上野三碑の紹介【群馬県高崎市】(①概要編)
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- เผยแพร่เมื่อ 3 ธ.ค. 2024
- 平成29年10月31日 祝 上野三碑 ユネスコ「世界の記憶」登録
ユネスコ「世界の記憶」に登録された上野三碑の概要をご紹介します。
なお、上野三碑が建てられた経緯を紙芝居風のアニメーションで再現しましたので、こちらもぜひご覧ください。
上野三碑ができるまで(②山上碑・金井沢碑編) • 上野三碑ができるまで(②山上碑・金井沢碑編)
上野三碑ができるまで(③多胡碑編) • 上野三碑ができるまで(③多胡碑編)
上野三碑は平成29年10月31日、ユネスコ「世界の記憶」に登録されました。上野三碑とは、およそ1300年前に建てられた群馬県高崎市南部地域にある山上碑・多胡碑・金井沢碑の総称です。群馬県が古代「上野国(こうずけのくに)」と呼ばれていたことから、この名前がついています。 上野三碑の詳しい情報はこちらのページでご覧いただけます。
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日本国内で現存する平安時代以前の古碑はわずかに18例ほどに過ぎず、高崎市域における三例の集中は、歴史的にきわめて特筆されます。このような重要性から、三碑はいずれも国の特別史跡に指定されています。
それぞれの碑文からは、当時の地方行政制度のあり方、古代豪族の婚姻や氏族のつながり、仏教思想の広がりなど実に多くのことが明らかになり、古代東国史の一級史料と評価されています。
文字を駆使し、石碑を建てる文化は、飛鳥時代に朝鮮半島や中国からもたらされたものです。このため、当地域の豪族の地域経営には、渡来人の知識層―主として新羅系の人々―が参画し、当時の日本でも高い文化度を誇っていたと考えられます。