世界一の乗降客数を誇る巨大ターミナル新宿駅。西口は1960年代に整備されて以来の大型再開発がはじまり、西口のシンボルだった巨大建築物、小田急百貨店新宿店本館が解体され、約60年ぶりに駅前で広大な空が見えるようになり、風景が大きく変貌しています。建設する超高層ビルは、東京都庁や西新宿超高層ビル群の高さも超え、新宿一となる予定で、完成時には新宿駅西口の新たなシンボルとなりそうです。また、隣接した地区でも再開発が動き出しており、西南口エリアで超高層ビル建設がはじまります。
西口、西南口での再開発のほか、西新宿エリアでは東京都や新宿区が歩行者ネットワークの整備も進めていく予定で、高度経済成長期に形成されたまちの発展、魅力向上が期待されます。
さらに、日本有数の商業地である東口の伊勢丹新宿店も、三越伊勢丹ホールディングスが再開発を行うことを表明しています。2030度以降の着工を目指し具体的な検討が始められるようです。報道では、超高層ビルを建設し、オフィスのほか、ホテルや住宅などが設け、売上高日本一の伊勢丹新宿店と融合させた新しい事業モデルを検討していくとしています。
今回は、再開発やまちの整備で大変貌する新宿を、現地の撮影を交えながら詳しくお伝えします。
（2024年8・9月撮影）
※一部過去の撮影も含みます
※サムネのイラストはイメージです
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