AIに句集を作らせてみる 俳論 小山宗太郎
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- เผยแพร่เมื่อ 8 ก.พ. 2025
- 令和6年10月15日段階で、短時間でAIに俳句を作らせることは可能である。仮に五百句つくらせたとしよう。しかしAIはまだ馬鹿なところがあり、「雪は降り昭和は遠くへ行きにけり」なんて句を平気で作るようなことをする。没にすればいいのであるが、「いやいや残したいな」と思えば、季語を変え「散る桜昭和の思い出薄れゆく」とすれば句集に入れられるかも知れない。まあ単純に没がいいであろう。また「旧仮名遣ひ」は、現段階では避けた方が無難である。まだAIの知識・技能が乏しいのである。
それから芭蕉風の句が欲しいと思えば、芭蕉の句をインプットして作らせればいいのであるが、これは避けた方が無難かも知れない。何となく笑われる気がするからである。
また写生句を作らせた方が無難である。前衛俳句はまだ無理である。ろくな理解もできていないように思う。「高浜虚子のような写生句・写実句」を作るよう命じた方がよいであろう。
さて、五百句の中で四百句ほどは残るであろうから、それで句集を作るのである。句集の題は、俳句の中から選択すればいいのである。たとえば、「廃駅のポポタン」なんて適当におもしろく名付けるのである。どうでもよいことではあるが、「ポポタン」とはタンポポのことであり、今風にひっくり返しただけのことである。AIには似合っているように思う。
さて、作者は「アップル社のAI」、監修は「小山宗太郎」とするのである。まだAI句集は出ていないので、話題作りにはなるであろう。私が作ろうと思ったが、句集は金がかかるのである。日々つつましい生活を送っている私としは難しいのである。まあ、ネット内で句集を出そうと思えばできるが、ユーチューブで忙しいのでやらないのである。
だが、俳句雑誌にAI句集が取り上げられて「ついにここまでAIは進化したのか」なんて言われたり「馬鹿げている、ふざけている」なんて言われたりするのであろうか。まあ、遅かれ早かれAI句集は誰かがやるであろう。「どうです。やってみませんか」なんて・・・・。