「障害あっても自立したい」脳性まひの24歳青年、初めてのひとり暮らし “親亡き後”をどう生きるか

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  • เผยแพร่เมื่อ 14 ม.ค. 2023
  • 「重い障害があっても自立して暮らしたい」
    その夢をかなえるためにつくられた障害者のシェアハウスから、初めての卒業生が出ました。
    ひとり暮らし第一号は、脳性まひの障害がある24歳の青年です。三宅貴大(たかひろ)さん24歳。この日、シェアハウスから引っ越します。
    引越し業者「置いていく物はございますか?」
    三宅貴大さん「エアコンと照明とカーテン。カーテンは置いていく」
    引っ越し業者「わかりました」
    三宅さん「(引っ越しは)楽しみでもあり不安でもある」親元を離れて、シェアハウスに来てから2年半。
    「ひとり暮らしをする」という三宅さんの夢がやっとかないます。
    脳性まひの障害がある三宅さんは、生活のほぼすべてで介助が必要で、養護学校を卒業したあとは、親の助けを借りて自宅で暮らしていました。
    しかし、三宅さんは親からの自立を決意します。
    勉強会に参加し、お金の管理やヘルパーとのコミュニケーションなどを実際に地域で暮らす先輩達から学び、少しずつ自信をつけていきました。 「親亡き後」をどう生きるか。三宅さんがかなえたいのは、ささやかな願いです。三宅さん「好きな時に好きなことをできる生活をしたい」
    今から2年半前、郡山市に障害者のシェアハウスがオープンすると、三宅さんは一期生として入居しました。 三宅さん「共に地域で生活するという目標達成に向けて、共に支え合いながら成し遂げていきたい」
    郡山市の中心部にある障害者のシェアハウス。1階は、障害者にヘルパー派遣を行うNPOの事務所で、三宅さんはここで広報の仕事をしています。
    2階がシェアハウスで、バリアフリーの個室は、キッチンとトイレが付いています。
    入居者は、障害年金などの収入から月3万円の家賃や水光熱費を支払い、スタッフのサポートを受けながら自立のためのノウハウを身につけます。
    ときには、こんな行動も…「ご協力お願いします」ひとり暮らしをするためには、多くのヘルパーの力が必要です。三宅さん、積極的です。
    シェアハウスの卒業が近づいた先月、激励会が開かれました。
    三宅さん「ご協力してくださって皆様本当にありがとうございました」
    入居者「おめでとう」
    三宅さん「ありがとう」
    新居へと引越しが始まりました。
    三宅さん「(この家を)気に入ってます」重度の障害者が借りることのできる物件は少なく、2年以上探してようやく見つけられました。 三宅さん「やっとスタート、ふふふ」
    三宅さんの母・まゆみさん「準備だけはしてあげようと」母親のまゆみさんです。引越しの手伝いに来ていました。 母・まゆみさん「普段何も(親に)要求しない人なので「いい」とか言って、あまり親に関わられたくないみたい。お年頃」ひとり立ちする息子に、心配と安心の気持ちが入り混じります。母・まゆみさん「小さいころから親は先に死ぬんだよと常に教えてきたので、それは事実だと思うので、安心する。ふふふ。」 三宅さん「がんばります」
    三宅さんのひとり暮らしが始まりました。朝7時半、ヘルパーが来ると身支度を整え、出勤の準備をします。 三宅さん「カフェオレ(が飲みたい)」 三宅さん「あたりまえのように自立した生活を、障害者が送れる社会にしてほしい」じり 三宅さんは、新たな一歩を踏み出します。
    【取材後記】TUFディレクター 深谷茂美
    「自分がつくった番組が、誰かの人生を動かすきっかけになる」作り手としてこれほどうれしいことはない。
    私は障害のある夫婦が2人の子どもを育てるドキュメンタリー番組を2014年に制作していて、今回取材した三宅さんはこの番組を見て「自分もいつか自立したい」と思うようになったと話してくれた。
    「これは見届けなければ…」責任感にも似た思いで取材は始まった。
    いつ放送できるかわからないから取材はいつも記者カメ。三脚はほぼ使わず、タイミング重視で撮りためていくのがいつものスタイル。しかし取材期間がぴったりとコロナ流行期と重なり、会うことさえできない日々が長く続いた。取材ができるようになり久しぶりに会った三宅さんは、少したくましくなっていた。三宅さんは24歳で、私の息子と同年代だ。そんな彼の自立の時に立ち会えたことがとてもうれしい。
    詳細は NEWS DIG でも!↓
    newsdig.tbs.co.jp/articles/tu...

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