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【参考文献のリンク】○「させていただく」の使い方→amzn.to/3O6LaHw今回台本の監修をしてくださった椎名美智先生の著作。「させていただく三部作」のうち最も一般向けで、読むならまずここから。今回の台本のうち、最も参考にした本○「させていただく」の語用論→amzn.to/3nMN05K「させていただく三部作」の最も最初の著作。研究書なので、まずは上の『~使い方』から読むべし。○「させていただく」大研究→amzn.to/3BfvUAH「させていただく三部作」の最新作。椎名先生だけでなく、多くの先生が論考を寄せたオムニバス。「させていただく」に興味があったら次に手に取ってほしい本。○ユリイカ 2022年8月号 特集=現代語の世界 ―若者言葉から語用論まで―→amzn.to/3LSSoMT椎名美智先生や、椎名先生と多く共著論文を書いている滝浦真人先生などが寄稿。このほか、青山学院大学の近藤泰弘先生の敬語に関する論考も面白い。○日本の敬語論→amzn.to/42LoMaO上の滝浦先生の著作。日本の敬語にまつわる論争を整理し、見取り図を示す力作。たぶんいつかこの本の話もしたいとは思ってます。○新・敬語論→amzn.to/3W7rG81『「させていただく」大研究』にも寄稿があった、社会言語学者の井上史雄先生の一般向け書籍。○はじめての語用論→amzn.to/42wB3iN語用論について勉強したければ、こちらもオススメ。○敬語→amzn.to/3phxhwa〇武装錬金→amzn.to/3CwYsGz〇ONE PIECE→amzn.to/3Cx3x1k【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】yurugengo.com/support【おたよりフォーム】forms.gle/mTGM7A9QNqgjZMgN7※皆様からの楽しいおたよりをお待ちしています!
いつもありがとうございます‼️浄土真宗の僧侶です。仏さまの前で私たちが行う合掌、礼拝、読経、称名念仏、法話、お供え、聴聞などのサ変動詞には高い確率で「させていただく」が付きます。最近始まったことでもなく、昔からそのような言い回しが普通だったみたいです。仏さまという尊い存在に距離を置かずにはおれない心情からだと思います。また、親鸞聖人がご門徒の皆さんを御同朋と「御」の字をつけて尊ばれたのも、皆が仏さまのお慈悲をいただいておられると見なしての態度と考えられますので、現代の私たち僧侶も、ご門徒に対しては尊ぶための距離感を重んずる傾向になったのだと思っています。
楽しみに待たせていただきました
たのまたせていただき
笑わせていただいたところです。
ご感心させていただきました
させていただかさせていただきました
「死ぬ」の謙譲語は「お先に失礼します」
あ、どーぞどーぞ。
させていただくを使わず、かつ違和感を最小限に抑えるために「拝」を用いた例。部長「寒いから俺のコート着ていけよ」部下「拝着いたします。ありがとうございます」先輩「オマエもなんか歌えよ」後輩「ではRADWIMPSの前前前世を拝唄いたします」
寝るの謙譲語を頑張って考えたのですが、布団を温めておきます、しか思いつきませんでした
ら抜き言葉アンチ、させていただくアンチだった者です。でもこのシリーズを聞いてさせていただくは悪者じゃないんだと思うことができました。今まで通り 致す や 差し上げる でも違和感がない場合はさせていただくを乱用するのは避けますが、させていただくが丁度良いと思う場面では、毛嫌いせず使っていこうと思います。
ごスパチャさせていただきました!
「ごスパチャ申し上げる」面白すぎる
ガスパチョみたい
御スパチャ奉る
このチャンネルの好きなところは、積極的に知識マウントをとっていくことを肯定していることなんだよな。衒学者の鑑である。
個人的には全国で広まってほしい。知ることも教えることも本来楽しいことなのにこういうの大人になってから減ってつまらん。
「お返事」のヤギが食べちゃう感、めっちゃわかる
受験生なのに見させて頂きまして、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
させていただくにここまで感情移入する日が来ようとは……感動させていただきました。
僕も感動たらりむりました。
「させて頂く」さん、いつも使わせて頂きありがとうございます。今後とも宜しくたらりむります。
私も 「お返事」 には 「くろヤギさん」風味を感じてしまいます。 (70 代 男性)
足らり務るっていう微妙にありそうでない言葉を瞬時につくれる堀本さん...尊敬させて足らり務ります!
堀元さんと同年代ですが、「お返事」は心の距離が必要以上に近く感じるので、ビジネスでは「ご返信」を使うようにしています。体感ですが、「お返事」を使う方には、人の心に入り込むのがお上手な方が多い気がします☺️
同年代ですが、全く同じ感想です。お返事、だと可愛らしい(ヤギさんが出てくるとまでは言わずとも)感じがしますね。
自分は「普段何してらっしゃるんですか?」だと敬遠しすぎてる気がするので「普段何してはるんですか?」がちょうど良い距離感だと思っている関西人です。
分かります。「してはる」は便利に使わせてもらってます。ツッコむのに「なにしとんねん」やと近すぎる時にも「なにしてはりますのん」ってツッコませてもらってます。ちなみに「させていただく」が譲りすぎてる気がする場合に「させてもらう」を使わせてもらってます。
めっちゃ便利なこと言ってるのに、語尾が語尾だから話入ってこなくて、ご草生やし申し上げました。
すごいわかります!私も丁寧に言う場面でもちょっぴりフランクさを醸し出したいときに京都人であることを最大限に利用し、「〜しはる」を使いますね。
堀本さんの服の文字が字幕と被ってマジで読みにくいけど、それくらいのゆるさで良い
させて頂くが気持ち悪くて、基本的にいたしますを使いたい派なんだけど、どうしてもさせて頂くじゃないとしっくりこないことがあって困っていたから楽しく拝見させて頂いております。
関西弁ネイティヴとしては、「〇〇させてもらいます〜」はカジュアル謙譲語として全く違和感ないかも。方言によってはもともと使われていたのかな?「させてもろて」「やらせてもうてます」なんか漫才ではよく聞くよね
関西人には尊敬語の「〜はる」が便利すぎだと言いたい「来る」とか「食べる」とかでも「〜はる」を付けて済ませてるのはずるくないか
天皇の絶対敬語のこと「シャア専用ザク」とか「名前を言ってはいけないあの人」とかで例えるの知識と連想に脳が取り憑かれてる感じが凄いして最高におもろい
久々の神回…これこそゆる言語学ラジオの真骨頂
「ごスパチャたらりむります。」は語感がよくて好きになりそう。ここ以外では、絶対に使えないけど…
グッズにしてほしいですね(笑)。
ごスパチャしたらリムります
寝るの謙譲語は「お寝んねつかまつる」だと思ってたわ
可愛い
三角帽子被ってタオルケット持って親指しゃぶりながら寝ようとしてる様子が思い浮かんだww
楽しませていただきました。今年で20歳になる敬語アンチですが、拝見は知識としては謙譲語なのは理解していますが、敬意が陳腐化しているのか感覚的に「拝見させていただく」と言いたくなります。
敬語アンチなんだ。敬語が嫌いってこと?😮
@@hompoyumyum6527 嫌いですし苦手ですね動画内でも言われてましたが「別に失礼のために言葉をワザと間違えてる訳では無い」のでデスマスだけでもう良くないかと正直思います
@@隊長ひゆきち へえ興味深いですね。
@@symmetry_pine なんでそこまで決めつけて言えるんだ…
してさしあげる。のものすごいお嬢様感。「ご案内して差し上げますわよ〜!」お嬢様って丁寧だけど上から目線な代表格だもんなぁ
ものすご納得しましたわ
めちゃめちゃサロメ嬢の声で再生されるw
前回コメントしましたが、自分は「させていただく」を多用する方だと思います。今回、その意識を言語化していただき、納得しました。また、謙譲語をうまく作れないときに便利だという水野さんの説明に目からうろこです。ためになりました。有り難うございました。
30:13 自然に漏れ出た「あそっか水野さん陽キャか…」😂😂
8:30 この「お寝申し上げる」が「お歩き申し上げる」より絶対にありえないという感覚が一緒で安心した。日本語の母語話者には共通の感覚なのかな。
「お歩き申し上げる」はまだメチャクチャに緊張した新人とかがギリ間違いで言いそうだけど、「お寝申し上げる」の場合は状況が奇っ怪過ぎて例すら思い浮かばんので、その違いがこの感覚の差異を生じさせる一つの理由なんじゃないでしょーか
文語表現はまだしも口語表現は元々のコミュ障も相まって敬語がガタガタになる人間なので「敬語を正しく使えない人でも敬意を伝えようとはしている」と仰ってくださり、とても助からせていただきました。私ももし違和感を覚えさせていただいた敬語に出会わせていただいた際にも優しくさせていただこうと思います。それでは私はこれにてお寝申し上げます。
高校生の頃、古文の先生が謙譲語を「~し申し上げる」で全て訳すタイプだったので、「お寝申し上げる」とか普通にテストで書いていたから、僕の中の光源氏はお寝申し上げてる
あったね何言ってるか分かりそうで分からんなーと思ってたけど、させていただく、なら普通にちゃんと訳せると今更知るという…高校からそう教えてくれよ…
日本語母語話者じゃないリスナーです。(母語は台湾語と中国語でございます)いつも楽しく拝聴させていただいています。日本語の敬語は未だによくわかりませんが、台湾語や中国語は活用がないので、謙譲したいときは限られている単語に言い換えをしなければいけませんなので謙譲語学んでいたころ、「拝見」「拝読」みたいな漢語には親近感湧きますがいざ日本語教室で「伺う」「申し上げる」みたいな和語を紹介されるとなんで「拝 + 音読み」で片付けないですか?と謙譲語ってキメラやんと勝手に思ってしまいますちなみに最近は日本のメンズファッション系TH-camr見始めて、いつも「私は○○○cmでやらせていただいてますが」の構文に引っかかります身長で何をやらせているんだろうっていつも思ってしまいます
ファッションでしたら身長はカテゴリ区分なので「○○cmというカテゴリを、○○cmというカテゴリの中でやらせていただいております」という意味ではないかと思います。タレントは自己紹介するとき、特に芸能業界の人に自分がどの分野で活動しているかを伝えるときに「○○でやらせていただいております」と表現することが多いようです。
@@mizutansan594 つまり芸能人の感覚で言っているんですね。それなら何となくピンとくる気がします教えてくださってありがとうございます
@@maboroshihananetsumi 真面目に答えると、「私は○○○cmで(TH-camの配信を)(自分を取り巻く世界・環境・TH-camが)(自分に)やらせていただいてますが」という意味だと思います。真似しなくていい日本語だと思います。日本語母語話者の自分にも違和感があります。違和感がなさそうな日本語にすると、「((今回の)(この)配信では)(私の)身長○○○cmを例に(ファッションを)紹介させていただきますが」という感じでしょうか。
@maboroshihananetsumi 台湾いいところですね!以前台北を観光「させていただいた」ことがあります!
@@awscoder826やはり違和感のある言い方だったんですね 省略された情報も丁寧にご説明いただきありがとうございます自分は台北出身なんで、地元が褒められるの嬉しいですいつか日本にも観光しに「行かせていただきたい」と思っております
させていただくの武装錬金の例えに連想して思い浮かんだのは、ポケモンのアブソルですね。災いを知らせるために人々の前に現れてたら、アブソルが災いを連れてきたと思われて分類も『わざわいポケモン』にされたってのがちょうど「させていただく」に重なるなと思いました。
ご返信の場合は返信とした場合より一つ格があがりあなたの手元に置かれても恥や憂の内容細心を尽くしています。みたいな覚悟というか真剣さを感じますね
「ご案内いたします」は「ご」から入らなければならないので「案内」が脳内で先行しすぎて「あ」から発音してしまった時に失礼を緊急回避するために「させていただく」をよく使わせていただいてます
堀本さんの「見させていただく」と「拝見する」の話ですが、「拝見する」だと資料のイメージが強く、作品を観た時の感動が薄れて伝わりそうだと思い、「見させていただく」を使いたくなります。教科書的には「見る」と「観る」の謙譲語は「拝見する」となっているようですが、実際は区別されているように感じます。
企業説明会で大爆睡をかまして企業側を怒らせたせいで謝罪文を書いてた留学生たちが「日本語これであってる?」って添削を頼んできた文章の中に「説明中におねむりさせていただき本当に申し訳ありませんでした」って書いてあって大爆笑した大学時代の思い出がよみがえった。本人の前で大爆笑しちゃったけど、今思うとあれ申し訳ないことしたなぁ・・・
お電話差し上げます。は一日一回は使うかな。
「寝させていただく」若しくは「眠らせていただく」だったら正しかったかな…?「おねむり」と、一度動名詞化してし待った後だと、「おねむり致します」でないと違和感有るな…
説明中にも拘らず居眠りをして意欲を阻害してしまい、大変申し訳ございませんでした ということですか……これでも日本は本当に教育をしっかり施さないまま外国人を人材として入れる気なのか?
謙譲語が作れない動詞で「させていただく」を回避するなら,「(ご+)漢語+いたします」ですね。着る→着用いたします歌う→歌唱いたします歩く→歩行いたします寝る→就寝いたします
「させていただく」の根本には「相手は望んでいないことかもしれないけど、自分がしたいことをする」というニュアンスがあるような気がしています特に自分がしたいことをするというほうのニュアンスで大体の場面の説明がつくと思いました
38:34 てめえがのたまったの切れ味好きすぎる
11:27 「いつも有り難く使わせていただいております。」が正解だと思った。
てめえがのたまったとかごスパチャたらりむるとか、今回は笑いどころが多かったですたくさんご爆笑してさしあげました
謙譲語のルールが古文では動作の客体に対する敬意で人を目的語に取る動詞にしか謙譲語がないのが問題なのかなと思いました
させていただくさんのことがもっと好きになりました。
中止や解散に「ご」が付かないのは「不本意ながらそうせざるを得なかった」感を出すためじゃないかな丁寧語にすると話者が好ましく思っているニュアンスが付くせいだと思う
「させていただく」は「させてもらう」の謙譲語と考えればいろいろな場面でどうして違和感が出るのか分かりやすい、と思うけれど。上司から言われて上着を着るときの「着させていただきます」は全く正しい使い方だ思うけれど、「解散させていただきます」はやはりおかしいと思う。それから二重敬語にしてしまいやすいことも原因だと思う。✖「拝聴させていただきました」→〇「拝聴しました」のように。拝聴する、ですでに立派な謙譲語。
これぞ「ゆる言語学」って回ですね~。総理の「努力させて頂きます」発言以来、「 努力って言うのは許しをもらってするもんじゃねぇだろ」とだけバカにしてたけど、あれは国民と距離をおくという高度な話法だったのかと気がついた(笑)。
させていただくはどこから来たのか、させていただくは何者なのか、させていただくはどこへ行くのか──次回が楽しみです。
拝見・拝借・拝聴のように着る→拝着寝る→拝寝/拝眠歩く→拝歩ってならなかった理由が気になる
全くの言語素人ですが、拝見・拝借・拝聴には、見たり聞いたり借りたりする対象を拝むというイメージが成立しますが、寝る・歩くは自分自身が動くので拝む対象にはないのかなと思ったりしました。
這う →拝這(はいはい)...とはなりませんもんねw
なんで”這”を音読みにしないんですか?(クソリプ)
@@kanitama1836はいしゃさんになるかもしれない
拝む→拝拝かもしれない
とても興味深く拝見しています。させていただく、をここまで深掘りできるのがスゴイ。解説の中でもさまざまな言葉が飛び交っているので、見るだけで語彙力が高まったような気がします。面白ポイントが多過ぎて、電車の中で見ていると吹き出してしまうので注意です。ごスパチャ申し上げる笑
14:25お礼、お返事、ご返信等相手に差し上げる時には、もともと自分の物であっても「御」を付けるのです
させていただくさん、ありがとうございます。おかげで、敬語で話させていただいております。
これからは躊躇わずに使わせていただきます。
謙譲語は基本的に「生まれてすみません」の精神なので、表現が用意されてないのは結局「私にそんなことをする権利はそもそもない」ということなのかなと思ってます
動詞の語幹につける「お」「ご」に関して、以前NHKのお言葉おじさんの番組で、後ろに「差し上げる」を付けられるかで、適切かどうか判断できると話してた記憶があります。(ご案内差し上げる→◯ご案内する、ご中止差し上げる→✖️ご中止する)※名詞と解しない立場行為の受け取り手への敬意が、行為者の行為にも波及するという考え方ですね。理屈の面では根本解決しないですが、言葉は生き物なので…と諦めつつ、規則性を見出せるだけで少し受け止めやすく、ほっとする気がします。
是非とも「ごスパチャ申し上げる」使っていきたい。とても口に出して言いたい単語だ
「ご返信」も「お返事」も微妙に違和感があるから、多分使い方としては間違ってるんだけど「ご連絡遅れまして〜」ってよく使っちゃうな
外国人には「お/ご〜します」は上の人のためにすることに使うと教えています。お返事は美化語として自分の行為に使って大丈夫だと思います。相手と関係なくても「昼飯食いました」は聞いていて上品な感じがしないので、「お昼ご飯を食べました」「お昼いただきました」と言うのは聞く人への配慮ですよね。
提案して差し上げますは「提案する』っていう自分の動詞を差し上げる、提案差し上げるは自分とは関係ないモノとしての提案を差し上げるから恩着せがましくないよね
途中話されていた「致します」は、敬意漸減したというより、ちょっと古めかしい言い方というか、文語文的な感じを受けます。口語で「致します」を聞くと、「今日は暑いですね」→「今日はお暑うございますね」のような、お花の先生みたいな言い方だなぁと思う時がありますね。
寒いとき、コートを着させていただくとき。上司「君、寒そうだからコート着たらどうだ?」自分「それではコートを着させていただきます」これならOKですが隣に上司がいるときにコートを着ながら自分「コートを着させていただきます」これはNGさせていただくは許可があって成立するという感覚があるから後者の場合、自分が上司だったら着ることに問題はないけど発言にはイラっとしますね。発言するなら「コートを着させていただきますがよろしいですか?」と許可を取る文体にと感じます。
とても面白かったです。着る、寝る系の謙譲語がない理由は本来相手の存在を認知する必要がない言葉だからなのでは?と思いました。シチュエーションによって必要性が生まれた時にさせていただくを付けるという、ある意味消去法なのかなと。とすると、着る、寝る側が必要以上に自分の立場を下げている=理屈なき縦社会、が「させていただく」の誕生背景にありそうな気がしました。想像に過ぎませんが、昭和初期なら時代的にも合ってそう。
38:30 初期のころはみてるこちら側もお二人に距離感があったから、あまり仲よさすぎるとこちらが疎外感を持ったかも。あの丁寧さがかえって好印象だった。(N=1)
N=2
武装錬金、ONEPIECEの例えが出てきて、僕は「ザンボット3だ!」って思いました!「敵であるガイゾックが攻めてくるのはザンボットがいるからだ!」と守っている市民から迫害されるシーンは悲しくも重ねてしまいますねこの作品は人間爆弾とか主人公ファミリーの最後とか悲しい点がまだまだありますが、させていただくくんには違う結末を歩んでいただきたいですね
今回も楽しく拝見仕りました
させていただく許さないマンの先輩は 謙譲語ではないが 行動を熟語にして 致しますをつけてました。 先導致します、就寝致します、歌唱致します
楽しくご拝聴たらりむりました。
毎回勉強になります✨TV・TH-camで「これから○○したいと『思います』」ですぐ実行している件。「次回は〜」「今後は〜」とある程度の時間が加味されていれば違和感無いのですが癖で出てしまうのでしょうね。
16:44 ファーストフードで「こちらでお召し上がりなさいますか、お持ち帰りなさいますか」と言われて、私は頑なに「持ち帰りで」と答えてしまいます。
着るとか歌うとか謙譲語が無いもの、させていただく が一般化するまでは「それでは(一呼吸)失礼いたします」みたいな、言葉を発しない間が直近の動詞に対応しているのかもしれないと思いました。ハイコンテクスト〜
大変気になっていた「させていただく」。痒い所に手が届くようなシリーズを、どうもありがとうございました。最近「ありません」を「ないです」という人が多いのも気になるので、是非こちらの問題も取り上げていただきたく存じ上げます。
楽しみにさせていただきました。
40分前後の「いただきます」の敬意が漸減している、を聞いて感じたのは、文字と言葉での感じ方の差ではないか?ということです。 コンシェルジュのような接し方も話し方も洗練されているひとが口にするなら「ご案内いたします」の方が品格があり、「ご案内させていただきます」は安っぽい気がします。 しかし文字からはそういった「相手から感じ取れる敬意」が汲み取れないために、敬意が平板化し漸減していくのではないかと感じました。
本日の動画も楽しく見させていただきました。
今回も楽しく見たらりむりまして候。当方、敬語壊滅侍なれば、「させていただく」を擦り倒していく所存。
黒島先生に関して「来た」「言ってた」と仰っていることから関係性が近接化しているのだなと思いました
めっちゃタメにさせていただきました!(と、あいかわらず「cliché」がちょいちょいテロップとぶつかっていることをお伝えさせていただきますw)
感動しました!今後はもっと「させていただく」を使わせてたらりむります…!
みんなに嫌われてるから死にたいのに、軽はずみに不老不死の能力を得てしまったキャラっぽい
敬語の国
ごスパチャ申し上げるのパンチライン感すごい😂😂😂
「させていただく」がsst(i)tdkと摩擦音連続からの破裂音連続であり、かつ、無声が多いという音声的な特性も嫌われる一因なのかもと思っていたのですが、そういう方面からの分析もすでにあるのか気になりましたので、コメントさせていただきました。
「させていただく」も乱用するからうざく感じるので、正しい用量用法を守って使うことを心がけたいです。
13:22 この辺からしばらく続く堀元さんの疑問、めちゃくちゃ同意見です。ご確認ください→違和感ないご確認いたします→違和感
させていただくの話、とても面白くお聞かせたらりむりました。
お返事遅れて申し訳ありません自分も使いますし、変だと感じたこともありません。
古文の謙譲語は動作を受ける人や目的語になる人に対して敬意を表すものだから偉い人同士の会話だと尊敬語と謙譲語どっちも出てきて「申し上げなさる」みたいなことになるし人を目的語に取らない「歩く」「着る」「寝る」とかは謙譲語に構造的に成れないんだと思う。それが現代になると目的語とか関係なく謙譲語を使うようになったから謙譲語が難しくなってる原因な気がする。数百年後とかに分かりやすい体系になる過渡期なのかなって思う。
今回も楽しく見させていただいた旨をコメントたらりむります。
距離感の話めちゃおもしろかったです。させていただくは、するの謙譲語なのでしょうか?とすれば、英語で言うdoをシンプルに謙譲化できてるので、do wear や do makeのようにすべての動詞を強調できるかたちををさらに謙譲化できるという、日本人が英語を学んできた中で無意識に発明したものなのではと。
楽しませていただきました。
「お返事」は上品なおねえさんからおばあさんが使ってるイメージがなぜかある
私も、「お返事」は女性っぽいと感じました。または子どもっぽい。だから、水野さんから「お返事遅れて申し訳ありません」ってメールが来たら、『かわいい』って思いますね😂
私信で「返信」はよそよそしくて寂しいビジネスで「返事」は馴れ馴れしくて違和感
本日はお日柄もよく御スパチャたらりむります
自分の中でみんなもそうだろうと自然に思っていた事が、実はこうだったというように説明されていてとても意外です。なお、自分の中では「名詞+さしあげる」は完全に敬意漸減していて使用を躊躇います。世代間ギャップなのか自分が稚拙なのか。
お返事、はごく自然だと思います。
私が中学の時、古文の授業で「尊敬語は相手を上げ、謙譲語は自分を下げる、という説明は間違いだ」と教わりました。正しくは、「尊敬語は動作主体への尊敬、謙譲語は動作の客体への尊敬である」と。それを踏まえると、謙譲語が存在しない動詞(着る・中止する・寝る、など)は、客体が人ではないという共通点によってスッキリ説明できそうです。ちなみに、古文の授業で上記の説明があったのは、天皇の自敬表現に謙譲語が登場したタイミングです。天皇が自分を相手より下げる、という理屈は絶対にあり得ないとのこと。
ああ、動作の客体への尊敬だっていうのはまちがいですよ。その先生は品質が悪いですね。たとえば、「地獄へ参ります」というとき、地獄は尊敬されてるんですか? 「一言申し上げます」というとき、一言が尊敬されてるんですか?って考えるとそんなことないですよね。そういうことすら思いつかない人が客体尊敬だなんておっしゃっているんですよ。また天皇の自敬表現に謙譲語が登場するというのは普通にありえますよ。天皇というのはある程度の権威はあっても、至尊の存在ではなく、平安時代にはわりと身近な存在として認識されていましたからね。そうでないなら、竹取物語で今亡きかかぐや姫を思って悲しむ女々しい存在として描くはずないですし、源氏物語のはじめに天皇が出てくるわけないですよね?または和歌集の中には天皇の歌が一部入ってますよね。ほかの貴族たちの中に混ぜる形で天皇の作が置かれているのは不遜ではないのですか?天皇というのはその程度の存在なんですね。そこで謙譲語を相手に使うこともマイナーながら時には見られたっていうことです。
なるほど、客体尊敬という説明に結構納得していたのですが、そういう反論があるのは知りませんでした。そうすると、謙譲語はどういう表現だと説明されることになりますか?「地獄へ参ります」に関しては、関与しているのが話し手・聞き手・地獄くらいしか無さそうですが、聞き手への敬意を表しているのでしょうか。そうだとすると、謙譲語はシンプルに聞き手に対して謙っているという説明になるんですかね。(天皇がへりくだることはないという説明は、確かに妥当性なさそうですね…。納得させるための方便だったのかもしれません。)客体尊敬に固執する理由も無いのですが、単純な興味から、挙げて頂いた例に対しては以下のような説明もできるかなと思ったのですが無理筋でしょうか?「一言申し上げる」は、言われる相手を客体として、その人への敬意を表している。「地獄へ参る」は、地獄の主への敬意。「行って参ります」なんて表現も、帰ってくる先(つまり家)の主などに対する敬意だと思っていましたし、行くとういう意味の参るも、行き先の主とか住人への敬意を表すと思ってました。「地獄へ参る」という表現は、私的にはちょっと違和感のある表現なのですが、そう感じる理由も誰に敬意を向けてるの?って感じるからなんですよね。「地獄の主」みたいなものを想定する世界観が薄いからだと思うのですが。
@@shojiroabe7374 敬語というのは動詞のもともと持っていた意味を転用して成立したものですから、その語がどのような意味合いで敬意を表しうるようになったのかということを、語源からの拡大解釈で規定することが必要になります。たとえば「召す」。これは「見る」という意味から来ています。高位の人は飲食そのほかを自分で用意するのでなく召使いにやらせていて、さしだされたものに対して最後の部分だけ行う形を取っていました。そこで、そのさしだされたものに何かをするということを「見る」(目にする)という意味の語でワンクッション婉曲化して表すことによって、高位の人間の行為であることを表すようになります。さしだされたものが食べ物であれば「食べる」、手紙であれば「手紙を広げて読む」、罪人であれば「罪人を連れてこさせて対面する」、車であれば「車に乗る」になります。「~させらる」。「~らる」を用い、「~することがある」という、周囲の人たちの視点の表現にし、それを「~させ」つまり使役形で補強します。使役形は「~することを命令する」というニュアンスを持たせ、その行為者が命令によってそれを行う存在であることを表しますので、二つを合わせて上位者であることを暗示し、そこから敬意を表します。「まつる」。「まつる」は何かを祭祀や礼拝の対象として、隔離された場所、神聖な場所においておくという意味を持ちます。「~をまつる」というとき、それは行為者と、行為の対象またそれを受ける者が祭祀的な関係である、すなわち地位の差があるということを意味します。この部分から敬意を表します。「いたす」。「いたす」は「いたる」の他動詞ですので、少し距離のある場所から影響力を及ぼすというニュアンスを持たせることができます。それは自分は相手より離れた場所にいる、極度には接近できない存在、すなわち臣下という含意に利用できますから、自分の地位を暗示することによって敬意を表します。「申す」。「申す」は上位者に対して下位者が報告、請願そのほかことばによってやりとりをすることを表します。これを使うということは端的に地位の差を意味します。という具合に、敬語に用いられる動詞を見ていくと、分かりやすい共通点がありますよね。それは「地位、身分の差を直接的または間接的に意味する表現を用いる」という点です。地位、身分の差を示すことによって敬意を表すというのが敬語の原理ですよ。そしてその中で、尊敬語が上位者を主語とする行為に用いるとすれば、その反対に謙譲語は下位者が主語の行為ということになるでしょう。つまり、通俗的な説明であるところの「自分を低めることによって敬意を表す」というのが謙譲語の定義になります。それで何も問題ありません。
「一言申し上げる」は、言われる相手を客体として、その人への敬意を表している。かりに申し上げるが言われる相手を尊敬するというのであれば、「申し上げてくれ」と謙譲語を使って相手に命令する場合は私をお前にとって尊敬する立場におけという意味合いを含むという話になりますが、それって別に無礼ではないですよね。しかし実際には謙譲語の命令は相当に不遜な語気があります。また、謙譲語で言及する相手は、本来は蔑称でもかまわないんですよね。「そこのクズ野郎のてめえに申し上げておく」という文はちぐはぐでおかしい文なのかというと、そうではなく、単に自分を下位者におきつつ相手も下げているというだけのことです。「てめえはおっしゃる」と「てめえに申し上げる」は非対称的です。さらに、「繁をいとわず申し上げますと~」のように、より抽象化され言及する相手が希薄化している場合でも申し上げるを問題なく使うことができます。あるいは、「申し上げる」ではなく「申す」の場合ですが、話し手Aが自分と同等か下位の人物Bの発言の内容を別の上位者Cに対して使うときに、「Bは私に~と申しましたが」と申すを使うことができます。これらを考えるに、客体尊敬という解釈は無理があります。「地獄へ参る」は、地獄の主への敬意。「行って参ります」なんて表現も、帰ってくる先(つまり家)の主などに対する敬意だと思っていましたしではたとえば「小用に参りました」という文は、便所(の主)に対する敬意を表すということでよろしいですか?「参る」の移動先は明らかに敬意を持っているとは言えないものまで可能ですよ。ほかに「お客が参りまして(=月経があったので)休んでおります」のような比喩的な意味を持つ文では、敬意を持つ場所ってどこなのでしょう?
仰るって言われるとめちゃくちゃ距離遠く感じるの、やっぱり自分が思ってる相手との関係性より敬意が強すぎるからなのかな
0:26 FDIVバグに言及するだろうと思ったらちゃんと堀元さんが仰っていて安心
(上司の服を)着させていただく→お借りする(上司より先に)寝させていただく→お先に失礼するこなれた社会人なら文脈に応じてスマートな言い換えを思いつく余地があるのも、させていただく一辺倒な話し方にネガティブな(未熟な?)印象がある原因かもしれませんね。
テンプレ表現で済まされている→重要視されておらず、その他大勢に入れられているみたいな心の動きがあるのかもしれませんね
堀元さんと同じ理由で「ご返事」に違和感あって、ずっと「返信差し上げるのが遅くなり申し訳ありません」と言ってます…けど、意外と尊大な言葉遣いに聞こえてしまっていたりするのだろうか…
堀元さんがおっしゃったの逆丁寧語てめぇがのたまっためちゃくちゃ笑ったw
【参考文献のリンク】
○「させていただく」の使い方
→amzn.to/3O6LaHw
今回台本の監修をしてくださった椎名美智先生の著作。「させていただく三部作」のうち最も一般向けで、読むならまずここから。今回の台本のうち、最も参考にした本
○「させていただく」の語用論
→amzn.to/3nMN05K
「させていただく三部作」の最も最初の著作。研究書なので、まずは上の『~使い方』から読むべし。
○「させていただく」大研究
→amzn.to/3BfvUAH
「させていただく三部作」の最新作。椎名先生だけでなく、多くの先生が論考を寄せたオムニバス。「させていただく」に興味があったら次に手に取ってほしい本。
○ユリイカ 2022年8月号 特集=現代語の世界 ―若者言葉から語用論まで―
→amzn.to/3LSSoMT
椎名美智先生や、椎名先生と多く共著論文を書いている滝浦真人先生などが寄稿。このほか、青山学院大学の近藤泰弘先生の敬語に関する論考も面白い。
○日本の敬語論
→amzn.to/42LoMaO
上の滝浦先生の著作。日本の敬語にまつわる論争を整理し、見取り図を示す力作。たぶんいつかこの本の話もしたいとは思ってます。
○新・敬語論
→amzn.to/3W7rG81
『「させていただく」大研究』にも寄稿があった、社会言語学者の井上史雄先生の一般向け書籍。
○はじめての語用論
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語用論について勉強したければ、こちらもオススメ。
○敬語
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いつもありがとうございます‼️
浄土真宗の僧侶です。
仏さまの前で私たちが行う合掌、礼拝、読経、称名念仏、法話、お供え、聴聞などのサ変動詞には高い確率で「させていただく」が付きます。
最近始まったことでもなく、昔からそのような言い回しが普通だったみたいです。
仏さまという尊い存在に距離を置かずにはおれない心情からだと思います。
また、親鸞聖人がご門徒の皆さんを御同朋と「御」の字をつけて尊ばれたのも、皆が仏さまのお慈悲をいただいておられると見なしての態度と考えられますので、現代の私たち僧侶も、ご門徒に対しては尊ぶための距離感を重んずる傾向になったのだと思っています。
楽しみに待たせていただきました
たのまたせていただき
笑わせていただいたところです。
ご感心させていただきました
させていただかさせていただきました
「死ぬ」の謙譲語は「お先に失礼します」
あ、どーぞどーぞ。
させていただくを使わず、かつ違和感を最小限に抑えるために「拝」を用いた例。
部長「寒いから俺のコート着ていけよ」
部下「拝着いたします。ありがとうございます」
先輩「オマエもなんか歌えよ」
後輩「ではRADWIMPSの前前前世を拝唄いたします」
寝るの謙譲語を頑張って考えたのですが、布団を温めておきます、しか思いつきませんでした
ら抜き言葉アンチ、させていただくアンチだった者です。
でもこのシリーズを聞いてさせていただくは悪者じゃないんだと思うことができました。今まで通り 致す や 差し上げる でも違和感がない場合はさせていただくを乱用するのは避けますが、させていただくが丁度良いと思う場面では、毛嫌いせず使っていこうと思います。
ごスパチャさせていただきました!
「ごスパチャ申し上げる」面白すぎる
ガスパチョみたい
御スパチャ奉る
このチャンネルの好きなところは、積極的に知識マウントをとっていくことを肯定していることなんだよな。衒学者の鑑である。
個人的には全国で広まってほしい。知ることも教えることも本来楽しいことなのにこういうの大人になってから減ってつまらん。
「お返事」のヤギが食べちゃう感、めっちゃわかる
受験生なのに見させて頂きまして、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
させていただくにここまで感情移入する日が来ようとは……
感動させていただきました。
僕も感動たらりむりました。
「させて頂く」さん、いつも使わせて頂きありがとうございます。今後とも宜しくたらりむります。
私も 「お返事」 には 「くろヤギさん」風味を感じてしまいます。 (70 代 男性)
足らり務るっていう微妙にありそうでない言葉を瞬時につくれる堀本さん...尊敬させて足らり務ります!
堀元さんと同年代ですが、「お返事」は心の距離が必要以上に近く感じるので、ビジネスでは「ご返信」を使うようにしています。
体感ですが、「お返事」を使う方には、人の心に入り込むのがお上手な方が多い気がします☺️
同年代ですが、全く同じ感想です。
お返事、だと可愛らしい(ヤギさんが出てくるとまでは言わずとも)感じがしますね。
自分は「普段何してらっしゃるんですか?」だと敬遠しすぎてる気がするので「普段何してはるんですか?」がちょうど良い距離感だと思っている関西人です。
分かります。「してはる」は便利に使わせてもらってます。ツッコむのに「なにしとんねん」やと近すぎる時にも「なにしてはりますのん」ってツッコませてもらってます。
ちなみに「させていただく」が譲りすぎてる気がする場合に「させてもらう」を使わせてもらってます。
めっちゃ便利なこと言ってるのに、語尾が語尾だから話入ってこなくて、ご草生やし申し上げました。
すごいわかります!
私も丁寧に言う場面でもちょっぴりフランクさを醸し出したいときに京都人であることを最大限に利用し、「〜しはる」を使いますね。
堀本さんの服の文字が字幕と被ってマジで読みにくいけど、それくらいのゆるさで良い
させて頂くが気持ち悪くて、基本的にいたしますを使いたい派なんだけど、どうしてもさせて頂くじゃないとしっくりこないことがあって困っていたから楽しく拝見させて頂いております。
関西弁ネイティヴとしては、「〇〇させてもらいます〜」はカジュアル謙譲語として全く違和感ないかも。方言によってはもともと使われていたのかな?「させてもろて」「やらせてもうてます」なんか漫才ではよく聞くよね
関西人には尊敬語の「〜はる」が便利すぎだと言いたい
「来る」とか「食べる」とかでも「〜はる」を付けて済ませてるのはずるくないか
天皇の絶対敬語のこと「シャア専用ザク」とか「名前を言ってはいけないあの人」とかで例えるの知識と連想に脳が取り憑かれてる感じが凄いして最高におもろい
久々の神回…
これこそゆる言語学ラジオの真骨頂
「ごスパチャたらりむります。」は語感がよくて好きになりそう。
ここ以外では、絶対に使えないけど…
グッズにしてほしいですね(笑)。
ごスパチャしたらリムります
寝るの謙譲語は「お寝んねつかまつる」だと思ってたわ
可愛い
三角帽子被ってタオルケット持って親指しゃぶりながら寝ようとしてる様子が思い浮かんだww
楽しませていただきました。
今年で20歳になる敬語アンチですが、拝見は知識としては謙譲語なのは理解していますが、敬意が陳腐化しているのか感覚的に「拝見させていただく」と言いたくなります。
敬語アンチなんだ。敬語が嫌いってこと?😮
@@hompoyumyum6527 嫌いですし苦手ですね
動画内でも言われてましたが「別に失礼のために言葉をワザと間違えてる訳では無い」のでデスマスだけでもう良くないかと正直思います
@@隊長ひゆきち へえ興味深いですね。
@@symmetry_pine なんでそこまで決めつけて言えるんだ…
してさしあげる。のものすごいお嬢様感。
「ご案内して差し上げますわよ〜!」
お嬢様って丁寧だけど上から目線な代表格だもんなぁ
ものすご納得しましたわ
めちゃめちゃサロメ嬢の声で再生されるw
前回コメントしましたが、自分は「させていただく」を多用する方だと思います。今回、その意識を言語化していただき、納得しました。また、謙譲語をうまく作れないときに便利だという水野さんの説明に目からうろこです。ためになりました。有り難うございました。
30:13 自然に漏れ出た「あそっか水野さん陽キャか…」😂😂
8:30 この「お寝申し上げる」が「お歩き申し上げる」より絶対にありえないという感覚が一緒で安心した。日本語の母語話者には共通の感覚なのかな。
「お歩き申し上げる」はまだメチャクチャに緊張した新人とかがギリ間違いで言いそうだけど、「お寝申し上げる」の場合は状況が奇っ怪過ぎて例すら思い浮かばんので、その違いがこの感覚の差異を生じさせる一つの理由なんじゃないでしょーか
文語表現はまだしも口語表現は元々のコミュ障も相まって敬語がガタガタになる人間なので
「敬語を正しく使えない人でも敬意を伝えようとはしている」と仰ってくださり、とても助からせていただきました。
私ももし違和感を覚えさせていただいた敬語に出会わせていただいた際にも優しくさせていただこうと思います。
それでは私はこれにてお寝申し上げます。
高校生の頃、古文の先生が謙譲語を「~し申し上げる」で全て訳すタイプだったので、「お寝申し上げる」とか普通にテストで書いていたから、僕の中の光源氏はお寝申し上げてる
あったね
何言ってるか分かりそうで分からんなーと思ってたけど、させていただく、なら普通にちゃんと訳せると今更知るという…高校からそう教えてくれよ…
日本語母語話者じゃないリスナーです。(母語は台湾語と中国語でございます)
いつも楽しく拝聴させていただいています。
日本語の敬語は未だによくわかりませんが、台湾語や中国語は活用がないので、謙譲したいときは限られている単語に言い換えをしなければいけません
なので謙譲語学んでいたころ、「拝見」「拝読」みたいな漢語には親近感湧きますが
いざ日本語教室で「伺う」「申し上げる」みたいな和語を紹介されると
なんで「拝 + 音読み」で片付けないですか?と
謙譲語ってキメラやんと勝手に思ってしまいます
ちなみに最近は日本のメンズファッション系TH-camr見始めて、いつも「私は○○○cmでやらせていただいてますが」の構文に引っかかります
身長で何をやらせているんだろうっていつも思ってしまいます
ファッションでしたら身長はカテゴリ区分なので「○○cmというカテゴリを、○○cmというカテゴリの中でやらせていただいております」という意味ではないかと思います。
タレントは自己紹介するとき、特に芸能業界の人に自分がどの分野で活動しているかを伝えるときに「○○でやらせていただいております」と表現することが多いようです。
@@mizutansan594 つまり芸能人の感覚で言っているんですね。それなら何となくピンとくる気がします
教えてくださってありがとうございます
@@maboroshihananetsumi 真面目に答えると、「私は○○○cmで(TH-camの配信を)(自分を取り巻く世界・環境・TH-camが)(自分に)やらせていただいてますが」という意味だと思います。真似しなくていい日本語だと思います。日本語母語話者の自分にも違和感があります。違和感がなさそうな日本語にすると、「((今回の)(この)配信では)(私の)身長○○○cmを例に(ファッションを)紹介させていただきますが」という感じでしょうか。
@maboroshihananetsumi 台湾いいところですね!以前台北を観光「させていただいた」ことがあります!
@@awscoder826やはり違和感のある言い方だったんですね
省略された情報も丁寧にご説明いただきありがとうございます
自分は台北出身なんで、地元が褒められるの嬉しいです
いつか日本にも観光しに「行かせていただきたい」と思っております
させていただくの武装錬金の例えに連想して思い浮かんだのは、ポケモンのアブソルですね。
災いを知らせるために人々の前に現れてたら、アブソルが災いを連れてきたと思われて分類も『わざわいポケモン』にされたってのがちょうど「させていただく」に重なるなと思いました。
ご返信の場合は返信とした場合より一つ格があがりあなたの手元に置かれても恥や憂の内容細心を尽くしています。みたいな覚悟というか真剣さを感じますね
「ご案内いたします」は「ご」から入らなければならないので「案内」が脳内で先行しすぎて「あ」から発音してしまった時に失礼を緊急回避するために「させていただく」をよく使わせていただいてます
堀本さんの「見させていただく」と「拝見する」の話ですが、「拝見する」だと資料のイメージが強く、作品を観た時の感動が薄れて伝わりそうだと思い、「見させていただく」を使いたくなります。教科書的には「見る」と「観る」の謙譲語は「拝見する」となっているようですが、実際は区別されているように感じます。
企業説明会で大爆睡をかまして企業側を怒らせたせいで謝罪文を書いてた留学生たちが「日本語これであってる?」って添削を頼んできた文章の中に「説明中におねむりさせていただき本当に申し訳ありませんでした」って書いてあって大爆笑した大学時代の思い出がよみがえった。本人の前で大爆笑しちゃったけど、今思うとあれ申し訳ないことしたなぁ・・・
お電話差し上げます。は一日一回は使うかな。
「寝させていただく」若しくは「眠らせていただく」だったら正しかったかな…?
「おねむり」と、一度動名詞化してし待った後だと、「おねむり致します」でないと違和感有るな…
説明中にも拘らず居眠りをして意欲を阻害してしまい、大変申し訳ございませんでした ということですか……これでも日本は本当に教育をしっかり施さないまま外国人を人材として入れる気なのか?
謙譲語が作れない動詞で「させていただく」を回避するなら,「(ご+)漢語+いたします」ですね。
着る→着用いたします
歌う→歌唱いたします
歩く→歩行いたします
寝る→就寝いたします
「させていただく」の根本には「相手は望んでいないことかもしれないけど、自分がしたいことをする」というニュアンスがあるような気がしています
特に自分がしたいことをするというほうのニュアンスで大体の場面の説明がつくと思いました
38:34 てめえがのたまったの切れ味好きすぎる
11:27 「いつも有り難く使わせていただいております。」が正解だと思った。
てめえがのたまったとかごスパチャたらりむるとか、今回は笑いどころが多かったです
たくさんご爆笑してさしあげました
謙譲語のルールが古文では動作の客体に対する敬意で人を目的語に取る動詞にしか謙譲語がないのが問題なのかなと思いました
させていただくさんのことがもっと好きになりました。
中止や解散に「ご」が付かないのは「不本意ながらそうせざるを得なかった」感を出すためじゃないかな
丁寧語にすると話者が好ましく思っているニュアンスが付くせいだと思う
「させていただく」は「させてもらう」の謙譲語と考えればいろいろな場面でどうして違和感が出るのか分かりやすい、と思うけれど。
上司から言われて上着を着るときの「着させていただきます」は全く正しい使い方だ思うけれど、
「解散させていただきます」はやはりおかしいと思う。
それから二重敬語にしてしまいやすいことも原因だと思う。
✖「拝聴させていただきました」→〇「拝聴しました」
のように。拝聴する、ですでに立派な謙譲語。
これぞ「ゆる言語学」って回ですね~。総理の「努力させて頂きます」発言以来、「 努力って言うのは許しをもらってするもんじゃねぇだろ」とだけバカにしてたけど、あれは国民と距離をおくという高度な話法だったのかと気がついた(笑)。
させていただくはどこから来たのか、
させていただくは何者なのか、
させていただくはどこへ行くのか──
次回が楽しみです。
拝見・拝借・拝聴のように
着る→拝着
寝る→拝寝/拝眠
歩く→拝歩
ってならなかった理由が気になる
全くの言語素人ですが、拝見・拝借・拝聴には、見たり聞いたり借りたりする対象を拝むというイメージが成立しますが、寝る・歩くは自分自身が動くので拝む対象にはないのかなと思ったりしました。
這う →拝這(はいはい)...とはなりませんもんねw
なんで”這”を音読みにしないんですか?(クソリプ)
@@kanitama1836はいしゃさんになるかもしれない
拝む→拝拝
かもしれない
とても興味深く拝見しています。させていただく、をここまで深掘りできるのがスゴイ。解説の中でもさまざまな言葉が飛び交っているので、見るだけで語彙力が高まったような気がします。面白ポイントが多過ぎて、電車の中で見ていると吹き出してしまうので注意です。ごスパチャ申し上げる笑
14:25
お礼、お返事、ご返信等
相手に差し上げる時には、もともと自分の物であっても「御」を付けるのです
させていただくさん、ありがとうございます。おかげで、敬語で話させていただいております。
これからは躊躇わずに使わせていただきます。
謙譲語は基本的に「生まれてすみません」の精神なので、表現が用意されてないのは結局「私にそんなことをする権利はそもそもない」ということなのかなと思ってます
動詞の語幹につける「お」「ご」に関して、以前NHKのお言葉おじさんの番組で、後ろに「差し上げる」を付けられるかで、適切かどうか判断できると話してた記憶があります。(ご案内差し上げる→◯ご案内する、ご中止差し上げる→✖️ご中止する)※名詞と解しない立場
行為の受け取り手への敬意が、行為者の行為にも波及するという考え方ですね。
理屈の面では根本解決しないですが、言葉は生き物なので…と諦めつつ、規則性を見出せるだけで少し受け止めやすく、ほっとする気がします。
是非とも「ごスパチャ申し上げる」使っていきたい。とても口に出して言いたい単語だ
「ご返信」も「お返事」も微妙に違和感があるから、多分使い方としては間違ってるんだけど「ご連絡遅れまして〜」ってよく使っちゃうな
外国人には「お/ご〜します」は上の人のためにすることに使うと教えています。
お返事は美化語として自分の行為に使って大丈夫だと思います。
相手と関係なくても「昼飯食いました」は聞いていて上品な感じがしないので、「お昼ご飯を食べました」「お昼いただきました」と言うのは聞く人への配慮ですよね。
提案して差し上げますは「提案する』っていう自分の動詞を差し上げる、提案差し上げるは自分とは関係ないモノとしての提案を差し上げるから恩着せがましくないよね
途中話されていた「致します」は、敬意漸減したというより、ちょっと古めかしい言い方というか、文語文的な感じを受けます。
口語で「致します」を聞くと、「今日は暑いですね」→「今日はお暑うございますね」のような、お花の先生みたいな言い方だなぁと思う時がありますね。
寒いとき、コートを着させていただくとき。
上司「君、寒そうだからコート着たらどうだ?」
自分「それではコートを着させていただきます」
これならOKですが
隣に上司がいるときにコートを着ながら
自分「コートを着させていただきます」
これはNG
させていただくは許可があって成立するという感覚があるから
後者の場合、自分が上司だったら着ることに問題はないけど発言にはイラっとしますね。
発言するなら
「コートを着させていただきますがよろしいですか?」と許可を取る文体にと感じます。
とても面白かったです。
着る、寝る系の謙譲語がない理由は本来相手の存在を認知する必要がない言葉だからなのでは?と思いました。
シチュエーションによって必要性が生まれた時にさせていただくを付けるという、ある意味消去法なのかなと。
とすると、着る、寝る側が必要以上に自分の立場を下げている=理屈なき縦社会、が「させていただく」の誕生背景にありそうな気がしました。
想像に過ぎませんが、昭和初期なら時代的にも合ってそう。
38:30 初期のころはみてるこちら側もお二人に距離感があったから、あまり仲よさすぎるとこちらが疎外感を持ったかも。あの丁寧さがかえって好印象だった。(N=1)
N=2
武装錬金、ONEPIECEの例えが出てきて、僕は「ザンボット3だ!」って思いました!
「敵であるガイゾックが攻めてくるのはザンボットがいるからだ!」と守っている市民から迫害されるシーンは悲しくも重ねてしまいますね
この作品は人間爆弾とか主人公ファミリーの最後とか悲しい点がまだまだありますが、させていただくくんには違う結末を歩んでいただきたいですね
今回も楽しく拝見仕りました
させていただく許さないマンの先輩は 謙譲語ではないが 行動を熟語にして 致しますをつけてました。 先導致します、就寝致します、歌唱致します
楽しくご拝聴たらりむりました。
毎回勉強になります✨
TV・TH-camで「これから○○したいと『思います』」ですぐ実行している件。「次回は〜」「今後は〜」とある程度の時間が加味されていれば違和感無いのですが癖で出てしまうのでしょうね。
16:44 ファーストフードで「こちらでお召し上がりなさいますか、お持ち帰りなさいますか」と言われて、私は頑なに「持ち帰りで」と答えてしまいます。
着るとか歌うとか謙譲語が無いもの、させていただく が一般化するまでは
「それでは(一呼吸)失礼いたします」
みたいな、言葉を発しない間が直近の動詞に対応しているのかもしれないと思いました。
ハイコンテクスト〜
大変気になっていた「させていただく」。痒い所に手が届くようなシリーズを、どうもありがとうございました。最近「ありません」を「ないです」という人が多いのも気になるので、是非こちらの問題も取り上げていただきたく存じ上げます。
楽しみにさせていただきました。
40分前後の「いただきます」の敬意が漸減している、を聞いて感じたのは、文字と言葉での感じ方の差ではないか?ということです。 コンシェルジュのような接し方も話し方も洗練されているひとが口にするなら「ご案内いたします」の方が品格があり、「ご案内させていただきます」は安っぽい気がします。 しかし文字からはそういった「相手から感じ取れる敬意」が汲み取れないために、敬意が平板化し漸減していくのではないかと感じました。
本日の動画も楽しく見させていただきました。
今回も楽しく見たらりむりまして候。
当方、敬語壊滅侍なれば、「させていただく」を擦り倒していく所存。
黒島先生に関して「来た」「言ってた」と仰っていることから関係性が近接化しているのだなと思いました
めっちゃタメにさせていただきました!(と、あいかわらず「cliché」がちょいちょいテロップとぶつかっていることをお伝えさせていただきますw)
感動しました!今後はもっと「させていただく」を使わせてたらりむります…!
みんなに嫌われてるから死にたいのに、軽はずみに不老不死の能力を得てしまったキャラっぽい
敬語の国
ごスパチャ申し上げる
のパンチライン感すごい😂😂😂
「させていただく」がsst(i)tdkと摩擦音連続からの破裂音連続であり、かつ、無声が多いという音声的な特性も嫌われる一因なのかもと思っていたのですが、そういう方面からの分析もすでにあるのか気になりましたので、コメントさせていただきました。
「させていただく」も乱用するからうざく感じるので、正しい用量用法を守って使うことを心がけたいです。
13:22 この辺からしばらく続く堀元さんの疑問、めちゃくちゃ同意見です。
ご確認ください→違和感ない
ご確認いたします→違和感
させていただくの話、とても面白くお聞かせたらりむりました。
お返事遅れて申し訳ありません
自分も使いますし、変だと感じたこともありません。
古文の謙譲語は動作を受ける人や目的語になる人に対して敬意を表すものだから偉い人同士の会話だと尊敬語と謙譲語どっちも出てきて「申し上げなさる」みたいなことになるし人を目的語に取らない「歩く」「着る」「寝る」とかは謙譲語に構造的に成れないんだと思う。
それが現代になると目的語とか関係なく謙譲語を使うようになったから謙譲語が難しくなってる原因な気がする。
数百年後とかに分かりやすい体系になる過渡期なのかなって思う。
今回も楽しく見させていただいた旨をコメントたらりむります。
距離感の話めちゃおもしろかったです。
させていただくは、するの謙譲語なのでしょうか?とすれば、英語で言うdoをシンプルに謙譲化できてるので、do wear や do makeのようにすべての動詞を強調できるかたちををさらに謙譲化できるという、日本人が英語を学んできた中で無意識に発明したものなのではと。
楽しませていただきました。
「お返事」は上品なおねえさんからおばあさんが使ってるイメージがなぜかある
私も、「お返事」は女性っぽいと感じました。または子どもっぽい。だから、水野さんから「お返事遅れて申し訳ありません」ってメールが来たら、『かわいい』って思いますね😂
私信で「返信」はよそよそしくて寂しい
ビジネスで「返事」は馴れ馴れしくて違和感
本日はお日柄もよく御スパチャたらりむります
自分の中でみんなもそうだろうと自然に思っていた事が、実はこうだったというように説明されていてとても意外です。
なお、自分の中では「名詞+さしあげる」は完全に敬意漸減していて使用を躊躇います。
世代間ギャップなのか自分が稚拙なのか。
お返事、はごく自然だと思います。
私が中学の時、古文の授業で「尊敬語は相手を上げ、謙譲語は自分を下げる、という説明は間違いだ」と教わりました。
正しくは、「尊敬語は動作主体への尊敬、謙譲語は動作の客体への尊敬である」と。
それを踏まえると、謙譲語が存在しない動詞(着る・中止する・寝る、など)は、客体が人ではないという共通点によってスッキリ説明できそうです。
ちなみに、古文の授業で上記の説明があったのは、天皇の自敬表現に謙譲語が登場したタイミングです。
天皇が自分を相手より下げる、という理屈は絶対にあり得ないとのこと。
ああ、動作の客体への尊敬だっていうのはまちがいですよ。その先生は品質が悪いですね。たとえば、「地獄へ参ります」というとき、地獄は尊敬されてるんですか? 「一言申し上げます」というとき、一言が尊敬されてるんですか?って考えるとそんなことないですよね。そういうことすら思いつかない人が客体尊敬だなんておっしゃっているんですよ。
また天皇の自敬表現に謙譲語が登場するというのは普通にありえますよ。天皇というのはある程度の権威はあっても、至尊の存在ではなく、平安時代にはわりと身近な存在として認識されていましたからね。そうでないなら、竹取物語で今亡きかかぐや姫を思って悲しむ女々しい存在として描くはずないですし、源氏物語のはじめに天皇が出てくるわけないですよね?または和歌集の中には天皇の歌が一部入ってますよね。ほかの貴族たちの中に混ぜる形で天皇の作が置かれているのは不遜ではないのですか?天皇というのはその程度の存在なんですね。そこで謙譲語を相手に使うこともマイナーながら時には見られたっていうことです。
なるほど、客体尊敬という説明に結構納得していたのですが、そういう反論があるのは知りませんでした。
そうすると、謙譲語はどういう表現だと説明されることになりますか?
「地獄へ参ります」に関しては、関与しているのが話し手・聞き手・地獄くらいしか無さそうですが、聞き手への敬意を表しているのでしょうか。
そうだとすると、謙譲語はシンプルに聞き手に対して謙っているという説明になるんですかね。
(天皇がへりくだることはないという説明は、確かに妥当性なさそうですね…。納得させるための方便だったのかもしれません。)
客体尊敬に固執する理由も無いのですが、単純な興味から、挙げて頂いた例に対しては以下のような説明もできるかなと思ったのですが無理筋でしょうか?
「一言申し上げる」は、言われる相手を客体として、その人への敬意を表している。
「地獄へ参る」は、地獄の主への敬意。「行って参ります」なんて表現も、帰ってくる先(つまり家)の主などに対する敬意だと思っていましたし、行くとういう意味の参るも、行き先の主とか住人への敬意を表すと思ってました。「地獄へ参る」という表現は、私的にはちょっと違和感のある表現なのですが、そう感じる理由も誰に敬意を向けてるの?って感じるからなんですよね。「地獄の主」みたいなものを想定する世界観が薄いからだと思うのですが。
@@shojiroabe7374 敬語というのは動詞のもともと持っていた意味を転用して成立したものですから、その語がどのような意味合いで敬意を表しうるようになったのかということを、語源からの拡大解釈で規定することが必要になります。
たとえば「召す」。これは「見る」という意味から来ています。高位の人は飲食そのほかを自分で用意するのでなく召使いにやらせていて、さしだされたものに対して最後の部分だけ行う形を取っていました。そこで、そのさしだされたものに何かをするということを「見る」(目にする)という意味の語でワンクッション婉曲化して表すことによって、高位の人間の行為であることを表すようになります。さしだされたものが食べ物であれば「食べる」、手紙であれば「手紙を広げて読む」、罪人であれば「罪人を連れてこさせて対面する」、車であれば「車に乗る」になります。
「~させらる」。「~らる」を用い、「~することがある」という、周囲の人たちの視点の表現にし、それを「~させ」つまり使役形で補強します。使役形は「~することを命令する」というニュアンスを持たせ、その行為者が命令によってそれを行う存在であることを表しますので、二つを合わせて上位者であることを暗示し、そこから敬意を表します。
「まつる」。「まつる」は何かを祭祀や礼拝の対象として、隔離された場所、神聖な場所においておくという意味を持ちます。「~をまつる」というとき、それは行為者と、行為の対象またそれを受ける者が祭祀的な関係である、すなわち地位の差があるということを意味します。この部分から敬意を表します。
「いたす」。「いたす」は「いたる」の他動詞ですので、少し距離のある場所から影響力を及ぼすというニュアンスを持たせることができます。それは自分は相手より離れた場所にいる、極度には接近できない存在、すなわち臣下という含意に利用できますから、自分の地位を暗示することによって敬意を表します。
「申す」。「申す」は上位者に対して下位者が報告、請願そのほかことばによってやりとりをすることを表します。これを使うということは端的に地位の差を意味します。
という具合に、敬語に用いられる動詞を見ていくと、分かりやすい共通点がありますよね。それは「地位、身分の差を直接的または間接的に意味する表現を用いる」という点です。地位、身分の差を示すことによって敬意を表すというのが敬語の原理ですよ。そしてその中で、尊敬語が上位者を主語とする行為に用いるとすれば、その反対に謙譲語は下位者が主語の行為ということになるでしょう。つまり、通俗的な説明であるところの「自分を低めることによって敬意を表す」というのが謙譲語の定義になります。それで何も問題ありません。
「一言申し上げる」は、言われる相手を客体として、その人への敬意を表している。
かりに申し上げるが言われる相手を尊敬するというのであれば、「申し上げてくれ」と謙譲語を使って相手に命令する場合は私をお前にとって尊敬する立場におけという意味合いを含むという話になりますが、それって別に無礼ではないですよね。しかし実際には謙譲語の命令は相当に不遜な語気があります。また、謙譲語で言及する相手は、本来は蔑称でもかまわないんですよね。「そこのクズ野郎のてめえに申し上げておく」という文はちぐはぐでおかしい文なのかというと、そうではなく、単に自分を下位者におきつつ相手も下げているというだけのことです。「てめえはおっしゃる」と「てめえに申し上げる」は非対称的です。さらに、「繁をいとわず申し上げますと~」のように、より抽象化され言及する相手が希薄化している場合でも申し上げるを問題なく使うことができます。あるいは、「申し上げる」ではなく「申す」の場合ですが、話し手Aが自分と同等か下位の人物Bの発言の内容を別の上位者Cに対して使うときに、「Bは私に~と申しましたが」と申すを使うことができます。これらを考えるに、客体尊敬という解釈は無理があります。
「地獄へ参る」は、地獄の主への敬意。「行って参ります」なんて表現も、帰ってくる先(つまり家)の主などに対する敬意だと思っていましたし
ではたとえば「小用に参りました」という文は、便所(の主)に対する敬意を表すということでよろしいですか?「参る」の移動先は明らかに敬意を持っているとは言えないものまで可能ですよ。ほかに「お客が参りまして(=月経があったので)休んでおります」のような比喩的な意味を持つ文では、敬意を持つ場所ってどこなのでしょう?
仰るって言われるとめちゃくちゃ距離遠く感じるの、やっぱり自分が思ってる相手との関係性より敬意が強すぎるからなのかな
0:26 FDIVバグに言及するだろうと思ったらちゃんと堀元さんが仰っていて安心
(上司の服を)着させていただく→お借りする
(上司より先に)寝させていただく→お先に失礼する
こなれた社会人なら文脈に応じてスマートな言い換えを思いつく余地があるのも、させていただく一辺倒な話し方にネガティブな(未熟な?)印象がある原因かもしれませんね。
テンプレ表現で済まされている→重要視されておらず、その他大勢に入れられている
みたいな心の動きがあるのかもしれませんね
堀元さんと同じ理由で「ご返事」に違和感あって、ずっと「返信差し上げるのが遅くなり申し訳ありません」と言ってます…けど、意外と尊大な言葉遣いに聞こえてしまっていたりするのだろうか…
堀元さんがおっしゃった
の逆丁寧語
てめぇがのたまった
めちゃくちゃ笑ったw