寡婦年金と死亡一時金ってなに?遺族年金と何が違うの?
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- เผยแพร่เมื่อ 2 ต.ค. 2024
- 寡婦年金と死亡一時金、これはどういうことかすぐにイメージできる人は少ないと思います。寡婦年金も死亡一時金も、身内が亡くなった時に遺族が受け取るお金という点では遺族年金と同じです。それともう一つ、共通点があります。それは、遺族が自分から請求しないとお金はもらえない!ということなんですね。
今回は、寡婦年金と死亡一時金が遺族年金と何が違うのか?について解説したいと思います。
まず、最初に遺族年金の簡単な振り返りをしておきたいと思います。というのも、この振り返りをしておかないと、後から説明する話が分からなくなる可能性があるからです。
で、遺族年金ですが、これは大きく2つに分けることができます。一つは遺族厚生年金で、もう一つが遺族基礎年金です。この2つの違いは、亡くなった方が加入していた
年金の種類で違ってきます。まず亡くなった方が自営業者、あるいはフリーランスだった場合は、国民年金に加入していますので、遺族基礎年金が支給されるということになります。
一方、亡くなった方が会社員、あるいは公務員だった場合は、国民年金と厚生年金の2つに加入していますから、遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されるということなんですね。
で、遺族基礎年金の方ですが、どうしても押さえておきたいポイント、つまり遺族基礎年金の重要な支給要件があります。それは、遺族に18歳未満の子がいること、という要件があることです。これは逆に言えば、たとえ遺族であっても子がいなかったり、もしくは子がいても既に18歳以上だったりすると遺族基礎年金はもらえない!
という事を意味しているんですね。
以上、遺族年金の簡単な振り返りでした。
で、ここから本題にはいるわけですが、まず寡婦年金、これは女性限定の年金で支給対象も女性のみ!ということが特徴的です。寡婦年金を一言で説明しますと、
自営業者やフリーランスで働いていた夫が亡くなった時に、子供のいない女性のみが受け取れるもので、妻が60歳から65歳の間だけ支給される年金、ということになります。
寡婦年金の支給要件については、後ほど説明しますが、その前に寡婦年金について是非知っておいてほしいことがあります。それは、寡婦年金はぶっちゃけて言えば、それほど大した金額ではない!ということなんです。つまり、金額が少ない上にもらえる期間が短い年金!ということなんですね。なんでこんな年金があるのか?と言いますと、
自営業の夫が今まで払ってきた年金保険料を掛け捨てにしないための救済措置のために設けられたた制度ということなんですね。
では、寡婦年金の金額はいくらか?ということですが、寡婦年金の金額は、亡くなった夫が受け取るはずだった老齢基礎年金の4分の3と決まっています。
具体的な金額については、具体例を見ながら一緒に計算してみたいと思います。例えば、亡くなった夫がサラリーマを10年勤務後退職し、以後は自営業者として20年働いた後に死亡したケースで計算してみましょう まず最初に、夫が受け取るはずだった老齢基礎年金の金額を計算します。計算式は、老齢基礎年金の満額(年)に
夫が国民年金に加入していた期間を国民年金の加入義務期間で割るということになりますが、これに今回のケースに当てはめますと、780,100円x20/40=390,050円ということになります。因みにこの780,100円は平成31年度の老齢基礎年金の満額のことで、40は国民年金の加入義務期間、20は夫が自営業として勤務した期間ということになります。
そして寡婦年金の金額ですが、亡くなった夫が受け取るはずだった老齢基礎年金の4分の3ということですから、390,050円x3/4=292,537円という事になるんですね
つまり妻は寡婦年金として毎年292,537円を、60歳から65歳の間もらうことができる!ということになります。しかし1年間で約29万円ですから、
これだけではとても生活はできませんよね。因みに夫が自営業者として30年間働いた場合を計算すると年間で約44万円、40年間働いた場合は約59万円になりました。
次は死亡一時金についての説明をします。
死亡一時金とは、寡婦年金と同じように自営業やフリーランスの方が亡くなった場合に支払われるものですが、寡婦年金との大きな違いは、一括で支給されるということなんですね。ただ、金額はとても少なくて最高でも32万円しかありません。因みに最低額は12万円です。この金額は、亡くなった方が納めた保険料の月数に応じて決められています。
死亡一時金の支給条件のポイントを簡単に説明しますと、まず、亡くなった方の条件ですが、①保険料納付期間は36月以上あったこと、そして②老齢基礎年金や障害基礎年金を受けていなかったこと、ということになります。
次に遺族の要件ですが、これは①亡くなった方と生計を共にしていたこと、そして②遺族基礎年金の支給を受けていないこと、ということですね。
最後に死亡一時金を受ける権利の時効ですが、これは死亡日の翌日から2年といことになります。さらに、ここでちょっと大事なポイントがあるんですが、それは、死亡一時金をもらう側の人には優先順位というものがある!ということなんですね。どういうことかというと、まず最優先は配偶者がもらうとなっています。でも、もし配偶者がいなければ子がもらう、子がいなければ父母がもらう、父母がいなければ孫、孫がいなければ祖父母、祖父母がいなければ兄弟姉妹という感じで受取の優先順位が決まっているんですね。
さて、寡婦年金と死亡一時金、どちらがお得だと思いますか?金額だけ見れば、寡婦年金の方が断然お得です。これは、仮に夫が死亡した時に妻が64歳で1年間しか寡婦年金を受け取れなかったとしても、寡婦年金の方が死亡一時金を上回ります。しかし、遺族の状況によっては死亡一時金を選ぶべき!といいうケースもあります。
例えば、妻が老齢基礎年金の繰り上げ受給をしていたら、寡婦年金はもらえませんが死亡一時金はもらえます。また、妻が将来、特別支給の老齢厚生年金の受給を希望する場合は、寡婦年金はもらえませんが死亡一時金はもらえます。但し死亡一時金の需給は、60歳前の受取りになります。さらに、亡くなった夫の保険料納付期間が10年未満だったら、寡婦年金はもらえません。でも、保険料納付期間が36ヶ月以上あれば、死亡一時金はもらえます。
またこんなケースも考えられます。妻が50歳の時に夫が急死した、
今すぐまとまったお金が必要!そんな方がいるかもしれません。そんな時、死亡一時金なら60歳まで待たずともすぐにもらえるのです。このように遺族の状況によっては、死亡一時金を選ぶべきというケースも多々あるわけですね。
最後に寡婦年金の手続きと条件ですが、まず寡婦年金の申請先は、亡くなった夫の住所がある市区町村役場、もしくは年金事務所または街角の年金相談センターで手続きをする!
ということになります。因みに請求の期限は、夫の死亡後5年以内となっています。次に寡婦年金を受け取る条件ですが、詳しく書けばいろいろあるのですが、ただ寡婦年金は先ほど説明しました通り、金額的に少なくもらえる期間も短いものですから、ここで詳しく説明はしないで、大事なポイントを2つだ説明したいと思います。
1つは、亡くなった夫の側の条件になりますが、これは国民年金の第1号被保険者として保険料を10年以上納めていること、ということになります。そしてもう一つは、妻の側の条件になるのですが、これは3つあって、①妻は夫の死亡当時65歳未満であること、②婚姻期間が10年以上あること、③夫によって生計を維持されていたことこの3つになります。ということで今回は、寡婦年金と死亡一時金についての話をしました。
動画を見て疑問に思ったこと、また何か聞きたい事があれば、コメント欄に質問をお願いします。
#寡婦年金 #死亡一時金 #遺族年金
遺族年金の動画から観ました。とても分かりやすくて聞きやすいです。ありがとうございます。これからも楽しみにしています。
色玉虫 さま ありがとうございます。そのようなお言葉をいただき恐縮です。微力ながら、これからも頑張っていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
10年間のサラリーマン生活の間も基礎年金を払っていたのではないのですか?企業が半分負担してはいますが、基礎年金を払っていることは事実だと思いますけど。この計算では基礎年金と国民年金との違いがありすぎて混乱するんですけど。
確か、厚生年金納めてたら、国民年金も払っているような?よんぶんのさん🎉払っているような
こんんちは。厚生年金保険料の中には国民年金保険料も含まれているので、厚生年金に加入している人は、自動的に国民年金にも加入していることになっております。よろしくお願いいたします。
夫が居て、子供が18歳以上です。
現在60歳ですが、今年61歳になります。厚生年金は約40年掛けて来ました。国民年金の支払いもキチンと掛けています。
もし亡くなったら、遺族厚生年金と私の年金も貰えるんですか?
さっぱり分かりません。
私は、国民年金です。
あと両親が相次いで亡くなったのですが、私には妹と弟が居ます。年金は貰えるんですか?
ごちゃごちゃになってます。
mikadukihime0325 さま コメントありがとうございます。最初のご質問の件ですが、ご主人が会社に在職中にお亡くなりになった場合、奥様には遺族厚生年金が支払われます(子供さんが18歳以上でも大丈夫です)。但し、奥様の年収が850万円未満であることが条件です。また奥様が65歳になれば、奥様自身の老齢基礎年金と遺族厚生年金の両方を受け取ることができます。しかし、ご主人が退職後に亡くなった場合は、遺族厚生年金が支払われるためには、ご主人の厚生年金の加入期間が25年以上必要になります。また、もう一つのご質問の件ですが、ご両親が亡くなった場合、子供が遺族厚生年金を受け取ることができるのは、高校卒業に相当する年齢まで(18歳になってから迎える次の3月末まで)となっておりますので、mikadukihime0325 さまとmikadukihime0325 さまの妹、弟は、遺族厚生年金を受け取ることができないという事になります。よろしくお願いいたします。
@@図解で学ぶお金の知識様
すみません。えっと、主人が退職後(多分65歳)に亡くなって受け取れるのが、私の老齢基礎年金と主人の遺族厚生年金ですよね。
あー、一応読解したつもりですが、ごちゃごちゃです。
mikadukihime0325 さま 年金の制度はとても複雑なので、一度に理解しようとすると消化不良を起こしますよね(^^;)。ご主人が退職後に亡くなった時に、ご主人の厚生年金の加入期間が25年以上あれば、遺族厚生年金をもらうことができ、mikadukihime0325 さまご自身が老齢基礎年金を受け取るようになっても、遺族厚生年金を受け取ることができるという事になります。よろしくお願いいたします。
@@図解で学ぶお金の知識様
ですと、山口だったら何とかやっていけます。有り難うございます。主人もちゃんと年金は掛けています。1ヶ月足りとも抜かさず。
間違いやすいのが、「寡婦年金額は、夫の第1号被保険者期間だけで計算した老齢基礎年金額の4分の3。」
という点ですね。
村田健治さま コメントありがとうございます。おっしゃるようにサラリーマン時代に納めた国民年金は対象期間として計算されないんですよね。
7:50あたりで老齢基礎年金の金額を求める時、夫が国民年金に加入していた期間が20となっていますが、サラリーマンをしている時も厚生年金と国民年金に加入しているので10年間サラリーマンをしていたのなら30となるのではと思ったのですが違うのでしょうか?
よく分かりました。ありがとうございましたm(_ _)m
お聞きしたいのですが、子供が成人していて、主人が65以上で亡くなった場合は、寡婦年金はもらえないということになりますよね?
では、遺族年金はもらえるのでしょうか?
津野まま 様 コメントありがとうございます。寡婦年金は、夫の死亡時の年齢ではなく、夫の死亡時の妻の年齢が65歳未満の場合に受け取ることができる年金で、妻が60歳から65歳の間だけ支給されます。一方遺族年金ですが、これは大きく分けると遺族基礎年金と遺族厚生年金の2つがあって、それぞれ支給要件が違います。遺族基礎年金は、18歳未満の子供がいないともらえませんが、遺族厚生年金は、子がいなくても受け取ることができます。但し、受給を受けるには、夫が老齢厚生年金の受給権者または受給資格期間25年以上を満たしていた!という条件があります。なお、年金は一人一年金の原則がありますので、寡婦年金を受給中に他の年金を受け取ることはできません。よろしくお願いいたします。
説明していただき、有難うございます。
期限や要件など、複雑なしくみになってきるのですね。貰えるあてが、もらえないというのは、厳しい生活へと追い込まれますね。
一番わかりやすい説明でした! 文章だと 理解できなくてここに来ました。ありがとうございます。
Masako Kさま いつもありがとうございます♪
妻59歳遺族年金の手続きをしてきました
今まで夫の3号でした
これから役10年、厚生年金に加入した場合、メリットはありますか?
出口久美さま そうなんですか。大変でしたね。今まで出口久美さまの年金加入歴は分かりませんが、仮に65歳からご自身の老齢厚生年金の受給権が発生した場合、ご自身の老齢厚生年金は全額支給となり、これまで受給していた遺族厚生年金は、ご自身の老齢厚生年金に相当する額が支給停止になります。そう考えると、せっかく厚生年金に加入しても、なんだか意味がないような気分になるかもしれません。ただ、働くことで毎月のお給料が得られますし、社会貢献もできます。メリットがあるかないかの判断は、人によって考え方が違いますし、置かれた状況も違いますので、一概には言えないのかもしれません。よろしくお願いいたします。
死亡一時金支給と64歳からの特別支給の老齢厚生年金受給予定だと寡婦年金申請不可でしょうか⁉️😶
妻が、精神障がい者年金を貰っている場合、貰える、夫の、年金額は、少なくなるのでしょうか?
妻は、家事や
通院、その他、1人では、何も出来ない状態なので、働けません。
寡婦年金を もらい忘れた場合わ どうなりますか
期限が切れていました 注意して 読まずにすいませんでした
夫は49歳で、136月、厚生年金加入し、その後自営1号者で現在232月目です。
私は51歳ずっと会社員2号者です。
子供はいませんし、私も夫も障害等の年金は非該当です。
もし私がこの先寡婦年金対象になった場合、夫の厚生年金136月(11年4月)は遺族年金資格25年必要に該当しないので消滅するだけの理解でよろしいのでましょうか?
To泉さま 遺族厚生年金の受給要件の中には「老齢厚生年金の受給資格期間が25年以上ある方が死亡した場合」というものがございますので、その理解でよろしいと思います。よろしくお願いいたします。
音声が小さくて聴きとりずらいです。
K Yさま 申し訳ございません。改善するようにいたします。
声小さくないですよ
夫がなくなり自分のこうせいねんきんだけとなっときはどちらおうけとったらいいですか
石田様 コメントありがとうございます。寡婦年金と死亡一時金は、ご主人が自営業者だったことが前提ですが、「夫がなくなり自分のこうせいねんきんだけとなっときは・・・・」という事は、亡くなったご主人は自営業者で、奥様は会社員だったということでしょうか? それを前提にご説明しますと、寡婦年金と死亡一時金の金額を比べた場合、金額だけ見れば 寡婦年金の方が断然お得です。但し、受給できる期間は60歳から65歳の間だけとなります。なお、寡婦年金と老齢厚生年金は同時に受け取ることはできません。また寡婦年金と老齢厚生年金のどちらが得になるかは、石田様が現在もらっている厚生老齢年金の金額と寡婦年金の金額を比較してみないと分かりませんが、一般的には厚生老れ年金の金額が高い方の方が多いと思われます。
夫も厚生年金です 共に今いれ72🦏ですば