さすがにTH-camに参考文献は載せづらいので、こちらをどうぞ。 www.focusreading.jp/reading-comprehension-of-speedreading/ 速読を構成する要素についての学術論文は、こんなところですかね…。 ☆観の目付関連 石垣尚男. (2015). 『スポーツ選手なら知っておきたい「眼」のこと』, 大修館書店 ☆瞑想の効果 Slagter, H. A., Davidson, R. J., & Lutz, A. (2011). Mental training as a tool in the neuroscientific study of brain and cognitive plasticity. Frontiers in human neuroscience, 5, 17. Slagter, H. A., Lutz, A., Greischar, L. L., Nieuwenhuis, S., & Davidson, R. J. (2009). Theta phase synchrony and conscious target perception: impact of intensive mental training. Journal of cognitive neuroscience, 21(8), 1536-1549. ☆内声化抑制の効果 森田愛子 & 小澤郁美(2016)「視野と内声化のトレーニングが読み速度に与える影響」, 『日本教育工学会論文誌』, 39(Suppl), 45-48. ☆トップダウン処理の効果 Hyönä, J., & Lorch, R. F. (2004). Effects of topic headings on text processing: Evidence from adult readers’ eye fixation patterns. Learning and instruction, 14(2), 131-152. ☆行の短い書籍を使う効果 小林潤平. (2020). 「レイアウトデザインによる効率的な読みの支援」,『日本画像学会誌』, 59(2), 219-227.
★もっと本格的に速読を学んで見たい方へ
もし、あなたが「速読はいろいろやってみたけど、何も身につかなかった」という体験をお持ちなら、一度、科学的な速読トレーニングを試してみてください。
2023年6月に発売した小冊子『速読の科学』(Kindle Unlimited対応)には、速読に有効なトレーニング、無駄なトレーニング、効果的な速読の生かし方など、科学的な観点から説明されています。
⇒bit.ly/BookSciencedReading_YT
7:30 速読の核心
7:38 瞑想
9:45 トップダウン(見出し焦点)の情報処理
12:00 観(波が流れるように、視野を狭めず読み取る意識を持つ方法)の目付け
貴重な動画ありがとうございます❗
そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます!
構成も話し方も非常にわかりやすいです。コンパクトですが内容がギュッと詰まっていて、初心者ながらすぐに速読にチャレンジしたくなりました。
ありがとうございます!
トライしてみて分からないことがあれば、いつでもご相談くださいませ!
自分も研究しているけど、行末に視点を固定するやり方が同じで嬉しいです。なぜかこれで読むとスラスラ入るんだよね。
おー、そうなのですか!何か研究の成果を公開なさっているようでしたら、ぜひシェアしてくださいませ。
「行末に視野」の件は、「実際、そうなんだよね」としか言えないのがもどかしいところですね…。なぜか行末では極端に視野が狭くなることと、行末が意識に入りづらいことと、何か科学的に根拠づけられるような気もするのですが、今のところその方法が見あたらず…。
とてもわかりやすい解説動画をありがとうございます😊
仕事の勉強のため速くたくさんの書籍やテキストを読む必要があり、石井貴士さんの「1分間勉強法」や山中恵美子さんの「瞬読」と渡り歩き、こちらの動画に辿り着きました。
見出しの効果、感動しました!!
やはり予備知識が必要なのですね…
勉強では専門的な用語や言い回しも多いので、まず少し視野を広めにして、なるべく音声化を控えて繰り返し読み進めて吸収していきたいと思います。
このチャンネルでは、科学的に見て確かなノウハウと効果、それに必要な要素とトレーニングをご紹介しています。役に立ちそうなものがあれば、ぜひご活用ください。
専門的な学習には、また違ったノウハウ(勉強の手順や取り組み方、速読の活用の仕方)がありますので、詳しく学びたくなったら、ぜひサイトにも遊びにいらしてください。
哲学書を通読するのに何日もかかってるので何かいい方法ないか?と思ってやってきました。
参考になりました。
他の動画も見てみます。
何かお役に立てたようでしたら幸いです!
ご質問などあれば、いつでもお寄せください。(^^)
そう、「読まずに見る」ではなくて「心の声を出さずに読む」なのだと思う。
その実践技術として「心の声を小さくする」ことを推奨したい。「出さない」は難しいが「小さくする」のは簡単だから。
というか、この作業は誰もがみんないやってきたことだ。どこまで小さくするか、その加減で読書の楽な人、苦手な人が生まれている。
ご賛同、ありがとうございます!
音に頼り切った読書に慣れるというか依存してしまうと、本当に「読書がつらい…」になってしまうのですよね。そしてそれを小さくする、薄めるというのはスポーツと同じことなので、気楽に、地道に練習したら誰でもできるようになります。
それを広くお伝えできればと思ってます!
非常に役に立ちました。あと後ろの豚かわいい。
そうおっしゃっていただけると、とても励みになります!(励みになっても更新する余裕がないのですが…)
豚は…かれこれ35年ほど、我が家に鎮座しているマスコットです。😊
これから速読をやってみようと思っていたので、大変参考になりました。
危うく効果のないやり方から始める所でした💦
ありがとうございます。
何かお役に立てたようでしたら幸いです。
速読は実用的に役に立つ速読と、超能力を探究するだけの夢追い系とがありますからね…。ぜひ「速読の科学」も参考にしてください。Amazon Unlimited対象でもありますので!(読者特典も付いてきますし。)
速読について知ることができてよかったです。
ですが、速読にも向き不向きはあるように思います。
コメントありがとうがざいます。「向き不向き」というのが何を指すのか分かりませんが、読む対象、読み手の特性あるいは目的などによって、「速さの使い方」はかなり変わりますね。
ゆっくり咀嚼して読むべき状況もありますし、速く読んだ方が効果的な場合もありますし。そういう意味で「向き不向きはある」ことは間違いありません。
コメント失礼します。本動画の当該記事も拝見しました。
以下3点についてお聞きしたく存じます。
1点目、瞑想について。ここでいう瞑想というのは紹介されている姿勢及び呼吸のことでしょうか。つまり一般に想起される瞑想(坐禅のような)の後に効果が発揮される、いわば高速道路の効果のようなものではなく、この姿勢を維持すれば常時瞑想状態にあり得るということでしょうか。
2点目、トップダウン型情報処理及び観の目付について。論文のような横に並んだ文章の場合、本動画の方法では難しいように感じるのですが、この場合でも同様にできるのか、或いは他の方法ないし工夫が必要でしょうか。
3点目、本動画で紹介されている方法について。科学的速読ということで、効果がないあるいは効果はあるが条件付きなものを研究などに基づき裏付けされていて信憑性が高いように感じました。しかし肝心な本動画の読書法についてはそれらがなかったため少々疑念が生じました。ありましたら教えて頂ければ幸いです。
ご丁寧にありがとうございます。(^^)
まず1つ目。「瞑想」について。瞑想状態を、ここでは「脳波がシータ波状態になっている状態」と捉えています。これは目を開けた状態でも、姿勢と呼吸法とで実現できます。これは「その後に発揮される高速道路の効果」とは無縁です。というか、そもそも瞑想状態と高速道路の効果は関係ありませんし、高速道路の効果は一時的ですぐに消えるものなので、速読には何の効果もありません。
2つ目。トップダウン処理は認知科学の観点から捉えるべき「先行情報により後の情報処理を楽にする」ものなので、横書きでも同じ効果が得られます。また観の目付は「視野を絞り込まない」状態であり、内声化抑制とセットで効果を発揮するものですので、縦書き・横書き・言語はまったく関係ありません。むしろ横書きの方が視野が広がりやすくなりますので、横書きの方が速読しやすいと感じる人が多いのも事実です。
3つ目。「本動画の読書法」というのが何を指しているのか分かりませんでした。この動画では読書法についての説明をしていないと思います…。一応、私が指導する読書法は、何らか心理学的に、あるいは科学的読書法の知見に基づいて構築しているものですので、「科学的な根拠を出せ」と言われれば、ほとんど出せると思います。(もちろん、それらを踏まえて仮説的にオリジナルの手法を採用している部分もたくさんありますが。)
@@OfficeSRR 丁寧な返信感謝します。拙い文章ですみません💦「本動画の読書法は」寺田さんの解釈の通りです。
実を言うと速読の科学を購読するかどうかを決めかねていて、寺田さんの提唱する速読につながるトレーニングについての裏付けとなるものがなかったので(コメント欄で既に回答されてました。)質問した次第です。
是非購入致します。
@@gomel-i3u なるほど。ご丁寧にありがとうございます。
トレーニングに関する科学的な裏付けは、速読の科学の中に学術論文を示しながら解説しております。
とはいえ、では、どの要素がどのくらい効果を発動して速読のスピードや理解度に寄与しているかは測り切れておりません。こちらが瞑想については、アンケート調査では「非常に重要」と認識されていることが分かっているのですが、一定レベル以上であれば効果に大きな差が出ておらず「前提条件に過ぎない」可能性もあります。
というところで…。
速読の科学をご購入いただけますと、1ヶ月間のフォーカス・リーディング講座の映像視聴がプレゼントされますので、ぜひご利用くださいませ。
まさか中谷本を紹介するとは思ってなかった。
(もちろん、いい意味です)
中身の面白さは、まぁ受け止め方、人それぞれですが、芸術的なまでの一文の短さは本当に素晴らしいと思います。
確かに1冊30分、1時間と聞くと信憑性高い
1冊数十秒から1分みたいなのはマジで意味わからん笑
一冊30分って、かなり実用的なスピードだと思うんですよね。隙間時間を使えば、一日1冊も難しくありませんし。ペースも1ページ9秒前後って、なかなか現実的ではないかと!
九州大学大学院の読書教育/学習戦略研究で開発された、科学的・実用的な速読法を学んで見たい方は、ぜひ無料のメール&動画講座に登録してみてください。(解除はワンクリックで可能です。)
www.focusreading.jp/lp/free-dvd/
「トップダウン型情報処理」を見て思ったのですが、
自分は本にしろ映画にしろ、結末や盛り上がりの場面から見るクセがあって、冒頭から見ると、途中で興醒めして見るのやめてしまうんですよね。
それもこの「トップダウン型情報処理」に関係してるんですかね?
トップダウン型処理云々というより、「結果で楽しさを覚える」のか「プロセスの体験に楽しさを覚える」のかという好みというか性格(せっかちとか?失礼…)の問題のような気がしますが、どうなのでしょう…。
ハリウッドの映画は基本的に「ヒーローズジャーニー」と呼ばれるパターンがあり、最初の10分以内にすべての主要な登場人物のキャラの提示・暗示があります。そして、ヒーローズジャーニーのテンプレート通りに物語が進行します。
その展開を面白いと思えるか、無意識に「またか」と思えるかというのも関係しそうな気はいたしますね。(^^;
あまり有意義な考察にならず恐縮ですが、、、
丁寧に考察してくれてありがとうございます。
動画内のトップダウン型情報処理のテストをしてみて、実際に効果を実感しました。
そこでふと思った事を書いたのですが、考察が自分には思ってもない事だったので、とても有意義で参考になりました。
ありがとうございます。
@@光内雅春 ご丁寧にありがとうございました。また何か疑問に思うことなどありましたら、いつでもどうぞ!
日本語でないと駄目なのでしょうか??
マスターしてしまえば、英語でも中国語でも大丈夫です。過去に、3日間の講座を日本語書籍で終えたあと、読書演習をすべて英語の書籍でなさった方が複数おられました。大学の授業では中国人留学生がやはり中国語の書籍で読書演習をして、日本語の書籍より(当然)速く読めると言ってました。
Dạ vâng. dịch tiếng Nhật khó hiểu. đọc tiếng mẹ dễ dàng hơn.
おっと、何語か分かりませんが、日本語の方が難しいとお考えなのですかね。どちらの言語でトレーニングしてもいいと思うのですが、ポイントは「平易な文章」「行の長さが長くない(横書きの言語なら大抵大丈夫)」というテキストを使うことなので、そちらの言語でトレーニングなさっても大丈夫かと。
普通の人よりは読むのが速いみたいです。岩波文庫などを100冊くらい読んでいたら自然と身についた感じです。訓練した実感はないですが。翻訳作業するので複数の言語で訓練しておかないといけません。
読書量が多くて、日頃から自分の読みをモニタリングする習慣がある人は、読書スピードが高い傾向にあります。ほんの少しトレーニングすると、1ページ6-9秒くらいは普通に読めるようになると思いますよ。(^^)
インターチェンジ効果
@@natu3791venefit インターチェンジの効果は1分経たずに消失することが分かっていますし、難しい本には使えませんので、速読には無意味ですね。
ここでお伝えしている方法は、もっと実用的で無理のないものです。
右脳速読ですよね。
確かにあれは胡散臭さ満載。
実際、講座はうけたことはないものの、
音声講座を受けたことはあります。
潜在意識に情報が入っている?はぁ意味が分かりませんが。
完全なる詐欺ですからねぇ。
「右脳」と語ることのうさんくささ、教育者がそれを語っているという残念な状況(つまり教育者を語りながら単なる詐欺師であることを自白している状況)、さらに、多くの人がそれにまんまと騙されて大金を払ってしまう残念な状況を何とかしたいものです…。
凄く面白いけど科学を名乗るなら参考文献リストを載せてほしいな
さすがにTH-camに参考文献は載せづらいので、こちらをどうぞ。
www.focusreading.jp/reading-comprehension-of-speedreading/
速読を構成する要素についての学術論文は、こんなところですかね…。
☆観の目付関連
石垣尚男. (2015). 『スポーツ選手なら知っておきたい「眼」のこと』, 大修館書店
☆瞑想の効果
Slagter, H. A., Davidson, R. J., & Lutz, A. (2011). Mental training as a tool in the neuroscientific study of brain and cognitive plasticity. Frontiers in human neuroscience, 5, 17.
Slagter, H. A., Lutz, A., Greischar, L. L., Nieuwenhuis, S., & Davidson, R. J. (2009). Theta phase synchrony and conscious target perception: impact of intensive mental training. Journal of cognitive neuroscience, 21(8), 1536-1549.
☆内声化抑制の効果
森田愛子 & 小澤郁美(2016)「視野と内声化のトレーニングが読み速度に与える影響」, 『日本教育工学会論文誌』, 39(Suppl), 45-48.
☆トップダウン処理の効果
Hyönä, J., & Lorch, R. F. (2004). Effects of topic headings on text processing: Evidence from adult readers’ eye fixation patterns. Learning and instruction, 14(2), 131-152.
☆行の短い書籍を使う効果
小林潤平. (2020). 「レイアウトデザインによる効率的な読みの支援」,『日本画像学会誌』, 59(2), 219-227.
載せて欲しいとか言って先生は丁寧にソース載せてくれてるのに返信もお礼もしない辺り見ると実際にはソースとかどうでもよくて水さしたいだけですよね。疑ってたんだろうし。
ソース出せ!って言うなら相応の返信をするべきでは?
失礼極まりない。
1ページ6秒で
早いのか
現実的な「読んでいる実感」と「学習の効果」が得られるスピードですね。それを「速い」と思うかどうかは人それぞれかと。
1ページ6秒は速読では無いと思います。
何もしてない私はもっと早いです。
世間の速読基準が曖昧ですけど
なるほど。確かに天然で見開き3秒くらいで読む方と何人もお話をしたことがあります。
しかし、それは特殊技能であって、才能で実現しているものですよね?
ここではあくまで「トレーニングで実現しうる、いつもの読書よりも読書スピードを挙げた読み方」という程度のニュアンスというか定義で語っています。
それを速読と呼ぶか呼ばないかは「あなた次第」ですので、否定するのもご自由にどうぞ。(^^)