絶滅危惧種の渡り鳥"コアジサシ" 3年連続で佐賀に巣作り【佐賀県】 (23/05/09

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  • เผยแพร่เมื่อ 5 ก.ย. 2024
  • 絶滅危惧種の渡り鳥コアジサシが今年も佐賀市の浄水場跡地で子育てに励んでいます。早ければ6月上旬に巣立つ予定です。
    【橋爪アナウンサー】
    「絶滅危惧種のコアジサシが3年連続で佐賀にやってきました。佐賀市諸富町にある浄水場の跡地で巣を作っています」
    じっと動かず卵を温める姿や…エサをくわえて求愛する姿も。環境省が絶滅危惧種に指定しているカモメ科の渡り鳥コアジサシです。
    本来、海岸や河川敷で繁殖しますが、おととしと去年に続き今年も佐賀市諸富町の浄水場跡地に巣を作っています。
    【日本野鳥の会・佐賀県支部 宮原明幸支部長】
    「本来彼ら(コアジサシ)が繁殖する場所が無くなっているだから、その場所に似た荒地で砂利があって草が生えていない所を繁殖地として代わりに利用するしかない現状ですね」
    日本野鳥の会佐賀県支部は佐賀市上下水道局から土地を無償で借り受け、小動物除けのネットやひなのシェルターとなる土管などを設置。
    去年は対策が功を奏し、飛来した約50羽のコアジサシのうち、8つのつがいと25羽のひなが巣立った一方、カラスやネコなどの天敵に食べられてしまうひなもいたといいます。
    新たな工夫として今年はコアジサシの保護色となる砕いた貝殻を地面に撒いて少しでも天敵から身を隠せるようにしました。
    現在、26のつがいが卵を温めていて、早ければ4月15日にもひながかえる予定です。
    【日本野鳥の会・佐賀県支部 宮原明幸支部長】
    「絶滅に瀕した鳥なんですけど、1羽でも2羽でも巣立せることで絶滅を遅らせる。できれば増やしていって絶滅から救ってあげるそういったことができれば」
    野鳥の会によりますと8月まではここで繁殖するとみられ、早ければ6月上旬からオーストラリアやニュージーランドに向かって家族ごとに飛び立っていくということです。

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