【第35回 RIDCマンスリー研究セミナ―】貝類相の変遷が反映する岡山県の歴史と風土 発表者: 福田 宏

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  • เผยแพร่เมื่อ 25 ต.ค. 2024
  • 2024年6月26日(水) 12:00-13:00にオンラインで開催されたマンスリー研究セミナーです。
    【発表者】福田 宏 (岡山大学 環境生命科学学域 准教教)
    貝類の多くの種は移動・分散能力に乏しく、棲息場所との結びつきが強いことから、他のどの動物の分類群と比べても環境条件の変化の影響を被りやすい。このため貝類は環境指標生物として適しており、特定の地域の貝類相を精査すれば、その地の現状のみならず歴史的経緯の概要をも把握できることが多い。
    一方、岡山県では長年にわたって大規模な森林伐採や干拓などの人為的環境改変がなされてきた結果、貝類の絶滅率(絶滅種÷本来棲息していた種の数)は47都道府県中で最も甚だしく、2位の東京都の7倍以上に達する。この点で岡山県は、日本で生じた環境破壊の縮図とみなしうる重要な地域でもある。また、貝類相の歴史的変遷の実証には過去の産出の証拠(標本や文献記録)が不可欠であるため、それらの重要性についても紹介する。
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    当研究所では本年度も原則として毎月1回、オンラインでのマンスリー研究セミナーを行って参ります。
    お知らせ・申し込み方法は下記をご覧ください。
    文明動態学研究所(RIDC)ウェブサイト ridc.okayama-u...
    facebookページ / ridcokayama
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