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分からないワードで検索するとコアラ先生がよくヒットします。今回も大変分かりやすい解説ありがとうございました。やさしい声も好きです。
すごい分かりやすかったです!分かった気で分かっていない内容を分かりやすく、その背景からこれから先の話まで触れていて、一気に絡み合っていた糸が解けた感じです。これからも応援しています。
コメント&サンクスありがとうございます!😂とても励みになります。原稿を書いたところ、いつもの倍くらいの長さになり、作りながら心が折れそうになっていましたが何とかアップできて良かったです。日銀の今の金融政策は、10年くらいかけた紆余曲折があり、中身的にも複雑で分かりにくい部分も多いので把握するのがより難しくなっている印象です。個別の解説はよく見かけますが、やはり基礎的な内容から一貫した解説が一番しっくりくるような気がして今回のような形になりました。みなさんの支援のおかげで、何とか動画を継続して上げることができています。本当にありがとうございます🐨今後も楽しんでいただけるよう、精進します。
日銀がどう市場に介入し続けていたのかがわかりました。ありがとうございました。
基礎は全く理解できていなかったところから理解しました🥺🙏ありがとうございます。昨日日銀の発表を受けて再度みにきましたが、この動画のどこに該当し影響するかまでは理解が追いつかなかったので紙に書いて整理してみます🥹
日銀が金融政策してまた円高が進んだという話は聞いていました。そこにはこんな背景があったのですね。いつも経済のお話を分かりやすく説明してくださってありがとうございます!
もうちょっと込み入った話をすると、まず、銀行は、みな、日本銀行に口座を持っています。ここの口座に入っているお金は、私たちの銀行口座とは全く関係がない口座です。ここに入っているお金は、民間銀行が日銀に、一時的(当座)に預けているお金なので、日銀当座預金という名前で呼ばれています。当座というのは束の間、一時的という意味ですこの日銀当座預金は3つの階層に分かれており、・まったく金利が付かない部分(ほぼ大半がこれ)・少し金利が付く部分・持っているだけで、逆にお金を払わなければいけない部分(マイナス金利)日銀は、このように日銀当座預金にかかる金利を現在「政策金利」(日銀が操作するおおもとの金利)としていますでは、そもそもこの日銀当座預金は何のためにあるのかというとこんな例を考えてみるとわかりやすいですA銀行の口座からB銀行の口座に10万円送金しようとしたとき、A銀行はB銀行に直接送金するわけではなく、日銀当座預金を介して送金しますつまりこんな感じですA銀行 日銀当座預金ー10万円 B銀行 日銀当座預金+10万円このようにお金の送金が違う銀行同士で送金できるのですただ、ここで問題があります送金ばかりで日銀当座預金が出て行ってしまう銀行は必然的にこの日銀当座預金が減ってしまいますそこで、足りなくなった日銀当座預金をどっかから借りなくてはいけません普通、銀行は、別の銀行から日銀当座預金を、1日だけ借りますしかし、借りるということはそこには当然金利がかかってしまうわけですちなみに1日後に返すことを金融の世界では「翌日物」と呼びますまた、「お金を返して」を金融用語ではコールといいます。そのため、この銀行間で日銀当座預金を1日だけ貸す時の金利を、「コール翌日物レート」といいますレートというのは、金利という意味ですつまり明日になったらお金返してね、という時の金利のことです貸す側からすれば、できるだけ高く貸し付けたいですし、借りる側からすれば、なるべく安く借りたいわけですこういった感じでこの金利は決まっています。しかし現在、なんとこの金利は、約ー0.08%になっていますつまり借りる側が、逆にお金をもらえることになっているのです。なぜこんなことになっているのかと言えば、先ほど話した、マイナス金利がついてしまう日銀当座預金です銀行は日本銀行に口座を持っているという話をしました、ここの口座の一部にマイナス金利(持っているだけでお金がどんどん減っていく)が付いている口座があるのです現在、ー0.1%のマイナス金利ですそのためマイナス0.1%で減っていくお金を持っているよりは、ー0.08%ぐらいでも、お金を貸したほうがましなのです。そのため現在でも、銀行同士でお金を貸しあうときの金利「コール翌日物レート」はマイナスになっているのですちなみに昔はこれが政策金利でした
これは永久保存版
ありがとうございます。01:2101:41金融02:32中央銀行03:3705:1907:0508:3609:02量的緩和11:0912:0913:1015:23
素晴らしい動画です。問題点も良く分かるようになっています。つまりこの動画には中央政府が登場していません。金融緩和をして民間に貸す事を前提としているわけです。デフレ、又はコストプッシュインフレの時にばんばん民間がお金を借りる事は少ないので、それこそ景気調整を目的として強力に力のある中央政府がお金を使うという事をしなければなりません。それが無かったので異次元の金融緩和もYCCも失敗したわけです。
その金融緩和と法人税減税で過去最高を更新し続けていて、今年やっとベースアップを行った大企業。リーマンショック後、内部留保を行っていて、従業員の給与UPが行われて来なかった事が、日本のデフレがここまで長引いた要因の1つと思ってます。諸外国はリーマンショック後、経済が回復してから、きちんとベースアップをしてきたから今のインフレに繋がっている。政府の政策も有るが、大企業(経団連?)の方針が今の日本に影響していると思う。
段違いに分かりやすいな
YYCは分かりにくかったですが、この動画をみてよくわかりました。ありがとうございます
市中銀行に楔を打った後が問題ですね。銀行が貸付け売上利益を上げた民間企業が内部留保し社員に還元しなかったのも大きな問題。結果、株主=投資家たちにだけ還元されました。どういった所の投資家が儲けたかで色々見えてきますね。出来る出来ないは別として日銀が個人に無利子で貸す。もしくは配るぐらいしないとデフレは止まらないと思います。でも個人に配ったとしてもその個人が貯金してしまえば同じこと。貯金する事を美徳としてきた日本教育ではデフレ脱却は難しいでしょうね~
コメントありがとうございます!いくらインフレを煽られても若年層が消費を拡大する理由がほぼないですからね。
@@koala.t 労働者の半分が非正規で、所得の半分が税金や社会保障で消えて、消費の10%が消える。20代の約半数が「貯金額100万円以下」。結局のところ、問題は、物価じゃなくて、ガチガチに凝り固まった自〇党政治と無駄な規制と数々にあるわけで、無駄な時間が費やされることで少子高齢化も加速していく
日銀には市場に直接お金を配るとか、無利子で貸すなどという機能はないです。だから、デフレを脱却できないのです。言われている機能を持っているのは、政府が国債を発行して、国民に給付金を配るか、財政出動して代金支払いするしかないのです。
@@user-mao4shushu さんそうなんですその機能がないからデフレになっているんですよね・・・またお金の回し方はどんなやり方でも良いと思うんですが、その回ってきたお金をどこかで貯めこんでしまうのが今のボトルネックです。給付金で国民に回した時、経済的不安から貯蓄に回してしまうと同じ結果となってしまいます。じゃあクーポン配布しよう!というのが今の発想ですが、一部の団体だけだったり新たな手間が発生するので使いづらくなってしまいます・・・じゃあ電子マネーで給付だ!となりますがそれはインフラ整備や公平性が欠けてしまいます。結論、消費税撤廃が一番手っ取り早いんですけど・・・ほら財務省がボトルネックになりますよね・・・困ったもんです。
@@ektakkuhjp9640さん。同意ありがとうございます。消費税廃止すると、手取り20万円で生活費で全額使い果たし貯蓄もできない家庭、すなわち可処分所得20万円の人にとって、毎月の給料が約2万円アップと同じ効果なんですよね。
全く分かってなかったけど、大枠理解できた!
本件解説ありがとうございます。私は漠然としかわかっていなかったのでリクエストしようかと思っていました。
解説ありがとうございます。ひとつ分からない点があるので質問させてください。民間銀行がお金を貸し出すことを促すためのマイナス金利なのに、マイナス金利によって貸し出しに消極的になるという説明が理解できませんでした。貸したくても貸す先が無くてマイナス金利が経営を圧迫したという理屈なら分かるのですが、あえて消極的になってしまう理由はなんだったのでしょうか?
コメントありがとうございます!マイナス金利導入→貸し出し先がなくマイナス金利を払う→経営圧迫…という流れがある中で、これ以上マイナス幅を拡大しても貸し出しが広がらず銀行の経営縮小(破綻)などが進めばむしろ貸し出しが減る…という話です。ポイントとしては、これ以上マイナス金利を拡大させても…、というところでしょうか。一応現状のマイナス金利は副作用がありながらも貸し出し拡大等の効果があると考えられているのだと思います。
ご回答ありがとうございました!これからも動画を拝聴させていただき学びとさせて頂きたいと思いますので更新を楽しみにしております!
いつもありがとうございます。わかりやすい説明でございました。
解説ありがとうございます。質問が一点あります。 日銀がマイナス金利を導入するとなぜ国債までマイナス金利になってしまうのですか? 日銀の金利が大元になっているというのはわかったのですが、国債までマイナスになってしまう仕組みが分かりませんでした。
コメントありがとうございます!(見逃してしまいすみません)簡単に言うと、マイナス金利なので金融機関は日銀にお金を置いておきたくない→ちょっと高くてもいいから国債を買う→国債の価格が上がる=国債の利回りが下がる(マイナスになる)という流れです。
8:04市中銀行が民間に融資する資金の元手は、民間の預金だけじゃなく、日銀からの借入金もあるってことですか?
国民の多くがなんとなくそう思っている『銀行はみんなの預金を元手に貸し付け、運用している』は誤解ですね。これは簿記で説明できるのですが、バランスシートで見ると私たちが市中銀行へ預けたお金は"資産"です。そして市中銀行にとっては"負債"です。(これは市中銀行と日銀でも同じで、市中銀行が日銀へ預けたお金は市中銀行の資産で、日銀にとっての負債です)実際は、市中銀行は借り手の返済能力や準備預金率等を加味して無からお金を生みます(この無から生まれたお金は返済によって消滅します)。これを信用創造と言います(万年筆マネーとも言います)。
コメントありがとうございます!このあたり、実務上の話と建前(形式)上の話で変わってくるので、説明の仕方は悩ましいですが、政策金利などの話をする上では預金だけで説明してしまうと逆に理解が難しいため、今回は裏付け的な形の説明をしています。
質問させてください。国債のマイナス金利から0%(0.25%幅)にコントロールした方法は、国債をたくさん売却して金利上昇を行なったという認識で合っていますか?
2024年7月にこちらの動画を拝見しました。YCCでは買いオペで10年物を0に抑えていると思っていましたが、マイナス金利政策初期では副作用解消の為に売りオペで10年物を0に引き上げていたのでしょうか。その後副作用が解消して10年物が0を超えるようになった為、かつ、各国の金利高と同様日本も金利高の方向に動いた為、その後2022頃に至るまで買いオペで10年物を0に抑え込んだということでしょうか。
国債をテーマにした深堀り解説をお願いしたいです他の人の動画を見て見ましたがいまいちピンと来ず…でした
コメントありがとうございます!国債、いつかは必ずやりたいテーマです。金融政策もそうですが、簡潔に説明することと正しく説明することの両立が非常に難しい内容ではあります。勉強を重ねて、いい動画をアップできるように励みます!
分かりやすい説明動画ありがとうございます。質問です。・世界的インフレが日本にも影響して日本の10年国債金利が上がるのはなぜでしょうか?・また、日銀はデフレ脱却のために、インフレ方向を目指して金融政策を行っていたわけですが、他国からのインフレが波及したら単純に日本にもインフレが起こり、日銀の目標に近づくというわけではないのですか?分かる方教えていただけますか?
コメントありがとうございます!世界的インフレは日本にも波及し、そもそも日本の物価が上がったことや日本が金融緩和政策を改めるとの予測から金利全般が底上げされるというところが大きいかと思います。日銀はこれまでのところ現在のインフレを海外要因のコストプッシュ型、一時的なインフレと見ているので目標を達成したとは考えていません。ただ目標に近づいたという考えもまるでない訳ではないと思います。
@@koala.t 返信ありがとうございます!とてもわかりやすいです。世界的なインフレーションが収束して日本の輸入コストが緩和されると仮定すると、その後デフレ方向に戻してしまう。そうであれば、日銀はインフレが収まる前に、賃金上昇を成功させて、ディマンドプルインフレにしなければならないんですかね。
YCC拡大されましたね
分かりやすい解説ありがとうありがとうございます!もし出来れば次の質問にお答えいただけるとうれしいです。昨今閣議決定された国防のための増税の方針は、実行されたら経済への影響はどうなるのですか?日銀の努力など吹き飛んでしまうのではないかしら?法人税増税は会社の利益を縮めてしまうので、恐らく賃金は上がらないですよね。また所得税増税は、実質の所得を下げてしまいます。そうするとインフレは続くのに賃金も上がらないという最悪のこともあるのですか?また、野口悠紀夫氏が言われている「日銀がこの政策を続けるとキャピタルフライトが起こる」というのは、どのような指標で確認できるのでしょうか?日本の金利が他国と比較して安すぎるため、円安が続き、企業や資産家は資産が目減りするのを避けるため、資産を海外に逃がすということらしいのですが、それが実際に起こっているかどうかは、どのような指標を参照するのでしょうか?そもそも防衛費のための増税など、コアラ先生はどう思いますか?憲法を守らない政府はひどくないでしょうか・・・。感情的にも道徳的にも政府の方針には反発を覚えます。
コメントありがとうございます!全部への答えにはなりませんが、ご指摘のキャピタルフライトは対外証券投資や対外直接投資などが参考の指標になるかと思います!個人的には、増税は公約などにも入っていなかったので、是非はともかくとして進め方が拙速であるようには感じます。それだけ時間的に余裕のない状況なのかと邪推はしてしまうところですが…。
早々に0%の物価上昇率は超え、ってどういう意味ですか?あと、市中から資産を買っているのに、市中にお金が出回らないって意味が分かりません。
コメントありがとうございます。早々に0%の物価上昇率は超え、というのは物価上昇率がマイナスでなくなったという意味です。市中にお金が出回らない、というのは簡単には説明しづらいところですが、「お金」といっても様々で、要は銀行の銀行口座にお金の残高は増えているけども、私たちの世の中にはお金が出回っていないことを示しています。
先駆けた、がポイント。米さんは回収していますね。
マイナス金利の副作用が理解できませんでした。銀行の経営がキツくてお金が貸せなくなったら本末転倒だと思うのですが。どういう理屈で経営を圧迫するのでしょうか?
コメントありがとうございます!銀行が日銀に預けているお金にマイナス金利≒手数料がかかるため、何もしていなくても損が発生する状態になります。
マイナス金利は 銀行が日銀に預けている全体の当座預金の内200兆円までは、0.1%の金利が付き(白川元総裁時代に可哀想な銀行に温情で付けた。)あとの数十兆円は0金利、残りの残高だけマイナス金利が付いた。トータルでプラス金利になる。毎年0.2兆円程銀行にお小遣いが付くそうです。黒田元総裁は岸田に圧力をかけられて仕方なく金利を上げたんじゃないでしょうか?と言う噂。😅
個人的には黒田さんはタワマンだからいいとして友人のローンの返済が終わったのかとうがって感じた😮
7:56分の「銀行が貸出するするお金は「原則的に」この日銀と銀行の世界の資金を裏付けとしている」は金利を下げる為に行っているのですね。それでは、日銀に口座を持たない個人や会社は、銀行の中にある日銀当座預金を借りるわけではなく(借りれない?)、「個人や会社がお金を借りる際は、あくまでゼロからお金が生まれ、返済と同時に借金がゼロになるので、世の中からお金が消える。」という基本原則が適応されるということでしょうか?
円安・インフレ
日銀って、新しい手法の発明をやりまくってんのね
コメントありがとうございます!実際のところ、アイデア自体は日銀のオリジナルではなく、世界の研究者が提唱していたものを初めて採用したという流れのようです。
わっわwwwwwwわあああwwwあわ2222222222222222222222っわっわわwqっわわ@@koala.t
こんな絶大なパワーを持ってる中央銀行はなんで国有じゃないんですか?ていうのはしてはダメな質問ですか?
コメントありがとうございます!教科書的なことで言えば、仮に国そのものが通貨発行や金利の調整を自由気ままにできる場合、(戦争や政権の利害関係者などにバラまくために)見境なくお金が刷られ、社会経済が破壊されたり、利上げの判断が遅れ景気の過熱(暴走)を招くなどします。そして実際にそうなってきた歴史があります。ですので多くの先進国では、政府と中央銀行は権限としては分離されています。直近の例では、トルコは一応中央銀行の独立性はあるものの、大統領の介入が横行し前年比+50%というエゲツナいインフレを引き起こしています。
ただし、国と一体かどうかという観点ではまた別の話になり、最近では統合政府論などが一定の支持を集めています。
日本は主力産業がないもんなぁ
にっぽんぎんこうちゃいますか?
「物価を安定させるのが中央銀行」なのに健全な社会は日々発展し「物価も上がっていく」矛盾していませんか?何故健全な社会だと物価が上がるのですか?物価が上がるのは中央銀行の仕事が失敗した結果ではないですか?緩やかなインフレは良いものだという思い込みがありませんか?
正確には「にっぽん」銀行
ところどころ間違ってます
具体的に指摘しないと無意味に失礼なだけ
分からないワードで検索するとコアラ先生がよくヒットします。今回も大変分かりやすい解説ありがとうございました。やさしい声も好きです。
すごい分かりやすかったです!
分かった気で分かっていない内容を分かりやすく、その背景からこれから先の話まで触れていて、一気に絡み合っていた糸が解けた感じです。
これからも応援しています。
コメント&サンクスありがとうございます!😂とても励みになります。原稿を書いたところ、いつもの倍くらいの長さになり、作りながら心が折れそうになっていましたが何とかアップできて良かったです。
日銀の今の金融政策は、10年くらいかけた紆余曲折があり、中身的にも複雑で分かりにくい部分も多いので把握するのがより難しくなっている印象です。
個別の解説はよく見かけますが、やはり基礎的な内容から一貫した解説が一番しっくりくるような気がして今回のような形になりました。
みなさんの支援のおかげで、何とか動画を継続して上げることができています。本当にありがとうございます🐨今後も楽しんでいただけるよう、精進します。
日銀がどう市場に介入し続けていたのかがわかりました。ありがとうございました。
基礎は全く理解できていなかったところから理解しました🥺🙏ありがとうございます。昨日日銀の発表を受けて再度みにきましたが、この動画のどこに該当し影響するかまでは理解が追いつかなかったので紙に書いて整理してみます🥹
日銀が金融政策してまた円高が進んだという話は聞いていました。
そこにはこんな背景があったのですね。
いつも経済のお話を分かりやすく説明してくださってありがとうございます!
もうちょっと込み入った話をすると、
まず、銀行は、みな、日本銀行に口座を持っています。ここの口座に入っているお金は、私たちの銀行口座とは全く関係がない口座です。
ここに入っているお金は、民間銀行が日銀に、一時的(当座)に預けているお金なので、
日銀当座預金という名前で呼ばれています。当座というのは束の間、一時的という意味です
この日銀当座預金は3つの階層に分かれており、
・まったく金利が付かない部分(ほぼ大半がこれ)
・少し金利が付く部分
・持っているだけで、逆にお金を払わなければいけない部分(マイナス金利)
日銀は、このように日銀当座預金にかかる金利を現在「政策金利」(日銀が操作するおおもとの金利)としています
では、そもそもこの日銀当座預金は何のためにあるのかというとこんな例を考えてみるとわかりやすいです
A銀行の口座からB銀行の口座に10万円送金しようとしたとき、A銀行はB銀行に直接送金するわけではなく、日銀当座預金を介して送金します
つまりこんな感じです
A銀行 日銀当座預金ー10万円 B銀行 日銀当座預金+10万円
このようにお金の送金が違う銀行同士で送金できるのです
ただ、ここで問題があります
送金ばかりで日銀当座預金が出て行ってしまう銀行は必然的にこの日銀当座預金が減ってしまいます
そこで、足りなくなった日銀当座預金をどっかから借りなくてはいけません
普通、銀行は、別の銀行から日銀当座預金を、1日だけ借ります
しかし、借りるということはそこには当然金利がかかってしまうわけです
ちなみに1日後に返すことを金融の世界では「翌日物」と呼びます
また、「お金を返して」を金融用語ではコールといいます。
そのため、この銀行間で日銀当座預金を1日だけ貸す時の金利を、
「コール翌日物レート」といいます
レートというのは、金利という意味です
つまり明日になったらお金返してね、という時の金利のことです
貸す側からすれば、できるだけ高く貸し付けたいですし、
借りる側からすれば、なるべく安く借りたいわけです
こういった感じでこの金利は決まっています。
しかし現在、なんとこの金利は、約ー0.08%になっています
つまり借りる側が、逆にお金をもらえることになっているのです。
なぜこんなことになっているのかと言えば、先ほど話した、
マイナス金利がついてしまう日銀当座預金です
銀行は日本銀行に口座を持っているという話をしました、
ここの口座の一部にマイナス金利(持っているだけでお金がどんどん減っていく)が付いている口座があるのです
現在、ー0.1%のマイナス金利です
そのためマイナス0.1%で減っていくお金を持っているよりは、ー0.08%ぐらいでも、お金を貸したほうがましなのです。
そのため現在でも、銀行同士でお金を貸しあうときの金利「コール翌日物レート」はマイナスになっているのです
ちなみに昔はこれが政策金利でした
これは永久保存版
ありがとうございます。
01:21
01:41金融
02:32中央銀行
03:37
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08:36
09:02量的緩和
11:09
12:09
13:10
15:23
素晴らしい動画です。
問題点も良く分かるようになっています。
つまりこの動画には中央政府が登場していません。金融緩和をして民間に貸す事を前提としているわけです。デフレ、又はコストプッシュインフレの時にばんばん民間がお金を借りる事は少ないので、それこそ景気調整を目的として強力に力のある中央政府がお金を使うという事をしなければなりません。
それが無かったので異次元の金融緩和もYCCも失敗したわけです。
その金融緩和と法人税減税で過去最高を更新し続けていて、今年やっとベースアップを行った大企業。リーマンショック後、内部留保を行っていて、従業員の給与UPが行われて来なかった事が、日本のデフレがここまで長引いた要因の1つと思ってます。
諸外国はリーマンショック後、経済が回復してから、きちんとベースアップをしてきたから今のインフレに繋がっている。
政府の政策も有るが、大企業(経団連?)の方針が今の日本に影響していると思う。
段違いに分かりやすいな
YYCは分かりにくかったですが、この動画をみてよくわかりました。ありがとうございます
市中銀行に楔を打った後が問題ですね。
銀行が貸付け売上利益を上げた民間企業が内部留保し社員に還元しなかったのも大きな問題。
結果、株主=投資家たちにだけ還元されました。
どういった所の投資家が儲けたかで色々見えてきますね。
出来る出来ないは別として日銀が個人に無利子で貸す。もしくは配るぐらいしないとデフレは止まらないと思います。
でも個人に配ったとしてもその個人が貯金してしまえば同じこと。
貯金する事を美徳としてきた日本教育ではデフレ脱却は難しいでしょうね~
コメントありがとうございます!
いくらインフレを煽られても若年層が消費を拡大する理由がほぼないですからね。
@@koala.t 労働者の半分が非正規で、所得の半分が税金や社会保障で消えて、消費の10%が消える。20代の約半数が「貯金額100万円以下」。
結局のところ、問題は、物価じゃなくて、ガチガチに凝り固まった自〇党政治と無駄な規制と数々にあるわけで、無駄な時間が費やされることで少子高齢化も加速していく
日銀には市場に直接お金を配るとか、無利子で貸すなどという機能はないです。だから、デフレを脱却できないのです。言われている機能を持っているのは、政府が国債を発行して、国民に給付金を配るか、財政出動して代金支払いするしかないのです。
@@user-mao4shushu さん
そうなんですその機能がないからデフレになっているんですよね・・・
またお金の回し方はどんなやり方でも良いと思うんですが、その回ってきたお金をどこかで貯めこんでしまうのが今のボトルネックです。給付金で国民に回した時、経済的不安から貯蓄に回してしまうと同じ結果となってしまいます。
じゃあクーポン配布しよう!というのが今の発想ですが、一部の団体だけだったり新たな手間が発生するので使いづらくなってしまいます・・・じゃあ電子マネーで給付だ!となりますがそれはインフラ整備や公平性が欠けてしまいます。
結論、消費税撤廃が一番手っ取り早いんですけど・・・ほら財務省がボトルネックになりますよね・・・困ったもんです。
@@ektakkuhjp9640さん。
同意ありがとうございます。消費税廃止すると、手取り20万円で生活費で全額使い果たし貯蓄もできない家庭、すなわち可処分所得20万円の人にとって、毎月の給料が約2万円アップと同じ効果なんですよね。
全く分かってなかったけど、大枠理解できた!
本件解説ありがとうございます。私は漠然としかわかっていなかったのでリクエストしようかと思っていました。
解説ありがとうございます。ひとつ分からない点があるので質問させてください。
民間銀行がお金を貸し出すことを促すためのマイナス金利なのに、マイナス金利によって貸し出しに消極的になるという説明が理解できませんでした。貸したくても貸す先が無くてマイナス金利が経営を圧迫したという理屈なら分かるのですが、あえて消極的になってしまう理由はなんだったのでしょうか?
コメントありがとうございます!
マイナス金利導入→貸し出し先がなくマイナス金利を払う→経営圧迫…という流れがある中で、これ以上マイナス幅を拡大しても貸し出しが広がらず銀行の経営縮小(破綻)などが進めばむしろ貸し出しが減る…という話です。
ポイントとしては、これ以上マイナス金利を拡大させても…、というところでしょうか。一応現状のマイナス金利は副作用がありながらも貸し出し拡大等の効果があると考えられているのだと思います。
ご回答ありがとうございました!
これからも動画を拝聴させていただき学びとさせて頂きたいと思いますので更新を楽しみにしております!
いつもありがとうございます。わかりやすい説明でございました。
解説ありがとうございます。
質問が一点あります。 日銀がマイナス金利を導入するとなぜ国債までマイナス金利になってしまうのですか? 日銀の金利が大元になっているというのはわかったのですが、国債までマイナスになってしまう仕組みが分かりませんでした。
コメントありがとうございます!(見逃してしまいすみません)
簡単に言うと、マイナス金利なので金融機関は日銀にお金を置いておきたくない→ちょっと高くてもいいから国債を買う→国債の価格が上がる=国債の利回りが下がる(マイナスになる)という流れです。
8:04市中銀行が民間に融資する資金の元手は、民間の預金だけじゃなく、日銀からの借入金もあるってことですか?
国民の多くがなんとなくそう思っている『銀行はみんなの預金を元手に貸し付け、運用している』は誤解ですね。
これは簿記で説明できるのですが、
バランスシートで見ると私たちが市中銀行へ預けたお金は"資産"です。そして市中銀行にとっては"負債"です。
(これは市中銀行と日銀でも同じで、市中銀行が日銀へ預けたお金は市中銀行の資産で、日銀にとっての負債です)
実際は、市中銀行は借り手の返済能力や準備預金率等を加味して無からお金を生みます(この無から生まれたお金は返済によって消滅します)。
これを信用創造と言います(万年筆マネーとも言います)。
コメントありがとうございます!
このあたり、実務上の話と建前(形式)上の話で変わってくるので、説明の仕方は悩ましいですが、政策金利などの話をする上では預金だけで説明してしまうと逆に理解が難しいため、今回は裏付け的な形の説明をしています。
質問させてください。国債のマイナス金利から0%(0.25%幅)にコントロールした方法は、国債をたくさん売却して金利上昇を行なったという認識で合っていますか?
2024年7月にこちらの動画を拝見しました。
YCCでは買いオペで10年物を0に抑えていると思っていましたが、マイナス金利政策初期では副作用解消の為に売りオペで10年物を0に引き上げていたのでしょうか。
その後副作用が解消して10年物が0を超えるようになった為、かつ、各国の金利高と同様日本も金利高の方向に動いた為、その後2022頃に至るまで買いオペで10年物を0に抑え込んだということでしょうか。
国債をテーマにした深堀り解説をお願いしたいです
他の人の動画を見て見ましたがいまいちピンと来ず…でした
コメントありがとうございます!
国債、いつかは必ずやりたいテーマです。金融政策もそうですが、簡潔に説明することと正しく説明することの両立が非常に難しい内容ではあります。勉強を重ねて、いい動画をアップできるように励みます!
分かりやすい説明動画ありがとうございます。
質問です。
・世界的インフレが日本にも影響して日本の10年国債金利が上がるのはなぜでしょうか?
・また、日銀はデフレ脱却のために、インフレ方向を目指して金融政策を行っていたわけですが、他国からのインフレが波及したら単純に日本にもインフレが起こり、日銀の目標に近づくというわけではないのですか?
分かる方教えていただけますか?
コメントありがとうございます!
世界的インフレは日本にも波及し、そもそも日本の物価が上がったことや日本が金融緩和政策を改めるとの予測から金利全般が底上げされるというところが大きいかと思います。
日銀はこれまでのところ現在のインフレを海外要因のコストプッシュ型、一時的なインフレと見ているので目標を達成したとは考えていません。ただ目標に近づいたという考えもまるでない訳ではないと思います。
@@koala.t
返信ありがとうございます!
とてもわかりやすいです。
世界的なインフレーションが収束して日本の輸入コストが緩和されると仮定すると、その後デフレ方向に戻してしまう。そうであれば、日銀はインフレが収まる前に、賃金上昇を成功させて、ディマンドプルインフレにしなければならないんですかね。
YCC拡大されましたね
分かりやすい解説ありがとうありがとうございます!
もし出来れば次の質問にお答えいただけるとうれしいです。
昨今閣議決定された国防のための増税の方針は、実行されたら経済への影響はどうなるのですか?
日銀の努力など吹き飛んでしまうのではないかしら?法人税増税は会社の利益を縮めてしまうので、恐らく賃金は上がらないですよね。また所得税増税は、実質の所得を下げてしまいます。そうするとインフレは続くのに賃金も上がらないという最悪のこともあるのですか?
また、野口悠紀夫氏が言われている「日銀がこの政策を続けるとキャピタルフライトが起こる」というのは、どのような指標で確認できるのでしょうか?
日本の金利が他国と比較して安すぎるため、円安が続き、企業や資産家は資産が目減りするのを避けるため、資産を海外に逃がすということらしいのですが、それが実際に起こっているかどうかは、どのような指標を参照するのでしょうか?
そもそも防衛費のための増税など、コアラ先生はどう思いますか?憲法を守らない政府はひどくないでしょうか・・・。感情的にも道徳的にも政府の方針には反発を覚えます。
コメントありがとうございます!
全部への答えにはなりませんが、ご指摘のキャピタルフライトは対外証券投資や対外直接投資などが参考の指標になるかと思います!
個人的には、増税は公約などにも入っていなかったので、是非はともかくとして進め方が拙速であるようには感じます。それだけ時間的に余裕のない状況なのかと邪推はしてしまうところですが…。
早々に0%の物価上昇率は超え、ってどういう意味ですか?あと、市中から資産を買っているのに、市中にお金が出回らないって意味が分かりません。
コメントありがとうございます。
早々に0%の物価上昇率は超え、というのは物価上昇率がマイナスでなくなったという意味です。
市中にお金が出回らない、というのは簡単には説明しづらいところですが、「お金」といっても様々で、要は銀行の銀行口座にお金の残高は増えているけども、私たちの世の中にはお金が出回っていないことを示しています。
先駆けた、がポイント。米さんは回収していますね。
マイナス金利の副作用が理解できませんでした。銀行の経営がキツくてお金が貸せなくなったら本末転倒だと思うのですが。どういう理屈で経営を圧迫するのでしょうか?
コメントありがとうございます!
銀行が日銀に預けているお金にマイナス金利≒手数料がかかるため、何もしていなくても損が発生する状態になります。
マイナス金利は 銀行が日銀に預けている全体の当座預金の内200兆円までは、0.1%の金利が付き(白川元総裁時代に可哀想な銀行に温情で付けた。)あとの数十兆円は0金利、残りの残高だけマイナス金利が付いた。トータルでプラス金利になる。毎年0.2兆円程銀行にお小遣いが付くそうです。
黒田元総裁は岸田に圧力をかけられて仕方なく金利を上げたんじゃないでしょうか?と言う噂。😅
個人的には黒田さんはタワマンだからいいとして友人のローンの返済が終わったのかとうがって感じた😮
7:56分の「銀行が貸出するするお金は「原則的に」この日銀と銀行の世界の資金を裏付けとしている」は金利を下げる為に行っているのですね。それでは、日銀に口座を持たない個人や会社は、銀行の中にある日銀当座預金を借りるわけではなく(借りれない?)、「個人や会社がお金を借りる際は、あくまでゼロからお金が生まれ、返済と同時に借金がゼロになるので、世の中からお金が消える。」という基本原則が適応されるということでしょうか?
円安・インフレ
日銀って、新しい手法の発明をやりまくってんのね
コメントありがとうございます!
実際のところ、アイデア自体は日銀のオリジナルではなく、世界の研究者が提唱していたものを初めて採用したという流れのようです。
わっわwwwwwwわあああwwwあわ2222222222222222222222っわっわわwqっわわ@@koala.t
こんな絶大なパワーを持ってる中央銀行はなんで国有じゃないんですか?
ていうのはしてはダメな質問ですか?
コメントありがとうございます!
教科書的なことで言えば、仮に国そのものが通貨発行や金利の調整を自由気ままにできる場合、(戦争や政権の利害関係者などにバラまくために)見境なくお金が刷られ、社会経済が破壊されたり、利上げの判断が遅れ景気の過熱(暴走)を招くなどします。そして実際にそうなってきた歴史があります。
ですので多くの先進国では、政府と中央銀行は権限としては分離されています。
直近の例では、トルコは一応中央銀行の独立性はあるものの、大統領の介入が横行し前年比+50%というエゲツナいインフレを引き起こしています。
ただし、国と一体かどうかという観点ではまた別の話になり、最近では統合政府論などが一定の支持を集めています。
日本は主力産業がないもんなぁ
にっぽんぎんこうちゃいますか?
「物価を安定させるのが中央銀行」なのに
健全な社会は日々発展し
「物価も上がっていく」
矛盾していませんか?
何故健全な社会だと物価が上がるのですか?
物価が上がるのは中央銀行の仕事が失敗した結果ではないですか?
緩やかなインフレは良いものだという思い込みがありませんか?
正確には「にっぽん」銀行
ところどころ間違ってます
具体的に指摘しないと無意味に失礼なだけ