徳島・剣山の山あいで傾斜40度の畑を守り続ける夫婦 [ドキュメント4] | NHK

ドキュメント4
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徳島・剣山の山あいに暮らす西岡田治豈（はるき）さん（82）と妻の節子（75）さん。自宅があるのは谷底から高低差300メートルもある急斜面。ここで4代続く急傾斜地の伝統農業を50年以上続けています。
斜面にある畑は重機を入れることもできず、70歳を超えた今も、手作業だけが頼り。食べる野菜はすべてこの畑で作る自給自足の生活。厳しい場所だからこそ知恵と工夫で作物を育てる丁寧な暮らし。この地域の急傾斜地を生かした伝統的な農業は、2018年に世界農業遺産にも登録されました。
10月、ふたりにとって最も楽しみな「そばの花」が満開になります。ふたりは力を合わせてそばを収穫。名物の「そば米」を作ります。地方の片隅で、手間がかかる山の暮らしを続ける理由とは何か、夫婦の生活を通して伝えます。
（2023年3月19日放送の「ドキュメント4」から）
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