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セカンダリードミナントや裏コードを覚え始めていたところで、「II♭M7からIM7に進行」ができる理屈が何なのか分からなさすぎて昨日深夜4:00過ぎまで資料を読み漁りながら唸っていたのですが、この動画で救われました…フリジアンからの借用と考えれば良かったのか!
一気に6回分拝聴しました。明快でテンポよく淀みのない説明でした。素晴らしい本格的な講義です。おかげで曖昧な諸点が解決しました。大変感謝しております。
ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします~!
最初は何言ってんのかわかんないーー。ってなってたけどこのチャンネルを見始めて1年くらい経って戻ってきたらとても理解できました。ありがとうございます!
めっちゃ嬉しい感想です!ありがとうございます!!
めっちゃ共感ーw僕の場合最初に見たのが分数augのやつだったからなおさらw
音楽理論系の動画を何となく見始めて半年、いきくんの動画が分かる…分かるぞ……!
半年間ありがとうございます笑よかったです!
素晴らしく分かりやすかったです。ありがとうございます。
面白いです!
また音楽理論の動画作ってくださってありがとうございます、今度ぜひHmp5について分析してください!
色々なスケールに関する動画は出すつもりです!ちなみにHMP5↓はその名の通りハーモニックマイナースケールを5番目の音から始めたものです。例1:Cメジャースケール「ドレミファソラシド」→5番目から始めるとGミクソリディアンスケール「ソラシドレミファソ」例2:Cハーモニックマイナースケール「ドレミ♭ファソラ♭シド」→5番目から始めるとGHMP5↓スケール「ソラ♭シドレミ♭ファソ」(またの名をGミクソリディアン♭9♭13)
めちゃくちゃ勉強になりました!今まで基本的なコードと乏しい理論だけで耳コピをしていたのですが、やはり限界があり、もう少し勉強しないとなと思っていたところなんです!パラレルモードを使いこなすのはかなり大変そうですね(笑)今後もたくさん動画見させていただきます!
感謝です!わかりやすく、ほかのどこより勉強になります!有難う御座います^ ^
いつも分かりやすい説明ありがとうございます。モーダルインターチェンジの前半でナチュラルマイナーから借りてくる事はよくわかりました。質問なのですが、同じようにハーモニックマイナーとメロディックマイナーのダイアトニックコードからも借りてこれるのでしょうか。それともほとんどの場合がナチュラルマイナーから借りてくるのでしょうか??勘違いしている質問でしたらご容赦下さい。よろしくお願いします。
ありがとうございます!ハーモニックマイナー、メロディックマイナーからももちろん借りてこられます。例えばハーモニックマイナーから「Dm7♭5→G7♭9」→Cmaj7という借用は定番だったりします。また、ハーモニックマイナーやメロディックマイナーそれぞれのレラティブモード(の主音をCにしたもの)からの借用もあり得ます。解釈を拡げれば、「ホールトーンスケール」や「ディミニッシュスケール」上の和音を借りてくることも可能です。ただ、「じゃあなんでもありじゃん」という万能の理論というよりは、あくまで方法論であり、それぞれのコードがそれぞれに、モーダルインターチェンジ以外の別の理論的な説明の仕方も可能です。
@@iki2music 早速ご返信ありがとうございます!! その中からナチュラルマイナーのダイアトニックを説明されたという事は 頻度が高いという理解で大丈夫でしょうか?? 覚える事が多すぎて混乱してます(笑)
もちろんナチュラルマイナーからの借用が頻度としては一番高いですが、最初にナチュラルマイナーから説明したのは単に一例として取り上げただけです。後半に、「主音が同じすべてのスケール(Cドリアン、Cフリジアンetc.)から借用可能」という話をしましたが、「主音が同じスケール」には「Cハーモニックマイナー」も「Cメロディックマイナー」も、その他すべての「C」が主音のスケールも含みます(Cメジャーから見た場合)。ややこしいですよね笑 遠慮なく質問してください!
はい ややこしいです(笑)少しずつ曲のコード分析を始めてみます。また質問させて頂きます。よろしくお願い致します。
アニメキャプテンのED曲「ありがとう」のコード解析をジャパリパークで付け焼刃で覚えた知識でやってます。まだまだ理論は消化不良気味なのでちょくちょく理論動画を見返しに来ると思いますがよろしくです。
是非!気軽に質問してください!
主音が同じ他のスケールから借りれるなら実質どんなコードでも使えるってことですか?
こんにちはとてもわかりやすい解説ありがとうございます!質問があります。Cを主音に持つ複数のスケールがありその中で作られるたくさんのコードを並べることが可能だ。と理解しましたが、①そもそもCが主音であることは、イオニアンでしか言えない(イオニアンでは、Ⅴ7→Ⅰ の解決があるから)と思うのですが、どう解釈されていますか?②そうであれば、モーダルインターチェンジは転調感の少ない(人間が認識しやすい)ものだと解釈しますが如何でしょう?(もちろんメロディーとの兼ね合いもあるでしょうが)よかったら教えてください。
ありがとうございます!まず前提として、「主音」は狭義には長調/短調の中心音、広義にはスケールの第一音を指します。とはいえ主音の定義問題はあまり重要ではなくて、ある音が「中心音」となる状況はイオニアンでなくても成立します。「V7→I」の解決は、あくまで「長調の調性音楽における中心音のとり方=主音」を示しているだけです。たとえば「レミファソ ラシラソ ファミレド レ~~」という感じで演奏したら、「レ」を中心音にとるドリア旋法です。モーダルインターチェンジというのは、たとえば「C」の音を中心にとった曲で、|Dm7|G7|D♭maj7|Cmaj7 |なんていうコード進行を演奏したとき、|Cイオニアン|Cイオニアン|Cフリジアン|Cイオニアン|の世界にそれぞれ軸足を置いていて、このとき3小節目は「モーダルインターチェンジ」と呼ばれる手法でCフリジアンの世界からコードを借りてきた、つまり、|ドレミファソラシドの世界の「レファラド」|ドレミファソラシドの世界の「ソシレファ」|ドレ♭ミ♭ファソラ♭シ♭ドの世界の「レ♭ファラ♭ド」|ドレミファソラシドの世界の「ドミソシ」|ということです。一方転調は、たとえばCを中心とするドレミファソラシド(CDEFGABC)の世界から、あるところを境にD♭を中心とするドレミファソラシド(D♭E♭FG♭A♭B♭CD♭)の世界に移り変わることを意味します。
進行の中でⅢメジャーコードが出てくるのですが、構成音に♭Ⅵが入っているためサブドミナントマイナーなんでしょうか?
一般的な回答としては、IIIメジャーの場合「ソ♯」=♯Vの音ですから、「ラ♭」=♭VIとは文脈が違います。IIIメジャーコードは「サブドミナントマイナー」としてではなく、「セカンダリードミナント」や「クロマチックミディアント」として出てくることが多いです。ただしもちろん鍵盤上で同じ音ですから、そこから創作の可能性を拡げていくことは充分にあり得ます。
動画 めちゃめちゃ楽しく拝見させてもらってます( _ _)この動画を見てから数曲のコードを分析してみたのですが、山崎まさよし『 One more time, one more chance』のサビの「A Amaj7 G F# Bm Bmajm7 Bm7 E7」というコード進行で、Gがどこから来ているのかわかりません。これは合理的に説明がつくものなのでしょうか。
ありがとうございます!原曲を存じ上げないのですが、キーはAメジャーのようなので、「G」はまさにこの動画で扱っているモーダルインターチェンジの♭VIIです。♭VII7であればAエオリアンか最新の動画で取り扱ったAメロディックメジャー、♭VIImaj7であればAドリアンかAミクソリディアンが出所です。7th音が特定できないと確実なことは分かりませんが、書いていただいたコードを見る限りは♭VII7系じゃないですかね。次の「F#」は「Bm」にいくためのセカンダリードミナント(V of II)ですが、「G」にはその「F#」から見た半音上のドミナントの働きもあります。いずれにしても定番のコード進行です。
図にも載ってましたね…調号とかが頭の中でごちゃごちゃになって見落としちゃってました。あと半音上もドミナントとして使用できるんですね。全く知りませんでした😥「7th音が特定できないと確実なことはわかりません」というのは、 メロディとコードが合わさってひとつのコードのようにはたらいているからメロディ抜きで考えてもどのキーへのモーダルインターチェンジかは区別できない ということでしょうか?また、F#は素のトライアドですが、ドミナント7の7th音を省略しちゃってもドミナントコードとして使用できるのでしょうか?
返信遅くなりました!・半音上のドミナントは一般に「裏コード」として知られているものです。・「メロディとコードが合わさってひとつのコード」という言い方ももちろんできますが、もっとシンプルに「Cmaj7=ドミソシ」だけでは、ここで想定されているのが「ドレミファソラシ(Cアイオニアン)」なのか「ドレミファ♯ソラシ(Cリディアン)」なのか、はたまた「ドレミファソラ♭シ(Cハーモニックメジャー)」なのか判断できない、ということです。・G→Cで解決感があるように、必ずしもドミナントがドミナント「セブンス」の形である必要はありません。あくまでトライトーンがより解決感を増すだけです。
このコード進行のGは、AのクリシェでA7の代用なのかと(代用できるのか知りませんが)、、自分は理論まだ全然分かっていないですけど、ここをA7にしたコード進行ってBoowyのB.BlueやCloudy Heartに使われていますね。
これは、いわゆる「借用和音」と呼ばれるものと同じですか?
日本語での定義に揺れはありますが、「借用和音」は違う調から借りてきた和音全般を指すので、例えばセカンダリードミナントなども包括しています。同主短調からの借用などは、ここで取り上げているモーダルインターチェンジと同じ方法論です。拡大解釈もあるのですが、モーダルインターチェンジは基本的に主音が同じ他の旋法を一時的に使用することです。英語の別名でborrowed chordとも呼びますので、和音単位で考えればこれも借用和音の一種となります。
なるほど。モーダルインターチェンジは、借用和音の部分集合ではあるのですね。借用和音の中にモーダルインターチェンジがあって、その中に同主短調からの借用があると考えていいのでしょうか。
友達にこのTH-camチャンネルをオススメしてもらって、遡って動画見させてもらっています。この動画を見つけて、今までコード解析を諦めていた曲の解析欲が湧いてきたのですが、SILENT SIRENのチェリボムという曲のBメロはどうなっているのでしょうか?Aメロ及びサビは普通のF#majorkeyの曲です。Bメロが「E→D#m→D→C#m→C→C→G#→A#」となっていてE→D#mはBmajor(F#mixolydian)D→C#mはAmajor(Bdorian)C→CはGmajor(Adorian)という風に解釈してみたのですがG#(F#majorのドッペルドミナント)がどういう意味をもってCと連結しているのかがわかりません。
偉大なるいき先生が答えてなかったので、横から僭越ながら考えてみます。♯系は個人的に考えにくいので♭系で書かせていただきます…。ここは理解されているかと思いますが、Bメロラストの♭A7→♭B7は、E♭minorのⅣ7→Ⅴ7になってると思われます。サビ頭は、そうするとE♭mが来そうなものですが、偽終止的にe♭をⅰとして見た場合の♭ⅵのコードであるC♭に入っています。そして、サビは、C♭→D♭→B♭m→E♭mのよくあるやつに入ってます。Bメロのコードの解釈、F♭→E♭mは、ミクロに見るなら、僕はE♭mの♭Ⅱ→Ⅰmかなと思いますね。続くE♭♭→D♭mは、その手前から見て反復進行っぽくもあるし、D♭mの♭Ⅱ→Ⅰmかなとも思います。この動画でも話題になってる、M.I.C.で考えることも可能だとは思います。その場合、F♭は、g♭から見て♭Ⅶ、E♭mはⅥm、E♭♭は♭Ⅵ、D♭mはⅤmと見ることもできないことはないと思います。ただ、M.I.Cと言うよりは、単にB♭→E♭m→A♭→D♭mのリハモって考えるほうが自然かもです。さて、問題のC△7(♯11)→A♭7→B♭7は、確かにCが曲者ですね。D♭m(Ⅴm)→G♭(Ⅰ,g♭-Ionian)の代わりに、Ⅰの反対側の♯Ⅳに入って、D♭m(Ⅴm)→C(♯Ⅳ,c-Lydian)になったって考えたらいいのかなと思いました。g♭-Ionianと、c-Lydianとの間には、♭g=♯f以外に全く共通音なしですのでかなり遠いところに入った感がありますが…。ここだけ都合よく中心軸理論を持ってきますが、ⅰと♯ⅳって機能同じなので「入れ替え可能」とするなら成り立ちます。しかし、そこからしれっとA♭7→B♭7に繋がっているところは、どう説明すればスマートなのかちょっと悩みますね…。本来は、G♭をE♭minorのⅢ♭に読み替えて、♭Ⅲ:G♭→Ⅳ:A♭→Ⅴ:B♭となれば説明できるところ、G♭が代理可能なCに読み替えられたって考えると、一応マクロには理解できるのですが、ミクロに見てそんなことしていいのかな?っていうのは若干思ってしまいますね…。
セカンダリードミナントや裏コードを覚え始めていたところで、「II♭M7からIM7に進行」ができる理屈が何なのか分からなさすぎて昨日深夜4:00過ぎまで資料を読み漁りながら唸っていたのですが、この動画で救われました…
フリジアンからの借用と考えれば良かったのか!
一気に6回分拝聴しました。明快でテンポよく淀みのない説明でした。素晴らしい本格的な講義です。おかげで曖昧な諸点が解決しました。
大変感謝しております。
ありがとうございます!
引き続きよろしくお願いします~!
最初は何言ってんのかわかんないーー。ってなってたけどこのチャンネルを見始めて1年くらい経って戻ってきたらとても理解できました。ありがとうございます!
めっちゃ嬉しい感想です!ありがとうございます!!
めっちゃ共感ーw
僕の場合最初に見たのが分数augのやつだったからなおさらw
音楽理論系の動画を何となく見始めて半年、
いきくんの動画が分かる…分かるぞ……!
半年間ありがとうございます笑
よかったです!
素晴らしく分かりやすかったです。ありがとうございます。
面白いです!
また音楽理論の動画作ってくださってありがとうございます、今度ぜひHmp5について分析してください!
色々なスケールに関する動画は出すつもりです!
ちなみにHMP5↓はその名の通りハーモニックマイナースケールを5番目の音から始めたものです。
例1:Cメジャースケール「ドレミファソラシド」→5番目から始めるとGミクソリディアンスケール「ソラシドレミファソ」
例2:Cハーモニックマイナースケール「ドレミ♭ファソラ♭シド」→5番目から始めるとGHMP5↓スケール「ソラ♭シドレミ♭ファソ」(またの名をGミクソリディアン♭9♭13)
めちゃくちゃ勉強になりました!今まで基本的なコードと乏しい理論だけで耳コピをしていたのですが、やはり限界があり、もう少し勉強しないとなと思っていたところなんです!
パラレルモードを使いこなすのはかなり大変そうですね(笑)
今後もたくさん動画見させていただきます!
感謝です!
わかりやすく、ほかのどこより勉強になります!有難う御座います^ ^
いつも分かりやすい説明ありがとうございます。
モーダルインターチェンジの前半でナチュラルマイナーから
借りてくる事はよくわかりました。
質問なのですが、同じようにハーモニックマイナーと
メロディックマイナーのダイアトニックコードからも
借りてこれるのでしょうか。それともほとんどの場合が
ナチュラルマイナーから借りてくるのでしょうか??
勘違いしている質問でしたらご容赦下さい。
よろしくお願いします。
ありがとうございます!
ハーモニックマイナー、メロディックマイナーからももちろん借りてこられます。
例えばハーモニックマイナーから「Dm7♭5→G7♭9」→Cmaj7という借用は定番だったりします。
また、ハーモニックマイナーやメロディックマイナーそれぞれのレラティブモード(の主音をCにしたもの)からの借用もあり得ます。
解釈を拡げれば、「ホールトーンスケール」や「ディミニッシュスケール」上の和音を借りてくることも可能です。
ただ、「じゃあなんでもありじゃん」という万能の理論というよりは、あくまで方法論であり、それぞれのコードがそれぞれに、モーダルインターチェンジ以外の別の理論的な説明の仕方も可能です。
@@iki2music 早速ご返信ありがとうございます!! その中からナチュラルマイナーのダイアトニックを説明されたという事は 頻度が高いという理解で大丈夫でしょうか?? 覚える事が多すぎて混乱してます(笑)
もちろんナチュラルマイナーからの借用が頻度としては一番高いですが、最初にナチュラルマイナーから説明したのは単に一例として取り上げただけです。
後半に、「主音が同じすべてのスケール(Cドリアン、Cフリジアンetc.)から借用可能」という話をしましたが、「主音が同じスケール」には「Cハーモニックマイナー」も「Cメロディックマイナー」も、その他すべての「C」が主音のスケールも含みます(Cメジャーから見た場合)。
ややこしいですよね笑 遠慮なく質問してください!
はい ややこしいです(笑)
少しずつ曲のコード分析を始めてみます。
また質問させて頂きます。よろしくお願い致します。
アニメキャプテンのED曲「ありがとう」のコード解析をジャパリパークで付け焼刃で覚えた知識でやってます。
まだまだ理論は消化不良気味なのでちょくちょく理論動画を見返しに来ると思いますがよろしくです。
是非!気軽に質問してください!
主音が同じ他のスケールから借りれるなら実質どんなコードでも使えるってことですか?
こんにちは
とてもわかりやすい解説ありがとうございます!
質問があります。
Cを主音に持つ複数のスケールがありその中で作られるたくさんのコードを並べることが可能だ。と理解しましたが、
①そもそもCが主音であることは、イオニアンでしか言えない(イオニアンでは、Ⅴ7→Ⅰ の解決があるから)と思うのですが、どう解釈されていますか?
②そうであれば、モーダルインターチェンジは転調感の少ない(人間が認識しやすい)ものだと解釈しますが如何でしょう?
(もちろんメロディーとの兼ね合いもあるでしょうが)
よかったら教えてください。
ありがとうございます!
まず前提として、「主音」は狭義には長調/短調の中心音、広義にはスケールの第一音を指します。とはいえ主音の定義問題はあまり重要ではなくて、ある音が「中心音」となる状況はイオニアンでなくても成立します。
「V7→I」の解決は、あくまで「長調の調性音楽における中心音のとり方=主音」を示しているだけです。
たとえば「レミファソ ラシラソ ファミレド レ~~」という感じで演奏したら、「レ」を中心音にとるドリア旋法です。
モーダルインターチェンジというのは、たとえば「C」の音を中心にとった曲で、
|Dm7|G7|D♭maj7|Cmaj7 |
なんていうコード進行を演奏したとき、
|Cイオニアン|Cイオニアン|Cフリジアン|Cイオニアン|
の世界にそれぞれ軸足を置いていて、このとき3小節目は「モーダルインターチェンジ」と呼ばれる手法でCフリジアンの世界からコードを借りてきた、つまり、
|ドレミファソラシドの世界の「レファラド」|ドレミファソラシドの世界の「ソシレファ」|ドレ♭ミ♭ファソラ♭シ♭ドの世界の「レ♭ファラ♭ド」|ドレミファソラシドの世界の「ドミソシ」|
ということです。
一方転調は、たとえばCを中心とするドレミファソラシド(CDEFGABC)の世界から、あるところを境にD♭を中心とするドレミファソラシド(D♭E♭FG♭A♭B♭CD♭)の世界に移り変わることを意味します。
進行の中でⅢメジャーコードが出てくるのですが、構成音に♭Ⅵが入っているためサブドミナントマイナーなんでしょうか?
一般的な回答としては、IIIメジャーの場合「ソ♯」=♯Vの音ですから、「ラ♭」=♭VIとは文脈が違います。
IIIメジャーコードは「サブドミナントマイナー」としてではなく、「セカンダリードミナント」や「クロマチックミディアント」として出てくることが多いです。
ただしもちろん鍵盤上で同じ音ですから、そこから創作の可能性を拡げていくことは充分にあり得ます。
動画 めちゃめちゃ楽しく拝見させてもらってます( _ _)
この動画を見てから数曲のコードを分析してみたのですが、山崎まさよし『 One more time, one more chance』のサビの「A Amaj7 G F# Bm Bmajm7 Bm7 E7」というコード進行で、Gがどこから来ているのかわかりません。これは合理的に説明がつくものなのでしょうか。
ありがとうございます!
原曲を存じ上げないのですが、キーはAメジャーのようなので、「G」はまさにこの動画で扱っているモーダルインターチェンジの♭VIIです。
♭VII7であればAエオリアンか最新の動画で取り扱ったAメロディックメジャー、♭VIImaj7であればAドリアンかAミクソリディアンが出所です。7th音が特定できないと確実なことは分かりませんが、書いていただいたコードを見る限りは♭VII7系じゃないですかね。
次の「F#」は「Bm」にいくためのセカンダリードミナント(V of II)ですが、「G」にはその「F#」から見た半音上のドミナントの働きもあります。
いずれにしても定番のコード進行です。
図にも載ってましたね…調号とかが頭の中でごちゃごちゃになって見落としちゃってました。
あと半音上もドミナントとして使用できるんですね。全く知りませんでした😥
「7th音が特定できないと確実なことはわかりません」というのは、 メロディとコードが合わさってひとつのコードのようにはたらいているからメロディ抜きで考えてもどのキーへのモーダルインターチェンジかは区別できない ということでしょうか?
また、F#は素のトライアドですが、ドミナント7の7th音を省略しちゃってもドミナントコードとして使用できるのでしょうか?
返信遅くなりました!
・半音上のドミナントは一般に「裏コード」として知られているものです。
・「メロディとコードが合わさってひとつのコード」という言い方ももちろんできますが、もっとシンプルに「Cmaj7=ドミソシ」だけでは、ここで想定されているのが「ドレミファソラシ(Cアイオニアン)」なのか「ドレミファ♯ソラシ(Cリディアン)」なのか、はたまた「ドレミファソラ♭シ(Cハーモニックメジャー)」なのか判断できない、ということです。
・G→Cで解決感があるように、必ずしもドミナントがドミナント「セブンス」の形である必要はありません。あくまでトライトーンがより解決感を増すだけです。
このコード進行のGは、AのクリシェでA7の代用なのかと(代用できるのか知りませんが)、、自分は理論まだ全然分かっていないですけど、ここをA7にしたコード進行ってBoowyのB.BlueやCloudy Heartに使われていますね。
これは、いわゆる「借用和音」と呼ばれるものと同じですか?
日本語での定義に揺れはありますが、「借用和音」は違う調から借りてきた和音全般を指すので、例えばセカンダリードミナントなども包括しています。同主短調からの借用などは、ここで取り上げているモーダルインターチェンジと同じ方法論です。拡大解釈もあるのですが、モーダルインターチェンジは基本的に主音が同じ他の旋法を一時的に使用することです。英語の別名でborrowed chordとも呼びますので、和音単位で考えればこれも借用和音の一種となります。
なるほど。モーダルインターチェンジは、借用和音の部分集合ではあるのですね。
借用和音の中にモーダルインターチェンジがあって、その中に同主短調からの借用があると考えていいのでしょうか。
友達にこのTH-camチャンネルをオススメしてもらって、遡って動画見させてもらっています。
この動画を見つけて、今までコード解析を諦めていた曲の解析欲が湧いてきたのですが、
SILENT SIRENのチェリボムという曲のBメロはどうなっているのでしょうか?
Aメロ及びサビは普通のF#majorkeyの曲です。
Bメロが「E→D#m→D→C#m→C→C→G#→A#」
となっていて
E→D#mはBmajor(F#mixolydian)
D→C#mはAmajor(Bdorian)
C→CはGmajor(Adorian)
という風に解釈してみたのですが
G#(F#majorのドッペルドミナント)
がどういう意味をもってCと連結しているのかがわかりません。
偉大なるいき先生が答えてなかったので、横から僭越ながら考えてみます。♯系は個人的に考えにくいので♭系で書かせていただきます…。
ここは理解されているかと思いますが、Bメロラストの♭A7→♭B7は、E♭minorのⅣ7→Ⅴ7になってると思われます。サビ頭は、そうするとE♭mが来そうなものですが、偽終止的にe♭をⅰとして見た場合の♭ⅵのコードであるC♭に入っています。そして、サビは、C♭→D♭→B♭m→E♭mのよくあるやつに入ってます。
Bメロのコードの解釈、F♭→E♭mは、ミクロに見るなら、僕はE♭mの♭Ⅱ→Ⅰmかなと思いますね。続くE♭♭→D♭mは、その手前から見て反復進行っぽくもあるし、D♭mの♭Ⅱ→Ⅰmかなとも思います。この動画でも話題になってる、M.I.C.で考えることも可能だとは思います。その場合、F♭は、g♭から見て♭Ⅶ、E♭mはⅥm、E♭♭は♭Ⅵ、D♭mはⅤmと見ることもできないことはないと思います。ただ、M.I.Cと言うよりは、単にB♭→E♭m→A♭→D♭mのリハモって考えるほうが自然かもです。
さて、問題のC△7(♯11)→A♭7→B♭7は、確かにCが曲者ですね。
D♭m(Ⅴm)→G♭(Ⅰ,g♭-Ionian)の代わりに、Ⅰの反対側の♯Ⅳに入って、D♭m(Ⅴm)→C(♯Ⅳ,c-Lydian)になったって考えたらいいのかなと思いました。g♭-Ionianと、c-Lydianとの間には、♭g=♯f以外に全く共通音なしですのでかなり遠いところに入った感がありますが…。ここだけ都合よく中心軸理論を持ってきますが、ⅰと♯ⅳって機能同じなので「入れ替え可能」とするなら成り立ちます。
しかし、そこからしれっとA♭7→B♭7に繋がっているところは、どう説明すればスマートなのかちょっと悩みますね…。
本来は、G♭をE♭minorのⅢ♭に読み替えて、♭Ⅲ:G♭→Ⅳ:A♭→Ⅴ:B♭となれば説明できるところ、G♭が代理可能なCに読み替えられたって考えると、一応マクロには理解できるのですが、ミクロに見てそんなことしていいのかな?っていうのは若干思ってしまいますね…。