【MRI基礎】１．磁場とスピン

今回からMRIの基本的な話をします。
今回は基礎中の基礎であります、静磁場とスピンの歳差運動、共鳴周波数の関係を扱います。
臨床でのMRIはほぼ水素原子核（=陽子：プロトン）しか扱いませんので水素原子核の挙動についてのみ考えればよいと思います。
水素原子核の1Tでの磁気モーメントの回転数(磁気回転比)は 42.6MHT/Tです。したがって共鳴周波数の値として 1.5T 64MHz, 3.0T 128MHz は暗記してしまいましょう。
株式会社ラドチューブ
テンちゃん
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[@---by9dy]

2:25
歳差運動で電流が流れるんですか？
正電荷が円運動すればその軌道に電流が流れると思いますが、動画のイラストでは正電荷は回転運動していますよね？

[@---by9dy]

そもそも図の青いボールに突き刺さってる矢印の意味もわからないです

[@---by9dy]

原始の重心が青い球の中心にあって、正電荷の位置が重心と一致してないなら説明がつきそうだけど

[@医学生しがない]

@@---by9dy 僕もそれ思ったんですが、調べてみると電荷の回転運動(スピン)でも円運動と同じように磁場が形成されるようです。
青い球体はプロトンで矢印はスピンの軸を表してるものかと、、