日本人の心象風景を揺さぶる、柳田國男唯一無二の書とは?【柳田國男『遠野物語』徹底解説】
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- เผยแพร่เมื่อ 25 ก.ค. 2024
- 柳田國男の著作において、唯一無二といえる『遠野物語』。
民俗学者になっていく柳田國男の軌跡を追いながら、『遠野物語』「唯一無二」の理由を映像で紐解いています。
#民俗学 #山人 #遠野
00:00 「遠野物語」と柳田國男
00:29 遠野の地理
01:13 特徴①_柳田國男、唯一の聞き書き集
01:34 佐々木喜善との出会い
02:28 「遠野物語」題目
02:56 「遠野物語」第15話
04:32 特徴②_文体、三島由紀夫の評価
05:14 オクナイサマ、オシラサマ、ゴンゲサマ
06:13 ザシキワラシ、天狗、雪女、鹿、狐、狼
06:27 特徴③_世界観
07:17 「遠野物語」第55話、第11話の一部
08:03 第55話、第11話解説
08:51 特徴④_話が未分類であること
09:07 「遠野物語」第99話
11:45 第99話解説
12:16 特徴⑤_固有名詞の記載、柳田の本当の目的
12:50 柳田の略歴
13:25 B面
13:59 宮崎・椎葉村との出会い
14:27 論文内容の変化
14:49 序文_平地人を戦慄せしめよ
15:11 山人
15:48 特徴⑥_アイヌ語との関連性を示す地名注釈
15:56 特徴⑦_「山男」「山女」の話の割合
16:07 序文解説、「山人実在論」としての「遠野物語」
16:38 「遠野物語」第3話
17:42 「山の人生」へ
17:57 常民
18:12 「遠野物語」への評価_芥川龍之介、井伏鱒二、三島由紀夫
18:20 「遠野物語」への批判_井上やすしなど
19:53 まとめ:「遠野物語」に対する柳田の言葉
(定本)
dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7...
(引用)
663highland, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
www.town.fukusaki.hyogo.jp/000...
www.town.fukusaki.hyogo.jp/000...
digitalcollections.nypl.org/i...
www.aozora.gr.jp/cards/001566...
(参考文献)
赤坂憲雄、三浦祐之「列島語り 出雲・遠野・風土記」青土社, 2017
石井正己「『遠野物語』へのご招待」三弥井書店, 2010
石井正己「NHK「100分de名著ブックス 柳田国男 遠野物語」NHK出版, 2016
井上ひさし「新訳 遠野物語」新潮社, 1980
大塚英志「怪談前夜 柳田民俗学と自然主義」 KADOKAWA/角川学芸出版, 2007
大塚英志「社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門」 KADOKAWA/角川学芸出版, 2014
大塚英志「「捨て子」たちの民俗学 小泉八雲と柳田國男」 KADOKAWA/角川学芸出版, 2006
小熊英二「アウトテイクス 小熊英二論文集」慶應義塾大学出版会, 2015
柄谷行人「遊動論 柳田国男と山人」文春新書, 2014
河出書房新社編集部「柳田國男 民俗学の創始者」河出書房新社, 2014
後藤総一郎監修 遠野常民大学編著「注釈 遠野物語」筑摩書房, 1997
高木昌史 「グリム童話と日本昔話―比較民話の世界」三弥井書店, 2015
遠野物語研究所編集「『遠野物語』の誕生―『遠野物語』の道を歩くー」岩田書院, 2008
野村純一ほか編集「遠野物語小事典」ぎょうせい, 1992
三浦祐之・赤坂憲雄「遠野物語へようこそ」筑摩書房, 2010
南方熊楠・柳田國男・折口信夫・宮本常一著「日本文学全集14 南方熊楠・柳田國男・折口信夫・宮本常一」河出書房新社, 2015
吉本隆明「吉本隆明全集21 1984-1987」晶文社, 2020
易経といい、これといい
質的に他の数多のTH-camと隔絶してます。素晴らしいです。
他の方も仰られてましたが、更新回数よりも質で凌駕する貴女の路線を継続されますよう、
これからも期待致します
とても励みになるお言葉をどうもありがとうございます!
そのほかの動画も同じクオリティで制作しておりますので、ご視聴いただけますことを楽しみにしております。
皆様に良いと思っていただける動画をアップロードしてまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします☺
お返事ありがとうございます
座学として書を読み、実践(占 )として貴女が薦めるコイン占いをやってみます
若い研究者なのか深堀しているわりには、わかりやすく核心をついておられる。頭が下がります。50年前の高2で遠野物語を読まなければ、今の私の人生は全く違ったものになったことでしょう。10代から20代前半に遠野の山野に分け入り、村々を散策し遠野物語に出てくる登場人物のお孫さんに話を聞くなどした思い出は今でも鮮明に残っています。
時代とともに失われたものもあると思いますので、投稿者様のご経験は非常に貴重なものですね。
コメントいただき、どうもありがとうございます。とても励みになります。
遠野でのお話しを是非伺いたいものです。
@@sumire358 10代最後の夏に遠野へ。書を片手に町々(土淵 青笹 上郷 綾織 附馬牛 松崎)を徒歩で巡る。歩いていると後方から来た車が止まり、「おめえさ どこさ行く?」と聞かれる。私が「遠野物語の舞台の何々の舘の跡に行きたいんです」と言うと、「連れてってやるから乗ってけ」とおっしゃるので厚かましくも遠慮なく助手席に乗り込む。道すがら「何処から来た?」とか「何日いるのか?」とか世間話をしながら目的地へ。「此処がそうだ!」とひとしきり説明されてから、「自分の家はすぐそこだから上がって行け!」言われお宅にお邪魔して、これも厚かましく色々ご馳走になりました。そこを辞して次の目的地へ向かって歩いていると、また別の車が止まりその日は同様なことが数回繰り返され、都会人には考えられないような旅人に優しいところやなあ。と感激したことを思い出します。その後何十回訪れたことか。関西からは遠いですが、遠野が縁で結婚し子連れで早池峰や六角牛山にも登り。座敷童子(ホントに居たんです)に驚かされたり、知人が狐に化かされたり、博物館での展示品が一夜で並ぶ順番が入れ替わってしまう等々、不思議な体験も今思えば懐かしく青春時代は遠野にあったような気がします。
@@tmima1956 さま、貴重な経験をありがとうございます。その親切にされたご経験や、お聴きになられたお話、座敷童子や不思議なご体験を、是非、書き残してください。もっとお伺いしたく思います。また、ほんの少し以前の日本の姿を伝えるものにもなると思うのです。
@@tmima1956 自分は、縁あって岩手北部(座敷童ゆかりの温泉地に隣接した地域)から、大阪に来ました。
そして、これも何かの因果か、遠野南部氏の祖とも言われる「南部師行(もろゆき)公」と、その配下100騎が祀られている神社の在る区に住んでます。
南北朝時代まで、さかのぼると北東北と関西の繋がりが分かりますよ。
読み聞かせてもらうと、古い文体が心地良いのですが、自分が読むとなかなか難しいものでした。ご存知だと思いますが、宮本常一さんの山に生きる人々だったかな、文庫本で読みましたが、興味深かったです。かっては、遠野だけでなく、私は、小学一年で、田舎に引っ越したとき、すごくカルチャーショックでした。鬱蒼とした薄暗い森に囲まれた神社や、古い家や路地とか、妖怪がでそうに感じました。いまや、その故郷も、区画整理され、道路が通り、ハウジングメーカー仕様の家にかわって、幼心に感じた、おどろおどろしさは、消え去りました。正直いって、必要以上な開発はしないでほしいなあと思います。
深く研究されているのにわかりやすい解説。映像がきれいで資料も十分。ナレーションも心に染み入る。こんなに質の高い動画は見たことがありません、最高の作品です。遠野物語を読み返してみたくなりました。
温かいコメントをどうもありがとうございます。
非常に励みになります。
ほかの動画もアップしてまいりますので、またご視聴いただけますと幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします☺
内容はもちろん良いし、曲のセンスがいい。20分あたりで流れる曲が心地よくて気になる
小学校時代に初めて読んだ遠野物語。あの衝撃は、齢68歳の今も心の中に生きています。
動画の構成、ヴィジュアル、語り口、共にとても素晴らしく、いたく感銘を受けました。これからも頑張って下さいね♪
構成も音楽も、語り声も、すべてにとても完成度高い動画(作品)です。よい時間が過ごせました、他もみますね^ ^
中学1年の時に岩波文庫の「遠野物語・山の人生」を読んで、涙が出るほど感動しました。柳田は「遠野物語」は文学と言っていいだろうと述べていますが、序文の美しさは比類がありません。
早池峰、六角牛山、石上山には登ってみたいと思いつつ未登頂です。
「収奪」という言葉に井上ひさしらしい反骨精神が現われているなと思いました。また投稿者さんもたくさん読書をされていて、本当にすごいなと思いました。
遠野物語を読んだことはないのですが、とても分かりやすくておもしろかったです。
怖い話を話しているときの黄色い顔の表情がかわいいです。
こちらにも温かいコメントをありがとうございます!
黄色い顔へのご指摘、初めてでうれしいです^ ^
私の出所は描かれる側に近い。祖母から不思議な明晰夢の話をよく聞いたし、近くの山の滝の上には半分フクロウ、半分人間の神様が住んでいると聞かされながら育った。成人してから早朝に少しだけ山に入りニホンカモシカに遭遇したときには、目が合うと体が緊張し、集中のためか周りの景色がぼんやりして耳がうっすら遠くなり、周囲から世界が隔離されたような不思議な異世界感を得た。あのような感覚が日常のそばにあることが、おそらく日本の山里の世界観形成に寄与していたのだと思う。柳田氏の本作は、もちろん存在は知っていたが読んだことがなく(なぜか手が伸びなかったのは井上ひさし氏の思いと似たものがあるのかもしれません)、内容が気にはなっておりましたので、こちらで原文と解説を聞けて、とても有難く思います。映像も美しいですね。
『遠野物語』そのものなご経験を重ねてこられたのですね。
貴重なお話、そしてコメントくださり御礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします☺
かなり以前に一度遠野物語を読んだ事があり、非常に不思議なインパクトを受けました。動画を拝見し、その時受けたインパクトが何であったのかが端的な言葉で説明されていて、改めて遠野物語への興味が深まりました。有難うございました。また読んでみようと思います。
貴重なコメントをどうもありがとうございます。再読のきっかけになれたとしたら、とてもうれしいです☺
遠野物語好きなんで動画にしてくれて嬉しいです。
コメントありがとうございます。
お喜びいただけて、よかったです☺
今週末、
花巻や遠野を訪れる予定です。
その前に この動画を視聴できたのも、
何かのご縁かもしれませんね。
遠野の“続石”で赤黒い肌をした
“アカベコ人間”と再び出逢えるかな?
ありがとうございました🐊
こんにちは。とても魅力的な動画をありがとうございます!文語体の表現とても惹かれます。「遠野物語」遠い昔から様々な経験を、説明できない出来事を物語という形で昇華させ語り継いできたのですね✨誰かが語り聞く人がいて書く人が又残す...そうやって連綿と繰り返されて「遠い昔の今日」が私達のそばにあり続ける事がとても素敵だなぁと思いました✨✨
温かいコメントをどうもありがとうございます!
投稿者様の感性がとても素敵だと感じました😳
これからもどうぞよろしくお願いいたします💫
私の家は青森県の南部地方なのですが、母の実家にはオシラサマとゴンゲサマお祀りしてますね。このゴンゲサマの前でお神楽を舞うと持っている扇が勝手にヒラヒラと宙を舞う事があるそうですよ。子供の頃に聞いた話ですが。
ゴンゲサマもお神楽を楽しまれているのでしょうか…😳
貴重なコメントをくださり、どうもありがとうございます!
今でも変わらない不思議な存在に触れられたようでとても豊かな気持ちになりました。
岩手県で座敷童が出る宿は二戸市金田一の緑風荘と盛岡市の菅原別館。
緑風荘には歴史上の有名人が多く訪れています。携帯で写真を撮るとオーブが写ることもあります。
私の子供は枕返しのいたずらをされましたし、私も触っていないのに動くおもちゃを見ました。☺
コメント、そして貴重な情報をどうもありがとうございます。
いつか行ってみたいです☺
FloatingStoriesさんの「先祖の話」を見てチャンネル登録したら、直ぐこの「遠野物語」がお勧めに上がって視聴しました。凝りに凝った映像と独自の解説が素晴らしいです。「遠野物語」も「先祖の話」も読んではいませんが、近々読もうと思います。群を抜くコンテンツです。このような優れた動画が現れるのがyoutubeの醍醐味だと思います。(1年前ではありますが)アップして戴きありがとうございます。
貴重なコメントをどうもありがとうございます!とても励みになります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします☺
初コメデス。オカルト好きの自分が全く手を付けてなかった遠野物語。今この動画を観て改めて読んでみたくなりました!動画の内容が凄くわかりやすくて良かったと思います。この令和の時代に遠野物語全編実写映画化とかアニメ化とかしたらヒットしないかな?長文失礼
遠野物語の解説動画がないかなと検索してここに辿り着きました。いくつかの別の遠野物語解説を見ましたがダントツに面白く柳田自身の出身についても触れ、物語解説を含め全体に「魔的な感じ」がでていて、柳田への批判も紹介されバランスがいい。とても勉強になりました。ありがとうございます。
「魔的な感じ」うれしいです!
いただいたご感想、とても励みになります。
こちらこそどうもありがとうございます。
またほかの動画もお楽しみいただけますと幸いです☺
大変興味深いお話、ありがとうございます。
こちらこそ、コメントいただきどうもありがとうございます。
楽しんでいただけたらよかったです☺
丁度遠野物語に興味が湧き視聴させて頂きました。とても面白かったです。
面白く視聴いただけたとのこと、よかったです! これからもどうぞよろしくお願いいたします。
内容も語り口も声色もいい
激オモロ動画
ありがとうございます! めっちゃうれしいです。
共感して、勉強になった点に感謝しております。お礼がてら、一つ小ネタを申し上げますと、この本に最初に反応した文学者は泉鏡花だったらしいですね。鏡花の感想として、近ごろ近ごろ、珍しき書物を見たり!と言う書き出しを覚えています。少部数の初版本を贈られた礼状だったか、発表された文章だったか、忘れてしまいましたが、この書き出しと、柳田先生の、最初に反応してくれたのは泉鏡花さん と言う文章は良く覚えています。
コメント、また貴重な情報をどうもありがとうございます! とても励みになります。
確かに、泉鏡花の世界観と「遠野物語」は響き合うものがありますね。当初は爆発的な人気とまではいかなかった「遠野物語」、鏡花の反応は柳田翁にとってうれしいものだったろうと想像します。
とても面白かったです!
遠野の隣の市出身なのですが、近所には遠野の語り部の有名なおばあちゃんがいて昔話とかも身近でなつかしく思いました。
コメントありがとうございます。
語り部のおばあさまを身近にいらしたとのこと、非常に貴重な経験でいらっしゃいますね。
お楽しみいただけてうれしく思います☺
わかりやすかった。個人的に声が好きです。
古い文体で書いた方がオカルト的な印象が萌えて更にエモいっすもんね。
大好きなチャンネルです
ありがとうございます! うれしいです。
ありがとうございました。
こういう「お若いのにすばらしい研究者さん」に 一期一会のように出会えるのが、TH-camの面白いところだよねー。
コメントありがとうございます! 恐れ多いです…
ぜひ今後とも、見ていただけますと幸いです😄
落ち着いた語り口でとても聞きやすかったです。これから他の動画も見ます。黄色い顔の表情も可愛くて良いと思います。
温かいご感想をどうもありがとうございます!
他の動画も見ていただけるとのこと、とてもうれしいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
18年ほど前に合宿免許で遠野に行きました(雪道講習の受けれる合宿だったので行きました)
ジンギスカンが日常的に食べられてたり、東北大の馬術部の方々が馬の世話と免許取得を合わせて体験にきてました
私の泊まったところは農泊させて頂いた農家とたかむろ水光園で、座敷童のいるところでした
たかむろ水光園から歩いて行ける距離にデンデラ野があり、その更に奥に佐々木さんの生家が残されてました
(そこに行った話をしたら大学の後輩に血縁の方がいました)
カッパ淵や伝承園、色々のものが残されているいいところでした
ジンギスカンまた食べたいです
ありがとうございます!
こちらこそSuper Thanksをどうもありがとうございます!🙇♀
今後の動画制作にあてさせていただければと思います☺
重ねて御礼申し上げます。
遠野物語の火事を予見する人の話が好きです😊
津波で亡くなった妻に夜の浜で出会った男性の子孫が、東北大震災の後でテレビの取材を受けておられました。男性のお墓も映されていて「現在の事実なり」という一文を思い出しました
なかなか面白い解説でした🖐️
古本屋で購入した、井上ひさし著 新釈遠野物語を読んで大感動。その後、原作柳田版を読んで、今でも度々読み返すほど大好きです。
90年代にTVの深夜映画で見た洋画が、遠野物語と同じ、若い女性が馬を愛していて、結局愛馬に乗って駆け落ちだか心中だか、人間よりも馬を選んだというストーリーでした。人間と馬って結婚心中出来るのか?と若かりし自分には不思議でならなかったのだけど、後に遠野物語を読んで腑に落ちたり。
遠野物語は民族学でもあり小説でもあり、ですね。実際、現実は小説より奇なり、だと思うこともしばしばです。その時代地域それぞれの人間の営みに思いを巡らせる楽しみ。様々な読書を重ねても遠野物語を思い出します。素晴らしいTH-cam番組ありがとうございます。チャンネル登録しました。
BGMが声と重なって折角の内容が聞き取りにくかったです。(´;ω;`)
面白すぎて登録しました!
ありがとうございます!
とても励みになります☺
どうぞ他の動画もお楽しみくださいませ。
とってもおもしろかったです!
一度読んだ事があります。不思議な事に文語体も旧仮名遣いも全く苦にならず、後半ソレが変わっていったと記憶しますが、やや物足りないくらいでした。
たまに日本や世界の妖怪などをテーマにイラストを描いています。
水木しげるも好きで読むことがありますが、遠野物語はまだ触れたことがありませんでした。最近創作活動を休んでいるので、古い言葉遣いは苦手ですが読んで刺激を受けてみようと思います。
丁寧で落ち着いた解説が聞きやすく分かりやすかったです。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
妖怪のイラストを描かれているとのこと、今回の動画が何らかの養分になっていることを想像するととてもうれしいです。
こちらこそ、ご視聴いただきどうもありがとうございました。
「遠野郷の子女にして、年々さらわれていくものあり~特に子女に多し」(うろおぼえ)というものですよね。個人的な興味で日本文化を調べていくうちにしりました。文化人類学とは違う、民間信仰からの「日本民俗学」(うちの中では、これ別分野になるんやね?と思うてます)という分野を生み出したことに衝撃を受けました。
山人と、忍者の祖先の一つともいわれるサンカとの関連性も謎です。
東野物語。これからの生き方に必要なそんな貴方様のメッセージを強く受け取れました❤
昔読んだので記憶はあいまいですが、幕末に近いころ外国船が往来し、海岸の地方では外国人との あい‐の‐こ(ハーフ)多しという記述があったと思いますが、民俗学の前に、歴史学としてこれは事実なのか知りたいと思ってました。
「第14代藩主・南部利剛に水戸藩主・徳川斉昭の三女・明子姫が輿入れした」とwikiに出ていたので、水戸の攘夷思想の影響を受けた南部領に、外国人が寄港し、上陸し、日本人の女性と子を生すことが、果たしてホントにあったのか・・・。
民話とされている話は庶民が事実を口にする事が出来ない話を別なモノに例えたりするうちに、なにか不思議な話になってしまうのではないかと思っています。
当時のその土地の状況や歴史的な事(教えられた歴史は実際と乖離しているかもしれません)を含めて考えないと 何も見えてこない。
遠野はその昔、辺りの鉱山など その道が交差する重要な地域ではなかったか?
現在とは違う賑わいが存在したかも…。すると山男、山女、山母などは鉱山関係の人々? 外国人のような子供というのも、当時は外国の定義が違うのでは?と考えると…。など、考察しています。
オシラサマの馬も実は馬以下の扱いの下男の事、と言う話を聞いた事があります。すると、長者の娘が死んだあと、あの世で一緒にしてやると言って男を殺した話になります。
お伽話や民話とひと口で済まさず、その根底にあるものを考えるのは現在の社会を考える事にも繋がります。
ひいばあちゃんの昔話も登場人物や家ははっきりしてたよ。「かどの鈴木さんちのxxさんが嫁に来たとき」とか「蒲生さんちのおじいさんが山に行ったとき」などだった。狐のお産を手伝ったりとか天狗に遭ってこわい思いをしたとかだったな。遠野物語を読んだとき、昔話ってもともとはこんな風に伝わってきたんかなと思いました。
興味深いコメントをどうもありがとうございます!
曽祖母様との思い出をお持ちなこと、また昔話が受け継がれてきた流れにおられたことが貴重なご経験だと思いました。
お話を聞いて、私もそのように想像しました。
よろしければぜひチャンネル登録いただけますと幸いです☺
他の動画もどうぞお楽しみくださいませ。
学生時代に読んだ遠野物語を懐かしく思い出しました。おっしゃる通り、山の人生と比べると文学的ですが、逆にそこが良いところです。同じ頃に読んだカルロス・カスタネダの著作は1作目のドンファンの教えには体系的な記述部分があったものの、傑作と言われる3作目のイクストランへの旅は完全に文学作品的な構成になっています。民俗学や文化人類学のエッセンスを一般人が味わうには、文学の方が良いのかも知れません。
コメントありがとうございます。
カルロス・カスタネダ、とても興味がわきました。これから読んでみます。
神話や詩、歌謡なども同様なのかもしれません。フィクションやエンタテイメントにして船のように語り継ぐことで、その本質を運び続けるというか。
文面に震えた。柳田國男はすごい。
同感です。
子供の頃吊るされてるオシラサマ見て泣いた記憶 地元の山田町も含まれていたのはしらなかったです また読んでみよう…
コメントありがとうございます! 東北ならではの子ども時代の思い出ですね。山田町(田の浜)の方が登場するお話は「遠野物語」のなかでも非常に印象的なものなので、ぜひ再読ください🙂
台湾に住み原住民に接点と興味を持った事で人類学・民族学などにも興味を持ち、元々の関心だった歴史や心理学とも繋がり、経済など人文ジャンル全般に手を付けるようになりました。柳田は台湾原住民研究にはほとんど手を出していないようですが、当時の他の日本人学者たちの背景を知るためにも柳田は避けては通れないと思い続けるも結局10年触れないまま。
7:17 噂話をどう伝説化するかに地域性が現れると思います。何を肯定し何を否定するか。国分拓「ヤノマミ」では現地人は母親による赤子殺しをさほど躊躇わないし周囲もそれを咎めてはいけない習慣だから母親も隠したり誤魔化す必要が無い。罪悪感が無い訳でもないけど1/2くらいの確率で赤子が殺されているし女たちも幼少期からそれを見慣れているので我々が想像するほどの抵抗も無い。マーヴィンハリスによるとパプア離島では酋長が人口抑制したければ母親に命じて殺させる。いずれも孕んだり生む事自体は罪に問われない。また家族が死んだ時に死者の名を口にせず遺品も徹底的に燃やす習慣か、ミイラにして飾る習慣かも、それら習慣に反する事をせざるを得ない状況下で伝説が作り上げられる確率が高まります。
15:05 日本にも山人と平地人という区別概念があったんですね。もしかしたら江戸時代以前からあったのかもしれない。日本は19世紀末に占領したばかりの台湾で原住民を山地原住民と平地原住民に分け、その名残は今の台湾政府も行政上流用しています。その区別の目的は支配と差別の要素が強く、日本軍の攻撃を特に重点的に受けた山地原住民たちの中に日本人民俗学者たちはよく入って行けたなと思わされます。
コメ欄で文学だからこそ良いと述べている方がいますが俺も同意です。いかにも人類学っぽい論理的考察も普遍性で満たされているけど、文学でなければ実感が伝わってこない面もあります。俺は社会理解には経験とデータと両方のバランスが大事だと、自身の経験から思っています。例えばエマニュエルトッドの家族型論的に特定の集団が男尊女卑なのか年功序列なのか氏族間の繋がりの強弱はどうなのか実感を得たいときに、その地域出身者が無意識に家族間なり部落間の出来事を語るのを通して親族内での位置が地位や権利にどう影響を及ぼしているか具体的に理解する事が出来ます。
大変解りやすく説明されていて柳田國男さんの遠野物語、又著作物を是非読みたくなりました。ありがとうございました🙇
温かいコメント、こちらこそどうもありがとうございます。
とても励みになります🤲
すみません、新田乙蔵についてご存知のことがありましたら、教えていただきたいです!
考察でもなんでもかまいません。お願いします🙇♀️
返信が遅くなりました。申し訳ないのですが、新田乙蔵、乙爺に関しては、あまり深掘りしたことがありません…
参考文献に挙げている本に記載があったように思いますので、ご確認いただけますと幸いです!
日本は八百万の神と共にあり、御精霊と人間が仲良く暮らしていた時代の懐かしい話でしょうか?妖怪や魑魅魍魎も神上げし、敵対せずにその力を借り、大いなる自然を畏怖し災害を避けて謙虚に且つ、賢明な生き方は学ぶことがあるのではないでしょうか。
『遠野物語』・・懐かしいな~。大学生の頃に友人と共に遠野まで行き柳田国男の足跡を
追いかけた。今から50年以上も前の事。
いつも北海道·北東北旅行の最後に寄るのが遠野だったから、岩手県や陸中でなく南部遠野の感覚だな。早池峰山には河原の坊から三度登ったけど、賢治は遠野物語をどう思っていたのかな。荒川高原や貞任高原もすっかり秋だろう。さすがに大出の早池峰神社には観光客もやって来なかったけど、今はどうなんだろう。いわゆる語り部の、むがしあたっずもな……を聴いて、遠野物語に接したと思って終わるのは、炬燵に入って雪景色を見るだけのものだと思う。
みました。ありがとう。
こちらこそ、ご覧いただきどうもありがとうございます🤗
物凄く良い内容だが、音量が不安定なのが、ただただ惜しい。。
教育番組みたいなそうでもない様な不思議な内容ですねTVでは言えない事が興味深く聞くことができました
コメントありがとうございます。
自分の整理も兼ねて制作しているため、どこか教育番組的なところがあるかもしれません。
とはいえ、とは違うようなものにしたいと思っていたので、「そうでもないような」というご感想はとてもうれしいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
遠野物語の映像が見当たりません😢
見たいです
概要欄にURLを掲載いたしました。
ご確認くださいませ!
@@floatingstories8387 ありがとうございます♡
我が子が中学生の時、夏休みの推薦図書で何気に読み、母親である私のほうが夢中になりました。子どもはすでに独立。今は私の本棚に。『寒戸の婆』が印象に残っています。遅ればせで失礼。
コメントありがとうございます。
すてきな思い出ですね。
「寒戸の婆」は私も好きなお話です。神隠し、ということ以上のなんか切ない感じがあるなと思います。
月姫とか蟲師とか現代の漫画、アニメ、ゲームにも大きな影響を与えてるよね。
田所物語も有っても良い
古い日本語が分かりにくく、読み解くのを疲れてしまった。
盆踊りのときに火の玉がすーっと夜空を駆けていった。
あとで聞いたら下駄屋の〇〇さんが亡くなったときだった。
そういえば方角がその家からだった。
ひとだまだったんだねと皆で話した。
こんな話は明治生まれのお婆さんも普通にしてた。東京でも、どこでもあるのだろう。
コメントをどうもありがとうございます!
そんな話が当たり前に出てくる雰囲気での生活がいいですよね。
今も薄れかけていると思いますが、今後さらに加速するのかもと思うと少し寂しくなります。
河童を産んだ話は蛙頭の無頭児の可能性もあるのではと思いました。
「やなぎた」のようです
はい、ありがとうございます。
オクナイサマかわいい😍
見知らぬ女が歩いていたので怪しんで、
襲いかかってブッコロしたとか、
メンタリティの違いにクラクラするような話ばかりで。
(亡父の実家は遠野にあります)
やなぎた。
(しぇんぱぁい....)
残念ながらアイヌのルーツはロシアのアムール川流域の民族です、むしろコロポックル(小人)の伝承が縄文の末裔のエミシでありアイヌ語の地名と言われる大半がエミシの言葉です。何より東北へエミシを追いやったのがアイヌなのです。そして稲作や農業も昨今の研究で縄文時代から始まったもので、縄文人も農耕民族であることが証明されました。つまり縄文と弥生の民族の断絶、入れ替わりはないということです
興味深く拝見したのですが、発音のせいか私の耳のせいか言葉が聴き取りづらいです。
ご指摘いただき、どうもありがとうございます。
私のナレーションと後ろの音楽や効果音のバランスが悪いようで、デバイスによっては聞き取りづらくなっているかもしれません。
大変失礼いたしました。
最近の動画はバランスを整えておりますので、よろしければまたほかの動画もお楽しみいただけますと幸いです。
字幕がなければ鼻にかかった声で聞きにくいです
さらにバックミュージックに声がかき消されているようで余計です
せっかくの動画なのに残念です
BGMがひどくて聞くに堪えない😒
11:47
被災地で幽霊を目撃したという声が多数なんて初耳なんだが・・・
オカルト好きの変人間では盛り上がってたの?
ありがとうございます!
こちらこそスーパーサンクス、どうもありがとうございます!🙇
とても励みになります。
いただいたお金は今後の動画制作に充てさせていただければと思います。
またご視聴いただけますと幸いです☺
重ねて御礼申し上げます。