「機動戦士ガンダム」生みの親の1人 安彦良和氏語る 宇宙移民、大日本帝国とナチズムの共通点
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- เผยแพร่เมื่อ 28 ก.ย. 2024
- 「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインなどを手がけたガンダム生みの親の一人、安彦良和氏は現在「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のアニメ化に取り組んでいる。
一方で安彦氏は『虹色のトロツキー』『天の血脈』など日本の「原点」、人間の「原点」に迫る漫画も書き続けてきている。
『週刊金曜日』では安彦氏に120分の独占インタビューを実施し、いまも人とは何か、戦うとはなにかを作品を通じながら考え続ける安彦氏の表現活動の一端にせまった。
このインタビューは活字になり、記事「昨日よりましな、今日があると思いたい」として2017年4月21日発売号で掲載している。
一方で、安彦氏が思考する姿は活字では表現しがたいため、30分間の動画としてこちらでお届けする。
・ジオン軍への視聴者の読みは深読み過ぎた?
・連邦軍の大人は薄っぺらかった?
・疎外された宇宙移民の正義と逆差別
・ニュータイプという考えの危険性
など。二次元と三次元を往来し世界の構造に迫る安彦ワールドがこの30分でもよくわかります。
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俺の親父、安彦先生と同じ弘前大学卒で、
学年は一個上なんだけど「美術部にそんな人いなかった」ってさ。
部に属さず、自力で腕磨いてたか、学生運動してたんだろうね。
あーあ、「親父の知り合いだったら」と思ったけど、そうも行かんよね〜。
驚きました。
安彦良和さんも若い頃マルクス=レーニン主義に偏っていたんですね。
高畑さんが完全なマルクス=レーニン主義者で東映動画時代、労働組合長をやっていて、「ホルムの大冒険」を一年で完成させねばいけないのを三年位かけて作り、映画の終わりは労働者賛美で終わるんですね。
安彦良和さんはそこまで行ってはいないけどかなり傾いてた様に言ってます。
有る意味マルクス=レーニン主義というのは、正確に言うとマルクスの「資本論」はある程度のインテリの心を掴むんですよ。
その為に行うマルクス=レーニン主義運動は道から外れて、スターリン主義まで行くとただの大量虐殺になりますがね。
で、それはドイツのナチスや各国の軍国主義と同じだと言いたいのだと思います。
そう言う時代の中で生まれ育ち、コロニーの代表であった父親の死に直面して変わって行くシャアの生き様を「ガンダム ジ オリジン」で深く掘り下げて描きかったんですね。
納得しました。
歴史的な事象は何であれ、その時代の視点を持つ努力をしないと、本質は何も分からない。
マルクスが資本論を書くまで、誰も自分が生きている世界が「資本主義社会」だと知らなかった。先ずそこが必要な視点だろう。
次に、彼が書いたのは資本主義の定義と利点と欠点、その処方箋の仮説だ。
封建的階級を打破する形で生まれた資本主義社会が、別の階級闘争を生み出した事を問題として、その処方箋を提案したのだ。
そしてその問題点は、実は今日的問題として生き続けている。
但し、彼が提案した処方箋の先に生まれた政治体制が独裁政権を産んで先祖帰りしたのは歴史の皮肉だろう。
だとしても、資本主義社会の問題点は解決するどころか加速度的に分断社会を全世界にばら撒いている。
思考停止的に表面理解で安彦良和氏達の生きた時代や問題意識を理解したつもりになるのが、氏達が最も懸念する危険な状態だろうと、私は思う。
序盤まで観た感想としては、安彦氏、ガンダムという作品が、週刊金曜日に上手いこと利用されていると感じた(笑)。
人の話しってのは、見る方向やフィルター、伝える者の考えや切り取りかた、受け止める側によって、変わってくるという典型的な例ですね。