してきた脚本術では、主人公が成長するのは②か③になるかと思います。ただ、これまで当チャンネルで語られてきた感情移入、特に物語の前半での面白さは①なのかなと思い、この辺りの統合が出来ればなと考えています。よろしくお願いします。
この映画で主人公の間違いが表面化してくるのは中盤からです。それまではミッションクリアの戦いだけで引っ張っていく感じで。
だから主人公の抱える間違いは「③仕事優先の生き方」このとらえ方でいいと思います。
前半は鬼編集長のミッションをクリアしていく戦いの方が目立っていて、観客も「こんなひどい編集長なんかに負けるな」という願望だけでこの前半の戦いを見守って。
中盤あたりからアンディの間違いがじわじわと表面化してきます。アンディは天上界の華やかな暮らしと引き換えに自分のプライベートを失ってしまいます。こうした姿を見せられた観客は「本当にこれでいいのか」と不安になって、願望もこっち方面に切り替わってきます。
そして最後は自分の進むべき道を見つけて間違いは正されます。
前半はミッションクリアの戦いがメイン。後半からは間違いが正される話が本格化してくる。この映画はそういうタイプですね。だからとくに前半部分はストーリーよりも「題材・テンポ・キャラクター」が力を発揮しています。
ストーリーにもキャラにも裏と表やな!