【朗読】山本周五郎『悪伝七』-無能な男が見せた一世一代の逆転劇!-
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- เผยแพร่เมื่อ 23 ธ.ค. 2024
- 『聴く山本周五郎』チャンネルへようこそ🌙
榊原藩の次男坊である谷屋伝七は、幼い頃から何一つ取り柄がなく、不遇な人生を歩んでいました。しかし、美しい藤緒への恋心が彼を大きく変えます。その情熱は、やがて運命を切り開く大きな力となります。出世頭で剣術の達人、市島三千馬との決闘や卑劣な罠を乗り越え、伝七は自らの力で未来を掴み取ることができるのでしょうか?山本周五郎が描く、武士の誇りと愛をめぐる壮絶な物語をぜひお楽しみください。
【作品紹介URL】
【本チャンネルについて】
『聴く山本周五郎』チャンネルへようこそ。このチャンネルでは、日本を代表する文学者、山本周五郎の不朽の作品を、心を込めて朗読します。時代を超えて愛され続ける彼の物語は、現代にもなお響き渡ります。
私たちの朗読を通じて、山本周五郎が描く時代の風景、人々の心情、そして日本の美しさを、耳で感じ、心で味わってください。彼の作品には、人間の温かみ、悲しみ、喜び、そして生きる力が詰まっています。
山本周五郎の作品に触れたことがない方も、長年のファンもぜひこのチャンネルで山本周五郎の名作を楽しんでください。
【山本周五郎の紹介】
山本周五郎は、1903年6月22日に山梨県大月市初狩町下初狩に生まれ、1967年2月14日に横浜市で逝去した日本の小説家で、本名は清水三十六(しみず さとむ)。彼の作品は、江戸時代を背景とした時代小説や歴史小説で、武士の哀感や市井の人々の生活を描いたものが多く、特に『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』などの作品は高く評価されています。
周五郎は、清水逸太郎ととく(旧姓・坂本)の長男として生まれました。家業は繭、馬喰などの商売で、家族は武田の遺臣である清水大隅守政秀の後裔と自認していました。幼少期、明治40年の大水害で多くの親族を失い、家族は東京に移住しました。横浜市の西前小学校を卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店(質屋)に徒弟として入り、この時期に文学への関心を深めました。
1923年の関東大震災で商店が被災し、一時は関西に移り、地方新聞記者や雑誌記者を経験。1926年、「文藝春秋」に掲載された「須磨寺附近」で文壇デビューを果たしました。以後、途切れることなく多くの作品を発表し続け、日本の文学界における独自の地位を確立しました。
生涯にわたり、彼は「賞」と名の付くものはすべて辞退し、1943年には『日本婦道記』で直木賞を受賞するもこれを辞退しています。彼は文学において「大衆」も「少数」もなく、「純」も「不純」もない、ただ良い文学と悪い文学のみが存在するという信念を持っていました。
私生活では、1930年に土生きよいと結婚し、1945年には妻を病気で亡くします。その後、吉村きんと再婚し、横浜に転居しました。晩年は、横浜市の旅館「間門園」の別棟で作品を執筆し、1967年に肝炎と心臓衰弱でこの世を去りました。
山本周五郎の作品は、人間の深層を探求し、日本の歴史や文化に根差した独自の視点から描かれています。その文学的功績は死後も高く評価され、『山本周五郎全集』や『全集未収録作品集』が刊行され、1988年には新潮社により彼の名を冠した「山本周五郎賞」が創設されました。彼の作品は、今日でも多くの読者に愛され、日本文学の重要な一角を占めています。
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@yamamotoshugoro
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大変良いお声の朗読で有難うございます。
周五郎らしい筋立てにピッタリの良い朗読 有難うございました
山本周五郎先生 奇想天外なお話しでございました。
山本周五郎作品は大好きです。
読む速度が速すぎて状況が頭に入って来ない…
このお声の声優の方のお名前を知りたいのですが。
素晴らしく美しい声質だと思います。
秋波→しゅうは
なんと、愉快なお話声をざして笑ってしまいました
同じようなストーリーの小説を聞いたことがある。
「秋波」をあきなみとは。皆さん気にしておられますな
伝七と三千馬がなぜ決闘しなければならないのでしょう?
三千馬は確かに人間的にはよろしくないですが決闘などしないでとっとと江戸へ行かばよかったのではないでしょうか?
私も初めやや唐突に感じました。その上、
①愛する藤緒への不遜の怒り
②悪人、藩に残しては成らぬとの想い
③忠太・自身旧友への傲慢への憤り
④元々の撃剣の約束どおり
あたりの総合~それなりの流れなのかと。
仰るとおり、三千馬は賄賂·姦淫·驕慢程度なのでここで成敗される程の罪人ではないと思いますが、勧善懲悪の逆犠牲者なのでしょう、南無。
秋波をおくる→「シュウハをおくる」と読みます 色目使いをしたりすることです
時代小説を読むときは特に読みを確認してくださいね
「秋波を送る」は
「あきなみを送る」でなく
「しゅうはをおくる」と読みます。
しゅうはをおくる 〔語源〕
「秋波」は、もと秋のころの澄んだ水面に立つ波。 (その澄んだ美しさから)転じて、美人の涼しげな目元。