【素晴らしき日々】解説|永遠の相とはなにか?【ウィトゲンシュタイン】※ネタバレ注意!
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- เผยแพร่เมื่อ 13 ก.ย. 2024
- 発売から10年以上たちますが、いまだによく分からない『素晴らしき日々』。
自分の解釈をちゃんと言葉とイメージに落とし込むために解説動画を作ってみました。
今回は「永遠の相」というテーマを足掛かりに、人間の幸福について考えてみました。
「すばひび」とウィトゲンシュタイン哲学の理解度をあげたいので、気軽にコメントをもらえると嬉しいです。
今回主に参考にした書籍などは以下の通りです。
◆主な参考文献
●鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた - 哲学的思考の全軌跡1912~1951』講談社現代新書, 2003
●D.A.ワイナー『天才と才人 - ウィトゲンシュタインへのショーペンハウアーの影響』三和書籍, 2003, 寺中 平治/米沢 克夫【訳】
●野矢茂樹『語りえぬものを語る』講談社学術文庫, 2020
●池田晶子『14歳の君へ - どう考えどう生きるか』毎日新聞出版, 2006
●古田徹也「意志・幸福・神秘 - 前期ウィトゲンシュタインにおける「倫理的なもの」をめぐって」2022
※本論文では注にてD.A.ワイナー『天才と才人』の内容を批判しています。比較してみると面白いです。
※3:07 すかぢ氏がワイナーについて触れたツイート
SC...
◆BGM
以下のフリーBGMを使用しました。
●RYU ITO MUSIC 様 / @ryuitomusic
・Subway
• 著作権フリー BGM ジャズ「Subway」...
●ポケットサウンド様 @pocketse
pocket-se.info/
・グノシエンヌ 第3番 - サティ
pocket-se.info...
・ピカデリー(Le Piccadilly)- サティ
pocket-se.info...
●Kevin MacLeod 様
・Jesu, Joy of Man's Desiring
Kevin MacLeod の Jesu, Joy of Man's Desiring は、クリエイティブ・コモンズ - 著作権表示必須 4.0 ライセンスに基づいて使用が許諾されます。 creativecommon...
ソース: incompetech.com...
アーティスト: incompetech.com/
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#解説
#素晴らしき日々
#ウィトゲンシュタイン
#論理哲学論考
世界の内側である言葉、世界の外側である美しさ、その二つを繋ぐ祈り。
人間の意志の力は、言葉や美しさに対しては無力だけど、祈りを選ぶことはできる。
祈りの取捨選択こそ、幸福と向き合える唯一の方法なんだなと感じました。
久々にすばひびやりたくなりました。素晴らしい動画をありがとうございます。
I just finished すば日々 a few days ago! I can't believe such a channel like this exists, it's a miracle. I'm glad I learned Japanese, so that I can understand this video. You did a great job on this and did good research! Thank you, from New York!
欲しい情報が詰まった素晴らしい動画でした。
ありがとうございます!
そう言ってもらえると嬉しいです!
いつもまさんの駄べり動画楽しく拝見してます!
SCA-自さんの作品は本当に好きです、素晴らしき日々だけではなく桜の詩やサクラの刻も!学生の日常生活の中で真実を生み出した、そして色々なことについて考えたくなる
幸福の時にも、不幸の時にも人の心は感情に溢れた、これが一番最高の人生と思う
逆に言えば何も感じないの人生とは真の不幸
いい動画です、ありがとうございました。
マニアックな角度の動画嬉しい
もう新作をプレイする時間も体力も気力もなくなってしまったけど、
未だに過去作の話題は大好物なわけでして。
同じような人が意外といるのかもしれない、と再生数を見て少しだけ嬉しくなりました。
このゲームに憧れ3年、今年で18になりますが、素晴らしき日々をプレイするのが今の人生の最大の目標です。そして、この動画を見て理解を深めるのをとても楽しみにしています。
貴重な解説ありがとうございます。とても分かりやすかったです。
投稿者様が着目していらっしゃる、経験し得ないはずの死を想像してしまう人間が幸福になるためには「言葉」「美しさ」「祈り」が必要だと由岐が指摘する場面は作中で最も重要な場面の1つだと私も感じました。
やや飛躍かもしれませんが、「言葉」をテーマとした「素晴らしき日々」、「美しさ」をテーマとした「サクラノ詩、刻、響」に続いて「祈り」をテーマとした作品が制作されたら、プレイヤーが幸福に生きる道標になるような気がします。
神動画。ぜひシリーズ化していただきたいです。
さらに深く参考文献を紹介する内容などを個人的には期待しています(買い方なども含め)
最近プレイして永遠の相について調べてたら、とてもわかりやすく解説されていたので助かりました
すんげえ分かりやすかったです
こういう動画欲しかったですー シリーズ化希望です!!!
ウィトの永遠の相も好きだけど、個人的にはスピノザの永遠の相の下に生きる「幸福論」も好きですね~
終ノ空Remakeはスピノザの思想が強く、「コナトゥス」についてかなり語られますけど、コナトゥスを大事にする姿勢が永遠の相を生きる事、そしてそれが幸福な生の定義なんじゃないかな~って個人的に思います。
ここまでの自分の人生がいいものとは思えないけど、だからこそすばひびやウィトゲンシュタインに出会えたからあまり悪いものでもないのかもしれない
間違いなく言えるのはこの作品に出会ってから生きやすくなったということ
論考以外にも色々な文献を参照してくれてめっちゃわかりやすかったです!ありがとうございます!
哲学は難しいトピックですが、かなりわかりやすく説明してくれました。今後の動画も楽しみにしています
素晴らしい動画だった
とても良い解説動画でした……!
最後のセリフから、そしてだからこそ、サクラノ詩に繋がるんだよなぁ〜!って改めて思いましたね……!
very interesting video, i have to re-read subahibi in japanese now. please do more of these if you can!
恥ずかしながらゲームをプレイしたことがなく、
空気力学少女と少年の詩が好きで
なんとなく動画を開きました。
どこかで聞いたことがある内容だと思っていましたが、
由岐の「幸福に溺れる事なく〜」のセリフで
学生時代に教科書で載っていたとことを思い出しました。
エロスと哲学の組み合わせは最高ですね。
素晴らしい動画です。分かりやすく、楽しく見れました。
応援しています。
次回の動画も楽しみにしています。
こういうの待ってた
とても分かりやすかったです.
今後の動画も楽しみにしています.
わかりやすい良い動画でした!
いい動画に巡り合った
もう13年経つんですね...
懐かしくてアタマリバースしそう
这是个很好的视频,虽然我只能通过翻译脚本勉强看完,作者加油!
すば日々好きだけど何を言っているのか自分の読解力ではわからなかった所も多かったので解説ありがとうございます!
素晴らしい動画
ゲームクリアしたタイミングでこれ出てきた 由岐の話 好きだったんで 少しだけ理解できたというか そういう考えもあるんだって思いました
幸福に生きろ!(命令形)が大事
死について考えることはできても 体験することは不可能 死なんて意識することがなければ「怖い」かどうか考えることすらしないし 生を知ってるから 死について考える 「知ることと体験」って思考する上で大事だなと
幸せ(幸福)に関してはサクラノシリーズでも語られたりするので こういう擬 議題については 考えれば考えるほど変わるんだと思います
勢いで書いてるので論点がずれていたりしたらすみません
あと別作品の名前とか出しちゃってるんで不快であれば修正します
不快だなんてとんでもないです。
一応『素晴らしき日々』の動画なので、他作品の過度なネタバレがなければ(コメントを見た人のネタバレ誤爆を避けるため)好きなことを書いてください。
Didn't understand a single word, Like because it's Subahibi.
I don't speak Japanese and I don't know how I got here but I love this game
この説明動画は「サクラノ詩」に正反対になりますね。すば日々であれば「幸福に生きよ」と表現が多いが、終盤に「不幸の人生になる」が、但しその中で希望があって、前向きになるようとする。
祈り、言葉、世界の限界、幸福、永遠の相はいつも自分の人生にいますね。自分は信じます「言葉ができない」とは「神の理」になります。ありがとうございました☺️
サクラノ詩や刻も解説していただけたら嬉しいです!
我很喜歡高島這個角角
エデンの園、無境界、悟りの境地、永劫回帰、純粋経験等。
動物は過去や未来を思考しないみたいな話のところで気になったのですが、犬みたいな芸を覚える動物はどうなんでしょうか?
「芸をすることでエサが貰える」という「経験」によって過去と未来を思考することができるのではないかと思うのです。
理解が深まりました。ありがとうございましたm(*_ _)m
ネコや動物の幸福が人間の幸福と同じだと判断できない。ゆえにネコが人間の幸福と同じ意味で幸福だということはできない。それはネコや動物が幸福になれないという意味ではなく、人間が考える幸福と同じ幸福がネコにもたらされていると判断することができないということ。祈りは対象物へのアクセス、すなわち目標の達成の仕方が全く分からないときに行われる心理状態とみなすことができる。すなわち、祈っている際に対象物を分析したり他のものと比較することはしておらず、単に対象物を知覚している或いは知覚しているかのように錯覚しているに過ぎない。なぜならば神とかなんでもいいけど神聖な近接不可な対象に祈っている場合には、その神とか自然でもなんでもいいけどその対象物の分析も比較も分類も何も不可能だと無意識に認識しているから。
編集も語りもわかりやすく面白かったです。
ただ、動物は絶望しない、という議題で疑問に思ったことがありました。
動物は可能性を考えられない、とありますが、例えば芸を披露する犬は、「芸をすれば餌がもらえる」ことを理解していて、つまり芸をせずに餌をもらえなかった可能性を切り捨てて、行動を起こしているのではないでしょうか。
哲学について詳しいわけではないのでこの疑問についての答えがあれば教えていただきたいです。
すば日々もヴィトゲンシュタインも通っていない部外者だけど、その点については答えられそうなので答えてみますね。
まず、「事実に反する可能性を考える」事と「他の可能性を切り捨てて異なる行動をすること」は時間軸という点において違いがあると思います。
前者は「現在」に生きる人間が「過去」や「未来」について理性を働かせて可能性を想像するものです。既に起こった(or起こることが期待される)事実に対する願望のようなもので、これに感情が付随することで後悔や絶望が生まれます。
対して後者は犬が行動を起こす瞬間、つまりその時における「現在」に「過去の経験」を参照した"意思決定"をしているだけであって、「過去」や「未来」についての"可能性を考えている"とまでは言えないと思います。
意思決定を行うことでその他の選択肢の可能性は全て必然的に切り捨てられることになるので、それと「可能性を考える」ことはまた別の話では無いでしょうか。
@@n.n.2574 絶望を後悔に近いものだと捉えると、可能性を"考える"という表現もしっくりきて理解できました。
大変分かりやすかったです。ご丁寧にありがとうございます!
ウィトゲンシュタインの思考過程に対してほぼ否定的な意見持ってるのに結論は似たものになるってなんか少しおもしろいわ
3:18 野矢氏の論には基本的に賛成できますが、このワイナーの論ははっきり言って甘いですね。
特に「過去も未来も、したがって死も知らぬ意識」という箇所。
犬や猫は過去にあった出来事を記憶している。後悔しない、というのは「過去」という確定した事実に対して「反実仮想」しない、ということに過ぎない。
野矢氏の言っていることはこのことに他ならない。
だが、ワイナーは動物の意識にも現れる「過去のトラウマ」、あるいは「過去に確かに存在した(と認識している)主人の不在」等の苦しみの体験、それら存在を誤魔化して、「永遠の現在」と呼ぶ(それゆえ「(動物ならば)苦しめられない」など、意味不明な結論を導く。)
なるほど、よろしい。動物は人間と違い、可能性を思考できない。だから人間よりも「現在指向的」ということはできる。
しかし、だ。現在の意識に現れる過去の体験を想起して、動物も苦しむ。後悔はしない。だが、明らかに、苦しんでいる。
(Example)
・過去のトラウマ---その過去に類似した状況(現在)においては、動物はひどく恐怖し、怯える。これは、その動物の意識に「過去の(トラウマの)記憶」が存在していることの証左に他ならない。
・戦争から帰還した主人を出迎える犬---主人が帰還する間において、その犬は酷く苦しむ。(常に現在において苦しむことは言うまでも無いが、)つまり過去における主人との楽しくかけがえのない体験の記憶から、現在における主人の「不在」に苦しむ。そして考えてみよ、帰還兵の主人を出迎え、犬は泣いて喜ぶのだ。「不在の苦しみ」から解放されて、そして大切な存在を現在において噛み締め、歓喜するのだ。
ゆえに、「(動物ならば)苦しめられることはない」という命題は明らかに偽である。
これは、ワイナーが理性という「雑に定義された人間に都合の良い言葉(概念)」を用いていることから陥った誤謬と考えられる。
野矢氏は著書『論理学』において、理性に訴えて主張を正当化する方法を「最悪」と評していた(はずだ。言葉は微妙に違うだろうが、同じ意味合いのことを主張していた)。
ここが、哲学者のスタイルの違いを反映している箇所に他ならない。
7:13 それゆえ、ワイナーと野矢の思想をミックスすることには、危険がつきまとうことも指摘できる。
野矢の論よりも、ワイナーの論はより「(論理的に)強い」含意を持つ。
つまり二つのミックスの道とは、野矢の論を拡大解釈する道ではないだろうか。
ワイナーが間違っていることが示される以上、この道は(少なくとも私は)取れそうにない。
そもそもこの噛み合わなさは、ウィトゲンシュタインの「永遠の相」と、由岐の「永遠の相」とで、意味合いが違うことに由来すると思う。
つまり、すばひび的な「永遠の相」を解釈することを目的とする上でワイナーをの思想を引っ張ってきた以上は、ウィトゲンシュタインの主張ありのままの「永遠の相」の意味からは外れてくる。
だが、すばひびの解釈としてウィトゲンシュタインの用法を取るならば、由岐の台詞は「自己欺瞞的な希望的観測」であることが示され、それはそれでアイロニーの味わいがある。それゆえ、これも一つの解釈として成立しうる。
なので、ワイナーの論は論理的には無駄足であるが、間接的に解釈の幅を示す役割を持つ「有用な無駄」、と言った感じだろうか。
補足的な私の所感は拙くなんだか気恥ずかしくなってきたので、ここまでにしておきます。
この点は指摘されるだろうな、と思ってました。
ワイナーが「理性」を用いて説明している点は、私自身も正直違和感がありました。本当は「理性とはなんぞや」を事前に議論する必要があると感じたのですが、動画テーマから大きく外れてしまうため泣く泣く省きました。
ただ、ここでワイナーと野矢氏が言っているのは「動物は ” 哲学的に ” 苦しむことはない」ということだと思います。コメントで例を出していただいた通り、動物もトラウマや恐怖を感じることはあると思います。しかし、動物は人間のように形而上のもの(神や死や反実仮想なこと)は考えられないと思います。なので、この部分を共通点とし、両者の思想をミックスして紹介しました。
また、ウィトゲンシュタインの「永遠の相」と、由岐の「永遠の相」とで、意味合いが違うという点はその通りだと思います。
ウィトゲンシュタインは「論考」や「草稿」で「永遠の相」を説明するときに動物については触れていないのですよね。なので由岐が動物を例に出しながら「永遠の相」について語った箇所は正直混乱しました。そのため今回の解説では動物の「永遠の相」をひとつのキーワードにして、ウィトゲンシュタインの「永遠の相」に迫っていこうとしました。
ただ、そもそもウィトゲンシュタインの「永遠の相」は分かりづらいのですよね…。「論考」や「草稿」を読んでも、あまり詳細な説明がなく突然出てくる用語なので困りものです(語りえぬものなので当然ではあるのですが)。
私自身も「永遠の相」についてはまだまだ答えを探している最中です。こうしたコメントのやり取りを通して理解を深めていきたいと思っているので、今後もコメントお待ちしています。
すべての動物は何かしら過去の記憶を持っていると思うし、それは人間を頂点として連続的に存在しているものだと思う。この連続性を簡単に定性的な理論でまとめるためにいわば仮想の動物を登場させてるのではないかと思う
帰ってきたロシュフコーに心なしか声が似ている気が…
完全に別人です。
ジョークコメントかなとも思いましたが、あちら様のご迷惑とならないよう念のため否定しておきます。
私が他に運営しているチャンネルは以下のモノのみとなります。
youtube.com/@YukkuriOtakuChannel7
youtube.com/@hatomugiu7
そうでしたか笑
ちょうどすば日々を読み直していたのでこういう動画はとても嬉しいです👍
動物も不幸と言えるよく見ると
さぁうけとるがいい
うーん、結局よくわかんないや!
とりあえず、人間は思い込みで幸せにも不幸にもなれるってことでいいのかな?
噛み砕いて解説してくださっているのが十分わかりますが、題材が題材だけにやはり理解するのが難しいですねw
動物の永遠の相と人間の永遠の相は違った印象も受けました。
永遠の相ってなんだよ?どうでもいいんだよ
コメントの「人間は思い込みで幸せにも不幸にもなれる」という解釈は間違ってないと思います。
ただ、自分の「意志」で思い込んでいるのかどうか、ではまったく違うものだと思います。たとえば皆守の母親は自分の意志というよりは、新興宗教の教祖に騙されて「救世主の子を産めば救われる」と思い込まされていました。こうした思い込みは「永遠の相における幸福」ではないように思います。
ただ、「永遠の相」についてはまだまだ私も納得いく答えを探している最中です。これから色んなテーマで動画を投稿するつもりですが、「永遠の相」については今回の動画内容をアップデートした動画もいつか作りたいですね。
丁寧な返信ありがとうございます。
琴美さんのことを持ち出してくる、引き出しに驚きです。
すばひびって、本当にテーマが膨大ですねw
これからの動画も心待ちにしてます
「幸福に生きたいと思えば幸福になれる」って、問題から目を背けるただの現実逃避のように思える。
貧困に苦しむ人はずっと働き続けないといけないし、病気になってもお金がなくて治療が受けれず助からないかもしれない。
「贅沢は敵だ」とか「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」のような精神論では根本的な問題の解決にならん。