【源氏物語・空蝉】空蝉、碁を打つ

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  • เผยแพร่เมื่อ 8 ต.ค. 2024
  • 源氏の君は、碁を打つ空蝉と軒端荻をのぞき見します。
    空蝉は小柄で目立たないようにしていますが、対する軒端荻は余すところなく見ることができて、腰ひものあたりまで胸があらわとなっただらしない格好をしており、体格もふっくらとしていますが、目元や口元はかわいらしく華やかな感じです。碁を打ち終えた後のはしゃぐ様子も、気品が劣っている感じがしました。
    そんな軒端荻についても、堅実ではない源氏の君にとっては捨てておくことのできない存在なのでした。
    ◆源氏物語(作者:紫式部)◆
    平安時代中期に成立した日本最古の長編物語です。
    全54帖からなり、光源氏の誕生から様々な恋愛遍歴、政治闘争などが描かれた一代記とともに、その子(薫大将)の人生を描いた一大長編小説です。
    ◆第三帖「空蝉」◆
    空蝉に冷たい態度であしらわれながらも、諦めることのできない光源氏は、またも密かに紀伊守の屋敷へ行きます。そこでは継娘である「軒端荻」(伊予介と先妻との娘)と空蝉が碁を打っていました。美しく華やかな軒端荻と比べて、空蝉は見劣りする容姿だと気づきます。
    その夜、源氏の訪れを察した空蝉は、薄衣一枚を脱ぎ捨てて逃げ去ります。それに気づかない光源氏は、図らずも軒端荻と契りを交わすことになります。
    光源氏は脱ぎ捨てた薄衣を持ち帰り、薄衣を抜け殻に例える歌を空蝉へ送り、空蝉も身分が格段に異なる光源氏からの寵愛を受けられず、嘆き悲しむのでした。
    #古典 #紫式部 #源氏物語

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