大学キャンパスに10万匹のミツバチ 女子大学生が養蜂に取り組むワケ「虫も得意じゃなくて怖かったけど…」

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  • เผยแพร่เมื่อ 17 ต.ค. 2024
  • 大学のキャンパス内で養蜂活動に取り組み、集めたはちみつの販売まで行う女子大学生がいます。大学で養蜂ができるのは豊かな自然があるからだと話す彼女たちがつくるはちみつとは。キャンパス内で「採蜜」黄金色に透き通ったはちみつ。ヨーグルトやパンとの相性も良く毎日の食卓に欠かせないという人も多いのではないでしょうか。実は、仙台市青葉区にある宮城学院女子大学のキャンパス内でも「はちみつ」がつくられています。「水の森自然休養林」と呼ばれる場所に8箱の巣箱が設置され、およそ10万匹のセイヨウミツバチが周辺の多様な植物から蜜を集めています。7月13日。7人の学生が養蜂家のアドバイスを受けながら、はちみつの収穫=「採蜜(さいみつ)」をしました。事業メンバーのひとり宮城学院女子大学3年生の菅原実来さんです。宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
    「最初はもちろん怖くて、虫も得意なわけではないので。今はかわいいですね、元気に生きていてほしいって思います」作業では巣箱から取り出した巣の板を「遠心分離機」にかけてはちみつを集めていきます。菅原さん、さっそく味を確かめます。養蜂家が大学生に期待することは…宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
    「さらっとしています。いつもより濃さがないというか。食べやすい感じがします」この日、採れたはちみつはおよそ8キロ。この後外部で、販売のための瓶詰めを行ってもらうということです。宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
    「生産から販売までできるというところに魅力を感じていて、そもそもはちみつを生産しないとどうにもならない(販売に至らない)っていうところが、責任を感じている」サポートする養蜂家も学生たちの取り組みは自然を守ることにつながると期待を寄せます。養蜂家 渡邉誠さん:
    「学生は楽しんでやっているからうれしい。自然は循環社会ですから、ミツバチが花が咲いているところに行って受粉をして種ができる。自然を守るという観点で大切なことだと思います」この養蜂活動は、宮城学院女子大学で2019年から行われていて、大学でのこうした取り組みは東北で唯一だということです。現在、20人の学生が参加しています。毎週メンバーが交代しながら養蜂を行うため、情報共有にも力を入れています。百貨店で販売へ、"プレゼン"も入念に学生たちは巣箱の状況などを共有するために週に一度、ミーティングを行っています。はちみつを販売する際に商品の魅力をしっかり伝えることができるよう水の森自然休養林の豊かな自然環境や、その価値についてまとめたプレゼンも行い自分たちの取り組みについて客観的に見つめ直します。宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
    「毎週必ず全員が養蜂作業をするわけではないので情報共有をするとスムーズにいくので大事だと思います」7月20日。菅原さんたちは仙台市内の百貨店のスペースを借りてはちみつの販売を行いました。今回販売するのは、サクラなど花の蜜が多く甘みが強い2024年の春に採れたはちみつと、草木の蜜が多いすっきりとした甘さが特徴の初夏のはちみつです。買い物客にそれぞれの味の特徴を丁寧に説明します。購入した人:
    「色々活動しているんだなと思って興味がわきました。そのまま食べてみたいですね、ひとつひとつの味を確かめて」
    「暑いなか大変だと思いますけど、こういった自然(を守る)取り組みを頑張ってもらえれば」「はちみつを採るだけじゃない」そのワケは宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
    「応援してるよっていう声をすごいいただいて励みになります。一言でいうと達成感。商品を手に取ってもらって笑顔になっていただいた時にはうれしい」菅原さんたちは、はちみつの生産から販売まで取り組むことで、貴重な自然を守っていくことにつなげていきたいと話します。宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
    「はちみつを採るためにも周りの自然は大切ですし、私たちが生活する中でも自然は壊さないようにした方がいいと思うので、はちみつを採るだけではなくて、自分たちが生活する中でも自然の保全活動はやっていきたい」また、宮城学院女子大では「ミツロウ」を利用したカヌレの生産にも取り組んでいます。「ミツロウ」とはミツバチが巣をつくるために分泌するロウのことで、商品にする際には不純物となるため、煮だした後にろ過を繰り返して取り除きます。このミツロウを利用してつくられたカヌレは、はちみつとともに販売され多くの人に宮城学院女子大学の養蜂の活動を知ってもらうきっかけとなっていました。彼女たちの養蜂への取り組みはおいしいはちみつをつくることだけでなく、自然を守ったり、その過程の中で無駄なものを出さないというSDGsにもつながっています。
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