フォルテを無理なく美しく響かせる弾き方【ピアノ上達への道】

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  • เผยแพร่เมื่อ 12 ต.ค. 2024
  • フォルテの弾き方、悩んでいませんか?身体を無理なく使うことで、美しく響かせるフォルテを弾くことができます。最後にとっておきのテクニックもお伝えしていますので、ぜひ一緒に上達しましょう。
     フォルテはどうやったら鳴るのでしょうか? ピアノの音量は、ハンマーが弦を叩く速度によって決まります。ハンマーが速く弦を叩けば、音量は増大する、つまりフォルテになるんてすね。では、ハンマーを速く動かすためには、鍵盤を速く下ろすということが大切です。ここでまずおさえておきたいポイントは、重さではなく、速度が大切ということです。
     
     鍵盤を下ろす速度を増すために使うのは、2つ、「腕の重さ」と「腕を伸ばす力」です。
     まず腕の重さから解説していきましょう。
    まず、助けを借りたいのが、重力です。地球上にいる僕たちは、地面方向への力を受けています。つまり地球に吸い寄せられているからこそ、今こうして皆さんに椅子に座ってお話できています。腕も例外ではありません、この腕の自重を使い、重力の力を借りて、音を出してみましょう 指で支える必要がありますよね! 
     続いて、腕を伸ばす力です。
    腕を伸ばす力を使うと、鍵盤を速く下ろすことができて、フォルテを出すことに繋がります。このときも、指で支える必要がありますよ。腕を伸ばす力を使うと、瞬発的に力を伝えることが出来るので、鍵盤のそばから打鍵してもフォルテを生み出すことが出来ます。
     さてこの2つのテクニックですが、そのまま使うだけでは、少し粗野な響きになります。また、鍵盤を押さえつけてしまうことに繋がってしまいかねません。フォルテを「美しく」響かせることが、今回の動画のテーマですが、そのためにはとっておきのテクニックを使う必要があります。
    それは肩を起点にして、打鍵とは反対方向の力を合わせて使うことです。これによって、鍵盤が下りた時の雑音を減らすことが出来ますし、打鍵後の押さえつけも防止することができ、結果として美しい響きを生み出すことができます。腕の重さを使う場合腕を伸ばす力を使う場合 それぞれに、反対方向の力を使っています。見えないので分かりにくいと思いますが、ぜひご自身でやってみて下さいね。
     これらの、腕の重さと腕を伸ばす力を組み合わせて、さらにそこに肩を起点とした打鍵とは反対方向の力を組み合わせると、様々な音色を作り出すことが出来ます。
     例えばブラームスのような豊かでぬくもりのあるフォルテでは、腕の重さをたくさん使います。また打鍵とは反対方向への力を、打鍵より前から意識しています。一方で、プロコフィエフのような鋭く硬質な音が欲しい時は、この腕を伸ばす力をたくさん使い、瞬発的な音を出せると良いと思います。
    全ては組み合わせなので、皆さんの耳と身体で、欲しい音を探してみて下さいね。
    【伊藤憲孝】
    ■ピアニスト
    ■アムステルダム音楽院卒
    ■ベルリン"ハンス・アイスラー”音楽大学卒
    ■欧州、米国のピアノコンクールで受賞
    ■大学でピアノを教えているよ
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    #フォルテの出し方 #フォルテの弾き方 #フォルテ

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