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八王子 荒井呉服店
เข้าร่วมเมื่อ 25 มี.ค. 2023
東京都八王子市にございます呉服商「荒井呉服店」でございます。
当店で扱っております様々な染物、織物の制作工程を主にご紹介致します。
当店で扱っております様々な染物、織物の制作工程を主にご紹介致します。
十日町友禅の制作工程「引染め - 振袖」
十日町友禅の制作工程「引染め」。引染めは地染めとも呼ばれ、柄のない無地の部分(地色)を染める工程です。
伸子で広げた布地を長さ一杯(通常の着物で約13m・振袖は袖の長さが加わるので約17m)に張り、刷毛を使って地色を染めていく。模様の部分に染料が入らぬよう糊で防染をして引染めを行うが、薄茶に色ついている部分が防染糊で伏せた箇所になる。反物の端から端までの広範囲をムラなく染め上げる為、スピーディーな作業が必要とされる。
なお、引染めの工房内は染め付けた染料が必要以上の速さで乾燥するのを防ぐ為に空調の使用が制限されるので冬場は寒く、夏場は暑い。
動画では簡単そうに淡々と作業が進んでいくが、刷毛に含ませる染料の塩梅をコントロールするなど、細心の注意を要する工程である。
動画で染めているのは「振袖」です。
十日町友禅は新潟県指定の工芸で、基本的な製作工程は京友禅と同様となります。
撮影協力:吉澤織物
・・・
新潟県南部・中越エリアに位置する十日町市は国内屈指の屈指の豪雪地帯としても知られ、豊富な雪解け水と自然の恩恵で古くから農業と染織産業が盛んな街である。
麻や苧麻といった植物繊維の織物、そして養蚕による絹織物。この地域の織物の歴史は古墳時代に遡るという。
江戸時代の国内主要都市との交易、そして明治・大正と様々な歴史を経て、戦後昭和30年代からは”友禅”をはじめとする染物の生産もスタート。現代は先染めの織物に加え、「振袖」や「訪問着」「留袖」といった後染めの染色品の両輪を併せ持つ「きもの」の一大産地となっている。
伸子で広げた布地を長さ一杯(通常の着物で約13m・振袖は袖の長さが加わるので約17m)に張り、刷毛を使って地色を染めていく。模様の部分に染料が入らぬよう糊で防染をして引染めを行うが、薄茶に色ついている部分が防染糊で伏せた箇所になる。反物の端から端までの広範囲をムラなく染め上げる為、スピーディーな作業が必要とされる。
なお、引染めの工房内は染め付けた染料が必要以上の速さで乾燥するのを防ぐ為に空調の使用が制限されるので冬場は寒く、夏場は暑い。
動画では簡単そうに淡々と作業が進んでいくが、刷毛に含ませる染料の塩梅をコントロールするなど、細心の注意を要する工程である。
動画で染めているのは「振袖」です。
十日町友禅は新潟県指定の工芸で、基本的な製作工程は京友禅と同様となります。
撮影協力:吉澤織物
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新潟県南部・中越エリアに位置する十日町市は国内屈指の屈指の豪雪地帯としても知られ、豊富な雪解け水と自然の恩恵で古くから農業と染織産業が盛んな街である。
麻や苧麻といった植物繊維の織物、そして養蚕による絹織物。この地域の織物の歴史は古墳時代に遡るという。
江戸時代の国内主要都市との交易、そして明治・大正と様々な歴史を経て、戦後昭和30年代からは”友禅”をはじめとする染物の生産もスタート。現代は先染めの織物に加え、「振袖」や「訪問着」「留袖」といった後染めの染色品の両輪を併せ持つ「きもの」の一大産地となっている。
มุมมอง: 201
วีดีโอ
十日町友禅の制作工程「手挿友禅 - 振袖」
มุมมอง 465หลายเดือนก่อน
十日町友禅の制作工程「手挿友禅」。友禅の工程の中で最も華やかかつ最重要と言える工程です。柄部分に色を付ける、いわば息を吹き込む工程と言えます。 柄に合わせて先端の形が異なる筆や刷毛を駆使しし生地を染め付けますが、色の濃淡、ぼかしの塩梅は職人の感性と技術によって仕上がり表情が異なります。柄を縁取るグレーや黄色の輪郭線は防染糊で後の工程で洗い落とす。洗い落とす事で輪郭には地色が残り、柄を一層引き立てる仕上がりとなる。 この段階で生地の反物の状態になっており、専用の作業台の伸子によって両端を止め広げ生地の下に空間を設けて作業を行う。この空間には染料の乾燥を促すための熱源を置く場合があり、それは季節や色柄に応じて使い分けているとの事。 なお、染めているのは女性が二十歳のお祝いで着用する「振袖」です。 十日町友禅は新潟県指定の工芸で、基本的な製作工程は京友禅と同様となります。 撮影協力:吉澤織...
十日町友禅の制作工程「手挿友禅」
มุมมอง 560หลายเดือนก่อน
十日町友禅の制作工程「手挿友禅」。友禅の工程の中で最も華やかかつ最重要と言える工程です。柄部分に色を付ける、いわば息を吹き込む工程と言えます。 柄に合わせて先端の形が異なる筆や刷毛を駆使しし生地を染め付けますが、色の濃淡、ぼかしの塩梅は職人の感性と技術によって仕上がり表情が異なります。柄を縁取るグレーや黄色の輪郭線は防染糊で後の工程で洗い落とす。洗い落とす事で輪郭には地色が残り、柄を一層引き立てる仕上がりとなる。 この段階で生地の反物の状態になっており、専用の作業台の伸子によって両端を止め広げ生地の下に空間を設けて作業を行う。この空間には染料の乾燥を促すための熱源を置く場合があり、それは季節や色柄に応じて使い分けているとの事。 なお、染めているのは女性和装の第一礼装「黒留袖」です。 十日町友禅は新潟県指定の工芸で、基本的な製作工程は京友禅と同様となります。 撮影協力:吉澤織物 ・・・...
手描き京友禅の制作工程『手挿友禅』②
มุมมอง 1486 หลายเดือนก่อน
手描き京友禅の制作工程『手挿友禅』。柄に色を染め付ける工程です。 刷毛や筆を用いて染色を行うこの工程。 色柄に合わせて筆などの道具を使い分け、それら道具の使い方次第でぼかし模様も染められます。 全工程の中で最も色彩感覚や創造性が求められ、友禅師の個性が発揮される工程です。 柄を染めてから地色を染める”加賀友禅”に対して”京友禅”はその逆で、地色を染めてから柄を染めます。 この工程を経て、次は"刺繍"や”金彩”といった「化粧」とも呼ばれる工程に移ります。 尚、こちらは当店で別染を依頼した初宮参りに赤ちゃんに掛ける着物「初着」を染めて頂いているところを撮影致しました。
結城紬 - 摺り込み
มุมมอง 7618 หลายเดือนก่อน
結城紬の制作工程「摺り込み」をご紹介します。 摺り込みとは、整経し束ねた糸に定規の様な棒状の板を使い染料を擦り付ける作業です。絣模様が細かいものに用いられる技法で、こうした方法で糸を染色するのは結城紬だけではなく、大島紬など他の織物にも用いられている技法です。簡単そうに見えますが糸に均等に染料を擦り付けるのはとても難しく、撮影した私も挑戦させて頂きましたが、全く見せられるような摺り込みは出来ませんでした。
結城紬・地機織
มุมมอง 1.3K8 หลายเดือนก่อน
結城縮制作「地機織」の工程です。地機とは織り手の腰に経糸を固定し、経糸のテンションを腰で調整しながら織る構造の織機。柄や糸質を考慮しながらテンションを定める為、熟練の感覚を要するとされています。ギシギシと腰で経糸を張る音が地機ならでは。この映像は当店の別誂品を制作しているところですが、本作は緯絣で柄を表す作品の為、緯糸の位置を調整することに難儀しているといった会話が聞こえます。
結城紬・絣括り
มุมมอง 2198 หลายเดือนก่อน
結城紬の制作工程「絣括り」をご紹介します。 絣括りとは、防染する部分を綿糸で縛り括る作業。括る力が弱いと染料が滲み、そのまま織ると絣模様がボヤけてしまいますので力加減がとても重要。尚、奥に丸めて置いてある方眼紙は絣模様を表した言わば設計図。この設計図を元に、どこを括るのか糸に印を付けて括る作業を行います。
結城縮 - 地機織
มุมมอง 2.6K8 หลายเดือนก่อน
結城縮制作「地機織」の工程です。地機とは織り手の腰に経糸を固定し、経糸のテンションを腰で調整しながら織る構造の織機。柄や糸質を考慮しながらテンションを定める為、熟練の感覚を要するとされています。ちなみに、「筬-おさ」は竹材のものを使用しています。これは節のある経糸が引っ掛かりにくくする為で、糸質によっては金属製の筬が使用される場合もあります。 *この映像は当店の別誂品を制作しているところです。
結城縮・撚り糸(撚糸)作り
มุมมอง 1888 หลายเดือนก่อน
撚りをかけない真綿糸で織る結城紬(平織り)に対し、結城縮(縮織)は真綿糸に撚りをかけた強撚糸で織られます。これはその撚り糸作りの工程です。 結城縮の特徴でもある布地表面の凹凸はこうした強撚糸を織り込む事で生まれます。その凹凸が布地に張りを与え、さらりとした着心地となります。糸によりを掛ける際に時々水を吹きかけて糸に水を含ませますが、これは撚りを掛ける際の摩擦で糸が切れないようにする為です。
加賀友禅の制作工程『彩色』その二
มุมมอง 2009 หลายเดือนก่อน
加賀友禅の制作工程「彩色」をご紹介します。 「彩色」とは柄に色をつける工程。 「加賀五彩」や「外ぼかし」といった加賀友禅特有の美しさはこの工程で表現されます。 繊細な筆使いを要する加賀友禅の要。 柄の輪郭を模る褐色の部分は防染糊ですが、「彩色」「地染め」と染色の工程の後に防染糊は洗い流されます。 ※染めている作品は当店が発注している訪問着です。
茜染め
มุมมอง 719 หลายเดือนก่อน
日本茜を使用した草木染めの様子をご紹介します。 根が赤い事から「あかね」とされる茜はその根を使用して色素を抽出し染色します。今回の染色では ①根を水に漬けて色素を抽出した染料。 ②根を煮出して色素を抽出した染料。 この2パターンを使用し行なっています。 染料を専用の釜に入れ適温まで熱し絹糸を漬けますが、色素の量は限られているので、一定の濃度まで染まったらそれ以上は染まりません。より濃くしたい場合の方法としては ①染料の濃度を最初の段階から高めておく ②色素の濃度を保ち重ね染めをする などの方法があります。 糸の染色を経て媒染の工程へ。 媒染とは色素を定着させる為に行う作業で、媒染剤は金属成分が主となります。なお、今回はアルミを使用。アルミ媒染をすることで僅かにくすんだような色に糸が変化していきます。 こうした媒染による色の変化も見越して糸の染色は行われます。
すくい織
มุมมอง 651ปีที่แล้ว
綴に似た技法で、主に紬糸を持ち手織った織物です。木製の舟形をした織機用具の杼に緯糸を通して、経糸をすくいながら下絵の模様に織っていく技法で、綴織に近いものです。絵画的な表現ができることが特徴の一つです。2023年時点で数ある西陣織の機屋でもすくい織を手掛けられる織子さんはごく僅かとなっています。
かちん染
มุมมอง 103ปีที่แล้ว
筆や刷毛を用いて墨を染め付ける染色技法「かちん染」。 「かちん」とは「墨」を指します。絵柄の輪郭や陰影を表現する技法として用いられる事が多く、本映像は「辻ヶ花」の制作においてのかちん染を撮影したものです。非常に繊細な筆使いを要し、染める箇所によって筆や刷毛の種類を使い分けます。
長板中形の制作工程『藍染』
มุมมอง 724ปีที่แล้ว
伝統染色技法"長板中形"の制作工程『藍染』をご紹介します。 撮影は私ども荒井呉服店と同じ東京都八王子市にございます藍染工房「野口染物店」にて。 2023年夏に向けて、荒井呉服店より八王子芸妓衆へ揃いの長板中形を提供させて頂くべく「野口染物店」へ制作を依頼。 その制作工程を芸妓衆に見学頂いている際に撮影した動画です。 「藍染」とは植物染料の「藍」を用いた染色方法。草木染めの一種とも言える。 多くの植物性染料は水溶性のため、原料となる植物を煮て色素を取り出すが、不溶性である藍は不溶性なので煮ても色素は取り出せない。 藍は原料となる藍葉を水を加えて発酵させるなどして水溶性染料に変換させる。この染料を作る工程を「藍を建てる」という。 こうして出来た藍液に反物を入れて染色するが、染色直後の色は藍色ではなく緑がかった色となる。そこから空気に触れ酸化し、徐々に藍色へと変化していく。
長板中形の制作工程『豆汁引き』
มุมมอง 169ปีที่แล้ว
伝統染色技法"長板中形"の制作工程『豆汁引き』をご紹介します。 撮影は私ども荒井呉服店と同じ東京都八王子市にございます藍染工房「野口染物店」にて。 2023年夏に向けて、荒井呉服店より八王子芸妓衆へ揃いの長板中形を提供させて頂くべく「野口染物店」へ制作を依頼。 その制作工程を芸妓衆に見学頂いている際に撮影した動画です。 この「豆汁引き」とは、「糊付け - 型置き」の工程を経て防染糊を付着させた反物に、大豆をすり潰し石灰を混ぜたものを刷毛を使って塗りつける作業。この工程を行う事で、防染糊が落ち難くなり、また藍の色付きが良くなります。 大豆の成分や石灰が染料に及ぼす効果など、昔の人の工夫と感性に感心させられる工程。 「長板中形」は江戸時代から続く伝統染色技法であるが、その工程の中には「野口染物店」だけが扱う道具であったり方法が存在し、そうした「独自」はおそらく全国の染色工房にそれぞれ存在...
来世は友禅職人になりたいです。
love itt
that looks so pretty!!
竺仙さんで薔薇柄の浴衣を一目惚れで購入しました!営業の方が八王子で作られていると聞いて調べたら、たまたまヒットしたのですが、作業工程が見れてとても嬉しいです。 工房見学とかあればいいのにーっていつも思ってしまいます笑 大切に着ます、これからも素敵なものを作り続けて下さいませ。
この制作動画は八王子ではなく、高田馬場の染め屋さんのものでございます。竺仙の「紅梅小紋」という品物の制作動画となっております。八王子で制作しております動画は下記のリンクにございますので是非ご覧になって下さい。機会があれば工房見学ツアーも開催しようかと思いますのでその際は是非ご参加下さい。当店の情報はインスタグラムにてお知らせ致します。 <荒井呉服店Instagramリンク> instagram.com/araigofukuten/ <TH-camリンク> th-cam.com/video/3wYpeXEXV9g/w-d-xo.htmlsi=FnmMijfz1YtPhK1a
これがあのいざり機というものなのですね。織子さんの苦労がしのばれます。ラオスなどにも手紡ぎいざり機の織物があると聞きますが、やはり織り手が減っているという話でした。
地機は最も原始的な織機の一つと言われております。染織も技術やテクノロジーの進化によって新たな表現が可能になったりコストを抑える事が出来たりと多大なメリットがありますが、やはり人の手でないと表現できないものもございます。ただ、産業は需要によって支えられるものでございます。後継者の有無や育成も含め、残念ながら手織り産業は非常に厳しい現状であると認識しております。
Maravilloso su trabajo. Mis respetos 🇦🇷
Gracias por ver youtube. Se trata de un tejido de seda tradicional que se ha transmitido en Japón desde la antigüedad.
八王子の荒井呉服店と言えば!あの方のご実家!TH-cam始められたのですね。
主に制作記録用として始めました。
こんな技術をお持ちの方が一体何人いるんでしょう…。
残念ながら、ほんの数えるほどと伺っております。こうした技術は産業として受け継がれてまいりましたので、今後継承していくのは正直困難なのかと。だからこそその現状を直視しこうした技術で作られる染織品をどう扱うかを考えたいと思っております。