【NTT東日本】祭り映像アーカイブ化｜長野びんずる

長野びんずるは、200チーム・1万人を超える踊り子たちによる、しゃもじを打ち鳴らしながら踊る祭りです。起源は、戦争の影響で盛り上がりに欠けた日本三大祇園祭として有名な「御祭礼」の賑わいを取り戻すために開催された前夜祭が、「長野びんずる」のもとになったといわれています。かがり火の下、繰り広げられるびんずる踊りの輪が｢ソーレ」のかけ声、しゃもじの打つ音とともに響きわたります。
「びんずる」の由来は、病気を治す力があるといわれている「おびんずるさん（善光寺）」です。お祭りに携わるすべての人々への安全や長野びんずるの成功を祈願し、善光寺御本堂より１４００年余りにわたり受け継がれている“不滅(ふめつ)の常(じょう)燈(とう)明(みょう)〟を頂戴し、踊りエリアに設けられた燈釜への点火とともにびんずる踊りがスタートします。また善光寺御本堂での式典の立ち会いから、燈釜への点火までを司る女衆の事を「燈送衆」と言います。
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