金原亭 龍馬 『桃太郎』(ももたろう)
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- เผยแพร่เมื่อ 31 ธ.ค. 2024
- 令和5年5月15日 としま家落語会(若手落語家を応援する会)@雑司が谷創造館にて収録
龍馬の落語チャンネル、ここんところ井戸の茶碗やら二番煎じ、富久、抜け雀と大ネタが続いていたので、今回はとーんと短く前座噺でご機嫌を伺います。
こまっちゃくれた子供が出てきて、周囲の大人が振り回される、定番のパターンですね。
桃太郎の本編自体は10分ぐらい。
子供に昔話を聞かせていたらいつの間にか寝ちゃった、「子供なんてのは罪がねぇ」というのが前フリ。
これがサゲの「お父つぁん寝ちゃったよ。大人なんてのは罪がねぇ」と対比になってます。
この前フリがなくてもサゲの意味は通じるけど、あったほうが面白くなる。
せがれの金坊があれこれ解説している桃太郎の真相(笑)は、虚実ないまぜの塩梅が聞かせどころ。
全部でたらめだと説得力がない。かと言って、すべてファクトベースの歴史的事実を突き詰める必然性もまったくない。
ここで必要なのは、子供に言い負かされる大人だったり、それらしく(真実に)聞こえる嘘にあっさりと騙される話の持って行き方など。
これを大人が悪意を持って行うのを詐欺行為と呼びます。
あくまで幼い子供が親に対して小生意気な口をきくから笑い話になるわけで。
つまり、理性と子供らしさのバランスが重要ってことです。
ちなみに、前フリの「子供なんてなぁ罪がねぇや」のセリフのあとをどうつなげるか。
昔の子供は素直だったけど現代の子供はこうは行かない、といった感じで教わりました。
が、子供は今も昔もその了見に変わりはない、って意見に一票入れたいので、ちょっと変えてみました。
あとは、金坊の桃太郎新解釈をさらに付け加えればもっと進化しそう。
間違った方向に成長させてるな(笑)