【老齢厚生年金⑨】支給の繰上げ

[@study.sharoushi]

動画で勉強させてもらっております。基本的なことを質問させいただきます。支給繰り上げは、受給権の発生する前ー年齢に関する支給要件を満たす前ーに行うもので、支給繰り下げは、受給権の発生した後に行うものと理解してよろしいでしょうか？使用しているテキストでは、支給繰上については、受給権の発生という観点から記されておりませんので、意識に上がらなかったのですが。

[@study.sharoushi]

続けて失礼します。支給繰り上げは、請求により受給権が前倒しで発生する、と考えてよいのでしょうか？

[@zukai-sharou]

そのようなご理解で大丈夫です。支給繰上げは、10年要件を満たした者が、60歳以上65歳未満の間に行うことができます。

[@zukai-sharou]

そのとおりです。繰上げの請求をしたときは、請求をした日に受給権が発生します。

[@study.sharoushi]

@@zukai-sharou お忙しい中、返信感謝いたします。引き続き、勉強させていただきます。

[@takesi-h]

昭和36年4月1日生まれなら、月0.5％の減額で計算しないといけないのではないでしょうか？

[@zukai-sharou]

コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、S36.4.1生まれの人を含めて「S37.4.1以前生まれ」の人については、減額率は１か月あたり0.5％となりますね。１か月あたり0.4％の減額率は、令和４年４月からの改正で変更されたもので、S37.4.2以後生まれの人に適用されます。
そのため、現在62歳以上の人などについては0.5％が適用されるのですが、社労士試験は改正後の規定が出題されますので、0.4％で解説しています。
ご視聴ありがとうございました。