【朗読書】十三夜 樋口一葉〈一気読み版〉

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  • เผยแพร่เมื่อ 25 ต.ค. 2024
  • 朗読+読書=【朗読書】は、朗読を聞きながら樋口一葉の作品を読んでいただく動画です。
    (画質を720p以上にするとより文字が鮮明に見えます。)
    「十三夜」は、久保田万太郎脚色で芝居にもなった名作です。
    動画の書籍は、昭和16年・新世社発行の『樋口一葉全集』第2巻です。これは、監修幸田露伴、責任編纂久保田万太郎、装幀木村荘八、扉意匠鏑木清方、題簽(書名の揮毫)は一葉の甥樋口悦という錚々たるメンバーによって世に出されたものです。巻末の久保田万太郎による〈後記〉には以下のように記されています。
    【後記(抄出)】
    本巻に収めた諸篇は、前巻同様、明治三十年六月博文館発行の「校訂一葉全集」を底本とした。これは明治三十年一月同所発行大橋乙羽編纂の「一葉全集」を斎藤緑雨の校訂したものである。監修幸田先生のお指図による。但し、念のため、明治四十五年五月博文館発行の「一葉全集」後篇及び大正十一年六月同所発行の縮刷版を以て誤植を正す参考とした。尚『たけくらべ』に関しては、とくに大正七年十一月同所発行の真筆版「たけくらべ」に拠ったが、仮名遣、ふり仮名等はすべて他の諸篇にならった。勿論、すこしでも疑はしきものは、その都度、幸田先生の高教を仰いだ。
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    動画は、より読みやすくするために本文部分のみで構成しましたが、書籍では、下欄に以下の脚注が掲載されています。
    *慾さへ…=慾さえ出さねば。
    *奏任=奏任官。(追記:明治憲法時代、内閣総理大臣の任命による高級官僚)
    *悪太郎=いたづらっ児。
    *宵まどい=夕方から眠たがる事。
    *十三夜=陰暦九月十三日の夜。この夜の月を「後の月」といい、月の名残を惜しみ、供え物などする。豆名月、栗名月ともいうのは、その供え物から来た名である。
    *片月見=八月十五日夜と九月十三日夜と、二度の月見のどちらかに招き、一方を招かぬ事。昔の人はこれを片月見といって忌んだ。
    *皮一重=うわべだけの事。この場合は、よく暮らしているというのも外から見ただけのこと、という意味。
    *墨絵の竹も…=襦袢の袖についている墨絵の竹も、涙で色がかわるであろうの意。
    *華族女学校=今の(注:昭和16年当時)女子学習院。上流の家の娘の通学する学校。
    *ありうち=珍しい事でもない。
    *猿楽町=神田区(注:現在の千代田区)にありし町名。
    *正當=あたりまえ。筋道の通った事。
    *百まんだら=手をかえ、しなをかえ、いろいろにいって。
    *駿河台=神田区内にある屋敷町。
    *広小路=下谷区(注:現在の台東区)上野広小路なり。
    *小川町=神田区(注:現在の千代田区)にある商店街
    *勧工場=明治時代に流行した百貨店のようなもの。
    *暗雲に=めったやたらに。
    *小町と西施と…=小町は小野の小町にて誰も知る本朝の美女、西施は支那周代の越の美女、衣通姫は允恭天皇の妃にて、これまた本朝の美女なり。
    *御辞儀申す=御遠慮する。
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