産業廃棄物マニフェストと産業廃棄物処理委託契約書とは？実際の用紙をもとに手続きの流れをわかりやすく解説します！

[@haru_grey29]

先日、解体業者に解体を依頼した際、「地中からガラが沢山出てきたので」と言われ、請求書が来ました。
請求書の数量を見ると沢山出てたので、マニフェストを確認させてくださいと言うと、「時間がかなり経過してるので、産廃処理場からのマニフェストが出せません。」と言われました。
たしかに、解体から2ヶ月程経ちましたが、マニフェストを発行できなくなるなんてあるんですか？

[@urashico]

その業者は危険な業者である可能性が高いです。
マニフェストは、5年間の保存義務が廃棄物の処理及び清掃に関する法律（廃掃法）で定められています。そのため、マニフェストが発行できないということはありえません。
その業者は、実際にはガラが出ていないのに、出たことにして水増し請求しているか、ガラを不法に処分している可能性があります。
危険な業者である可能性もあるため、直接これらを伝える前に、お住まいの自治体の消費者センターなどにもご相談いただき、対処法を確認されることをおすすめします。

[@dr.5309]

コメント失礼しますマニュフェストのa表は最終的にどうなるのですか？

[@urashico]

コメントありがとうございます。マニフェストのA表は、排出事業者が保管する義務があり、交付日から5年間の保管が義務付けられています。以前は、A票の保管義務はありませんでしたが、2011年の廃棄物処理法の改正により、5年間の保管が必要となりました。