【専門医が解説】蓄膿症を疑うべき初期症状7個

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  • เผยแพร่เมื่อ 2 ก.ค. 2024
  • 【動画内で紹介した動画リンク】
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    【参考文献】
    www.jstage.jst.go.jp/article/...
    0:00 タイトル
    0:41 ①黄色の粘調鼻汁
    2:16 ②後鼻漏
    2:55 ③咳払い
    3:36 ④鼻声
    4:19 ⑤発熱無・だるい
    4:55 ⑥頭痛
    6:33 ⑦異臭・口臭
    7:30 番外・鼻前庭炎
    9:05 繰り返す人
    10:03 まとめ
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    #新潟 #耳鼻科 
    今日は副鼻腔炎や蓄膿症に特徴的な症状をお話しします。
    風邪症状が長引いているけど、もしかして副鼻腔炎になっているのかと心配だ。
    鼻水はでないけど、眉間に重い感じがするけどこれって蓄膿症?
    このように不安になっている方にぜひ見てほしい内容です。
    この動画を見て、自分が副鼻腔炎か診断して、ほっておいてよいのか判断してみてください。
    動画の後半では、蓄膿症になりやすい人についても解説しますので
    ぜひ最後まで動画をご覧ください
    ①一つ目の蓄膿のサインは黄色のドロッとした鼻水です。
    これが2週間以上続けば副鼻腔炎の可能性が高いです。
    蓄膿症の人は、黄色いねばっとした鼻水がでて鼻をかむ回数が多くなります。
    副鼻腔炎はちくのう症といわれるくらいですから、膿の色の鼻水です。
    白や透明ではありません。
    そしてサラサラではなくてネバネバしています。
    この黄色のネバネバは、鼻の中にいるウイルスや細菌、それらと戦った白血球の死骸です。
    なぜこの黄色の鼻水が長く続くのでしょうか。
    どうやって副鼻腔炎になるのでしょうか。
    通常のかぜでしたら最初の3日くらいはウイルスを排除しようと透明な鼻水がでます。
    5日目くらいで、ウイルスと戦った白血球の死骸が増えて黄色くなります。
    そして7日くらいでその黄色の鼻水自体がなくなり、風邪が治ります。
    しかし粘膜が腫れた状態が長く続くと、遅れて細菌が感染することが稀にあります。
    風邪が1度良くなったかと思ったら、治りきらず
    10日を過ぎて症状がぶり返したような時です。
    このように風邪がこじれると、黄色のネバネバの鼻水が1週間以上続くことになります。
    更にこのネバネバの鼻水で鼻が詰まると、鼻の周りにある小部屋への風通しが悪くなります。
    そうするとこの小部屋に炎症が起きて膿がたまります。
    これが副鼻腔炎です。
    膿が小部屋、つまり副鼻腔からあふれきて、黄色の鼻水が2週間以上続くことになります

    2つ目の副鼻腔炎を疑うサインは後鼻漏です。
    鼻の奥からノドに、何かが落ちている感じ、言い換えれば鼻の後ろへ、鼻水が漏れ出ている感じです。
    これを後鼻漏と言います。
    風邪の後の副鼻腔炎が少し勢いを失った時に起こります。
    副鼻腔から、あふれ出た膿が少ない場合です。
    黄色の膿が少ないと、鼻水を噛んでも前から出てこないで、ノドに落ち込むことになります。
    鼻は出ないけど喉に痰が絡む。
    このような時は副鼻腔炎かもしれません。
    この時の痰も、もちろん黄色です。 
    後鼻漏については、こちらの動画も参考にしてみてください。

    痰がらみの咳がでるのが3つ目の副鼻腔炎のサインです。
    後鼻漏があると、のどにいつも黄色の膿が絡んでしまいます。
    それが気になって咳払いをしてしまうのです。
    実はこの後鼻漏、普段は無意識に飲み込んでいる人も多いようです。
    でもこんな人も、寝る前に横になると、鼻の奥の黄色の鼻水がノドにドバっと落ち込んでしまうので、せき込みます。
    お子さんでは、運動したり走ったときなどに、鼻の奥に溜っていた鼻水が一気にノドに流れこみせき込む人もいます。
    多くのお子さんは、後鼻漏という概念がなく、鼻がノドに落ちるとは、訴えません。
    なので痰が絡むような、咳払いをいつもしているという症状で副鼻腔炎だとわかることが多いのです。
    ④次に鼻声が4つ目の副鼻腔炎を疑うサインです。
    副鼻腔の機能は、声を響かせることです。
    声帯で作られた音が、鼻の奥から副鼻腔の空洞に伝わり響いて、声が遠くまで通るようにします。
    鼻が詰まっているときは、このように鼻声になります。
    空気が鼻から副鼻腔に届かないからです。
    軽い副鼻腔炎の場合は、鼻が詰まるほどの鼻水はでません。
    ただし副鼻腔が膿で埋まっているため、音が共鳴しません。
    なので鼻詰まりがなく、鼻が通っていても、蓄膿症では鼻声になるのです。
    なにかいつもの自分の声と違う、こもった声が長く続くと感じたときは副鼻腔炎を疑いましょう。
    ⑤熱はないけど、だるさがあり、疲れが取れない
    これも副鼻腔炎を疑うサインです。
    熱は、急性副鼻腔炎の最初の数日に出る人がいます。
    風邪がこじれた後に、副鼻腔の細菌と体の中の白血球が戦っているときに熱が出ます。
    熱は数日でさがりますし、その後は、あっても37度前後と微熱です。
    むしろ、発熱はないけど、重い感じやだるさがつづくと訴える方が多いです。
    疲れやすかったり、集中力がでないという方もいます。
    特に頭が重いと感じる方が多いようです。
    ⑥この頭の重い感じ、つまり頭痛が副鼻腔炎の6つ目のサインです。
    頭が重い、顔面が圧迫される感じも含まれます。
    蓄膿症で頭が痛くなる場所は、眉と眉の間、目の内側、そして頬っぺたです。
    後頭部や下顎は痛くはなりません。
    蓄膿症で、頭が痛くなる人の割合は、だいたい半分です。
    ここで副鼻腔炎と頭痛の関係を調べたこちらの研究を紹介します。
    耳鼻科を受診してCTをとって、副鼻腔炎があった人に、頭痛について聞き取り調査をしています。
    副鼻腔炎の67人のうち33人が頭が痛いと訴えたそうです。
    この33人に、患者さん自身で頭の痛みのある場所と強さを顔のイラストに書いてもらいました。
    その結果はこちらです。
    眉の間の痛みを訴えた人が一番多かったそうです。
    色の濃さは何人もの人がその場所を図示したことを表しています
    先程言った通り、頬や目の周り、前頭部、つまり額が痛む人が多かったようです。
    後頭部の痛みを訴えた人はいませんでした。
    今日も、私のクリニックに、頭痛が続いていた副鼻腔炎の10歳の男の子が受診されました。
    頭の中が痛すぎて気持ち悪く薬も効かないので近くの脳神経外科に行ったそうです。
    MRIを取ったら、副鼻腔炎が見つり当院を受診されました。
    本人は、鼻水や痰などの症状は訴えてはいませんでした。
    でも内視鏡で鼻の中を見ると、鼻の奥に黄色の鼻水が垂れているのが確認できました。
    お子さんだけでなく、大人でも、鼻の奥の黄色の膿に気づかないで、頭痛だけが蓄膿の症状だったという方も多いのです。

    その他、副鼻腔炎かもと周りの人が気付くサインは、鼻水の臭い匂いや口臭が臭うというものです。
    これは本人だけでなく、周りの人にもそれとわかる独特の膿の匂いです。
    私は、込み合った電車の中で、蓄膿症の人の匂いがすぐわかります。
    子供の場合には、風邪を引いた後に蓄膿症になると、一番身近にいる親御さんがまず気づきます。
    口臭や鼻の匂いに気付いて、何か変だと、病院にお子さんを連れてくるのです。
    膿性鼻汁そのもののニオイが、周りに漂って、かおるわけです。
    私の長男も、小学校のころ近くに行くと膿のニオイがしたことがあります。
    自分の勤務していた病院につれてきて、診察してみたら、副鼻腔炎だったことがありました。
    自分では鼻が出ていても、いつものことで、気にならず、鼻をかまないですすって飲み込んでいたようです。
    子供は、痛いということ以外、体の症状の困りごとをあまり訴え無い傾向があるので注意が必要です。
    ⑧番外編として、副鼻腔炎ではない鼻の嫌なにおいの話をします。
    同じ鼻の匂いでも、周りではなく自分がなんか焦げ臭さを感じると受診される方がいます。
    ただし鼻水は黄色くないし、量も多くない。後鼻漏も感じない。
    このような場合は、蓄膿症と勘違いしやすい別な病気です。
    萎縮性鼻炎や鼻前庭炎といわれる、鼻の入り口の粘膜の炎症です。
    鼻毛の内側の皮膚や粘膜が薄くひからびてしまっている状態です。
    かさぶたがくっついて、腐ったような臭いや、タバコの煤のような匂いがでるのです。
    深呼吸をしたり、はなをすすると焦げたような嫌な臭いを感じます。
    このような方が当院に受診された時に、私は、患者さんに次のように聞いています
    よく鼻をいじったり、鼻毛のケアをしていませんか?
    そしてティッシュをコヨリにして鼻の内側を掃除したりしてませんか?
    そうすると、殆どの患者さんが、良くやっている。
    鼻くそがすぐつくから良く拭っているとおっしゃいます。
    これは副鼻腔炎ではなく鼻前庭炎です。
    治療については、こちらの動画で解説しています。
    鼻前庭炎の方は、この部分、つまり小鼻や、鼻すじが痛くなります。
    前に推し示した、顔の絵でわかるように、蓄膿症ではこの出っ張った鼻自体はいたくなりません。
    耳鼻科でも嫌な臭いは、副鼻腔炎と決めつけて薬を出す医師がいるので注意が必要です。
    話がずれてしまいましたが、
    副鼻腔炎を疑う7つの症状について解説しました。
    まとめます
    黄色の鼻水が2週間以上続くが熱はない。
    鼻水が前からでて来ないで、ノドにまわるという後鼻漏がある。
    のどに痰が絡んで咳払いをしたくなる。
    眉の間や頬の痛みがあって、特に頭が重い感じがする
    周りの人が分かるくらい、鼻から臭いにおいがしたり口臭がある。
    これらの症状に何個も当てはまるようでしたら、副鼻腔炎を疑ってみてください。
    副鼻腔炎を自力で治す方法については、こちらの動画にまとめてあります。
    最後に副鼻腔炎になりやすい人の話をします。
    繰り返す人です。
    それは鼻の通りが狭い人です。
    鼻の通りが狭いと鼻とまわりの副鼻腔の換気が悪くなるからです。
    欧米人より日本人、日本人でも鼻が低い人の方が蓄膿症になりやすいです
    鼻の低い子供はどうでしょうか
    副鼻腔は3歳から発達するため、3歳未満のお子さんは蓄膿症にはなりません。
    3歳以上のお子さんでも、65歳以上の高齢者でも副鼻腔炎になる人の割合は同じです。
    痩せている人、太っている人などの体重も関係なく、
    鼻のつまり具合に左右されます。
    アレルギー性鼻炎のある人は、鼻が詰まりやすいので、蓄膿症にもなりやすいです、
    また、鼻中隔湾曲と言って片方の鼻がいつも詰まっている人も、詰まっている側の副鼻腔炎になりやすいです。
    88%の人は鼻が曲がっているという話をコチラの動画で解説しています。まだ見ていない人は是非チェックしてみてください。
    以上、今回の動画がタメになったという方は、ぜひイイねをおねがいします。
    副鼻腔炎にならないためには、とにかく風邪をひかないことです。
    寒くなったり暖かくなったりの差が激しくて、体調のコントロールがつかず、風邪ヒキさんが今日もたくさん当院にも受診されています。
    疲れを溜めないように、辛い時は早く寝るようにしましょう。たくさん眠ると風邪を引かないということが研究で証明されているからです。
    この様に風邪をひかない方法という動画も作成する予定です。
    見逃したくない方は是非チャンネル登録を忘れずにお願いします。
    それでまたさようなら

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