- 1 854
- 11 782 564
Engaku-ji: a Zen temple of Rinzai school
Japan
เข้าร่วมเมื่อ 20 ก.พ. 2019
Engaku-ji: a Zen temple of Rinzai school
This is our official TH-cam Channel of Engakuji, the head temple of the Rinzai school of Engaku-ji sect, in Kamakura, Japan.
We have different kinds of contents; “Sunday sermon”, “one bite sermon (a short sermon)”, the online zazen practice, or lectures on Zen.
We will appreciate if you watch them at your leisure.
This is our official TH-cam Channel of Engakuji, the head temple of the Rinzai school of Engaku-ji sect, in Kamakura, Japan.
We have different kinds of contents; “Sunday sermon”, “one bite sermon (a short sermon)”, the online zazen practice, or lectures on Zen.
We will appreciate if you watch them at your leisure.
第1489回「ますます深まる般若心経」2025/2/3【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。
■ご紹介の動画
山田無文老師の『般若心経』を読む③
th-cam.com/video/heDnvfBWFSw/w-d-xo.htmlfeature=shared
■ご紹介の書籍
山田 無文 / 般若心経
amzn.asia/d/dJ7j8wS
■管長日記「ますます深まる般若心経」
www.engakuji.or.jp/blog/38616/
■Voicy
r.voicy.jp/5qmdxJzpmdP
■note
note.com/engakuji/n/n66a059622807
最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。
-------------------------------------------------
昨年から禅文化研究所のTH-camで「山田無文老師の『般若心経』を読む」というのを始めました。
ただいまは第三回まで公開されています。
山田無文老師が般若心経を講義なされたのが、禅文化研究所発行の『般若心経』であります。
とてもわかりやすく、そしてよくまとめられているので、これをテキストにして般若心経を解説してゆこうという主旨で始めました。
第一回が、経題の「摩訶般若波羅蜜多心経」について講義しました。
第二回が、「観自在菩薩」について学びました。
そして第三回が、「行深般若波羅蜜多時」というところを講義したのでした。
第一回で、経題の摩訶般若波羅蜜多心経というのを、無文老師は「大きな智慧の彼岸に到達する肝心な経典」と解説されています。
第二回では観自在菩薩について
「観音さま、原語ではアバロキテーシュバラと申しますが、鳩摩羅什の訳では観世音、この玄奘三蔵の訳では観自在と訳されておりますが、同じことであります。
他にも光世音という訳もあります。
仏とは智慧と慈悲だといわれますが、智慧を主体とする時には観自在であり、慈悲という面から見たならば観世音、と理解したらわかりよいかと思います。」
という無文老師の解説を紹介しました。
それから第三回が、「行深般若波羅蜜多時」でまずは「行」について、
「すでに菩提心を発したからには、それにふさわしい行、菩薩の願行がなくてはなりません。
禅は行の宗教といわれますが、ただ能弁に語るよりは、黙々として行ずるところに、禅の風格があります。」
と説かれています。
それから白隠禅師の註釈から、
「空を求めて色を破る、之れを浅と言い、色を全うして空を見る、此れを深と曰う」という言葉を引いて
「色、つまり物質を分析して空の理を追求していくのは浅般若である。
たとえば自我というものは実はないのであるが、自我を構成している物質はあると見ること、つまり、自我という主観は空であるが、客観の世界は実在するのだ、と見ていくのが浅般若であります。
しかし、そのように頭で分析せずに、物があるがままに、そのままいっさいが空だと直感できるならば、それを深般若というのであると。」
と説かれています。
このあたりから難しくなってきます。
高神覚昇先生の『般若心経講義』の中に、分かりやすい譬えがあります。
「いま私のいる部屋には、一箇の円い時計がかかっています。
この時計の表面は、ただ長い針と短い針とが、動いているだけです。
しかし、いま、かりに、この時計の裏面を解剖してみるとしたらどうでしょうか。
そこには、きわめて精巧、複雑な機械があって、これが互いに結合し、和合して、その表面の針を動かしているのではありませんか。
私は現にただ今この東京鷺宮の無窓塾の書斎でペンを動かしています。
これはもちろん、簡単な事実です。
しかしこの無窓塾がどこにあるかを考え、私、および私の故郷伊勢の国のことなどを考えて、だんだん深く、そして広く考えてゆきますと、終にはこの一箇の私という存在は、全日本はおろか、全世界のすべてに関係し関聯していることになるのです。
かように、一事一物、皆ことごとく関聯していないものはないのです。
ただ、私どもがそれを知らないだけのことなのです。
しかし知ると知らざるとにかかわらず、一切のものは互いに無限の関係において存在しているのです。」
というのであります。
まだ中学生の頃にこの解説を読んで感動したことを覚えています。
これは、まだ頭で分析して理解しているのです。
これが「頭で分析せずに、物があるがままに、そのままいっさいが空だと直感できる」ことが大事なのです。
あるがままに、すべてがつながりあっている、独立しているものはないと深い感動を持って体感することであります。
「行」についても高神覚昇先生は
「それから、ここでお互いがよく注意しておかねばならぬ文字は、「般若波羅蜜多を行ずる」という、この「行」ということばです。これがたいへん重要なる意味をもっているのです。
あえてゲーテを待つまでもなく、いったい宗教の生命は「語るよりもむしろ歩むところにある」のです。
いや宗教は、語るべきものではなくて、歩むべきものです。
しかも、その歩むというのは、この「行」です。
行ずるということが、歩むことであり、実践することなのです。
いったい西洋の学問の目的は知るということが主眼ですが、東洋の学問の理想は行なうことが重点です。
すなわち知るは行なうのはじめで、知ることは行なわんがためです。しかも行なってみてはじめて、ほんとうの智慧ともなるのです。」
と説かれています。
素晴らしい講義であります。
先日は禅文化研究所で、第四回「照見五蘊皆空」について収録してきました。
「五蘊皆空」というところは、とても大事なところです。
五蘊についても無文老師はやさしく解説してくださっています。
「五蘊。というのは、「集まり」という意味で、お互いの肉体と精神は、後のところにも出て来るように、色、受想行識の五つが集まってできておるのであります。」
と説かれています。
そこから五蘊のひとつひとつについて解説してくださいます。
そしてその五蘊が空であるとはどういうことか、学びを深めてまいります。
ますます般若心経の世界が深まって参ります。
そのように無文老師の本をもとに解説していると、自分自身が無文老師から講義をいただいて学んでいる気になるのです。
有り難いことであります。
横田南嶺
-------------------------------------------------
【サムネイル写真の募集】毎日の管長日記と呼吸瞑想
-------------------------------------------------
この度「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」につきまして、皆さまからのサムネイル写真を募集いたします。
いただいた写真を「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」のサムネイルとして使用させていただきます。
■撮影対象場所
臨済宗大本山 円覚寺山内
■応募内容
・山内のお勧めスポット
・季節や時間帯で変わる円覚寺の風景
など、皆さまのお気に入りの写真をお送りください。
また、お一人さま何枚でもお送りいただけます。
■撮影について
カメラは横向きで撮影お願いいたします。
■応募方法
下記のメールアドレスに必須情報をご記入の上、写真データをお送りください。
※ファイルサイズは25MB以下とします。
【応募必須情報】
・お名前
・フォトネーム (写真を使用させていただいた場合、TH-cam概要欄に記載するお名前です。)
・撮影した場所
・撮影日 (不明な場合は記載なしで構いません。)
【応募メールアドレス】
engakuji.yt@gmail.com
■応募条件
応募者がすべての著作権を有している写真に限ります。
応募者ご自身が円覚寺山内で撮影した写真であれば問題ございません。
ただし、被写体に人物が含まれている場合は、事前に承諾を得るなど、肖像権の侵害等が生じないようご確認ください。
■著作権及び著作者人格権の取扱いについて
お送りいただいた写真データについては、応募の送付をもって、著作権を円覚寺に譲渡いただきます。また、写真データの利用にあたっては、応募の送付をもって、応募者様が著作者人格権(TH-cam、SNS、Webコンテンツ、印刷物等に円覚寺が写真を利用する際の氏名表示の可否及び写真の翻案、改変、加工、その他の形式で利用する場合の同一性保持の可否等)を行使されないことに承諾いただいたものとします。
-------------------------------------------------
#管長日記, #呼吸瞑想, #毎日更新
■ご紹介の動画
山田無文老師の『般若心経』を読む③
th-cam.com/video/heDnvfBWFSw/w-d-xo.htmlfeature=shared
■ご紹介の書籍
山田 無文 / 般若心経
amzn.asia/d/dJ7j8wS
■管長日記「ますます深まる般若心経」
www.engakuji.or.jp/blog/38616/
■Voicy
r.voicy.jp/5qmdxJzpmdP
■note
note.com/engakuji/n/n66a059622807
最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。
-------------------------------------------------
昨年から禅文化研究所のTH-camで「山田無文老師の『般若心経』を読む」というのを始めました。
ただいまは第三回まで公開されています。
山田無文老師が般若心経を講義なされたのが、禅文化研究所発行の『般若心経』であります。
とてもわかりやすく、そしてよくまとめられているので、これをテキストにして般若心経を解説してゆこうという主旨で始めました。
第一回が、経題の「摩訶般若波羅蜜多心経」について講義しました。
第二回が、「観自在菩薩」について学びました。
そして第三回が、「行深般若波羅蜜多時」というところを講義したのでした。
第一回で、経題の摩訶般若波羅蜜多心経というのを、無文老師は「大きな智慧の彼岸に到達する肝心な経典」と解説されています。
第二回では観自在菩薩について
「観音さま、原語ではアバロキテーシュバラと申しますが、鳩摩羅什の訳では観世音、この玄奘三蔵の訳では観自在と訳されておりますが、同じことであります。
他にも光世音という訳もあります。
仏とは智慧と慈悲だといわれますが、智慧を主体とする時には観自在であり、慈悲という面から見たならば観世音、と理解したらわかりよいかと思います。」
という無文老師の解説を紹介しました。
それから第三回が、「行深般若波羅蜜多時」でまずは「行」について、
「すでに菩提心を発したからには、それにふさわしい行、菩薩の願行がなくてはなりません。
禅は行の宗教といわれますが、ただ能弁に語るよりは、黙々として行ずるところに、禅の風格があります。」
と説かれています。
それから白隠禅師の註釈から、
「空を求めて色を破る、之れを浅と言い、色を全うして空を見る、此れを深と曰う」という言葉を引いて
「色、つまり物質を分析して空の理を追求していくのは浅般若である。
たとえば自我というものは実はないのであるが、自我を構成している物質はあると見ること、つまり、自我という主観は空であるが、客観の世界は実在するのだ、と見ていくのが浅般若であります。
しかし、そのように頭で分析せずに、物があるがままに、そのままいっさいが空だと直感できるならば、それを深般若というのであると。」
と説かれています。
このあたりから難しくなってきます。
高神覚昇先生の『般若心経講義』の中に、分かりやすい譬えがあります。
「いま私のいる部屋には、一箇の円い時計がかかっています。
この時計の表面は、ただ長い針と短い針とが、動いているだけです。
しかし、いま、かりに、この時計の裏面を解剖してみるとしたらどうでしょうか。
そこには、きわめて精巧、複雑な機械があって、これが互いに結合し、和合して、その表面の針を動かしているのではありませんか。
私は現にただ今この東京鷺宮の無窓塾の書斎でペンを動かしています。
これはもちろん、簡単な事実です。
しかしこの無窓塾がどこにあるかを考え、私、および私の故郷伊勢の国のことなどを考えて、だんだん深く、そして広く考えてゆきますと、終にはこの一箇の私という存在は、全日本はおろか、全世界のすべてに関係し関聯していることになるのです。
かように、一事一物、皆ことごとく関聯していないものはないのです。
ただ、私どもがそれを知らないだけのことなのです。
しかし知ると知らざるとにかかわらず、一切のものは互いに無限の関係において存在しているのです。」
というのであります。
まだ中学生の頃にこの解説を読んで感動したことを覚えています。
これは、まだ頭で分析して理解しているのです。
これが「頭で分析せずに、物があるがままに、そのままいっさいが空だと直感できる」ことが大事なのです。
あるがままに、すべてがつながりあっている、独立しているものはないと深い感動を持って体感することであります。
「行」についても高神覚昇先生は
「それから、ここでお互いがよく注意しておかねばならぬ文字は、「般若波羅蜜多を行ずる」という、この「行」ということばです。これがたいへん重要なる意味をもっているのです。
あえてゲーテを待つまでもなく、いったい宗教の生命は「語るよりもむしろ歩むところにある」のです。
いや宗教は、語るべきものではなくて、歩むべきものです。
しかも、その歩むというのは、この「行」です。
行ずるということが、歩むことであり、実践することなのです。
いったい西洋の学問の目的は知るということが主眼ですが、東洋の学問の理想は行なうことが重点です。
すなわち知るは行なうのはじめで、知ることは行なわんがためです。しかも行なってみてはじめて、ほんとうの智慧ともなるのです。」
と説かれています。
素晴らしい講義であります。
先日は禅文化研究所で、第四回「照見五蘊皆空」について収録してきました。
「五蘊皆空」というところは、とても大事なところです。
五蘊についても無文老師はやさしく解説してくださっています。
「五蘊。というのは、「集まり」という意味で、お互いの肉体と精神は、後のところにも出て来るように、色、受想行識の五つが集まってできておるのであります。」
と説かれています。
そこから五蘊のひとつひとつについて解説してくださいます。
そしてその五蘊が空であるとはどういうことか、学びを深めてまいります。
ますます般若心経の世界が深まって参ります。
そのように無文老師の本をもとに解説していると、自分自身が無文老師から講義をいただいて学んでいる気になるのです。
有り難いことであります。
横田南嶺
-------------------------------------------------
【サムネイル写真の募集】毎日の管長日記と呼吸瞑想
-------------------------------------------------
この度「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」につきまして、皆さまからのサムネイル写真を募集いたします。
いただいた写真を「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」のサムネイルとして使用させていただきます。
■撮影対象場所
臨済宗大本山 円覚寺山内
■応募内容
・山内のお勧めスポット
・季節や時間帯で変わる円覚寺の風景
など、皆さまのお気に入りの写真をお送りください。
また、お一人さま何枚でもお送りいただけます。
■撮影について
カメラは横向きで撮影お願いいたします。
■応募方法
下記のメールアドレスに必須情報をご記入の上、写真データをお送りください。
※ファイルサイズは25MB以下とします。
【応募必須情報】
・お名前
・フォトネーム (写真を使用させていただいた場合、TH-cam概要欄に記載するお名前です。)
・撮影した場所
・撮影日 (不明な場合は記載なしで構いません。)
【応募メールアドレス】
engakuji.yt@gmail.com
■応募条件
応募者がすべての著作権を有している写真に限ります。
応募者ご自身が円覚寺山内で撮影した写真であれば問題ございません。
ただし、被写体に人物が含まれている場合は、事前に承諾を得るなど、肖像権の侵害等が生じないようご確認ください。
■著作権及び著作者人格権の取扱いについて
お送りいただいた写真データについては、応募の送付をもって、著作権を円覚寺に譲渡いただきます。また、写真データの利用にあたっては、応募の送付をもって、応募者様が著作者人格権(TH-cam、SNS、Webコンテンツ、印刷物等に円覚寺が写真を利用する際の氏名表示の可否及び写真の翻案、改変、加工、その他の形式で利用する場合の同一性保持の可否等)を行使されないことに承諾いただいたものとします。
-------------------------------------------------
#管長日記, #呼吸瞑想, #毎日更新
มุมมอง: 3 520
วีดีโอ
第1488回「ころんで気がつく」2025/2/2【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4K2 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「ころんで気がつく」 www.engakuji.or.jp/blog/38615/ ■Voicy r.voicy.jp/5pVg4MdgKDZ ■note note.com/engakuji/n/n199fc4a176fd 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 ころんでもただでは起きぬとは、あまり良い意味では使われません。 『広辞苑』にも「欲が深く、どんな場合にも利益を得ようとする者のことをいう」と解説されています。 ころんで悟りを開いたという方はいらっしゃいます。 先日湯島の麟祥院では、ころんで悟りを開いた方のお話でありました。 この勉強会は、思えば二〇一五年に始めましたので、この春にはもう十年になります。 臨済禅師の千百五十年の大遠諱が臨済宗をあげて行われることになっ...
第1487回「禅の語録を読む講座」2025/2/1【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 3.7K4 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■ご紹介の講座 禅宗語録 入門講座「禅を読む」 www.zenbunka.or.jp/activity/page80/2024-clone-/250301/ ■ご紹介の書籍 ・小川隆 / 禅宗語録 入門読本 - 禅の物語で学ぶ漢文の基礎 - amzn.asia/d/5pSL3qx ・季刊『禅文化』 275号 amzn.asia/d/1pw0XvH ■管長日記「禅の語録を読む講座」 www.engakuji.or.jp/blog/38614/ ■Voicy r.voicy.jp/5qmdxzewmdP ■note note.com/engakuji/n/na56c7b93ba6d 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 本日二月一日であります。 早いもので、一月ももう終わってしまい...
第1486回「相手の身になる - 無事講了 -」2025/1/31【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.1K7 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「相手の身になる - 無事講了 -」 www.engakuji.or.jp/blog/38602/ ■Voicy r.voicy.jp/abmwA68yVGA ■note note.com/engakuji/n/n2038eb8683e4 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 修行道場は、雨安居と雪安居の二期制となっています。 雪安居は十月二十日に入制で、一月の末までであります。 その間、修行僧は原則修行道場にとどまって修行に専念します。 もともとはインドで、雨期の頃に外出せずに修行したことから来ています。 いつの頃からか、冬の安居も行われるようになっています。 それぞれ毎月に大摂心がございます。 その間、師家は毎日禅の語録を講義します。 一月の摂心が二十六日までで、その最...
第1485回「至誠 - まごころ -」2025/1/30【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4K9 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「至誠 - まごころ -」 www.engakuji.or.jp/blog/38601/ ■Voicy r.voicy.jp/GQVQxG6A9kW ■note note.com/engakuji/n/n42a60a716a24 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 一月は二十日から二十六日まで一週間の摂心という修行の期間でありました。 毎月一週間は、修行道場にいて坐禅に励んでいます。 有り難い日々であります。 二十日の前の日は、日曜日で、鎌倉エフエムのラジオの生放送に出演していました。 二回目となります。 一月のみ二回の生放送で、二月からは月に一度の生放送であります。 ラジオといっても今はインターネットで聞く人がほとんどのようであります。 それでもこうしてラジオというもの...
第1484回「臨済禅師と学僧の問答」2025/1/29【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.1K12 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「臨済禅師と学僧の問答」 www.engakuji.or.jp/blog/38600/ ■Voicy r.voicy.jp/EGV3qRyLmyb ■note note.com/engakuji/n/n20817b6aa0d5 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 臨済禅師と座主の問答が『臨済録』のはじめにあります。 岩波文庫の『臨済録』から入矢義高先生の現代語訳を参照します。 「次に座主が問うた、 「三乗教や十二分教など仏の教えの一切は、すべて仏性を説き明かすものではありませんか。」 師「そのような道具では無明の荒草は鋤き返されはせぬ。」 座主「しかし仏がまさか人をだますようなことはなさるまい。」 師「その仏は一体どこにいる!」 座主は無言。 師「お前は常侍殿の前でこのわ...
第1483回「歩けるようになった」2025/1/28【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.7K14 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「歩けるようになった」 www.engakuji.or.jp/blog/38598/ ■Voicy r.voicy.jp/259Dj101KNo ■note note.com/engakuji/n/ncce14ad8177e 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 「ようやく歩けるようになった」というのが、この頃の実感であります。 もっとも、今までけがをして歩けなかったとか、病気で療養していたというわけではありません。 今までも普通に歩いていました。 しかし、今までは歩けていなかったという思いなのです。 ただなんとなしに前に進んでいただけだったと気がついてきました。 これは西園美彌先生に、足裏、足指、足首を調えることを教わってきたおかげであります。 先日も西園先生のお越しいた...
第1482回「新発見 - 平伏の身体観 -」2025/1/27【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.2K16 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■井上欣也さんの記事 note.com/tabikara/n/n04838db0cd1e ■管長日記「新発見 - 平伏の身体観 -」 www.engakuji.or.jp/blog/38595/ ■Voicy r.voicy.jp/jwmYbJnr91a ■note note.com/engakuji/n/n62e55b908da1 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 「平伏の身体観がすごい」と井上欣也さんに教わっていました。 昨年の暮れに一度教わりました。 井上欣也さんは、身体探究者、松聲館技法研究員であり、甲野善紀先生に習われた方でいらっしゃいます。 甲野善紀先生が井上さんのことをとても褒めていらっしゃったので一度習ってみようと思って、一昨年から教わっています。 かつて「オ...
第1481回「曲げて人情に順う」2025/1/26【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 5K19 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「曲げて人情に順う」 www.engakuji.or.jp/blog/38594/ ■Voicy r.voicy.jp/pvmb8B4aVeA ■note note.com/engakuji/n/n2b14ab7cf6c0 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 先日、修行道場で『臨済録』の上堂について講義をしていました。 上堂というのは、あまり一般には聞き慣れない言葉です。 『禅学大辞典』には、 ①粥飯のため僧堂に上ること。 ②法堂に上り説法すること。堂は法堂。 古く毎日朝晩行われたが、後には、四節上堂・五参上堂など定時の朝行われた。朝参。大参。普説。陞座。 ③僧堂内の上間。下間を下堂というのに対す。 ④祝国上堂、晋山上堂の意。晋山の儀式の称。 と四つの意味が書かれています...
第1480回「前のめりになる」2025/1/25【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.2K21 ชั่วโมงที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「前のめりになる」 www.engakuji.or.jp/blog/38590/ ■Voicy r.voicy.jp/lY9zYe4am87 ■note note.com/engakuji/n/ne81853c39001 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 先日致知出版社の新春講演会で、栗山英樹さんの講演を拝聴していて印象に残ったことがあります。 それは強いチームと弱いチームとの違いはどこで分かるかという話でした。 栗山さんは、それははっきり分かるのだと言います。 修行僧たちに、どういうことだと思うかと質問してみました。 選手たちの表情で分かるとか、目を見ると分かるとか、あるいは姿勢で分かるという意見がありました。 栗山さんがお話になっていたのは、ベンチに控えている選手の...
第1479回「栗山さんとの対談本できる」2025/1/24【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.4Kวันที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■ご紹介の書籍 栗山英樹・横田南嶺 / 運を味方にする人の生き方 amzn.asia/d/hPhi2xU ■管長日記「栗山さんとの対談本できる」 www.engakuji.or.jp/blog/38588/ ■Voicy r.voicy.jp/poKMj0JvmNQ ■note note.com/engakuji/n/n500e574cd718 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 栗山英樹さんに円覚寺にお越しいただいて、一日禅修行体験をしてもらって、その四日後に、都内のホテルで、致知出版社の新春講演会がございました。 そこで、栗山さんは、裏千家の前家元の千玄室大宗匠とともにご講演なさいました。 致知出版社は、私も何冊も本を出してもらっていて、その講演会にもご招待いただきましたの...
第1478回「挨拶負けしない」2025/1/23【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.6Kวันที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「挨拶負けしない」 www.engakuji.or.jp/blog/38586/ ■Voicy r.voicy.jp/389RYRjamXj ■note note.com/engakuji/n/n64ac2256dd5a 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 先日は、栗山英樹さんに修行道場にお越しいただいて、一日修行道場の暮らしを体験してもらっていました。 最後に修行僧たちとの懇談会をしました。 修行僧からいろんな質問があり、また栗山さんからも修行僧に質問がありました。 栗山さんからの質問に、二十年後どんな自分になっていると想像しているかというのがありました。 何人かの修行僧がよく答えてくれていました。 答えた修行僧は、お寺の跡取りの方なので、二十年後というと、ほぼ間違い無...
第1477回「栗山さんの禅修行 其の三」2025/1/22【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.5Kวันที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「栗山さんの禅修行 其の三」 www.engakuji.or.jp/blog/38583/ ■Voicy r.voicy.jp/Gw9rRbGw9j3 ■note note.com/engakuji/n/n2e43e24bb8fe 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 先日は、栗山英樹さんに禅の修行道場の暮らしを、体験してもらいました。 薪を割ること、竈でご飯を炊くこと、持鉢を使って食事をすること、禅の語録の講義を聴くこと、イス坐禅で坐ることなど、あらかじめ予定していた修行を終えて、これから修行僧達との懇談に移ろうとしたところ、栗山さんから禅問答について聞かれました。 禅問答がどのようなものなのかご関心がおありなのでした。 禅問答は、今の臨済宗の修行では最も中心となるもので...
第1476回「栗山さんの禅修行 其の二」2025/1/21【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.9Kวันที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「栗山さんの禅修行 其の二」 www.engakuji.or.jp/blog/38582/ ■Voicy r.voicy.jp/7GVlEanOK0g ■note note.com/engakuji/n/n77bc337ebe24 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 栗山英樹さんの禅修行体験では、午後からまず薪割りを行いました。 その前に、ちょうどお昼の時間に、修行道場の鐘を撞く時間となっていましたので、鐘を撞いてもらいました。 お昼に仏様のご飯をお供えする前に、梵鐘を撞くならわしなのです。 観音経というお経を唱えながら、二十分ほどの間鐘を撞きならします。 その間は鐘が鳴る時間なのです。 寺では、決められた時間に鐘を鳴らす決まりでありますので、それ以外の時間に鐘をつくこと...
第1475回「栗山さんの禅修行 其の一」2025/1/20【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 5K14 วันที่ผ่านมา
【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「栗山さんの禅修行 其の一」 www.engakuji.or.jp/blog/38579/ ■Voicy r.voicy.jp/nEmN8r0ZVXk ■note note.com/engakuji/n/n6e06d1ed2df2 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 先日修行道場の台所で栗山さんにご飯を炊いてもらいました。 栗山さんというのは、WBC日本代表元監督の栗山英樹さんです。 今は日本ハムファイターズのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)という役職についていらっしゃいます。 二〇二三年にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝を成し遂げた、文字通り世界一の監督であります。 そんな栗山さんに、円覚寺の修行道場でご飯を炊いてもらいました。 なぜそんな不...
第1474回「臨済禅師のお説法」2025/1/19【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 3.8K14 วันที่ผ่านมา
第1474回「臨済禅師のお説法」2025/1/19【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1473回「礼拝」2025/1/18【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 3.7K14 วันที่ผ่านมา
第1473回「礼拝」2025/1/18【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1472回「百丈禅師のこと」2025/1/17【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 3.7K14 วันที่ผ่านมา
第1472回「百丈禅師のこと」2025/1/17【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1471回「大石は水に浮かない」2025/1/16【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.3K14 วันที่ผ่านมา
第1471回「大石は水に浮かない」2025/1/16【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1470回「無事に感謝して励む」2025/1/15【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.4K14 วันที่ผ่านมา
第1470回「無事に感謝して励む」2025/1/15【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1469回「埋れ木」2025/1/14【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.1K14 วันที่ผ่านมา
第1469回「埋れ木」2025/1/14【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
【日曜説教:令和7年1月】「一心に生きる」 | 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 5K21 วันที่ผ่านมา
【日曜説教:令和7年1月】「一心に生きる」 | 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1468回「臨済禅師のこと」2025/1/13【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 3.9K21 วันที่ผ่านมา
第1468回「臨済禅師のこと」2025/1/13【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1467回「日日是れ好日」2025/1/12【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 5K21 วันที่ผ่านมา
第1467回「日日是れ好日」2025/1/12【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1466回「初のラジオ生出演」2025/1/11【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4K21 วันที่ผ่านมา
第1466回「初のラジオ生出演」2025/1/11【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1465回「吉祥と黒闇」2025/1/10【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4K21 วันที่ผ่านมา
第1465回「吉祥と黒闇」2025/1/10【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1464回「べらぼう」2025/1/9【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.6K21 วันที่ผ่านมา
第1464回「べらぼう」2025/1/9【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1463回「祈りの力」2025/1/8【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.5K21 วันที่ผ่านมา
第1463回「祈りの力」2025/1/8【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1462回「一切は空」2025/1/7【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 6K21 วันที่ผ่านมา
第1462回「一切は空」2025/1/7【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
第1461回「六方を礼拝する」2025/1/6【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
มุมมอง 4.2K28 วันที่ผ่านมา
第1461回「六方を礼拝する」2025/1/6【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師