花火 【SunoAI】【instrument】

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お兄ちゃんと町の花火大会に来た
5000発ほどの中規模な花火大会だ
あたしたちは手持ち花火を持って来て遊んだ
「綺麗だね、お兄ちゃん。」
お兄ちゃんはあたしの姿をみていた
お兄ちゃんは大学生で、お盆休みに実家に帰って来ていた
あたしは未だ中学生になったばかりで、お兄ちゃんが大好きで
だから、お兄ちゃんに久しぶりに会えて嬉しかった
「あ、打ち上げ花火、はじまったよ。」
「あ、ほんとだ。みてお兄ちゃん。」
あたしは打ち上げ花火を背景に着火された手持ち花火を持って軽く舞った
「もう、かわいいなあ。」
「うふふ、お兄ちゃん、あたしに魅了されたでしょ。」
あたしはくしゃりと顔を歪ませて笑った
「俺の妹なだけはある。それで何人の男を落としてくのやら。」
「ふふ～ん。また来ようねお兄ちゃん。」
「来年は彼氏作って彼氏と行ってそう。」
「彼氏が出来ても、家族との時間も大事にするよ～。」
「本当かな…、まあいいけど。」
彼氏かあ、小学校の時何回か告白されて付き合いもしたけれど、別れた
中学に入ってから告白されたことはあるけれど、フった
「彼氏かあ、いい人いないかなあ。」
「いい人ってどういう人？」
「お兄ちゃんみたいな人！。」
「うわあ。」
「キモかった？」
「ごめん。」