江戸漆器
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- เผยแพร่เมื่อ 14 ต.ค. 2023
- 海外では、かつて陶磁器のことを「china」、漆器のことを「japan」と呼んだほど、漆器づくりにおいて日本は世界をリードしてきた。漆を何十回と塗り重ねることで生まれる、陶器に負けない堅牢さと美しい光沢。漆を塗っては拭き取る作業を繰り返すことで浮かび上がる、木目を生かした質感。木の器に様々な表情をもたらす高い技術力と、腐食やゆがみを防ぐ漆の特性によって、漆器は長い間、庶民に愛用されてきた。漆器は保温性・断熱性にも優れ、温かい料理は冷めにくく、熱い汁を入れても持ちやすい。滑らかな手触りは手になじみ、口当たりも良く、料理や飲み物の味を引き立てる。普段使いの食器として発展を遂げた江戸漆器は、ほかの漆器産地に比べて伝統的な制約がなく、新しいデザインにも積極的に取り組んでいる。箸や椀などのほかに、ピアスや簪といったアクセサリー、雑貨などを制作。ガラス素材で漆器を作る新たな挑戦も始まっている。