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Engaku-ji: a Zen temple of Rinzai school
Japan
เข้าร่วมเมื่อ 20 ก.พ. 2019
Engaku-ji: a Zen temple of Rinzai school
This is our official TH-cam Channel of Engakuji, the head temple of the Rinzai school of Engaku-ji sect, in Kamakura, Japan.
We have different kinds of contents; “Sunday sermon”, “one bite sermon (a short sermon)”, the online zazen practice, or lectures on Zen.
We will appreciate if you watch them at your leisure.
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第1272回「大用国師をしのぶ」2024/7/1【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。
■管長日記「大用国師をしのぶ」
www.engakuji.or.jp/blog/37824/
■Voicy
r.voicy.jp/7GVlzodgm0g
■note
note.com/engakuji/n/nb6380ef997a5
最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。
-------------------------------------------------
ここのところ、日本の仏教について書いていたのは、五日ほどかけて、佐々木閑先生がnipponドットコムに連載されていた『日本の仏教』という文章について講義をしていたからでした。
ここには、お釈迦様の教えがどのようなものなのか分かりやすく書かれています。
佐々木先生の文章を引用させてもらいますと、
「ブッダは、自分が感じている 「生きる苦しみ」 を取り除くことができるのは自分だけだと考えた。
外部世界に、苦しみを消し去ってくれるような超人的存在はいないと確信したのである。
瞑想の力を使って心の内側を精密に観察し、苦しみの根源がどこにあるかを見つけた。
そして、ありもしない「自我」を想定し、その、自我に合わせて都合よく世界を見ていこうとする自己中心の世界観、それこそがわれわれに苦しみをもたらす根本原因だと見抜いた。
この、私たちが本能的に持っている、誤った自我意識から生ずる、心のさまざまな悪い作用をまとめて 「煩悩」と呼ぶ。
自己観察によって苦しみの根源を見極めたブッダは、それらの煩悩を絶ち切って、苦しみの海から自分自身を救い出すための実践方法を考案した。
「仏道修行」と呼ばれる、仏教特有の精神的トレーニング方法である。」
と書かれています。
ここにある「煩悩を絶ち切って、苦しみの海から自分自身を救い出すための実践方法」こそがお釈迦様の教えの中核なのでありました。
ところが日本の仏教はその伝来から特殊な経緯をたどっています。
佐々木先生は「日本が中国文化圏に加わることを外交的に示すための手段として着目されたのが仏教である」と書かれているのであります。
日本の仏教は、伝来のときから、国の施策と大きく関わっていたのでした。
平安時代に入ってきた天台宗も真言宗もまた国と深く関わっていました。
それに対して、鎌倉仏教は独自に発達しました。
鎌倉新仏教は、民衆中心であり、政治権力に対して宗教の自立性を主張していました。
それが江戸時代になって、また大きく変わってゆきます。
徳川幕府は、佐々木先生の言葉によると「日本全土に広く存在している無数の仏教寺院を幕府の行政機関として活用することで、国民を個人単位、あるいは各戸単位で管理統括する」こと、「日本を侵略しようとしている西洋諸国の先遣隊である (と見なされていた) キリスト教を排除するための宗教的防波堤として仏教を利用する」ということになったのでした。
総じて江戸時代に仏教は沈滞していた一面が強いのであります。
もっともすぐれた仏教者が出ていることも事実であります。
江戸時代には、円覚寺も沈滞の気風にあったと『円覚寺史』にも書かれています。
江戸期には、寺院の増加に併せて僧侶も増え、宗風が沈滞して、円覚寺でも禅の修行が疎かになる事態もあったようです。
そういう沈滞の気風の中で、九州に古月禅師がでて、禅風を挙揚されました。
その同じ系統にあたると言われる月船禅師が関東で教化を挙げられました。
永田の東輝庵で多くの修行僧を指導したのでした。
白隠禅師も静岡の原の松蔭寺で大いに教化をなされていて、沈滞の気風を一掃しようとされました。
その月船禅師の元には、後に相馬の長松寺に住する物先海旭禅師や、後に博多の聖福寺に住して有名になる仙厓義梵禅師などのほかに、後に白隠禅師のもとの参じた峨山慈棹禅師や隠山惟琰禅師など錚錚たる禅傑が修行されていました。
そんな中を若き誠拙禅師も修行されていたのでした。
当時の円覚寺は続灯庵の実際法如禅師や仏日庵の東山周朝禅師らによって何とか円覚寺にも宗風を復古させようという機運が起こっていました。
特に円覚寺の舎利殿開山堂をいただく正続院だけでも僧堂として伝統の修行を復活させようと努力していました。
そこでもっとも大切なのはその指導者を得ることであり、その白羽の矢が立ったのが誠拙禅師その人でした。
当時まだ数え年二十七歳、その若き僧に円覚寺の将来が託されたのでした。
いろんなご苦労があったと思われますが、円覚寺に僧堂を築きました。
禅堂を建て、宿龍殿という本堂や修行僧の住いもつくり、一撃亭という師家の住いも作られました。
六十二歳の時に八王子の広園寺にも僧堂を開単されました。
六十四歳で僧堂師家をご自分の弟子の清蔭禅師に譲られ一時山内の伝宗庵に隠居されます。
更に横浜金井の玉泉寺に隠居しようとされました。
ところが隠居の間もなく、明くる六十五歳で京都相国寺の大会に拝請され師家をつとめて『夢窓国師語録』を提唱しました。
誠拙禅師の名は天下に広まり、六十九歳で天龍寺の大会も師家をつとめ、天龍寺にも僧堂の基礎を築かれました。
さらに最晩年の七十六歳で再び上洛され、今日の相国寺僧堂を開単されました。
今も相国寺僧堂にはその時の禅堂が残っています。
ところが、その時病に倒れご遷化なされます。
文字通り僧堂の為に捧げた御一生でした。
六月末の二十八日は、誠拙禅師のご命日で、僧堂で法要を営んでいました。
「大用国師」の諡号は大正八年に追贈されています。
六月二十八日、毎年のことですが、大用国師をしのぶ法要をお勤めしたのでありました。
横田南嶺
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【サムネイル写真の募集】毎日の管長日記と呼吸瞑想
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この度「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」につきまして、皆さまからのサムネイル写真を募集いたします。
いただいた写真を「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」のサムネイルとして使用させていただきます。
■撮影対象場所
臨済宗大本山 円覚寺山内
■応募内容
・山内のお勧めスポット
・季節や時間帯で変わる円覚寺の風景
など、皆さまのお気に入りの写真をお送りください。
また、お一人さま何枚でもお送りいただけます。
■撮影について
カメラは横向きで撮影お願いいたします。
■応募方法
下記のメールアドレスに必須情報をご記入の上、写真データをお送りください。
※ファイルサイズは25MB以下とします。
【応募必須情報】
・お名前
・フォトネーム (写真を使用させていただいた場合、TH-cam概要欄に記載するお名前です。)
・撮影した場所
・撮影日 (不明な場合は記載なしで構いません。)
【応募メールアドレス】
engakuji.yt@gmail.com
■応募条件
応募者がすべての著作権を有している写真に限ります。
応募者ご自身が円覚寺山内で撮影した写真であれば問題ございません。
ただし、被写体に人物が含まれている場合は、事前に承諾を得るなど、肖像権の侵害等が生じないようご確認ください。
■著作権及び著作者人格権の取扱いについて
お送りいただいた写真データについては、応募の送付をもって、著作権を円覚寺に譲渡いただきます。また、写真データの利用にあたっては、応募の送付をもって、応募者様が著作者人格権(TH-cam、SNS、Webコンテンツ、印刷物等に円覚寺が写真を利用する際の氏名表示の可否及び写真の翻案、改変、加工、その他の形式で利用する場合の同一性保持の可否等)を行使されないことに承諾いただいたものとします。
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#管長日記, #呼吸瞑想, #毎日更新
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ここには、お釈迦様の教えがどのようなものなのか分かりやすく書かれています。
佐々木先生の文章を引用させてもらいますと、
「ブッダは、自分が感じている 「生きる苦しみ」 を取り除くことができるのは自分だけだと考えた。
外部世界に、苦しみを消し去ってくれるような超人的存在はいないと確信したのである。
瞑想の力を使って心の内側を精密に観察し、苦しみの根源がどこにあるかを見つけた。
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この、私たちが本能的に持っている、誤った自我意識から生ずる、心のさまざまな悪い作用をまとめて 「煩悩」と呼ぶ。
自己観察によって苦しみの根源を見極めたブッダは、それらの煩悩を絶ち切って、苦しみの海から自分自身を救い出すための実践方法を考案した。
「仏道修行」と呼ばれる、仏教特有の精神的トレーニング方法である。」
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ここにある「煩悩を絶ち切って、苦しみの海から自分自身を救い出すための実践方法」こそがお釈迦様の教えの中核なのでありました。
ところが日本の仏教はその伝来から特殊な経緯をたどっています。
佐々木先生は「日本が中国文化圏に加わることを外交的に示すための手段として着目されたのが仏教である」と書かれているのであります。
日本の仏教は、伝来のときから、国の施策と大きく関わっていたのでした。
平安時代に入ってきた天台宗も真言宗もまた国と深く関わっていました。
それに対して、鎌倉仏教は独自に発達しました。
鎌倉新仏教は、民衆中心であり、政治権力に対して宗教の自立性を主張していました。
それが江戸時代になって、また大きく変わってゆきます。
徳川幕府は、佐々木先生の言葉によると「日本全土に広く存在している無数の仏教寺院を幕府の行政機関として活用することで、国民を個人単位、あるいは各戸単位で管理統括する」こと、「日本を侵略しようとしている西洋諸国の先遣隊である (と見なされていた) キリスト教を排除するための宗教的防波堤として仏教を利用する」ということになったのでした。
総じて江戸時代に仏教は沈滞していた一面が強いのであります。
もっともすぐれた仏教者が出ていることも事実であります。
江戸時代には、円覚寺も沈滞の気風にあったと『円覚寺史』にも書かれています。
江戸期には、寺院の増加に併せて僧侶も増え、宗風が沈滞して、円覚寺でも禅の修行が疎かになる事態もあったようです。
そういう沈滞の気風の中で、九州に古月禅師がでて、禅風を挙揚されました。
その同じ系統にあたると言われる月船禅師が関東で教化を挙げられました。
永田の東輝庵で多くの修行僧を指導したのでした。
白隠禅師も静岡の原の松蔭寺で大いに教化をなされていて、沈滞の気風を一掃しようとされました。
その月船禅師の元には、後に相馬の長松寺に住する物先海旭禅師や、後に博多の聖福寺に住して有名になる仙厓義梵禅師などのほかに、後に白隠禅師のもとの参じた峨山慈棹禅師や隠山惟琰禅師など錚錚たる禅傑が修行されていました。
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特に円覚寺の舎利殿開山堂をいただく正続院だけでも僧堂として伝統の修行を復活させようと努力していました。
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いろんなご苦労があったと思われますが、円覚寺に僧堂を築きました。
禅堂を建て、宿龍殿という本堂や修行僧の住いもつくり、一撃亭という師家の住いも作られました。
六十二歳の時に八王子の広園寺にも僧堂を開単されました。
六十四歳で僧堂師家をご自分の弟子の清蔭禅師に譲られ一時山内の伝宗庵に隠居されます。
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今も相国寺僧堂にはその時の禅堂が残っています。
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六月末の二十八日は、誠拙禅師のご命日で、僧堂で法要を営んでいました。
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六月二十八日、毎年のことですが、大用国師をしのぶ法要をお勤めしたのでありました。
横田南嶺
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■撮影について
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第1271回「鎌倉新仏教の祖師たち」2024/6/30【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「鎌倉新仏教の祖師たち」 www.engakuji.or.jp/blog/37821/ ■Voicy r.voicy.jp/G4VWzGxo9eM ■note note.com/engakuji/n/n63b26c65088f 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 日本の仏教史で、最も仏教が勢いよかったのが鎌倉時代でありましょう。 岩波書店の『仏教辞典』には、「鎌倉仏教」として、 「日本の仏教史の中で鎌倉時代の仏教を特別視するのは近代以降のことである。 特に、禅や浄土系の諸宗、日蓮宗など、この時代に端を発する諸宗や、その祖師の活動を<鎌倉新仏教>と呼んで、日本の仏教史の中でも特別優れたものとして評価することは、戦前から戦後にかけて長い間常識視されてきた。 その特徴として、民...
第1270回「戒の変遷」2024/6/29【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「戒の変遷」 www.engakuji.or.jp/blog/37819/ ■Voicy r.voicy.jp/jpVEB457KJ6 ■note note.com/engakuji/n/n4affc4e52525 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 「比丘」という言葉があります。 『広辞苑』には、もともとは食を乞う者の意で、「出家して具足戒を受けた男子。修行僧を言う」と解説されています。 岩波書店の『仏教辞典』には、 「仏教興起時代には諸宗教一般に、托鉢する男性の修行者をこのように呼んだ。 仏教では、出家得度して具足戒を受けた男子の修行者を<比丘>と呼ぶようになり、<パーリ律>では227の戒条、『四分律』では250戒(二百五十戒)を受けるとされる。」と明記されています。...
第1269回「仏教伝来」2024/6/28【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「仏教伝来」 www.engakuji.or.jp/blog/37814/ ■Voicy r.voicy.jp/nEmNzO32mXk ■note note.com/engakuji/n/n0094f3391428 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 仏教伝来はいつなのか、西暦五三八年のことだと言われています。 岩波書店の『仏教辞典』にも 「私的には、すでに帰化人が仏法を信奉していたと思われるが、公的には、538年、百済(くだら)の聖明王(せいめいおう)(聖王)が使者を通して仏像や経典を送ってきたことが、日本への仏教伝来(公伝)とされる。」 と書かれています。 「聖明王」については、 「?ー554 正しくは<聖王>。百済(くだら)と日本との関係は、他の朝鮮諸国と違い、一貫...
第1268回「四苦八苦」2024/6/27【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「四苦八苦」 www.engakuji.or.jp/blog/37812/ ■Voicy r.voicy.jp/jwmYzN4b91a ■note note.com/engakuji/n/nc56f8b3fa0ad 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 四苦八苦という言葉があります。 日常でも使われる言葉で『広辞苑』にも 「①〔仏〕生・老・病・死の四苦に、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦を合わせたもの。人生の苦の総称。 ②転じて、非常な苦しみ。また、さんざん苦労すること。」と解説されていて、「弁解に四苦八苦する」という用例もあります。 岩波書店の『仏教辞典』でもう少し詳しく調べてみます。 「四苦八苦」とは、 「苦しみを四つあるいは八つに分類したものの併称で、原始経典以...
第1267回「真向法協会で講演」2024/6/26【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「真向法協会で講演」 www.engakuji.or.jp/blog/37810/ ■Voicy r.voicy.jp/jpVEBaZDKJ6 ■note note.com/engakuji/n/n57d29a7f174c 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 真向法協会の令和6年度定時総会に合わせて行われた「健體康心」の集いに招かれて講演をさせてもらいました。 ちょうど龍雲寺で吉村誠先生の唯識の講義を聴いた後でありました。 吉村先生のご講義が午後3時までで、市ヶ谷にあるホテルでの講演が午後4時からでしたので、ちょうどよく移動ができました。 真向法協会の会長である佐藤康彦先生からの御依頼でありました。 真向法と私とのご縁は長く、まだ学生の頃、ある先輩の僧から坐禅をするには、...
第1266回「唯識を学ぶ」2024/6/25【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「唯識を学ぶ」 www.engakuji.or.jp/blog/37808/ ■Voicy r.voicy.jp/YQm45O7Q92W ■note note.com/engakuji/n/n9e0801ac71bf 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 学生時代には、ほんの少しですが、仏教学を学んでいました。 一応サンスクリット語、パーリ語を習い、更にチベット語も勉強していました。 金剛般若経を研究していて、弥勒作と伝えられる金剛経の頌をサンスクリットとチベット語を参照して論文を書いたことを覚えています。 それだけにインド仏教学というのがいかにたいへんな学問であるかを、身をもって体験していました。 私のような者にはとても無理だと分かって、あきらめたのでした。 そんな仏教学...
第1265回「あけてみたれば…」2024/6/24【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「あけてみたれば…」 www.engakuji.or.jp/blog/37805/ ■Voicy r.voicy.jp/ybKyENlAKR7 ■note note.com/engakuji/n/n3a0a46c355b0 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 麟祥院での勉強会では、この四月から小川隆先生の『宗門武庫』の講義と、私が『臨済録』について簡単な話をしています。 先日は、「元来黄檗の仏法多子無し」という箇所を講義していたのでした。 その講義の前に控え室に入ると、すでに小川先生と大乗寺の河野老師とがお見えになっていました。 小川先生にご挨拶して驚いたのが、イスに坐っている姿勢がとても美しくなっていらっしゃることでした。 わずか一度のイス坐禅で、これほどまでに変わるの...
第1264回「含羞の人が厚顔無恥に」2024/6/23【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「含羞の人が厚顔無恥に」 www.engakuji.or.jp/blog/37795/ ■Voicy r.voicy.jp/jwmYz2jJ91a ■note note.com/engakuji/n/nab0622a60ac5 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 先日麟祥院で小川隆先生の講義を拝聴していました。 いつもは『宗門武庫』の講義ですが、前回と今回は、天平の両錯という公案についてです。 大乗寺の河野徹山老師が、先般の妙心寺歴住開堂の時に、この天平の両錯の公案を拈提されたことがきっかけであります。 私どもは、この公案を『碧巌録』で学んでいます。 『碧巌録』九十八則にある公案の本文を学んでみましょう。 末木文美士先生の『現代語訳 碧巌録』(岩波書店)にある現代語訳を引...
第1263回「尊敬する人をもつ」2024/6/22【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「尊敬する人をもつ」 www.engakuji.or.jp/blog/37783/ ■Voicy r.voicy.jp/xAK6ybDJVba ■note note.com/engakuji/n/n781c12009337 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 道元禅師は、西暦一二一三年四月九日、数え年十四歳の時に比叡山の座主公円僧正について剃髪し、出家得度されました。 比叡山では天台教学を中心に学ばれましたが、経文にある「本来本法性・天然自性身」という文言に大きな疑問をいだかれます。 「本来本法性、天然自性身」とは、平たくいうと生きとし生けるものは皆本来仏だという教えであります。 道元禅師様はこの言葉に疑問を感じました。 「人間が本来仏様だというのならば、なぜ、多くの祖師...
第1262回「「多子無し」あれこれ」2024/6/21【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「「多子無し」あれこれ」 www.engakuji.or.jp/blog/37781/ ■Voicy r.voicy.jp/389Rz2L19Xj ■note note.com/engakuji/n/ncaa636ad6164 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 臨済録について四月から麟祥院で講義をしています。 講義にあたっては、あれこれと調べ直しています。 臨済禅師が、黄檗禅師のもとで修行していて三年、問答にもゆかずにひたむきに修行していました。 そんな様子を見た修行僧の頭が、黄檗禅師のところに問答にゆくようにうながされます。 何を聞いていいのか分かりませんという臨済禅師に、仏法の根本議とはどのようなものですかと聞くといいと教えました。 言われた通りに、黄檗禅師のもとに...
第1261回「初めて日本に伝わった禅」2024/6/20【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「初めて日本に伝わった禅」 www.engakuji.or.jp/blog/37780/ ■Voicy r.voicy.jp/Rp9p46G69GP ■note note.com/engakuji/n/n27c74a315e7b 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 『禅学大辞典』で「禅宗」という項目を調べてみると、日本の禅の伝来について次のように書かれています。 「日本における禅の流伝は、伝説によれば、孝徳天皇白雉四年(六五三)に入唐した元興寺道昭が慧可の法孫慧満から禅法を伝え、元興寺東南隅に禅院を建てたのを初伝とし、次いで天平八年(七三六)普寂の門人道璿が来朝して北宗禅を伝え、延暦二一年(八〇二)最澄が入唐して傭然から牛頭禅を受け、嵯峨天皇の橘(檀林)皇后の招請で、馬祖...
第1260回「まっすぐに立つ」2024/6/19【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「まっすぐに立つ」 www.engakuji.or.jp/blog/37774/ ■Voicy r.voicy.jp/jpVEBQ0MKJ6 ■note note.com/engakuji/n/nc9ac6358619e 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 先日、呼吸法アドバイザーの椎名由紀先生にお越しいただいて講習を受けていました。 毎回テーマを決めて下さるのですが、今回は「姿勢」でした。 「姿勢」ほど大事なものはありません。 「姿勢」を『広辞苑』で調べてみると、二つの意味があります。 ①は「からだの構え」です。 「正しい姿勢」「不動の姿勢」「姿勢を崩す」という用例があります。 それから②に「事に当たる態度」という意味があります。 「政治姿勢」「前向きの姿勢で検討する」...
第1259回「広大なるかな、心よ」2024/6/18【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「広大なるかな、心よ」 www.engakuji.or.jp/blog/37769/ ■Voicy r.voicy.jp/kaK5MalwKBN ■note note.com/engakuji/n/ncb61b3c28b92 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 鎌倉時代に日本に禅を伝えたのは栄西禅師であることはよく知られています。 教科書などにも名前が載っています。 しかし、実際に栄西禅師より早く禅を伝えた方がいらっしゃいます。 それが覚阿という僧であります。 この方は、もと叡山の僧で、承安元年(一一七一)、二九歳で南宋の禅のさかんなことを知り宋の国に入っています。 杭州霊隠寺の瞎堂慧遠という方に参ずること四年で印可を受けています。 慧遠という方は『碧巌録』の著者である圜...
第1258回「まるごとが仏」2024/6/17【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1258回「まるごとが仏」2024/6/17【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1257回「ごみはない」2024/6/16【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1257回「ごみはない」2024/6/16【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1256回「禅と茶」2024/6/15【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1256回「禅と茶」2024/6/15【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1255回「いのちのバネ」2024/6/14【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1255回「いのちのバネ」2024/6/14【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1254回「坐禅と戒の本質」2024/6/13【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1254回「坐禅と戒の本質」2024/6/13【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1253回「戒の本質」2024/6/12【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1252回「玄峰老師の教え」2024/6/11【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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【日曜説教:令和6年6月】あなたの心が仏 | 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1251回「第二の人生 - その二 -」2024/6/10【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1250回「変われることを信じる」2024/6/9【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1249回「ゆったりと大らかに」2024/6/8【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1248回「因果はくらませない」2024/6/7【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1247回「感動の話」2024/6/6【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1246回「無事の人」2024/6/5【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1246回「無事の人」2024/6/5【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1245回「戒は不要?」2024/6/4【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1244回『心とからだを磨く生き方』2024/6/3【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
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第1244回『心とからだを磨く生き方』2024/6/3【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師