長井健太郎 & 杉林 岳 ピアノ・デュオリサイタル モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448

แชร์
ฝัง
  • เผยแพร่เมื่อ 5 ก.ย. 2024
  • ◆W.A.モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
    18世紀後半にザルツブルクに生まれたW.A.モーツァルト(1756-98)はハイドン、ベートーヴェンと並んでウィーンで活躍し、35年という短い生涯の中で626曲もの作品を書いた。「2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K.448」は彼が1781年に完成させた作品である。モーツァルトが高く評価していた弟子のヨゼファ・アオアーンハンマー嬢とのコンサートのために書かれたこの作品は、終始ギャラント様式で、当時はまだ鍵盤楽器として現れ出したばかりのフォルテピアノの可能性を最大限に活かしたものとなっている。
    00:00 第1楽章 Allegro con spirito 快活に、元気よく
    ソナタ形式。堂々としたユニゾンによる第1主題と典雅な第2主題で展開されていく。息もつかせぬ掛け合いに心踊らされずにはいられない。
    09:25 第2楽章 Andante 歩くようにソナタ形式。美しい旋律と旋律の絡み合いはまるで男女の親密な語らいのようで、終始優雅でたおやかである。
    19:02 第3楽章 Molto Allegro 極めて快速に
    ロンド形式。オペラ・ブッファのフィナーレのような賑やかさで、時折シリアスな一面も覗かせるが、すぐに晴れて大円団となる。
    (解説:杉林岳)
    PROFILE
    ◆長井 健太郎(ピアノ)Kentaro Nagai, piano
    4歳よりピアノを始める。15歳で高校留学のため単身カナダへ渡る。バンフ音楽祭出演など地域への音楽貢献が認められ、キャンモア市より市長賞および市民栄誉賞を受賞。2005年ロンドンへ移り英国王立音楽大学へ奨学生として入学。学士・修士課程を首席で卒業。英国より国家演奏家資格を授与される。2016年にスペイン・バルセロナに拠点を移し、以前より深く関心のあったスペイン音楽の探求のためリセウ音楽院で学ぶ。ソロ活動のほか、室内楽にも熱心で多くの音楽家と共演。2010年に英国で最も活躍した室内楽ピアニストに贈られるGeoffrey Parson Memorial Awardを受賞。後進の指導にも意欲的で、英国、スペインをはじめ多くのマスタークラスで指導。Chelsea Academy(英国)、Music International Academy HK(香港)等でピアノ講師及び副主任を務める。 川西市出身で、児童合唱団の一員として川西市民オペラ「カルメン」等に出演。2007年より帰国時にみつなかホールでリサイタルを開催する等、地元の音楽シーンへの関わりも深い。 これまで浜鍜宏子、Susanne Ruberg-Gorodn, Gordon Fergus-Thompson, John Blakely, Josep Colom の各氏に師事。
    www.kentaronagai.com
    ◆杉林 岳 (ピアノ) Gaku Sugibayashi, piano
    桐朋学園大学音楽学部学士課程ピアノ科修了後、渡欧。ウィーン市立音楽芸術大学リート・オラトリオコレペティション科修士課程並びに器楽コレペティション科修士課程、室内楽大学教育課程を首席で卒業。国内外のコンクールで多数受賞。セレーノ・ミュージックエンタープライズより2つのアルバム『Lyric』『Live in Osaka』がリリースされている。
    2021年に拠点をウィーンから大阪へ移し、声楽家の杉林貴子とともにエーデルベルク音楽教室を設立。西日本を中心にソリスト・室内楽奏者・声楽伴奏者として活動する傍ら、ピアノ講師・コレペティトールとして後進の指導にも力を注いでいる。
    川西市みつなかホールとは、川西市民オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の子役、フレッシュ・コンサートへの出演、また自身の第一回ソロリサイタルをみつなか文化サロンにて開催するなど、縁が深い。
    2023年9月10日(日)15:00開演 川西市みつなかホール

ความคิดเห็น •