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【参考文献のリンク】○坪井洋文1983『稲を選んだ日本人―民俗的思考の世界―』(未来社)amzn.to/3hO3vvl○藤井紘司2013「坪井理論における民俗把握の方法―交流の民俗学にむけて―」(現代民俗学会『現代民俗学研究』2013年第5号)gendaiminzoku.com/journal_2013.html○宮田登2021『民俗学』(講談社)amzn.to/3VrWyOm○安室知2021『餅と日本人:「餅正月」と「餅なし正月」の民俗文化論』(吉川弘文館)amzn.to/3BVmA5x
「ある文化」と「ない文化」の研究って大事なんだな
最近見始めたものです!私は生まれも育ちも埼玉県三郷市民です。見ていたら、急に聞き馴染みのある三郷が出てきて驚きました。参考文献のなかで、どの文献で三郷が出てきたか教えて頂けないでしょうか。私の家は割によく餅も食べる、つく、供える。また、三郷自体も田んぼが多い土地なので、餅なしの文脈で出てきたことが謎です。よろしくお願いします!
ウズベキスタンに住んでいた時、ラジオのクイズ番組で、「飲み水で洗濯し、正月の伝統食で、必ず死者を出すのにほぼ全員が食べる国は」と聞いてクレイジーな国だな、と皆で笑っていたら、答えは日本でがく然としたのを思い出した。
あ〜、なるほどご尤も!仰る通りです。
このお二人のトークからはマイナスイオンが出てる感じがする0:26 ここ特に好き
画面越しにポカポカした春の陽気を浴びている気持ちになる…知識を得られて日向ぼっこも出来るチャンネルはこれだけ
21:50 多文化人類学の講義で聞いた話を思い出した。ある援助団体が、貧困層の農家に野菜を作るように指導、教育のてこ入れをした。野菜の方が栄養もあるし、市場の価値もあるからと。農家は野菜を作って売り始めた。ある程度期間があいて、支援団体が農家を再度訪問した。野菜は順調だった。支援団体は、農家の子供に尋ねた。「暮らしはどうだ?」と。農家の子供は言った。「前の方が良かった。」「野菜は、手間ひまも、育てるお金もがかかる。前の作物の時は、余った時間があった。親は、余った時間で僕を構ってくれた。今はずっと働きづめだ。家族で居られる時間が減った。前の方が良かった。」今回のテーマとは、直に関係の無い話ですが、押し付けられた作物というキーワードから思い起こされて、コメントしてしまいました。お目汚し失礼しました。
声の感じとか二人のバランスとか話の構成が綺麗とかで内容がよどみなく入ってくるの気持ちいい
ゆる学徒ハウスからの新番組の中で、これが一番好きです。
私は企画元の番組を超えて好きになっちゃいました。柔らかくて落ち着いてるのに息がつけないほど情報量が多く、目で見て楽しい二人。浦下さんの反応をじっと観察するような、黒川さんの真っ直ぐな視線がたまらん。アウフヘーベンの残滓? のこりかす? と妙な言葉のチョイスがフックになって、「そうだ餅文化のテーマだった!」と最後に思い出させる柔らかい仕掛けがあったりして、ほんとこの二人良いなぁと。堀元さんありがとう、この二人をカップリングしてくれて
鏡餅は乾燥してるから油で揚げると美味しい、マクドナルドのフライドポテトも同じ理屈らしい!乾物再考
分かりやすいし、世界の解像度が上がってめちゃくちゃ面白いです!「日本は稲作」というイメージへの抵抗は、革製品に関わったことがある人間として色々と身に沁みます。どちらが正解・あるべき姿...ではなく、いろんな文化・考えがあると受け入れるのはとても大事ですね。
「餅をつかない、食べない、供えない」というほど拒絶しているのが本当であれば、精神構造がコメに振り回されている時点でコメ中心文化なのだと逆説的に思ってしまいます。多文化が多層的に混じっているのであれば強い拒否感ではなくて、餅優先〜餅非推奨〜餅無関心という濃淡があるはずだよなぁと思って聞いてました。ただ、こういう濃淡ってよく見えてこないので、やはり最初にテーゼを打ち立てた柳田國男は偉大だし、アンチテーゼを立てたことも偉大だし、アウフヘーベンしたのちの研究も全て偉大ですね。
うちの田舎(三陸沿岸)は平成の中頃までは正月に餅は食べるけど雑煮を食べる習慣は無かったです。イオンが進出して来た辺りから食べるようになりました。
ゆる民俗学ラジオきっかけで民俗学の勉強しようと思って宮田登「民俗学」買ったらたまたま今回の種本になってて超タイムリーでした
このお話のお陰で、ずっと疑問に思ってたことが解決しました!本当ありがとうございます!!!父方の祖父母の家に行って毎年元旦出てくるお節に、必ずうどんと馬肉が出てました!ちなみにお雑煮には、 お餅は入ってませんでした!ずっと一族郎党麺類好きだからなんだなって思ってたんですが、なるほど稲作に向いてない地域性だったんですね!!ちなみに山梨県甲府市です。
お〜!それは良かったです!!なるほど甲府ですか!馬肉が出てくるの面白いなあ...コメントありがとうございました!
@@yuruminzoku お返事ありがとうございます!!ちなみにお節はありました。
この民俗学ラジオ、内容も深くて面白いのですがお二人の語るトーンがめっちゃツボで引き込まれます。「お餅だねえ」「お餅はおいしいねえ」めっちゃ癒されました。ずっと聞いていたい。
ゆる学徒ラジオ遅ればせながら追いかけているとこの二人の組み合わせ好きだわ。
とても面白かったです!ちょっと話が難しいなーと思った時に 浦下さんがまとめてくれるので 置いてけぼりにされないで済みました。そしてお二人の半纏姿が可愛い。
本家より教育的によさそうな空気感があるw
本家は3割くらいキン○マの回があるからな……
子供に見せたいと思うんだけど、あちらは親が先に見て確認しないと心配なんだよね…。それも味なんだけど(笑)
@@トントン-b4j 自分はまだ学生なんですけど、逆に親に見せる前に自分が検閲してますw
「ゆるキンタマ」で検索したらでてきた
あけましておめでとうございます。大変興味深い話でした。戦争という人類の行動が、民俗学・文化人類学の研究に影響を及ぼした。民族・文化のもつれが、その研究自体に影響を及ぼした。研究はメタな行為であるはずなのに、真にメタであることは難しい。そして、なるべくメタで客観的な視点に立つためにアウフヘーベンする。しかし、あまり客観的な視点に立ちすぎるのも、民族・文化のコンテクストを失わせるように思える。これが民俗学の難しさの一端であり、また面白さ・深淵さなのかもなぁと思いました。
激しく同意です自国の民俗学なんてどうしたって主体性を排除できない中で、いかに客観的研究ができるか難しそうですよねその上、研究における個々の調査対象はあくまでいちサンプルなわけで、そこから普遍的な結論をバイアスなしに語るのはすごく慎重さを求められる気がします
@@mercytoo5262 お返事ありがとうございます。研究者の方々は論文執筆に大変な神経を使うのではないかと思います。常に差別や全体主義のような概念と隣あわせで、そして実際研究が世の文化にバックリアクションを与える可能性がある以上、真にメタな視点で語ることなどできないですしね。。。ひとつひとつの研究は偏っていたとしても、たくさんの研究により様々な視点を与えて、それを世の人がなるべく多く学ぶことが重要なのかなと思います。なので、ゆる民俗学ラジオさんの動画は大変意義があると思います。
なるほど……自分は農家でもあるんですけど、「餅のない正月」と聞いて「ついに、日本人の米離れもここまで来たのか」と勘違いしてしまいましたww個人的に稲作の歴史は好きで、特に「古墳からみた稲作の始まり」とか「当時の収量や品種」みたいな話を追いかけてましたけど、民俗学を通してみると人々の日々の営みや暮らしが垣間見えて、興味深いですね。紹介された書籍、自分も読んでみようと思います!
0:20 「お餅だねぇ~☺️」このゆるさが良いなぁ。😊
28:24 餅あり餅なし正月…トゲアリトゲナシトゲトゲ…
社会人になってから10年以上餅なし正月ですがこれも勤め先の企業に蔓延る強大な権力に立ち向かうぞという心の表れだったんですねアウフヘーベンまだですかねェ
アウフヘーベン、知らなかったんですけど響きかっこよすぎて調べました。反対意見により高い次元に導き出される答え的な?かっけぇー🔥柳田vs坪井あちー🔥
13;00民俗学と戦争という話で言うと、そもそも『民俗学』というもの自体がそういうものなのです。欧州において、ルネサンス以降の理性主義の伸張と教会権の退潮により、『神様を素直に信じられなくなった時代』に『じゃあ、キリスト教以前の自分たちとは何だったんだろう?』という『自分探し』が始まりました。これは、日本においても、江戸時代後期に『仏教の停滞と外国船来訪による国学の伸張』として似たようなことが起きています。『自分探しとしての民俗学』と『ナショナリズム』いうのは、洋の東西をとわず表裏一体なのです。こと、ドイツにおいてはグリム兄弟によるドイツ語研究、ワーグナーからの最終的にナチズムにむすびつくなど、わかりやすい形で政治に結び付きました。英国だとシェークスピアやマロリー、トールキンの系譜がその役目を果たしたしえるでしょうか。文化研究や文学研究は、時に意図せず歴史的意味合いを持ちます。
まるで暗渠がつながるようなエモい展開がとても面白かったです!畑作は縄文時代のどんぐりなどの植林からつながるのかな?民俗学の範疇かわかりませんが、稲作がはじまるあたりの縄文から弥生黎明期あたりの文化のお話がきけたら個人的にうれしいです。
実家を出てから普通の家は1/1にお雑煮食べると知って割と驚いた覚えがあります実家では12/31夜は年取り魚の鰤、細切りの昆布の煮物はマスト、1/1朝はお神酒と勝栗と干柿の後にお節(雑煮は無し)、夜はとろろごはんとおせちの残り、1/2の朝にお雑煮(鰤雑煮)とお節の残りと日によって食べるものは決まってました食べない理由を聞いたときに危ないからという返答だった気がします鏡餅は供えているし餅なし正月としては弱いのですが餅なし正月の話知ってからはモヤモヤしていたので、安室先生の著作読んでみます
GHQによって将棋が禁止されそうになったときは、升田幸三名人が「将棋の何が野蛮だ。将棋には取った駒(捕虜)を自分の者として生かすルールがある。そこをチェスだと捕虜を取らずに皆殺し、どっちが野蛮だ」みたいなことを言ったという話があるっていう記憶があるな(うろ覚え)
マツコ・デラックスの「元日から夜ふかし」で、静岡の餅を食べない地区を紹介。もち米も口のなかで餅になるからダメ、でした。
民俗学っていう民衆の歴史には戦争やら差別構造やら公に語られない背景があってそこを無視してfunnyに走らない姿勢がとても好感持てます。
5:56 壁「かわいいねぇ…」
明けましておめでとうございます!更新多くて嬉しいです!
とてもおもしろかったです!なーんだ餅なし派は間違いだったのかぁと思った先の、どどーんと一気に開けてくる世界が素晴らしかったです。おおー!ってスッキリしました。最近こちらのチャネルを知りちょこちょこ見ています。民俗学楽しいですね😀
ワタチも楽しんでいます。ことに食べ物の話は楽しくなります!!
これからお正月のたびに今回のお話を思い出すんでしょうね〜。何も考えずに食べていたお餅にひと味加わってもっと美味しく食べれそうです。おもしろいお話、ありがとうございました。これからも楽しみにしています !
明けましておめでとうございます。興味深いお話を有り難うございました。コメ(とりあえずオリザ・ジャポニカに限定します)にはウルチ米とモチ米とがあります。ウルチ米をモチ米と同じように搗いてもしっかりしたお餅にはなりません。これは含まれるデンプンであるアミロースとアミロペクチンの構成比の違いによるのですが、この辺のことはいつ頃から意識して栽培されてきたのでしょうか。また、畑作の話も出てきましたが、キビのような雑穀にもモチとウルチの別があるようです。畑作中心の時代・地域ではモチに特別な意味が与えられているのでしょうか。また、トウモロコシにも同様の区別があるそうです。(トウモロコシには爆粒種というポップコーンになる品種もありますね)世界的なな規模でモチとウルチに関する民俗学を考えるのも面白そうですね。
ナイスな"コメ"ントですね
「将棋がGHQによって禁止されそうになって〜」のエピソードは升田幸三氏のものですね。ただし明確なソースは無く、脚色である可能性が指摘されていたように思います。
すごくおもしろかったです!鏡餅を扱ったものとしては、吉野裕子先生が『蛇』(講談社学術文庫、1999)の中で、鏡餅の本質は蛇であると論じた「鏡餅考」が独創的で好きですね。ちょっと強引じゃないかなという気がしつつも、もしかしたら本当にそうなのかもしれないと思わせられる不思議な魅力のある論考です。吉野先生は著作も多く、経歴も独特な方なので、どこかで扱ってほしいです!(東京教育大から学位を授与されているので、黒川さんとも縁がある方といってもいいと思います!)
いつか触れていただきたいテーマについてのコメントです。個人の経験談で恐縮ですが、大学の講義で、文化人類学と民俗学の差異について触れられて、初めて区別して認識しました。重なる範囲も持つ学問だからこそ、立場を分ける場合は、その差異について触れていただけたらな、と思いました。
民俗学と民族学でさえウヤムヤにして話が進んでしまうことがあります。是非小難しい説明でなく「ゆるく」→「平明」に取り上げて頂きたい!
「正月に何故餅を食べるのか?」という漠然とした疑問から、ここまで深い話になるとは。非常に面白かったです!柳田國男の話が出てきたので、いつか南方熊楠の話も聞いてみたいです☆
熊楠!イイですね~。昔妹のカレシが「南方熊楠が……。」って電話の向こうで言いかけたら、妹は「ナニッ!?皆買ったマングース?」って聞き変えしていました。それまで普通に南方熊楠に興味を持つ女だったのに、以来「ミンナカッタマングース」と頭の中に浮かべた後南方熊楠と変換する女になりました。もう三十年あまりになります。ミンナカッタマングース。広まる?
おもしろーい❤畑作の話のあたりから、「年越し蕎麦」にも何か意味があったりするのかも…と気になりはじめました。
11:14 水野さん「そう。こしゅうね。こしつじゃないのよね」
あれ、これ水野さんと堀元さんが着てた袢纏と一緒?もしかしてこの袢纏、衣装なの?
今回もおもしろかった〜☺️わたしたちが何気なくやっていることの中にも民俗学への誘いがあるんだなあと勉強になりました!次回も楽しみにしてます!
お正月の餅文化とは直接関係ないかもですが、『ならせ餅』という木にお餅を刺してしばらく飾ってから食べる風習って全国的なものなんでしょうか?当方茨城県南部の出身ですが、実家以外で見たことがなくて🫠
む!それ面白そうですね。ちょうど通っている図書館がその地域の大学の施設なので、資料あるかもしれません。今度、手が空いたら調べてみようと思います。情報提供ありがとうございます!
似たようなものはありました。ならせ餅というかはわかりませんが。団子状にして木の枝に刺して飾り、どんど焼きのときに持って行って焼いて食べるというものでした。
@@yuruminzoku もしかして黒川さんのご出身大学だったりしますか?まさにそこから車で20分程のエリアに実家がありますので関連書籍あると期待してます!余裕が出来ましたらぜひお願いします✨(というか、自分も久しぶりに図書館行ってみようかな。めちゃくちゃ大きくて楽しいですよね!)遅ればせながら本年もゆるく民俗学の面白い話しが沢山聞けるの楽しみにしてます🥳
@@w.kenshiro5275 どんど焼きって初めて聞きました!その流れの一環としてならせ餅があるのかなー🤔仰る通り丸めたお餅を使ってました!枝が刺さったままお雑煮的なものにして食べたりした記憶。上手いこと枝が取れたものとそうじゃないものの差が激しく、あまり美味しいとは思えないながらもこういうものだからと食べさせられた思い出があります😂
@@yuucolett うちの地方は紅白に着色したものを使っていました。どんど焼きは達磨とか御守りとかを持ち寄って焚き上げる行事でした。自分は群馬で同じ北関東なので、もしかすると地域によってはやっているかもしれないですね。
この広い世界の中を生きている一人一人にフォーカスし、さらにその生活の中で食事をするという行為にフォーカスして、さらに食事の中でも内容とかにフォーカスして深く考えるとか、人生の解像度高すぎる……。民俗学めっちゃ面白いですね!
ドミナントの話しっかり広げてくれてええんやで
打首獄門同好会が『日本の米は世界一』と歌っていますが、餅なし正月派にとっては受け容れ難い一曲なのかなあ……なんて思ったりしました(笑)餅への賛否どちらにせよ、お米は日本人の信仰心や自意識に密接に結びついていることを改めて感じる回でした。面白い回が続いて嬉しい!
あの曲は、ジャスミンライスやバスマティもジャポニカ米と同じくらい好きな私には受け入れがたいです。でも「布団の中から出たくない」と「働きたくない」は、半世紀愛される名曲だと思います!
「日本の米は世界一」というのは物事の事実を主張しているのではなく、「日本人としてそういう心意気である、誇りを持っている」という表現に過ぎないのではないかと思いますよ。フランス人が「フランスのワインは世界一」とかイギリス人が「酒の中で最高なのはスコッチ」というのと同じかと。ちなみに私もバスマティライス大好きです。
あの人たちの米と魚はただの販促ソングですよね😅生産者や農協、漁協の心意気を歌っているだけで、それぞれ中の人たちはパンもお肉も食べてそうだし、アクセスよければエスニックも食べに行きますよきっと。日本は製造家電が一番と思っている人だって近隣国ブランドの家電買いまくってるし。
19:57 について「照葉樹」は人為的な分類なので、植物の一グループと言うのは少し違うと思います。今回も面白かったです!次回の更新楽しみにしてます。
話しが難し過ぎて理解出来ませんでしたが、とても面白かった!
あけましておめでとうございます!今回もとても面白かった〜〜。権力によって与えられた価値観の下りで、信仰的にも土着の神を塗り替えられた歴史があるな…と色々なことに想いを馳せていたら、単純な対立構造の話ではなく、とんでもなく美しいまとめへと導かれて「ふぁ〜〜〜!!」と間抜けな声が出てしまいました🤣間違いなくゆる民俗学ラジオは、2023年最推しのチャンネルになると思います。音楽学ラジオも含めて、応援してます!
面白かった個人的な妄想として「餅は口減らしの道具」だと考えてるからそういう話が出るかなと思ったけど違う話題だった餅を神様ととらえる考えはどう生まれたんだろうな
8:20この辺りの話聞いて、当時は民俗学は日本が近代化していく中で国民国家を形成する根拠となる民族意識の創造を実践していたように感じた
今回も面白かったです!おすすめの入門書があれば教えていただきたいです
大変面白いお話でした。説得力のある1つの説がその学問界隈を席巻し、それに対抗する説が提唱されて、主流が覆る流れはとても興味深く、楽しく聞きました。ただ、私はこの話をエモいとか熱いとか表現することにはやや抵抗があります。というのは、学者というものは、自分の人生哲学や個人的な信念と学問的な主張を同一視すべきではないと思うからです。これを同一視すると、自説が否定されたときに、まるで、自分自身を全否定されたかのような頑迷で強硬な態度に陥りかねないからです。学問に携わる者は、いつでも自論すら疑い、間違ったと思ったときにはいつでもそれを覆すことができる身軽さや柔軟性が必要だと思うのです。坪井先生の例は、たまたまこの同一視がうまくいった成功例というだけのことで、それを非難するつもりはありません。また、何かの学問を追究しているわけでもない身でこんな事を書くのは僭越ですし大変に口幅ったいのですが、これから活躍される若い学徒のみなさんには、これを単純にエモい話として括ってほしくはないなぁというのが忌憚のない正直な感想です。
熱いというのはバトルではなく闊達な議論を指し、エモいというのは現代の文脈では「ノスタルジック、懐かしい、郷愁的、感傷的、レトロ、感動的、哀愁漂う、得も言われぬ、もの悲しい、しみじみする感じ」というなんとなくポジティブなイメージのようでいて、そもそもはポジティブとも言えない何とも言えない感動を示そうとした言葉のはずで、アルベルト・アインシュタインの「神はサイコロを振らない」や宇宙定数の導入なんかも最高にエモいといえると思うんですよね。
餅なし正月は落人文化だなんていう謎の記憶は一体どこから読んだ話なんだろうと自分の痴呆を疑ってしまっている…。しっかり正しい話が聞けて為になりました!
森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』で、ごはん原理主義者VSパン食連合の討論会やデモ活動の話があったのを思い出しましたあれはギャグとして書かれていたんだと思いますが、毎日食べるものというのは確かに人間の精神に直結するのかもしれません
【曖昧】将棋は確かとったコマを再利用することを「捕虜の扱いが酷い」的に難癖つけられたのを「チェスなんて再利用すらしない、殺してんだろ」て理論で跳ね除けてた気がする
なんとなく覚えがあったので調べてみたら、升田幸三さんという棋士の方がGHQの聞き取りに対してそういった内容の主張したそうですね。Wikipedia調べですが、破天荒なエピソードも多くて後世の棋士たちに影響も多く与えているそうで面白い方だなと思いました。
@@claudeyusak8934 サメの夏の匂い……!
水木しげるさんのマンガに描かれる魂がすごく美味しそうなモチにしか見えなかったのは間違いではないのですね。米は通貨のような側面もあったでしょうから複雑ですね。
ブラッシュアップだね~。餅含む米信仰ももちもちネチネチ食感大好き!な多くの日本人の食の好み、照葉樹林文化から遥か現代迄続く、っていう話が好きです。当時関係する新書を読んだタイミングで、オーストリアにいた友人が「コッチのTVコマーシャルでは『このお米はもちもちせず美味しいので是非お召し上がり下さい!』と言ってるよ。」と教えてくれたので、「おお!粒食と粉食の文化の相違か!」と鼻息荒く刷り込んだものです。
地上の星でもかかるかと思った畑作も大事だろうが、なんとなく餅を食わないではなく、あえて正月に餅を拒否するのは、稲作文化の裏返し。影響受けまくりではあるが。……と思ったら、「優先」程度なのね。そういえば、畑でも陸稲は作れるし、そういう土地は戦後までもあった(今もある??)しね。新書で読める「針葉樹林文化」と「続・針葉樹林文化」は面白いのでおススメ。
あけましておめでとうございます!毎回更新楽しみにしてます!お餅を食べるのは当たり前、と思っていたのでとても興味深かったです。
お餅が好きなので良く食べるのですが・・・友人と何を食べたかと言う話題になった時にお雑煮や磯辺焼き、お餅と答えると「お正月でもないのに?」「変わってるねえ」と言われた事があります。それも民俗学の父の所為だったのですねぇ。柳田国男めえぇ!鏡餅の鏡は、所謂"鏡(mirror🪞)"の他に蛇の古語"カガシ(snake🐍)"と言う説がありますよね。他にも山と太陽の様にも見えます。なにか一つ、と言うわけではなく稲作や畑作に山岳信仰や太陽崇拝なんかも混じってる説。不定形で加工しやすい餅は、形の無い神などを信仰するのに相性が良かったのかも知れませんね。
黒川さんが"潮流"という言い回しをするのが(なんとなく)すごく民俗学っぽいな~!って思いました!
米中心主義みたいなのは日本史の分野でも考え直されていて、例えば江戸時代の『石高』が藩の経済規模と必ずしも合っていなかったとか、農民は米以外のものもかなり作っていた、いうのと符号する考え方だと思いました。
百姓は文字通り百姓だったのに、儒学の影響で農民とくに稲作中心だとする考え方が浸透してしまった影響から脱するのに(アカデミズムすら)相当の時間がかかってしまったように思います。
米本位制とかいう世界でもみない経済システム
お餅回おもしろかったです!ただ話が話の展開についていけない場面がちょこちょこっとあり😂浦下さんも「あ〜なるほどです」みたいな感じのなんとなくの理解で進んでいるように思えたので、「つまり〇〇ってことですか?」と要約できるくらい、できたらもっと突っ込んで聞いてほしいです!堀元さんのご自宅なので、尺の都合があるのかもしれませんが😂😂わたしもうまく理解できるように予習復習に努めますので、何卒・・・!!
サンカが出てきたから不可触民の話するのかぁリスク高そうと思ったら、サンカは柳田民俗学の導入だけで終わった。でもこっち方面も興味深いから、いつかこのラジオで聞きたいな
餅か、餅以外かの稲作ローランドによって今の民俗学が作られたんですね…
#餅 だけなのじわじわくる。
めちゃくちゃ面白い。 民俗学って身近な話題でもあるから伸びそう。
黒川さん半纏が似合いすぎてる…!昔のOVAで見た気がする…!
照葉樹林文化圏の話しから権力者に末路わぬ民に至る経緯がダイヤモンド博士の農耕の始まりに合致していて感慨深い。タロイモ文化圏である南九州と蝦夷地東北で餅拒否習俗が残っているのも興味深い。土地の持つ生産性、産出物で文化、習俗にも影響はあるんだろうけどね。
地方によって丸餅の所と角餅の所があるが、民俗学的考察はあるのでしょうか?
この褞袍、昨日今日と見たことあるような……。
褞袍は一般的な語彙じゃないんよ………
褞袍(どてら)勉強になりました
民俗学面白いなぁと思いつつ「民俗学ってなによ」ってのも社外学、文化人類学とかそのへんと近そうだけど、みたいななんとなく「風習や習わしから死生観ひいては宗教観をひもといて日本人を理解する」みたいなイメージはありますが
チェロの人見た目によらず?ばりばり教養あってすき
全国のお雑煮の違いに、もちあり、もちなしのパラメーターが加わったものも調べてみたら面白そう
南九州以南に根付く文化は、本土の稲作文化圏よりもむしろ東南アジアの焼畑文化圏に近いという話は確かに聞いたことがあったが、まさかここで繋がるとは。伝統的な農具一つとっても形状が後者に近いとかなんとか。琉球や鹿児島の離島に残るおおよそ日本のものとは思えないヤバい見た目の化け物が主役の祭りについても、いつか解説して欲しいな。
最近アウフヘーベンとかアンチテーゼとか使おうとするとイマジナリー平田トッキーがうん?とこちらを見るので黒川さんの様に強くなりたい
やなぎた くにお😮
かしまじんぐう かじまけんせつ😮
JAL小説家は やなぎだくにお。
今年もよろしくお願いします!
京都の雑煮餅は、入るけど、頭芋を餅より重視する
聞き逃していたら申し訳ありませんが、笑い飯の哲夫さんは、相愛大学の客員教授として、仏教学や宗教史の講義をされているので、そのあたりのお話は詳しいと思います
道理で!
是非姉妹チャンネルにもアネックスを入れてあげてほしい
俺達はあの時は確かに対立していたのかもしれないが、皆で共に民俗学の歩みを進めたんだ!的ラストにじーんときました!学問をやっていく上で一番大切な姿勢であり、アツいドラマを形作る核でもありますね。
語り口も面白さも素敵ですね
稲作単一文化論になぜ説得力があったのか、柳田がどんなことをどう説明したのかをもう少し具体的に聞きたかったです。
ジンテーゼへの流れ美しすぎる…
宮本常一をゴリゴリに紹介していって欲しいな…
10:11「アリストテレス」のいた古代ギリシャの人も柳田国男以降の民俗学者みたいな感じだったのかな。
餅なし餅あり餅なし正月…なんでもないです。21:12 すいません、こんなとこで何なんですが、コードのドミナントってなんでドミナント(支配的、の意)なんですか?キーがCだとそのキーを支配するのはIの和音(トニックという名前になってる)だと思って、いつもあれ?って混乱してしまいます。なんでVの和音がドミナントなのか…。よかったら音楽学ラジオの方ででも取り上げてください。それにしてもお二人とも、互いのジャンルに意外と造詣深くて感心します。でテレビ(?)とかでその知識得ているところにまた時代を感じます。柳田國男、大学時代の社会学のテキストが明治・大正史 世相編だったなぁ。
日本文化の本質は外からやってきた異文化を取り込んで、かみ砕いて、自分のものにすることだと思ってるので、稲作と畑作が溶け合ったグラデーションがあるというジンテーゼが非常に心地よく響きました
モチアリモチナシモチモチ
陸稲といって、畑作の稲がございます。もち米でございます。縄文の先住者は水稲以前から餅を食べていた。普段は雑穀をひいてクレープのようにして食べただろうが、特別な日にはもち米を使っただろう。杵と臼での餅つきも、グルテンを増すために小麦を踏むのも、何度も捏ねて混ぜる所作が生命を産みだすための性行為を象徴しており、それこそが神事の始まりで、神聖な特別な日の捧げもの。地域によっては正月を禁欲の期間とし、宴を慎んだ可能性もある。象徴を遠ざけたと。
生物としての優性学が、欧州で戦争に利用された事は知っていたけど、民俗学も戦争利用されていたんだ。
このふたり本家より上品だし脱線少ない😂
面白かったです〜。話が上手い。こういうところに学問の面白さがあると思いますね!おふたりのほのぼの感も聞いててほっこりします⑅◡̈*
2023年も世界に優しい世界を発信してください(責任重い
戦前、戦後の研究一般に言えることだと思いますが思想的な何かの礼賛、嫌悪や否定が目的になるやり方は間違いが多くなりますね
池沼渕湖潟、かいぼり、ため池、川魚、雑穀
稲作!鏡!ちょうど日本神話の関連で興味があったところ!
柳田邦夫が、なんかよく分からない思想家から、解像度を上げて見れるようになりそう
【参考文献のリンク】
○坪井洋文1983『稲を選んだ日本人―民俗的思考の世界―』(未来社)
amzn.to/3hO3vvl
○藤井紘司2013「坪井理論における民俗把握の方法―交流の民俗学にむけて―」(現代民俗学会『現代民俗学研究』2013年第5号)
gendaiminzoku.com/journal_2013.html
○宮田登2021『民俗学』(講談社)
amzn.to/3VrWyOm
○安室知2021『餅と日本人:「餅正月」と「餅なし正月」の民俗文化論』(吉川弘文館)
amzn.to/3BVmA5x
「ある文化」と「ない文化」の研究って大事なんだな
最近見始めたものです!
私は生まれも育ちも埼玉県三郷市民です。
見ていたら、急に聞き馴染みのある三郷が出てきて驚きました。参考文献のなかで、どの文献で三郷が出てきたか教えて頂けないでしょうか。
私の家は割によく餅も食べる、つく、供える。また、三郷自体も田んぼが多い土地なので、餅なしの文脈で出てきたことが謎です。
よろしくお願いします!
ウズベキスタンに住んでいた時、ラジオのクイズ番組で、「飲み水で洗濯し、正月の伝統食で、必ず死者を出すのにほぼ全員が食べる国は」と聞いてクレイジーな国だな、と皆で笑っていたら、答えは日本でがく然としたのを思い出した。
あ〜、なるほどご尤も!仰る通りです。
このお二人のトークからはマイナスイオンが出てる感じがする
0:26 ここ特に好き
画面越しにポカポカした春の陽気を浴びている気持ちになる…
知識を得られて日向ぼっこも出来るチャンネルはこれだけ
21:50 多文化人類学の講義で聞いた話を思い出した。
ある援助団体が、貧困層の農家に野菜を作るように指導、教育のてこ入れをした。野菜の方が栄養もあるし、市場の価値もあるからと。
農家は野菜を作って売り始めた。
ある程度期間があいて、支援団体が農家を再度訪問した。野菜は順調だった。支援団体は、農家の子供に尋ねた。「暮らしはどうだ?」と。農家の子供は言った。「前の方が良かった。」
「野菜は、手間ひまも、育てるお金もがかかる。前の作物の時は、余った時間があった。親は、余った時間で僕を構ってくれた。今はずっと働きづめだ。家族で居られる時間が減った。前の方が良かった。」
今回のテーマとは、直に関係の無い話ですが、押し付けられた作物というキーワードから思い起こされて、コメントしてしまいました。
お目汚し失礼しました。
声の感じとか二人のバランスとか話の構成が綺麗とかで内容がよどみなく入ってくるの気持ちいい
ゆる学徒ハウスからの新番組の中で、これが一番好きです。
私は企画元の番組を超えて好きになっちゃいました。柔らかくて落ち着いてるのに息がつけないほど情報量が多く、目で見て楽しい二人。浦下さんの反応をじっと観察するような、黒川さんの真っ直ぐな視線がたまらん。
アウフヘーベンの残滓? のこりかす? と妙な言葉のチョイスがフックになって、「そうだ餅文化のテーマだった!」と最後に思い出させる柔らかい仕掛けがあったりして、ほんとこの二人良いなぁと。堀元さんありがとう、この二人をカップリングしてくれて
鏡餅は乾燥してるから油で揚げると美味しい、マクドナルドのフライドポテトも同じ理屈らしい!乾物再考
分かりやすいし、世界の解像度が上がってめちゃくちゃ面白いです!
「日本は稲作」というイメージへの抵抗は、革製品に関わったことがある人間として色々と身に沁みます。
どちらが正解・あるべき姿...ではなく、いろんな文化・考えがあると受け入れるのはとても大事ですね。
「餅をつかない、食べない、供えない」というほど拒絶しているのが本当であれば、精神構造がコメに振り回されている時点でコメ中心文化なのだと逆説的に思ってしまいます。
多文化が多層的に混じっているのであれば強い拒否感ではなくて、餅優先〜餅非推奨〜餅無関心という濃淡があるはずだよなぁと思って聞いてました。
ただ、こういう濃淡ってよく見えてこないので、やはり最初にテーゼを打ち立てた柳田國男は偉大だし、アンチテーゼを立てたことも偉大だし、アウフヘーベンしたのちの研究も全て偉大ですね。
うちの田舎(三陸沿岸)は平成の中頃までは正月に餅は食べるけど雑煮を食べる習慣は無かったです。
イオンが進出して来た辺りから食べるようになりました。
ゆる民俗学ラジオきっかけで民俗学の勉強しようと思って宮田登「民俗学」買ったらたまたま今回の種本になってて超タイムリーでした
このお話のお陰で、ずっと疑問に思ってたことが解決しました!本当ありがとうございます!!!
父方の祖父母の家に行って毎年元旦出てくるお節に、必ずうどんと馬肉が出てました!ちなみにお雑煮には、 お餅は入ってませんでした!ずっと一族郎党麺類好きだからなんだなって思ってたんですが、なるほど稲作に向いてない地域性だったんですね!!
ちなみに山梨県甲府市です。
お〜!それは良かったです!!
なるほど甲府ですか!馬肉が出てくるの面白いなあ...
コメントありがとうございました!
@@yuruminzoku
お返事ありがとうございます!!ちなみにお節はありました。
この民俗学ラジオ、内容も深くて面白いのですがお二人の語るトーンがめっちゃツボで引き込まれます。
「お餅だねえ」「お餅はおいしいねえ」
めっちゃ癒されました。
ずっと聞いていたい。
ゆる学徒ラジオ遅ればせながら追いかけているとこの二人の組み合わせ好きだわ。
とても面白かったです!ちょっと話が難しいなーと思った時に 浦下さんがまとめてくれるので 置いてけぼりにされないで済みました。
そしてお二人の半纏姿が可愛い。
本家より教育的によさそうな空気感があるw
本家は3割くらいキン○マの回があるからな……
子供に見せたいと思うんだけど、あちらは親が先に見て確認しないと心配なんだよね…。それも味なんだけど(笑)
@@トントン-b4j 自分はまだ学生なんですけど、逆に親に見せる前に自分が検閲してますw
「ゆるキンタマ」で検索したらでてきた
あけましておめでとうございます。
大変興味深い話でした。
戦争という人類の行動が、民俗学・文化人類学の研究に影響を及ぼした。
民族・文化のもつれが、その研究自体に影響を及ぼした。
研究はメタな行為であるはずなのに、真にメタであることは難しい。
そして、なるべくメタで客観的な視点に立つためにアウフヘーベンする。
しかし、あまり客観的な視点に立ちすぎるのも、民族・文化のコンテクストを失わせるように思える。
これが民俗学の難しさの一端であり、また面白さ・深淵さなのかもなぁと思いました。
激しく同意です
自国の民俗学なんてどうしたって主体性を排除できない中で、いかに客観的研究ができるか難しそうですよね
その上、研究における個々の調査対象はあくまでいちサンプルなわけで、そこから普遍的な結論をバイアスなしに語るのはすごく慎重さを求められる気がします
@@mercytoo5262
お返事ありがとうございます。
研究者の方々は論文執筆に大変な神経を使うのではないかと思います。
常に差別や全体主義のような概念と隣あわせで、そして実際研究が世の文化にバックリアクションを与える可能性がある以上、真にメタな視点で語ることなどできないですしね。。。
ひとつひとつの研究は偏っていたとしても、たくさんの研究により様々な視点を与えて、それを世の人がなるべく多く学ぶことが重要なのかなと思います。
なので、ゆる民俗学ラジオさんの動画は大変意義があると思います。
なるほど……自分は農家でもあるんですけど、「餅のない正月」と聞いて「ついに、日本人の米離れもここまで来たのか」と勘違いしてしまいましたww
個人的に稲作の歴史は好きで、特に「古墳からみた稲作の始まり」とか「当時の収量や品種」みたいな話を追いかけてましたけど、民俗学を通してみると人々の日々の営みや暮らしが垣間見えて、興味深いですね。紹介された書籍、自分も読んでみようと思います!
0:20 「お餅だねぇ~☺️」
このゆるさが良いなぁ。😊
28:24 餅あり餅なし正月…トゲアリトゲナシトゲトゲ…
社会人になってから10年以上餅なし正月ですが
これも勤め先の企業に蔓延る強大な権力に
立ち向かうぞという心の表れだったんですね
アウフヘーベンまだですかねェ
アウフヘーベン、知らなかったんですけど響きかっこよすぎて調べました。
反対意見により高い次元に導き出される答え的な?
かっけぇー🔥柳田vs坪井あちー🔥
13;00
民俗学と戦争という話で言うと、そもそも『民俗学』というもの自体がそういうものなのです。
欧州において、ルネサンス以降の理性主義の伸張と教会権の退潮により、
『神様を素直に信じられなくなった時代』に『じゃあ、キリスト教以前の自分たちとは何だったんだろう?』という『自分探し』が始まりました。
これは、日本においても、江戸時代後期に『仏教の停滞と外国船来訪による国学の伸張』として似たようなことが起きています。
『自分探しとしての民俗学』と『ナショナリズム』いうのは、洋の東西をとわず表裏一体なのです。
こと、ドイツにおいてはグリム兄弟によるドイツ語研究、ワーグナーからの最終的にナチズムにむすびつくなど、わかりやすい形で政治に結び付きました。
英国だとシェークスピアやマロリー、トールキンの系譜がその役目を果たしたしえるでしょうか。
文化研究や文学研究は、時に意図せず歴史的意味合いを持ちます。
まるで暗渠がつながるようなエモい展開がとても面白かったです!
畑作は縄文時代のどんぐりなどの植林からつながるのかな?
民俗学の範疇かわかりませんが、稲作がはじまるあたりの縄文から弥生黎明期あたりの文化のお話がきけたら個人的にうれしいです。
実家を出てから普通の家は1/1にお雑煮食べると知って割と驚いた覚えがあります
実家では12/31夜は年取り魚の鰤、細切りの昆布の煮物はマスト、1/1朝はお神酒と勝栗と干柿の後にお節(雑煮は無し)、夜はとろろごはんとおせちの残り、1/2の朝にお雑煮(鰤雑煮)とお節の残りと日によって食べるものは決まってました
食べない理由を聞いたときに危ないからという返答だった気がします
鏡餅は供えているし餅なし正月としては弱いのですが餅なし正月の話知ってからはモヤモヤしていたので、安室先生の著作読んでみます
GHQによって将棋が禁止されそうになったときは、升田幸三名人が「将棋の何が野蛮だ。将棋には取った駒(捕虜)を自分の者として生かすルールがある。そこをチェスだと捕虜を取らずに皆殺し、どっちが野蛮だ」みたいなことを言ったという話があるっていう記憶があるな(うろ覚え)
マツコ・デラックスの「元日から夜ふかし」で、静岡の餅を食べない地区を紹介。
もち米も口のなかで餅になるからダメ、でした。
民俗学っていう民衆の歴史には戦争やら差別構造やら公に語られない背景があってそこを無視してfunnyに走らない姿勢がとても好感持てます。
5:56 壁「かわいいねぇ…」
明けましておめでとうございます!
更新多くて嬉しいです!
とてもおもしろかったです!なーんだ餅なし派は間違いだったのかぁと思った先の、どどーんと一気に開けてくる世界が素晴らしかったです。おおー!ってスッキリしました。最近こちらのチャネルを知りちょこちょこ見ています。民俗学楽しいですね😀
ワタチも楽しんでいます。
ことに食べ物の話は楽しくなります!!
これからお正月のたびに今回のお話を思い出すんでしょうね〜。何も考えずに食べていたお餅にひと味加わってもっと美味しく食べれそうです。おもしろいお話、ありがとうございました。これからも楽しみにしています !
明けましておめでとうございます。
興味深いお話を有り難うございました。
コメ(とりあえずオリザ・ジャポニカに限定します)にはウルチ米とモチ米とがあります。ウルチ米をモチ米と同じように搗いてもしっかりしたお餅にはなりません。これは含まれるデンプンであるアミロースとアミロペクチンの構成比の違いによるのですが、この辺のことはいつ頃から意識して栽培されてきたのでしょうか。また、畑作の話も出てきましたが、キビのような雑穀にもモチとウルチの別があるようです。畑作中心の時代・地域ではモチに特別な意味が与えられているのでしょうか。
また、トウモロコシにも同様の区別があるそうです。(トウモロコシには爆粒種というポップコーンになる品種もありますね)世界的なな規模でモチとウルチに関する民俗学を考えるのも面白そうですね。
ナイスな"コメ"ントですね
「将棋がGHQによって禁止されそうになって〜」のエピソードは升田幸三氏のものですね。ただし明確なソースは無く、脚色である可能性が指摘されていたように思います。
すごくおもしろかったです!
鏡餅を扱ったものとしては、吉野裕子先生が『蛇』(講談社学術文庫、1999)の中で、鏡餅の本質は蛇であると論じた「鏡餅考」が独創的で好きですね。ちょっと強引じゃないかなという気がしつつも、もしかしたら本当にそうなのかもしれないと思わせられる不思議な魅力のある論考です。吉野先生は著作も多く、経歴も独特な方なので、どこかで扱ってほしいです!(東京教育大から学位を授与されているので、黒川さんとも縁がある方といってもいいと思います!)
いつか触れていただきたいテーマについてのコメントです。
個人の経験談で恐縮ですが、大学の講義で、文化人類学と民俗学の差異について触れられて、初めて区別して認識しました。重なる範囲も持つ学問だからこそ、立場を分ける場合は、その差異について触れていただけたらな、と思いました。
民俗学と民族学でさえウヤムヤにして話が進んでしまうことがあります。
是非小難しい説明でなく「ゆるく」→「平明」に取り上げて頂きたい!
「正月に何故餅を食べるのか?」という漠然とした疑問から、ここまで深い話になるとは。
非常に面白かったです!
柳田國男の話が出てきたので、いつか南方熊楠の話も聞いてみたいです☆
熊楠!イイですね~。
昔妹のカレシが「南方熊楠が……。」って電話の向こうで言いかけたら、妹は「ナニッ!?皆買ったマングース?」って聞き変えしていました。
それまで普通に南方熊楠に興味を持つ女だったのに、以来「ミンナカッタマングース」と頭の中に浮かべた後南方熊楠と変換する女になりました。もう三十年あまりになります。
ミンナカッタマングース。
広まる?
おもしろーい❤
畑作の話のあたりから、「年越し蕎麦」にも何か意味があったりするのかも…と気になりはじめました。
11:14 水野さん「そう。こしゅうね。こしつじゃないのよね」
あれ、これ水野さんと堀元さんが着てた袢纏と一緒?
もしかしてこの袢纏、衣装なの?
今回もおもしろかった〜☺️
わたしたちが何気なくやっていることの中にも民俗学への誘いがあるんだなあと勉強になりました!次回も楽しみにしてます!
お正月の餅文化とは直接関係ないかもですが、『ならせ餅』という木にお餅を刺してしばらく飾ってから食べる風習って全国的なものなんでしょうか?
当方茨城県南部の出身ですが、実家以外で見たことがなくて🫠
む!それ面白そうですね。ちょうど通っている図書館がその地域の大学の施設なので、資料あるかもしれません。今度、手が空いたら調べてみようと思います。情報提供ありがとうございます!
似たようなものはありました。ならせ餅というかはわかりませんが。団子状にして木の枝に刺して飾り、どんど焼きのときに持って行って焼いて食べるというものでした。
@@yuruminzoku もしかして黒川さんのご出身大学だったりしますか?まさにそこから車で20分程のエリアに実家がありますので関連書籍あると期待してます!余裕が出来ましたらぜひお願いします✨(というか、自分も久しぶりに図書館行ってみようかな。めちゃくちゃ大きくて楽しいですよね!)
遅ればせながら本年もゆるく民俗学の面白い話しが沢山聞けるの楽しみにしてます🥳
@@w.kenshiro5275 どんど焼きって初めて聞きました!その流れの一環としてならせ餅があるのかなー🤔
仰る通り丸めたお餅を使ってました!
枝が刺さったままお雑煮的なものにして食べたりした記憶。上手いこと枝が取れたものとそうじゃないものの差が激しく、あまり美味しいとは思えないながらもこういうものだからと食べさせられた思い出があります😂
@@yuucolett うちの地方は紅白に着色したものを使っていました。
どんど焼きは達磨とか御守りとかを持ち寄って焚き上げる行事でした。
自分は群馬で同じ北関東なので、もしかすると地域によってはやっているかもしれないですね。
この広い世界の中を生きている一人一人にフォーカスし、さらにその生活の中で食事をするという行為にフォーカスして、さらに食事の中でも内容とかにフォーカスして深く考えるとか、人生の解像度高すぎる……。民俗学めっちゃ面白いですね!
ドミナントの話しっかり広げてくれてええんやで
打首獄門同好会が『日本の米は世界一』と歌っていますが、餅なし正月派にとっては受け容れ難い一曲なのかなあ……なんて思ったりしました(笑)
餅への賛否どちらにせよ、お米は日本人の信仰心や自意識に密接に結びついていることを改めて感じる回でした。面白い回が続いて嬉しい!
あの曲は、ジャスミンライスやバスマティもジャポニカ米と同じくらい好きな私には受け入れがたいです。でも「布団の中から出たくない」と「働きたくない」は、半世紀愛される名曲だと思います!
「日本の米は世界一」というのは物事の事実を主張しているのではなく、「日本人としてそういう心意気である、誇りを持っている」という表現に過ぎないのではないかと思いますよ。フランス人が「フランスのワインは世界一」とかイギリス人が「酒の中で最高なのはスコッチ」というのと同じかと。
ちなみに私もバスマティライス大好きです。
あの人たちの米と魚はただの販促ソングですよね😅生産者や農協、漁協の心意気を歌っているだけで、それぞれ中の人たちはパンもお肉も食べてそうだし、アクセスよければエスニックも食べに行きますよきっと。日本は製造家電が一番と思っている人だって近隣国ブランドの家電買いまくってるし。
19:57 について「照葉樹」は人為的な分類なので、植物の一グループと言うのは少し違うと思います。
今回も面白かったです!次回の更新楽しみにしてます。
話しが難し過ぎて理解出来ませんでしたが、とても面白かった!
あけましておめでとうございます!
今回もとても面白かった〜〜。
権力によって与えられた価値観の下りで、信仰的にも土着の神を塗り替えられた歴史があるな…と色々なことに想いを馳せていたら、単純な対立構造の話ではなく、とんでもなく美しいまとめへと導かれて「ふぁ〜〜〜!!」と間抜けな声が出てしまいました🤣
間違いなくゆる民俗学ラジオは、2023年最推しのチャンネルになると思います。
音楽学ラジオも含めて、応援してます!
面白かった
個人的な妄想として「餅は口減らしの道具」だと考えてるからそういう話が出るかなと思ったけど違う話題だった
餅を神様ととらえる考えはどう生まれたんだろうな
8:20この辺りの話聞いて、当時は民俗学は日本が近代化していく中で国民国家を形成する根拠となる民族意識の創造を実践していたように感じた
今回も面白かったです!
おすすめの入門書があれば教えていただきたいです
大変面白いお話でした。説得力のある1つの説がその学問界隈を席巻し、それに対抗する説が提唱されて、主流が覆る流れはとても興味深く、楽しく聞きました。
ただ、私はこの話をエモいとか熱いとか表現することにはやや抵抗があります。
というのは、学者というものは、自分の人生哲学や個人的な信念と学問的な主張を同一視すべきではないと思うからです。これを同一視すると、自説が否定されたときに、まるで、自分自身を全否定されたかのような頑迷で強硬な態度に陥りかねないからです。学問に携わる者は、いつでも自論すら疑い、間違ったと思ったときにはいつでもそれを覆すことができる身軽さや柔軟性が必要だと思うのです。坪井先生の例は、たまたまこの同一視がうまくいった成功例というだけのことで、それを非難するつもりはありません。また、何かの学問を追究しているわけでもない身でこんな事を書くのは僭越ですし大変に口幅ったいのですが、これから活躍される若い学徒のみなさんには、これを単純にエモい話として括ってほしくはないなぁというのが忌憚のない正直な感想です。
熱いというのはバトルではなく闊達な議論を指し、エモいというのは現代の文脈では「ノスタルジック、懐かしい、郷愁的、感傷的、レトロ、感動的、哀愁漂う、得も言われぬ、もの悲しい、しみじみする感じ」というなんとなくポジティブなイメージのようでいて、そもそもはポジティブとも言えない何とも言えない感動を示そうとした言葉のはずで、アルベルト・アインシュタインの「神はサイコロを振らない」や宇宙定数の導入なんかも最高にエモいといえると思うんですよね。
餅なし正月は落人文化だなんていう謎の記憶は一体どこから読んだ話なんだろうと自分の痴呆を疑ってしまっている…。しっかり正しい話が聞けて為になりました!
森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』で、ごはん原理主義者VSパン食連合の討論会やデモ活動の話があったのを思い出しました
あれはギャグとして書かれていたんだと思いますが、毎日食べるものというのは確かに人間の精神に直結するのかもしれません
【曖昧】
将棋は確かとったコマを再利用することを「捕虜の扱いが酷い」的に難癖つけられたのを「チェスなんて再利用すらしない、殺してんだろ」て理論で跳ね除けてた気がする
なんとなく覚えがあったので調べてみたら、升田幸三さんという棋士の方がGHQの聞き取りに対してそういった内容の主張したそうですね。
Wikipedia調べですが、破天荒なエピソードも多くて後世の棋士たちに影響も多く与えているそうで面白い方だなと思いました。
@@claudeyusak8934 サメの夏の匂い……!
水木しげるさんのマンガに描かれる魂がすごく美味しそうなモチにしか見えなかったのは間違いではないのですね。米は通貨のような側面もあったでしょうから複雑ですね。
ブラッシュアップだね~。
餅含む米信仰ももちもちネチネチ食感大好き!な多くの日本人の食の好み、照葉樹林文化から遥か現代迄続く、っていう話が好きです。
当時関係する新書を読んだタイミングで、オーストリアにいた友人が「コッチのTVコマーシャルでは『このお米はもちもちせず美味しいので是非お召し上がり下さい!』と言ってるよ。」と教えてくれたので、「おお!粒食と粉食の文化の相違か!」と鼻息荒く刷り込んだものです。
地上の星でもかかるかと思った
畑作も大事だろうが、なんとなく餅を食わないではなく、あえて正月に餅を拒否するのは、稲作文化の裏返し。影響受けまくりではあるが。……と思ったら、「優先」程度なのね。そういえば、畑でも陸稲は作れるし、そういう土地は戦後までもあった(今もある??)しね。
新書で読める「針葉樹林文化」と「続・針葉樹林文化」は面白いのでおススメ。
あけましておめでとうございます!毎回更新楽しみにしてます!
お餅を食べるのは当たり前、と思っていたのでとても興味深かったです。
お餅が好きなので良く食べるのですが・・・
友人と何を食べたかと言う話題になった時にお雑煮や磯辺焼き、お餅と答えると「お正月でもないのに?」「変わってるねえ」と言われた事があります。それも民俗学の父の所為だったのですねぇ。柳田国男めえぇ!
鏡餅の鏡は、所謂"鏡(mirror🪞)"の他に蛇の古語"カガシ(snake🐍)"と言う説がありますよね。他にも山と太陽の様にも見えます。なにか一つ、と言うわけではなく稲作や畑作に山岳信仰や太陽崇拝なんかも混じってる説。
不定形で加工しやすい餅は、形の無い神などを信仰するのに相性が良かったのかも知れませんね。
黒川さんが"潮流"という言い回しをするのが(なんとなく)すごく民俗学っぽいな~!って思いました!
米中心主義みたいなのは日本史の分野でも考え直されていて、例えば江戸時代の『石高』が藩の経済規模と必ずしも合っていなかったとか、農民は米以外のものもかなり作っていた、いうのと符号する考え方だと思いました。
百姓は文字通り百姓だったのに、儒学の影響で農民とくに稲作中心だとする考え方が浸透してしまった影響から脱するのに(アカデミズムすら)相当の時間がかかってしまったように思います。
米本位制とかいう世界でもみない経済システム
お餅回おもしろかったです!
ただ話が話の展開についていけない場面がちょこちょこっとあり😂
浦下さんも「あ〜なるほどです」みたいな感じのなんとなくの理解で進んでいるように思えたので、「つまり〇〇ってことですか?」と要約できるくらい、できたらもっと突っ込んで聞いてほしいです!
堀元さんのご自宅なので、尺の都合があるのかもしれませんが😂😂
わたしもうまく理解できるように予習復習に努めますので、何卒・・・!!
サンカが出てきたから不可触民の話するのかぁリスク高そうと思ったら、サンカは柳田民俗学の導入だけで終わった。
でもこっち方面も興味深いから、いつかこのラジオで聞きたいな
餅か、餅以外かの稲作ローランドによって今の民俗学が作られたんですね…
#餅 だけなのじわじわくる。
めちゃくちゃ面白い。 民俗学って身近な話題でもあるから伸びそう。
黒川さん半纏が似合いすぎてる…!
昔のOVAで見た気がする…!
照葉樹林文化圏の話しから権力者に末路わぬ民に至る経緯がダイヤモンド博士の農耕の始まりに合致していて感慨深い。タロイモ文化圏である南九州と蝦夷地東北で餅拒否習俗が残っているのも興味深い。土地の持つ生産性、産出物で文化、習俗にも影響はあるんだろうけどね。
地方によって丸餅の所と角餅の所があるが、民俗学的考察はあるのでしょうか?
この褞袍、昨日今日と見たことあるような……。
褞袍は一般的な語彙じゃないんよ………
褞袍(どてら)
勉強になりました
民俗学面白いなぁと思いつつ「民俗学ってなによ」ってのも
社外学、文化人類学とかそのへんと近そうだけど、みたいな
なんとなく「風習や習わしから死生観ひいては宗教観をひもといて日本人を理解する」みたいなイメージはありますが
チェロの人見た目によらず?ばりばり教養あってすき
全国のお雑煮の違いに、もちあり、もちなしのパラメーターが加わったものも調べてみたら面白そう
南九州以南に根付く文化は、本土の稲作文化圏よりも
むしろ東南アジアの焼畑文化圏に近い
という話は確かに聞いたことがあったが、まさかここで繋がるとは。
伝統的な農具一つとっても形状が後者に近いとかなんとか。
琉球や鹿児島の離島に残る
おおよそ日本のものとは思えないヤバい見た目の化け物が主役の祭り
についても、いつか解説して欲しいな。
最近アウフヘーベンとかアンチテーゼとか使おうとするとイマジナリー平田トッキーがうん?とこちらを見るので黒川さんの様に強くなりたい
やなぎた くにお😮
かしまじんぐう かじまけんせつ😮
JAL小説家は やなぎだくにお。
今年もよろしくお願いします!
京都の雑煮
餅は、入るけど、頭芋を餅より重視する
聞き逃していたら申し訳ありませんが、笑い飯の哲夫さんは、相愛大学の客員教授として、仏教学や宗教史の講義をされているので、そのあたりのお話は詳しいと思います
道理で!
是非姉妹チャンネルにもアネックスを入れてあげてほしい
俺達はあの時は確かに対立していたのかもしれないが、皆で共に民俗学の歩みを進めたんだ!的ラストにじーんときました!
学問をやっていく上で一番大切な姿勢であり、アツいドラマを形作る核でもありますね。
語り口も面白さも素敵ですね
稲作単一文化論になぜ説得力があったのか、柳田がどんなことをどう説明したのかをもう少し具体的に聞きたかったです。
ジンテーゼへの流れ美しすぎる…
宮本常一をゴリゴリに紹介していって欲しいな…
10:11
「アリストテレス」のいた古代ギリシャの人も柳田国男以降の民俗学者みたいな感じだったのかな。
餅なし餅あり餅なし正月…なんでもないです。
21:12 すいません、こんなとこで何なんですが、コードのドミナントってなんでドミナント(支配的、の意)なんですか?
キーがCだとそのキーを支配するのはIの和音(トニックという名前になってる)だと思って、いつもあれ?って混乱してしまいます。
なんでVの和音がドミナントなのか…。
よかったら音楽学ラジオの方ででも取り上げてください。
それにしてもお二人とも、互いのジャンルに意外と造詣深くて感心します。
でテレビ(?)とかでその知識得ているところにまた時代を感じます。
柳田國男、大学時代の社会学のテキストが明治・大正史 世相編だったなぁ。
日本文化の本質は外からやってきた異文化を取り込んで、かみ砕いて、自分のものにすること
だと思ってるので、稲作と畑作が溶け合ったグラデーションがあるというジンテーゼが非常に心地よく響きました
モチアリモチナシモチモチ
陸稲といって、畑作の稲がございます。もち米でございます。縄文の先住者は水稲以前から餅を食べていた。普段は雑穀をひいてクレープのようにして食べただろうが、特別な日にはもち米を使っただろう。杵と臼での餅つきも、グルテンを増すために小麦を踏むのも、何度も捏ねて混ぜる所作が生命を産みだすための性行為を象徴しており、それこそが神事の始まりで、神聖な特別な日の捧げもの。地域によっては正月を禁欲の期間とし、宴を慎んだ可能性もある。象徴を遠ざけたと。
生物としての優性学が、欧州で戦争に利用された事は知っていたけど、民俗学も戦争利用されていたんだ。
このふたり本家より上品だし脱線少ない😂
面白かったです〜。話が上手い。こういうところに学問の面白さがあると思いますね!おふたりのほのぼの感も聞いててほっこりします⑅◡̈*
2023年も世界に優しい世界を発信してください(責任重い
戦前、戦後の研究一般に言えることだと思いますが
思想的な何かの礼賛、嫌悪や否定が目的になるやり方は間違いが多くなりますね
池沼渕湖潟、かいぼり、ため池、川魚、雑穀
稲作!鏡!
ちょうど日本神話の関連で興味があったところ!
柳田邦夫が、なんかよく分からない思想家から、解像度を上げて見れるようになりそう