千葉のアウトドア広場 クルックフィールズ内の地中図書館 NAP建築設計事務所

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  • เผยแพร่เมื่อ 29 ธ.ค. 2024
  • KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)概要
    [KURKKU FIELDS]は、農業、食、アートの3つを1度に“体験”できる、自然との共生体験施設として、2019年11月にオープン(第1期オープン)したサステナブルファーム&パークです運営:KURKKU FIELDS 。総合プロデューサーを音楽家の小林武史氏が務め、既存施設のプロジェクトメンバーとして、ミナ ペルホネンを率いる皆川 明氏、齊藤太一氏が率いるSOLSOなどが参画しています。
    FARM(農業)、EAT(食)、ART(美術)、PLAY(遊ぶ)、STAY(泊まる)、NATURE(自然)、ENERGY(エネルギー)の7つのカテゴリーのもと、農業や太陽光発電(SOLAR FARM)の設備、採れた新鮮な野菜やこだわりの加工品などを販売する店舗のほか、宿泊施設など、「育てる・作る・食べる・循環する」といった「人が本質的に生きる心地よさと喜び」を体験できる環境が、開業準備段階から約30ha(約9万坪)の敷地の中に順次整備されてきました。
    2019年11月に第1期の諸施設がオープン。2022年11月には、新たな宿泊施設として“創る暮らしを体感するヴィラ”cocoon(コクーン)の運用を開始。建築家の中村拓志氏(NAP建築設計事務所)が設計したライブラリー〈地中図書館〉がオープン。
    中村拓志氏が設計したライブラリー〈地中図書館〉
    〈地中図書館〉はその名の通り、土の下にひっそりと隠されたように存在します。全体にすり鉢状の[KURKKU FIELDS]の土地の中腹にあって、大地にそびえ立つのではなく、洞窟のように地中に横たわる空間です。
    [KURKKU FIELDS]を訪れた人々は、広大な敷地に点在する各施設を訪れる中で、突如として、この〈地中図書館〉の入り口を見つけます。内部へと導かれるまま、大地の中へと潜り込むと、その先で思いがけない空間と本たちに出会うことになります。
    〈地中図書館〉の選書は、選書家の川上洋平氏(book pick orchestra代表)が企画とともに担当、人と本の出会いを演出します。2023年2月16日のオープン時には約3,000冊を所蔵。自然と農業に親しむ生活と暮らしに関するものを中心に、詩、哲学、歴史、宗教、さらには科学や経済にも広がりをもたせたライブラリーとなっています。
    植物や野菜が土の中の微生物を栄養にして成長をするように、人々が地中に潜り込んで本を読み、知を蓄え、想像する力を養い、再び大地を踏み締めて明日からの毎日に歩を踏み出す。[KURKKU FIELDS]に新たに誕生した〈地中図書館〉は、自然の叡智を学びながら、想像力豊かに未来へと進む人々の支えになるような場所を目指しているとのこと。
    設計コンセプト
    「晴れた日には畑を耕し、雨の日には読書をする。「地中図書館」はそんな人のために構想された。
    平坦で乾いた敷地は、建設残土で埋め立てられた谷の上にあった。そこで我々は、ここを緑豊かな谷地に戻すこと、そして建築は作土層を占有するのではなく、植物と土中微生物達の繁栄の下に慎ましく存在すべきだと考えた。大地はあらゆる生命の源、母性の象徴として捉えられてきた。谷筋の小さな割け目の奥にヴォイドを設けることで、耕す人の休息にふさわしい、やすらかな居場所をつくりたいと考えたのである。
    大地の下は洞窟のような空間で、本棚が取り囲む。梁や柱といった建築的要素を排し、外周部の土留め壁と袖壁からRCボイドスラブを片持ちで跳ねだしている。内部の天井高は大地の傾斜に応じて決まるため、子どもの背の高さに合った天井の低い場所や、袖壁の間に小さな隠れ部屋が生まれた。床と壁、天井は土仕上げでなめらかにつながり、スラブ小口の鉛直面まで植え込まれた芝がモサモサと下垂し、空間に湿り気を与えている。これは、灌水と保水のバランスを季節によって、調整可能なディテールとなっている。
    最深部には、読み聞かせのためのホールがある。ここは、未来のために育む場をイメージした。芝の大地を大きく孕ませた子宮的空間には、階段状の席を本棚の襞(ひだ)が取り囲み、農園で働く人たちの蔵書や子どものための本が並ぶ。本棚の40mm厚の縦桟は、そのまま頭上に伸びて空間を支えている。細い縦桟は隣を支え、その縦桟はさらに隣に支えられることを繰り返すと、一周してはじめて大きな空間が支えられる。相互扶助の連鎖の先に、強い個人だけでは到底成し得ない社会的空間が立ち上がるのだ。
    〈地中図書館〉施設概要
    企画・選書:川上洋平 / book pick orchestra設計:中村拓志 / NAP建築設計事務所構造設計:金箱構造設計事務所所在地:千葉県木更津市矢那 2503 KURKKU FIELDS(Google Map)開館時間:12:00-17:00※cocoon、TINY HOUSE VILLAGEの宿泊者は、閉館後の17:00以降も利用可休館日:火曜・水曜日(祝日を除く)入館料:無料(KURKKU FIELDS入場時に支払う保全料300円が必要)入館方法:予約制(※KURKKU FIELDS MEMBERSHIP加入者のみ利用可 / 年会費:1,000円[千葉県民500円])オープン日:2023年2月16日(木)
    予約ページkurkkufields.j...
    KURKKU FIELDS Villa「cocoon」施設概要
    所在地:千葉県木更津市矢那 2503 KURKKU FIELDS(Google Map)客室:ツインルーム(定員2名)6棟、ワイドルーム(定員4-5名)1棟付帯施設:キッチンラウンジ、レストラン(9席)オープン日:2022年11月24日(木)
    「cocoon」プロジェクトメンバー(敬称略):総合プロデュース:小林武史(音楽家、KURKKU FIELDSプロデューサー)総合ディレクション(コンセプトデザイン、設計・デザイン監修):皆川 明(ミナ ペルホネン デザイナー)建築・設計:吉田隆人(ikken)植栽計画:SOLSO(ソルソ)/ 齊藤太一(DAISHIZEN主宰)食アドバイザー:原川慎一郎、ほか

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