Arcangelo Corelli triosonate Op. Ⅳ Nr. 11 c moll 全楽章 古楽器に拠る演奏

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  • เผยแพร่เมื่อ 30 เม.ย. 2024
  • 演奏開始時間 0:33
    元々、このCorelliのTrioSonateの曲は、瑞希ちゃんの初めてのbaroque-violin、所謂、period奏法へのapproachだったのですが、牧野先生のVerkehrsunfallのhappeningで、Celloの演奏が不可能になってしまったので、急遽、珠加ちゃんがcontinuo-Celloの助っ人に来てくれました。
    勿論、珠加ちゃんも、今迄、教室のorchestraで、VivaldiやBach等の演奏には慣れている・・とは言っても、通常の演奏であって、baroque-Celloを演奏する事は初めてだし、楽譜に書かれた音符と実際に演奏されたpitchが違うとか、演奏法も色々と違うので、1回の説明と、僅か一週間だけしか無い期間での演奏は、とても大変だったと思います。
    古楽器で古いperiodの演奏をする場合には、一見すると不自然に思われる演奏法が、「何故、その様に演奏されなければならないのか??」という演奏上の知識が必要になります。日本のbaroqueのperiodの演奏は、未だ見様見真似なので、その根拠が無く、情緒的、感情的に演奏しているように見受けられます。
    例えば、実際に今回の演奏で使用しているbaroque-bow(弓)なのですが、一般的なbaroque-bowとは違っていて、非常に細くて、短くて華奢で、チョッとでも力を入れると、折れてしまいそうなbowなのですが、本当に、CorelliやBachの時代に使用されていたbowの復刻版なのですよ。
    この華奢なbowで演奏出来るperiodの演奏団体は世界的に非常に少ないのです。
    勿論、baroqueの楽器そのものも、非常に、壊れやすい、薄いガラスで作ったような感覚です。
    当然、そういった楽器を演奏する為の演奏法があるのですが、忘れられた演奏技術という事で、まあ、弾ける人がいないので、一般的には、modern-bowに非常に近くて、3点支持の強いpressureでも折れない弓を使用して演奏するのが普通なのです。(まあ、それは古いtypeの弓では、演奏出来ないから・・と言う理由なのですがね~ぇ??)
    それに、日本人に取っては、よく演歌の小節のように演奏されてしまう「膨らましの奏法」なのですが、「膨らまし奏法」が必要な箇所は、繋留音で、非和声音になった音を強調する為なのです。baroqueでは、CembaloやOrganのような、音の微妙なnuanceが表現出来ない楽器でも、弦楽器と同様のnuanceを表現出来るように、ornamentや、独特の演奏表現法が開発されました。
    と言う事で、ornamentの代表格である「trill」一つにしても、強拍を表すtrillや、弱拍を表すtrill、はたまた、crescendoを表すtrill・・等々、trill一つにしても、無数の音楽表現があるのですよ。
    そういったinterpretationを正確に分析する為には、感覚的ではない、相当の和声学の知識が必要なのですが、当時の演奏家達は作曲家を兼ねていたから、何の問題もありませんでした。
    こんにちのように、演奏家と作曲家という立場が分かれてはいなかったからなのですよ。
    baroque音楽の勉強には、そういった、慣習と理論の説明をしながらの、interpretationをして行かなければなりませんが、今回はhappeningが色々と重なったので、そう言ったcatastropheを乗り越えての古楽器の演奏になってしまいましたが、それなりに、頑張ってくれました。
    感謝❢感謝❢❢ Gott sei Dank!です。
    『baroque音楽とpitchのお話』
    ちなみに、今回は・・と言うか、今回も、Cembaloは、slide鍵盤を使用して、A=418で演奏しています。
    多くのbaroqueの演奏家の人達が、baroqueのpitchをA=415cycleと勘違いをしているのを見受けますが、これは、CembaloをA=440でtuningをした時に、鍵盤をslideさせて、Gisの音をAにした場合に、Gisが415cycleなので、A=415cycleと仮称したのですよ。当たり前のお話なのですが、baroque時代には、Cembaloのslide鍵盤はありませんでした。だって、その当時には、Aを440にする必要は無かったのですからね??
    slide鍵盤が作られたのは、比較的に新しい時代なのですが、その理由は、音楽で使用するpitchが440になったからなのですよ。
    Cembaloを現代のpitchであるmodernのpitchと、baroque-pitchにする為に、頻繁にtuningを、し直すと、木のフレームであるCembaloが、壊れてしまう元凶になってしまうので、tuningをし直さなくても良いように、modern-pitchのままで、baroque-pitchでも演奏出来るようにする為の、Cembaloの健康の為の処置なので、音楽的な必然的な理由は全くありません。
    弦楽器にとっては、CembaloのAを半音ズラしただけのpitchである、A=415のpitchでは、弦が緩すぎて、美しい音が出ません。
    まあ、そうは言っても、Franceのベルサイユ宮殿のpitchとされる、A=392Hz、所謂、ベルサイユpitchに至っては、もっと低いpitchが使用されていた分けだし、或いは、435のRecorderのpitch等、数多くのpitchがありますが、流石に、415は、弦楽器にとっては辛いのだよなぁ??
    modernの442とかで演奏をする事の無い、baroque専門の演奏団体の人達が、415で調律していたのを見かけたのだけど、それは、流石に、根拠が無さ過ぎて、いただけないのだよな??
    415cycleにした意味が分かっていないのだよね??
    うちのような音楽教室では、子供達は443で演奏して、先生達や上級生達の古楽器での演奏の時にはslide鍵盤を使用する・・という使い分けをしているのですが、それが本来のslide鍵盤の使い方なのだよ。已むに止まれぬ必然から来たのだよ。アハッ!
    『baroqueの作曲家達と舞曲について』
    baroque時代の音楽形式であるkirchenSonateとkammerSonataなのですが、kirchenSonateは対位法的な複音楽、所謂、fuga等の、Polyphonischな音楽様式で作曲されていて、kammerSonataは、舞曲で作曲されていました。
    舞曲というからには、本来は踊れるrhythmやtempoの音楽形式でなければなりませんでした。(というからには、踊れないdanceの曲を書いていた大作曲家もいるのですよ。主に、教会べったりの作曲家で、若い女の子達とは縁が無かったりして・・アハッ!)
    ですから、HändelやCouperinのような大作曲家の書くgigueでは、舞曲特有の、7:3:3のrhythmが出てきます。つまり、7拍目で1拍止まって、3拍目で1拍止まる・・と言う、rhythmの繰り返しなのですよ。
    同じrhythmで、Couperinも、多くの曲を書いているのです。表題にgigueと書いてなくとも、7:3:3のrhythmが出て来れば、立派なgigueなのですよ。
    このお話はgigue特有のrhythmのお話なのですが、よく、勘違いをされるのは、舞曲のtempoのお話もあります。
    所謂、sarabandeやla foliaは、tempoが遅い・・という現代人の認識のお話なのですよ。
    勿論、遅い、sarabandeやla foliaもありますが、元々のsarabandeやfoliaのrhythmは非常に速い煽情的なdanceを伴う曲だったのです。
    ・・と言う事で、Corelliのsarabandeやfoliaには、当然、非常に速いtempoの曲が出て来ます。
    「どうして、baroque時代の音楽のtempoが分かるの??」と、不思議に思われるかも知れませんよね??その理由は簡単です。つまり、foliaにしろ、Menuetにしろ、当時に踊られていたdanceのchoreographyがしっかりと、残っていて、今でもbaroque-danceとして踊られているからなのですよ。danceにはstepがあります。そのstepは、必然的なtempo感やrhythm感が必要なのですよ。
    stepなのだから、「それぐらい」というrhythm感は存在しないのです。「・・ねばならない❢」というtempoなのですよ。
    そして、そのsarabandeやfoliaの曲の中には、必ず、hemiolaというrhythmが出て来ます。
    sarabandeもfoliaも3拍子の曲なのですが、突然に、2拍子が出て来るのです。
    このTrioSonateの場合には、2曲目のcourante(Corrente)が非常に速い3拍子の曲になります。
    勿論、Corelliの曲には、hemiolaのon paradeが登場します。所謂、CorelliのLip serviceなのかも知れませんよね??
    これを、こんにちの演奏家の人達は、syncopationで演奏をするのですが、hemiolaは絶対に3拍子のsyncopationで演奏してはいけません。
    3拍子のstepの中に、突然、2拍子のstepが紛れ込んで来るので、danceが、踊っていて楽しいのですよ。
    このcouranteの曲は、いったい、なん拍子で弾いているのだろうか??
    拍子を感じてみると、非常に面白いですよ。
    是非、踊っているつもりになって、そのstepを楽しんで見てください。
    syncopationのrhythmならば、体幹を崩して、ひっくり返ってしまいますからね??
    hemiolaのrhythmと、syncopationの違いを、このTrioSonateででも、しっかりと、感じてくださいね??
  • เพลง

ความคิดเห็น • 1

  • @user-dy3gq7jr2v
    @user-dy3gq7jr2v 14 วันที่ผ่านมา +1

    良いですね!!アルカンジェロ-コレッリの曲を、古楽器で演奏するって!!彼女達も、芸術をわかってますね!!