【正岡子規~子規周辺の人々を短歌とともに~】
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- เผยแพร่เมื่อ 10 ธ.ค. 2024
- 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の俳句で知られる正岡子規は、俳人であり歌人、また国文学研究家、随筆家としても知られています。
彼は34年という短い生涯の中で革新的な俳句や短歌の運動を行いました。
現在へと続く短詩型文学の方向性を決定づけた人物といえます。
俳人として名高い子規ですが、実は文芸を学び始めたのは和歌・短歌がスタートでした。
今回は正岡子規やその周辺の人々について、短歌とともにご紹介していこうと思います。
正岡子規の歌
・隅田(すみだ)てふ(ちょう) 堤の桜 さけるころ 花の錦を きてかへるらん
・九つの 人九つの 場を占めて ベースボールの はじまらんとす
・久方の アメリカ(あめりか)人(びと)の はじめにし ベースボールは 見れど飽かぬかも
・打ち揚ぐる ボールは高く 雲に入りて 又落ち(おち)来(きた)る 人の手の中に
・くれないの 二尺伸びたる 薔薇の芽の 針やはらかに 春雨のふる
・いちはつの 花咲きいでて 我目には 今年ばかりの 春いかんとす
・瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり
・松の葉の 葉毎に結ぶ 白露の 置きてはこぼれ こぼれては置く
夏目漱石の歌
赤き烟 黒き烟の 二柱 真直に立つ 秋の大空
高麗百済 新羅の国を 我行けば 我行く方に 秋の白雲
肌寒く なりまさる夜の 窓の外に 雨をあざむく ぽぷらあの音
秋山真之の歌
・送りにし 君がこころを 身につけて 波しずかなる 守りとやせん
・雪の日に 北の窓あけ シンすれば あまりの寒さに ちんこちぢまる
『坂の上の雲』で、香川照之さんが演じた正岡子規が、不治の病に悶え苦しんで壮絶な最期を遂げる場面の演技が、ホントに凄かったです! 素晴らしい才能に恵まれながら、有効な治療法も特効薬も無い時代に、罹患すれば死を待つしかなかった病に侵されたのが不運だった…。『正岡子規』の歌集を読んでみたくなりました。
「坂の上の雲」の再放送は気になって観ています。本当に名演ですね。明治時代の緊張感がよく伝わってきます。
短歌勉強中の者です。ユーチューブで、正岡子規、夏目漱石などの、勉強をさせていただきました。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
現代短歌も素晴らしいのですが、こうした明治の近代短歌も勉強すると面白いですね。
こんな風に詠めたらいいのですが、難しいですね。
私は短歌を作るわけではありませんが、近代短歌を成立させた革命家としての正岡子規についてはよく知っています。
これはやはり司馬遼太郎「坂の上の雲」による影響であり、またほとんどの日本人もその影響下にあると思います。
若い頃の司馬さんのエッセイを読むと子規についてはほとんど忘れられていたようです。
「坂の上の雲」は曲も含めて素晴らしく、よく見ました。正岡子規も大々的に取り上げられたましたから、そのお陰で認知度が上がったのは間違いないでしょうね。松山でも絶大な人気でした。しかし、その前はほとんど忘れられていた人だったとはビックリでした。
ところで、司馬遼太郎記念館も行ってみたいところです。
@@tankaichigoichie さん 「司馬遼太郎が考えたこと」というエッセイ集で司馬さんの若い頃の随想が読めるのですが、司馬さんが記念館になってる自宅を建設したころはほんとうに何にもない「河内のおっさんの歌」みたいな土俗的な世界で、いまはかなり開けてはいるもののとても文豪が住むところとは思えないゴミゴミした街並みでびっくりしますよw
ご本人はそんな大阪の下町の暮らしを存分に楽しんでいらっしゃったらしいのがまたいいですね。
ただ詩歌を嗜んでいらっしゃる人には合わないかもしれません。
でも一度は訪れてみるのをおすすめします。
短歌をやり始めて二十年近くになりますが、上達しているのかどうかよくわかりません。短歌も第二芸術と言われますが、孤独や苦悩、寂しさと言う環境の中で素晴らしい歌が出来るように思います。
これからも短歌一期一会で色々な短歌に出会い刺激を受けていきたいです。有難うございました!
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、楽しんで短歌と付き合っていくことで、いつの間にか上達していくのだと思います。自分らしい歌が詠えるといいですね。
2023年も頑張って動画を作っていきたいと思います。自分の短歌の勉強にと始めたものですが、皆様に喜んで頂いて本当に嬉しいです。今年もまた勉強していきたいと思っています。
広華さま、ぜひ、いろいろと教えてください。
昨日のニュースを見ると、議員が私腹を肥やしていることが多く判明!!この時代の一途に日本国民を守ろうとする精神とは大違い!!!!!!!!
小峠英二
『歌よみに与ふる書』、読みました。
「貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に有之候」と古今和歌集を批判していますね。
特に一番歌については無趣味でしゃれにもならない、などとこき下ろしています。
そこまで言わなくてもと思いますが、『歌よみに与ふる書』は面白うございました。
近現代短歌はあまり知りませんが子規の歌集は手元にあり、いろいろ参考にしております。。