【P1堰柱は基礎から作り直し】明治用水頭首工復旧工事レポート Vol.52

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  • เผยแพร่เมื่อ 3 พ.ย. 2024

ความคิดเห็น • 1

  • @shouichitakeda6065
    @shouichitakeda6065 ปีที่แล้ว +1

    お疲れ様です。委員会報告をざっと見ましたが、一番恐ろしいのは、例えばチェックボーリングEのようにパフェグラウトの下にN値算出が不可能なレベルの脆弱な堆積物が残留していることです。5本のうちの1本で出たということは、相当な範囲で存在すると考えた方がよいでしょう。一般的なパイピング判定は、それなりに硬い地盤を前提に組み立てられた式なので、このような脆弱な堆積物層が分布する場所でのパイピングの発生の判定はできません。通常であれば、「必ず起こる」と見立てて対策を行うべき状況です。ここを通る新たなパイピングが発生すれば、再構築したエプロンはまた沈むだけです。パイピングに土の抵抗力で対抗しようという考え自体が誤りです。
    P1堰柱下に矢板が不足している部分があったためにそこから水が抜けたのが原因なので、上流側にしっかりと岩着する止水対策を講じればパフェグラウトや地盤改良はエプロンの自重を支える耐力さえあればいいので効果もあるのですが、パフェグラウトで止水という考えが根本的におかしなことです。この辺は、農政局として、あくまでも原因は時間経過によるパイピングであって、当初設計の未熟、さらに耐震工事の際の小規模漏水を見過ごした過失を糊塗するためには、空洞を止水するという局所的な対策は受け入れられず、原因を無駄に拡大し、責任の所在をあいまいにしようとする意図が透けて見えます。
    その結果、数年間、P1堰柱下の空洞発生可能性の高い部分は見過ごされ、数年にわたって洪水期の堰の構造安定性が看過されることが恐ろしいです。