ขนาดวิดีโอ: 1280 X 720853 X 480640 X 360
แสดงแผงควบคุมโปรแกรมเล่น
เล่นอัตโนมัติ
เล่นใหม่
人間天婦羅の件は強烈に憶えておます・・・
感想が遅くなりましたが、先日読み終わりました。複雑な心理戦にはらはらしつつ、次の展開が気になりながら、一気に読みました。登場人物が個性豊かで魅力的でした。同じ医学ドラマでもブラック・ジャックとはまた違うよさがありました。
漫画版『白い巨塔』とは言い得て妙ですが、山崎朋子の『白い巨塔』と同じ位に読後のカタルシスが感じられます。それは主人公の桐人のみならず出てくる人物の運命が最後まで完全描ききられている所から来るんじゃないかと思っているからです。たづ・占部・竜ヶ浦・ヘレン・麗華・いずみ、彼らの視点からそれぞれ『きりひと讃歌』が出来るのでは?と思わせるくらいそれぞれの運命が綿密に書き込まれていて、その最期が死や狂気に終わっていても読む者は感動させられるです。
子供のころブラックジャックじゃなくて家にあったからこっちを読んでたな奇子もあったし父のセンスに脱帽
小山内がたづを殺した犯人にリベンジしようとしてるときに上の方の寺から響く鐘の音がたづの「あんた、やめて😭」って叫びに思えて😭
麗花が人間天ぷらで死ぬシーンは残酷でありながら,大道芸人の『生&死』をうけいれている彼女にすがすがしさを感じます。
人間の欲、金、生への執着がありのまま描かれた作品ですね❗
私は、それで大学病院を辞めてしまった医師です。だからなんだというわけではないんですが。まぁ、私みたいな🐴🦌もいたんだとは思って欲しいですね。
これは圧倒的マイベストの手塚作品・・・本当に名作だと思います。こうして紹介されると嬉しいなあ。
個人的には手塚作品ベスト1です。今のようにCGや特殊メイクが発達した今なら、NHKあたりで実写化ドラマしてもいいんじゃないかなと思います。
手塚先生がやばいんじゃない人間がやばいんだ
そうおもう
大人版バンパイヤでもありますね。この頃の手塚先生は大人漫画を沢山発表してましたね。ビッグコミックからもこの「きりひと~」「地球を呑む」「奇子」「シュマリ」が発表され、どれもどこかタブーに斬り込んだ作品だった様に思えます。その後「陽だまりの樹」そして未完の「グリンゴ」ですかね❓️
手塚先生本人が生涯最高作と言っていたような記憶がある
山梨県甲府の風土病から発覚した日本住血吸虫の宿主であるミヤイリガイの蔓延、人間を小人に変えてしまう奇病の駆逐した実話を聞いて、きりひと讃歌の重厚さにたじろぎました。本当に命の震える大作だと思います。
火の鳥の太陽編と交差しながら読み返したくなるのよね・・・
BSE、狂牛病、クロイツフェルトヤコブ病がイギリスで流行し原因が感染性異常プリオンというウイルスでも細菌でも無い、ただの物質ということとが分かった時にこの物語、漫画のきりひと讃歌を思い出しました。手塚治虫先生の先見性は半端ない、手塚治虫先生の知識の蓄積はどこから来ているのか謎です。私ら凡人は手塚治虫は天才で片付けてしまいます。
作中で白人社会の要人達が「我々がこんなおぞましい病にかかるはずがない」と白人のモンモウ病患者が発生していることを認めようとしないくだりがありました。コロナ感染者が東アジアを中心に広まりだした時期、日本政府要人が他のG7メンバーにコロナ拡大阻止活動を国際的に行う必要があると呼びかけたところ「これはアジア人の病気だから自分達は関係ない」と当初全くやる気が見られなかったとか。手塚治虫氏はこんなところまで予見しているんですね…
2013年に東京で開催された『手塚治虫・石ノ森章太郎 マンガのチカラ展』に「きりひと讃歌」の原画が展示されていました。数ページでしたがとても迫力があり圧倒されました。本編はまだ読んだ事ありませんが、この動画で興味を持ちました。
これこそ現代のドラマにしてほしい
子供の頃もう全然この話の深さ分からずに読んでたなぁ。また実家帰ったら読もう。
detective1993さんありがとうございます。ぜひ!
「きりひと讃歌」の他火の鳥の「望郷編」短編などの作品にもキリスト教をモチーフにしてる作品が多いですね。
水野智恵 さんありがとうございます。細かいものを拾っていくと結構ありますよね。
下手な文学作品など足元にも及ばないな。今、こんな作品を描ける漫画家がいるだろうか。圧倒される。
占部先生の変貌が凄い。初登場は童顔の若者なのに罪をおかしてから一気に老けた。
終盤に小山内が船のデッキで天国の占部に語りかけるシーンが清々しい。
日本にも、風土病があるし、なかなか説得力があった。20年前の中学生の時に読んだ。傑作でした。記憶も曖昧なので、また読んでみます。
物語の合間に添えられる聖書の一節は暗闇に差し込む光のようだった。
権力者みんなどうして心が歪んでしまうのだろうそうしないと次が保っていられないからだと私は
手塚先生が誕生10年前、スペイン風邪(1918-1920)が流行っていたので、自身、スペイン風邪の話を聞いていたから、少しは関係しているかも知れません。更に、中国の李医師にも重なるの点もあるかのような内容なので、その当時にも、日本にも李医師のような人がいたのかも知れませんね。
獣以下の人間その本質を描いている
また、読みたくなってきた
焚書にされなくて良かった。
占部の顔芸が笑える。え?占部って誰だか覚えていないって?ほら、すぐカギかける人ですよ…。
これ読んでみたいです。
目を覆いたくなるほど残酷―――何某様の解説は的を射ていて、わかりやすいです!!本当にそうなんです😭この作品の恐ろしさは誰からも救いの手が差し伸べられない。これを読み返すのはきつい。でも、読み返してみたい―――絵柄もかなり変わって、近づきがたい雰囲気だなと思ったのを覚えています。過渡期だったのですね―――解説、有難うございます🙏
沙浦レリナさんありがとうございます。辛くも背負った十字架を降ろすまで目を離さず見届けるメッセージ。まさに事故に投影させてターニングポイント作品ですよね~。お褒め下さり感謝です。嬉しいです。
この当時もそうだけど今も変わってないっていうのが現実だよな
私は占部がとても印象に残っています。手塚作品の全てを読んでいるわけではないのですが、この絵柄のキャラだと大体根っからの胸糞キャラが多い中、占部は憎みきれない奴だと思ったことを覚えてます。あと、動画でもふれていましたがあの劇画は中々忘れられません。中々見なかったきりひと賛歌の紹介をありがとうございます!
白い巨塔とオオカミ人間を組み合わせたキメラ漫画。
唐揚げショーの女の人が印象に残っています
いつも楽しく拝見してます。きりひと讃歌は私の中では手塚作品TOP5に入るお気に入りです!大判サイズでの復刻を期待してます。
shimo80dgさん。ありがとうございます。ベスト5ですか、それはスゴイ!ボクは…(決められません笑)大判サイズでの復刻いいですね、やはり見応えが違いますからね。この同時期の「奇子」「ダスト18」「アラバスター」「ボンバ」など次々と復刻されていますので可能性はあるかもです。楽しみですね。
返信ありがとうございます!ベスト5と言ってもコロコロ変動しますけどねー!笑 大判と言えば、某さんの動画、『岐阜の手塚治虫書店』の回を見て、その翌日に行って来ました。2時間くらいいたかな…笑 そこで人間昆虫記とボンバの大判を購入しました!影響受けてまーす!
翌日とは素晴らしい行動力!2時間居れますよね~。(ボクは家族連れでしたので無念の早期リタイアでした笑)岐阜店は隣のコミックス売り場を含めるなら東京丸の内店より大きいです。めちゃくちゃテンション上がりますよね。喜んでいただけることがなによりの賛辞です。ありがとうございます。
返信ありがとうございます!岐阜店ですが、二ヶ所あるのはよいですが、片方を見逃す可能性もありますし、どちらかにしか置いて無いものもあってそこが残念でした。片方づつでしか会計出来ない構造でしたし…😂 でも、置いてある量とディスプレイの素晴らしさに感動しました👍さて、全巻チャンネルいつも拝見して参考にさせていただいています!私は大都社のA5版と角川の文庫版から収集を始めてしまったので、全集は数タイトルしか所蔵してないのですが、全集コンプリートに憧れつつ現実的に諦めかけてます。さて、これからも手塚治虫先生の作品とその魅力を伝えて行ってください!私も某さんと同じく、フースケの『出ていけ!』とか、ライオンブックスの『安達ガ原』とか大好きです!マイナーながらも良質な短編作品なんかもどんどん取り上げて下さい!
@@shimo80dg ありがとうございます。全集コンプは一括買いでない限り諦めた方が良いと思いますよ(笑)今なら別の全集も出てますし未収録作もけっこうあるのでこだわりがない限り別のものでも問題ないかと思います。見た目の美しさというのはあるかもしれませんが。マイナー作品もどんどん配信していきますのでお楽しみくださいね。応援励みになります。ありがとうございます。
子供の頃、「竜ケ浦」を「りゅうげうら」と読んでた俺。
押井守あたりがアニメ化すれば良いのではないでしょうか。
素晴らしい分析・批評です。毎回楽しみにしております。
hheerroo gguuddaaさんありがとうございます。めちゃくちゃ励みになります。今後とも応援よろしくお願いします。
この劇画的タッチとゴルゴダの丘...また人を助ける職業って、明らかにゴルゴ13を皮肉ってますね...wゴルゴ13には、ゴルゴダの丘でイエス・キリストを殺して茨の冠を被せた13番目の男って設定がありますし...
ゴルゴを意識しているのは見て取れますね。手塚先生に珍しく線がいっぱい書き込まれていますし苦悩の姿が見えます。ゴルゴ13にそん設定があるんですね。知りませんでした。ありがとうございます。
ゴルゴ13の設定を考えたのは、故・小池一夫。また、小池は ゴルゴが暗殺に失敗して醜く死ぬラストを想定していたらしい。
殺し屋のゴルゴ13なら非情に徹して切り捨てる。小山内医師は出来ない、切り捨てられない。それが苦しむ。
ブラックジャックもまた当時(今もだが)大ヒットしていたゴルゴ13の影響を受け創造したキャラクター説がありますね。どちらも人の命に関わる業界において他人が真似られない神業的技術の持ち主の一匹狼、仕事の報酬に莫大な金額を要求する…
「ひょうたんつぎ」の他に「おむかえでごんす」も出ていませんでしたね(笑)
水野智恵 さんありがとうございます。そういえばそうですね。手塚先生にしては珍しいマジメ作です(笑)
スパイダーですね
間違っていたらごめんなさい。小学校の時に同じ題名の手塚漫画読んだ記憶があり、でも内容は全然覚えてなくて若い頃殺人者(人斬り)で、のちのち後悔して死んでいくみたいなストーリーの短編だったと思う。ヒトキリの逆でキリヒトだったと思う。知ってる人居ますか?
だから、手塚先生は好きな漫画を選び、医者の道は嫌だったのかな⁉️別件で養老孟司氏は、東大でも医学部に入るつもりはなかったと言う❗
私は感染症だと思います
実は偶然先月末に実家から持ってきて読んだばかりで、取り上げていただき嬉しいです。全体を通しての感想ですが、人が人を変えるのは環境よりも結局は人なんだな、と。それと、人同士を対比させて、人物像をより鮮明に表現されている。桐人は、医師という職業、ヘレンも修道女。どちらも人から崇められる聖職者の様な立場。その二人が犬の姿になって、桐人は憎しみを糧に絶望を乗り越えましたが、ヘレンは愛で乗り越えました。また、桐人も、ヘレンの愛で、医師としてそのままの姿で乗り越え、自分を待っててくれる辺境の地へ戻る。ヘレンも犯されたとは言え、子供を授かり、母に、マリアになった。内容がとても暗くて、辛いので、このラストシーンはすごく胸が熱くなります。表現で特に印象に残っているのは、いだけが描かれたコマ。桐人の病の苦しみと、手塚先生の苦しみ、胃が痛かったのかなぁ、なんて思ってしまいました。
人間の醜さ、脆さを痛烈に描いた傑作ですね。医学知識、社会構造など手塚治虫ならではの漫画ではないでしょうか。今みるとそうではないかもしれませんが当時としてはかなり画期的であり破壊的な作品であったことでしょう。当時スランプだった手塚先生の思いも反映されているとも言われており暗い作品になっていますが最後には人間の強さが描かれていてキッチリとオチをつけられて良かったですね。
手塚治虫漫画全集というのが出た初期にこれが出て、読んでしまった…。少年漫画の手塚治虫しか知りませんでしたので、ショックでした。エロ・グロ・様々な欲望が渦巻くストーリー。トラウマになりました。特に人間天ぷらが…。もちろん、名作ではあると思います…。
Akihito Nakamura さんありがとうございます。伝説の人間テンプラ…あれはトラウマ級の衝撃です(笑)
「きりひと讃歌」と「一輝まんだら」「奇子」あたりは、内容が暗すぎる。あと「一輝まんだら」は、梶原某に対する 当てこすり…………ゲフンゲフン❤
内容は暗いですけど作品の質は高いですね。娯楽としてではなく読み物として見ると非常に完成度は高いと思います。
某さんの以前の動画がきっかけで『きりひと讃歌』を読みました(o(´∀`)o)舞台も世界あちこちだし、欲あり尊厳あり愛あり、正に大人手塚の真骨頂ですよね♪手塚先生が早い段階で桐人を人間に戻さなくてよかったです(笑)手塚先生は人間は獣そのものと考えていたのかなあとすら思う悲惨な展開の中、ラストの桐人の、難病に悩む 人々の質問に答えた台詞が素晴らしいです。まだまだ大人手塚の作品を読んでみたくなります。
kumasuke blue さん。ありがとうございます。自分がおすすめした作品を読んでいただけるととても嬉しいですし励みになります。本作はブラックジャックの前身とも言える作品で手塚史においても重要な位置づけになる作品です。世間の評価はそうでもなくてもそういう作品の方が結構チャレンジングで面白かったりもします。まだまだたくさん紹介していきますので今後ともよろしくお願いします。
人間が犬になる病気なんて実際にあるんですか?
本編を読むと分かりますが、見た目や嗜好が獣を連想させるからです。・本来は違うのに伝染病とされる →脚気とスモン病・外見が変わり、差別される →天然痘にハンセン病スモン病が(キノホルムという薬品からなのに)当時感染症だとされ。ストーリーのラストにもあるのですが。明治の脚気を知っていて。スモン病も同じだと見抜いていた医師でもありますから。
そうさ、ボクはバンパイヤ❤!!(小山内桐人)
ちなみに 人間天ぷら の残酷描写には、白土三平の「カムイ伝(ガロ版1964〜71)」に対する手塚の対抗意識も かなりうかがえる❤。
当時はバンパイヤの二番煎じと揶揄されたようですしね(笑)
読みました。読んでいると、悲しくなってきますよね😖人間は、すべてとは、いいませんが…見ため、名誉、地位、なんて関係ないのですよね。いろいろあって、難しいです😖詳しい説明、ありがとうございます😃。えっ…ブラックジャックの前だったのですか…😯
確かに悲しくなるテーマですよね。手塚先生は1968年公開の猿の惑星が大好きでしたので異形の主人公として少しは影響を受けていると思われます。向こうは猿ですがこちらは人間というのが大きな違い。この人間が人間ではない姿に変わってしまうという設定はこの後エレファントマンやザフライなど見た目がグロテスクな映画が増えてきたのも偶然ではないと思います。今ならLGBTなど外見が多様化した社会になってきていますが目に見えるものだけがすべてではないというメッセージは人間の永遠のテーマであると言えますね
2巻しか、持ってなかったです。😖
ぜひ衝撃のラストを堪能してくださいね!
これ残虐性が酷い
3:28で左ページに5章のタイトル「ゴルゴダの丘」が出て来ますが、明らかなミスです。正しくは「ゴルゴタの丘」(Golgotha)です。天才・手塚治虫先生と言えども無知は避けられないのでしょうね。キリストをモチーフにする以上はこのくらいのキーワードはしっかりチェックしてほしかったですね。大好きな傑作だけに非常に残念です。
人間天婦羅の件は強烈に憶えておます・・・
感想が遅くなりましたが、先日読み終わりました。
複雑な心理戦にはらはらしつつ、次の展開が気になりながら、一気に読みました。
登場人物が個性豊かで魅力的でした。
同じ医学ドラマでもブラック・ジャックとはまた違うよさがありました。
漫画版『白い巨塔』とは言い得て妙ですが、山崎朋子の『白い巨塔』と同じ位に読後のカタルシスが感じられます。それは主人公の桐人のみならず出てくる人物の運命が最後まで完全描ききられている所から来るんじゃないかと思っているからです。たづ・占部・竜ヶ浦・ヘレン・麗華・いずみ、彼らの視点からそれぞれ『きりひと讃歌』が出来るのでは?と思わせるくらいそれぞれの運命が綿密に書き込まれていて、その最期が死や狂気に終わっていても読む者は感動させられるです。
子供のころブラックジャックじゃなくて家にあったからこっちを読んでたな
奇子もあったし父のセンスに脱帽
小山内がたづを殺した犯人にリベンジしようとしてるときに上の方の寺から響く鐘の音がたづの「あんた、やめて😭」って叫びに思えて😭
麗花が人間天ぷらで死ぬシーンは残酷でありながら,
大道芸人の『生&死』をうけいれている彼女にすがすがしさを感じます。
人間の欲、金、生への執着がありのまま描かれた作品ですね❗
私は、それで大学病院を辞めてしまった医師です。だからなんだというわけではないんですが。まぁ、私みたいな🐴🦌もいたんだとは思って欲しいですね。
これは圧倒的マイベストの手塚作品・・・本当に名作だと思います。こうして紹介されると嬉しいなあ。
個人的には手塚作品ベスト1です。
今のようにCGや特殊メイクが発達した今なら、NHKあたりで実写化ドラマしてもいいんじゃないかなと思います。
手塚先生がやばいんじゃない人間がやばいんだ
そうおもう
大人版バンパイヤでもありますね。この頃の手塚先生は大人漫画を沢山発表してましたね。ビッグコミックからもこの「きりひと~」「地球を呑む」「奇子」「シュマリ」が発表され、どれもどこかタブーに斬り込んだ作品だった様に思えます。その後「陽だまりの樹」そして未完の「グリンゴ」ですかね❓️
手塚先生本人が生涯最高作と言っていたような記憶がある
山梨県甲府の風土病から発覚した日本住血吸虫の宿主であるミヤイリガイの蔓延、人間を小人に変えてしまう奇病の駆逐した実話を聞いて、きりひと讃歌の重厚さにたじろぎました。本当に命の震える大作だと思います。
火の鳥の太陽編と交差しながら読み返したくなるのよね・・・
BSE、狂牛病、クロイツフェルトヤコブ病がイギリスで流行し原因が感染性異常プリオンというウイルスでも細菌でも無い、ただの物質ということとが分かった時にこの物語、漫画のきりひと讃歌を思い出しました。
手塚治虫先生の先見性は半端ない、手塚治虫先生の知識の蓄積はどこから来ているのか謎です。私ら凡人は手塚治虫は天才で片付けてしまいます。
作中で白人社会の要人達が「我々がこんなおぞましい病にかかるはずがない」と白人のモンモウ病患者が発生していることを認めようとしないくだりがありました。
コロナ感染者が東アジアを中心に広まりだした時期、日本政府要人が他のG7メンバーにコロナ拡大阻止活動を国際的に行う必要があると呼びかけたところ「これはアジア人の病気だから自分達は関係ない」と当初全くやる気が見られなかったとか。
手塚治虫氏はこんなところまで予見しているんですね…
2013年に東京で開催された『手塚治虫・石ノ森章太郎 マンガのチカラ展』に「きりひと讃歌」の原画が展示されていました。数ページでしたがとても迫力があり圧倒されました。
本編はまだ読んだ事ありませんが、この動画で興味を持ちました。
これこそ現代のドラマにしてほしい
子供の頃もう全然この話の深さ分からずに読んでたなぁ。また実家帰ったら読もう。
detective1993さんありがとうございます。ぜひ!
「きりひと讃歌」の他火の鳥の「望郷編」短編などの作品にもキリスト教をモチーフにしてる作品が多いですね。
水野智恵 さんありがとうございます。細かいものを拾っていくと結構ありますよね。
下手な文学作品など足元にも及ばないな。今、こんな作品を描ける漫画家がいるだろうか。圧倒される。
占部先生の変貌が凄い。初登場は童顔の若者なのに罪をおかしてから一気に老けた。
終盤に小山内が船のデッキで天国の占部に語りかけるシーンが清々しい。
日本にも、風土病があるし、なかなか説得力があった。20年前の中学生の時に読んだ。傑作でした。記憶も曖昧なので、また読んでみます。
物語の合間に添えられる聖書の一節は暗闇に差し込む光のようだった。
権力者みんなどうして心が歪んでしまうのだろうそうしないと次が保っていられないからだと私は
手塚先生が誕生10年前、スペイン風邪(1918-1920)が流行っていたので、自身、スペイン風邪の話を聞いていたから、少しは関係しているかも知れません。更に、中国の李医師にも重なるの点もあるかのような内容なので、その当時にも、日本にも李医師のような人がいたのかも知れませんね。
獣以下の人間
その本質を描いている
また、読みたくなってきた
焚書にされなくて良かった。
占部の顔芸が笑える。え?占部って誰だか覚えていないって?ほら、すぐカギかける人ですよ…。
これ読んでみたいです。
目を覆いたくなるほど残酷―――何某様の解説は的を射ていて、わかりやすいです!!本当にそうなんです😭この作品の恐ろしさは誰からも救いの手が差し伸べられない。これを読み返すのはきつい。でも、読み返してみたい―――絵柄もかなり変わって、近づきがたい雰囲気だなと思ったのを覚えています。過渡期だったのですね―――解説、有難うございます🙏
沙浦レリナさんありがとうございます。辛くも背負った十字架を降ろすまで目を離さず見届けるメッセージ。まさに事故に投影させてターニングポイント作品ですよね~。お褒め下さり感謝です。嬉しいです。
この当時もそうだけど今も変わってないっていうのが現実だよな
私は占部がとても印象に残っています。
手塚作品の全てを読んでいるわけではないのですが、この絵柄のキャラだと大体根っからの胸糞キャラが多い中、占部は憎みきれない奴だと思ったことを覚えてます。
あと、動画でもふれていましたがあの劇画は中々忘れられません。
中々見なかったきりひと賛歌の紹介をありがとうございます!
白い巨塔とオオカミ人間を組み合わせたキメラ漫画。
唐揚げショーの女の人が印象に残っています
いつも楽しく拝見してます。きりひと讃歌は私の中では手塚作品TOP5に入るお気に入りです!大判サイズでの復刻を期待してます。
shimo80dgさん。ありがとうございます。ベスト5ですか、それはスゴイ!ボクは…(決められません笑)大判サイズでの復刻いいですね、やはり見応えが違いますからね。この同時期の「奇子」「ダスト18」「アラバスター」「ボンバ」など次々と復刻されていますので可能性はあるかもです。楽しみですね。
返信ありがとうございます!ベスト5と言ってもコロコロ変動しますけどねー!笑 大判と言えば、某さんの動画、『岐阜の手塚治虫書店』の回を見て、その翌日に行って来ました。2時間くらいいたかな…笑 そこで人間昆虫記とボンバの大判を購入しました!影響受けてまーす!
翌日とは素晴らしい行動力!2時間居れますよね~。(ボクは家族連れでしたので無念の早期リタイアでした笑)岐阜店は隣のコミックス売り場を含めるなら東京丸の内店より大きいです。めちゃくちゃテンション上がりますよね。喜んでいただけることがなによりの賛辞です。ありがとうございます。
返信ありがとうございます!岐阜店ですが、二ヶ所あるのはよいですが、片方を見逃す可能性もありますし、どちらかにしか置いて無いものもあってそこが残念でした。片方づつでしか会計出来ない構造でしたし…😂 でも、置いてある量とディスプレイの素晴らしさに感動しました👍さて、全巻チャンネルいつも拝見して参考にさせていただいています!私は大都社のA5版と角川の文庫版から収集を始めてしまったので、全集は数タイトルしか所蔵してないのですが、全集コンプリートに憧れつつ現実的に諦めかけてます。さて、これからも手塚治虫先生の作品とその魅力を伝えて行ってください!私も某さんと同じく、フースケの『出ていけ!』とか、ライオンブックスの『安達ガ原』とか大好きです!マイナーながらも良質な短編作品なんかもどんどん取り上げて下さい!
@@shimo80dg ありがとうございます。全集コンプは一括買いでない限り諦めた方が良いと思いますよ(笑)今なら別の全集も出てますし未収録作もけっこうあるのでこだわりがない限り別のものでも問題ないかと思います。見た目の美しさというのはあるかもしれませんが。マイナー作品もどんどん配信していきますのでお楽しみくださいね。応援励みになります。ありがとうございます。
子供の頃、「竜ケ浦」を「りゅうげうら」と読んでた俺。
押井守あたりがアニメ化すれば良いのではないでしょうか。
素晴らしい分析・批評です。毎回楽しみにしております。
hheerroo gguuddaaさんありがとうございます。めちゃくちゃ励みになります。今後とも応援よろしくお願いします。
この劇画的タッチとゴルゴダの丘...また人を助ける職業って、明らかにゴルゴ13を皮肉ってますね...w
ゴルゴ13には、ゴルゴダの丘でイエス・キリストを殺して茨の冠を被せた13番目の男って設定がありますし...
ゴルゴを意識しているのは見て取れますね。手塚先生に珍しく線がいっぱい書き込まれていますし苦悩の姿が見えます。ゴルゴ13にそん設定があるんですね。知りませんでした。ありがとうございます。
ゴルゴ13の設定を考えたのは、故・小池一夫。
また、小池は ゴルゴが暗殺に失敗して醜く死ぬラストを想定していたらしい。
殺し屋のゴルゴ13なら非情に徹して切り捨てる。
小山内医師は出来ない、切り捨てられない。
それが苦しむ。
ブラックジャックもまた当時(今もだが)大ヒットしていたゴルゴ13の影響を受け創造したキャラクター説がありますね。
どちらも人の命に関わる業界において他人が真似られない神業的技術の持ち主の一匹狼、仕事の報酬に莫大な金額を要求する…
「ひょうたんつぎ」の他に「おむかえでごんす」も出ていませんでしたね(笑)
水野智恵 さんありがとうございます。そういえばそうですね。手塚先生にしては珍しいマジメ作です(笑)
スパイダーですね
間違っていたらごめんなさい。小学校の時に同じ題名の手塚漫画読んだ記憶があり、でも内容は全然覚えてなくて若い頃殺人者(人斬り)で、のちのち後悔して死んでいくみたいなストーリーの短編だったと思う。ヒトキリの逆でキリヒトだったと思う。知ってる人居ますか?
だから、手塚先生は好きな漫画を選び、医者の道は嫌だったのかな⁉️
別件で養老孟司氏は、東大でも医学部に入るつもりはなかったと言う❗
私は感染症だと思います
実は偶然先月末に実家から持ってきて読んだばかりで、取り上げていただき嬉しいです。
全体を通しての感想ですが、人が人を変えるのは環境よりも結局は人なんだな、と。
それと、人同士を対比させて、人物像をより鮮明に表現されている。
桐人は、医師という職業、ヘレンも修道女。どちらも人から崇められる聖職者の様な立場。
その二人が犬の姿になって、桐人は憎しみを糧に絶望を乗り越えましたが、ヘレンは愛で乗り越えました。また、桐人も、ヘレンの愛で、医師としてそのままの姿で乗り越え、自分を待っててくれる辺境の地へ戻る。
ヘレンも犯されたとは言え、子供を授かり、母に、マリアになった。
内容がとても暗くて、辛いので、このラストシーンはすごく胸が熱くなります。
表現で特に印象に残っているのは、
い
だけが描かれたコマ。
桐人の病の苦しみと、手塚先生の苦しみ、胃が痛かったのかなぁ、なんて思ってしまいました。
人間の醜さ、脆さを痛烈に描いた傑作ですね。医学知識、社会構造など手塚治虫ならではの漫画ではないでしょうか。
今みるとそうではないかもしれませんが当時としてはかなり画期的であり破壊的な作品であったことでしょう。
当時スランプだった手塚先生の思いも反映されているとも言われており暗い作品になっていますが最後には人間の強さが描かれていてキッチリとオチをつけられて良かったですね。
手塚治虫漫画全集というのが出た初期にこれが出て、読んでしまった…。少年漫画の手塚治虫しか知りませんでしたので、ショックでした。エロ・グロ・様々な欲望が渦巻くストーリー。トラウマになりました。特に人間天ぷらが…。もちろん、名作ではあると思います…。
Akihito Nakamura さんありがとうございます。伝説の人間テンプラ…あれはトラウマ級の衝撃です(笑)
「きりひと讃歌」と「一輝まんだら」「奇子」あたりは、内容が暗すぎる。
あと「一輝まんだら」は、梶原某に対する 当てこすり…………ゲフンゲフン❤
内容は暗いですけど作品の質は高いですね。娯楽としてではなく読み物として見ると非常に完成度は高いと思います。
某さんの以前の動画がきっかけで『きりひと讃歌』を読みました(o(´∀`)o)
舞台も世界あちこちだし、欲あり尊厳あり愛あり、正に大人手塚の真骨頂ですよね♪
手塚先生が早い段階で桐人を人間に戻さなくてよかったです(笑)
手塚先生は人間は獣そのものと考えていたのかなあとすら思う悲惨な展開の中、ラストの桐人の、難病に悩む 人々の質問に答えた台詞が素晴らしいです。まだまだ大人手塚の作品を読んでみたくなります。
kumasuke blue さん。ありがとうございます。自分がおすすめした作品を読んでいただけるととても嬉しいですし励みになります。本作はブラックジャックの前身とも言える作品で手塚史においても重要な位置づけになる作品です。世間の評価はそうでもなくてもそういう作品の方が結構チャレンジングで面白かったりもします。まだまだたくさん紹介していきますので今後ともよろしくお願いします。
人間が犬になる病気なんて実際にあるんですか?
本編を読むと分かりますが、見た目や嗜好が獣を連想させるからです。
・本来は違うのに伝染病とされる
→脚気とスモン病
・外見が変わり、差別される
→天然痘にハンセン病
スモン病が(キノホルムという薬品からなのに)当時感染症だとされ。ストーリーのラストにもあるのですが。
明治の脚気を知っていて。スモン病も同じだと見抜いていた医師でもありますから。
そうさ、ボクはバンパイヤ❤!!(小山内桐人)
ちなみに 人間天ぷら の残酷描写には、白土三平の「カムイ伝(ガロ版1964〜71)」に対する手塚の対抗意識も かなりうかがえる❤。
当時はバンパイヤの二番煎じと揶揄されたようですしね(笑)
読みました。
読んでいると、悲しくなってきますよね😖
人間は、すべてとは、いいませんが…見ため、名誉、地位、なんて関係ないのですよね。いろいろあって、難しいです😖
詳しい説明、ありがとうございます😃。
えっ…ブラックジャックの前だったのですか…😯
確かに悲しくなるテーマですよね。手塚先生は1968年公開の猿の惑星が大好きでしたので異形の主人公として少しは影響を受けていると思われます。向こうは猿ですがこちらは人間というのが大きな違い。この人間が人間ではない姿に変わってしまうという設定はこの後エレファントマンやザフライなど見た目がグロテスクな映画が増えてきたのも偶然ではないと思います。今ならLGBTなど外見が多様化した社会になってきていますが目に見えるものだけがすべてではないというメッセージは人間の永遠のテーマであると言えますね
2巻しか、持ってなかったです。😖
ぜひ衝撃のラストを堪能してくださいね!
これ残虐性が酷い
3:28で左ページに5章のタイトル「ゴルゴダの丘」が出て来ますが、明らかなミスです。
正しくは「ゴルゴタの丘」(Golgotha)です。
天才・手塚治虫先生と言えども無知は避けられないのでしょうね。
キリストをモチーフにする以上はこのくらいのキーワードはしっかりチェックしてほしかったですね。
大好きな傑作だけに非常に残念です。