#彫金技法

แชร์
ฝัง
  • เผยแพร่เมื่อ 23 ส.ค. 2016
  • 1.8mm丸線から槌目模様のシルバーリングを制作する「ほぼ通し」の作業工程です。*動画中にあった詳細な解説文はyoutubeのシステム変更によりご覧いただけなくなりましたので、動画を撮り直しました↓
    *シルバーリングを17分で手作りする作り方(解説文あり)
    • #彫金技法 銀の指輪を17分で手作りする作り方
    説明文の他に、指輪作りの様子をじっくり観察し、糸鋸・ヤスリ・金槌・リューターをどのように握りどのように動かしているのか、ヤスリ掛けや叩き作業のリズムや回数・音の質まで聞き分けていただければ、各作業のポイントを把握できると思います。
    *この動画で行っている内容は、当工房が以前実施していた「手作り体験=約3時間」と同じ内容です。1.8mm銀丸線を指のサイズに糸鋸で切って・・・サイズ合わせまでの一連の作業をそれそれの工程の意味・理由を解説しながら私が先に行った後で生徒さんに行っていただくという流れでやっていたものです。
    また、「結婚指輪手作り一日教室」を現在実施しており、磨き仕上げ以外の全作業工程をご自身の手で行っていただいてます(チタニウムやプラチナ)。作業開始から完成までの間に、私は手を出してサポートすることはほとんどありません。
    【何故、初めての人が上手く作っていけるのか】・・・「当たり前の事」をしているからです。
    例えば、紙に文字を書くとします。机に紙を置き、紙を手で押さえ、紙の上に鉛筆を乗せ、鉛筆を指で動かして文字を書きます。
    これって誰でもが当たり前にやってることで、姿勢も手の動きも見やすさも全て「理」に適っているから簡単で上手くいくのです。
    では、紙を手で持って空中に浮かせ、下から鉛筆を紙に押し当てて文字を書こうとした場合・・・上手く書かくことができません。これって姿勢も手の動きも見やすさも全て「理」に適っていないから難しくて上手くいかないのです。
    誰でもが、日常の暮らしの中で色々なことをやっておられます(勉強・仕事・家事・炊事・料理・パソコン・運転・スマホ等々)が、それらで難しいことをされてますか?誰でもが簡単に色々な事をこなしておられます。
    【簡単=理に適っている=身も心も自然体】
    彫金工具の扱い方(コツ・動作)は、日常の暮らしの中で経験済みです。
    次に、
    【物を作るということは、全作業工程においてコントロール(意識・把握)している】ということです。
    指輪が完成するまでの全工程に於いて全動作が把握されコントロールされているということです。
    と言いますと、一見難しいように感じられますが、これも日常の暮らしの中で当たり前に行っている事です。
    例えば、包丁で野菜を切ることをイメージしてください。
    硬いカボチャをザク切りします。柔らかいトマトを薄くスライスします。きゅうりをスライスします。キャベツを千切りします。ジャガイモの皮を剥きます。
    それぞれの切り方をする際、包丁は全て同じストローク・スピード・リズム・力加減ではなくそれぞれに適合させた切り方が行われています。
    車の運転でもスピードが勝手に出ちゃってるのではなく、コントロールしています。
    以上の例などで、日常の暮らしで行われていることが彫金工具の扱い方にすべて当てはまるということがお判りいただけたかと思います。
    では、それぞれについて具体的に解説していきます。
    【糸鋸】糸鋸の刃は、切断しているうちに摩擦で伸びてくるので調整できるものが良いです。刃の細かさは「0番」を使っています。糸鋸は一ストローク毎に一回ブレますので、切る際にはゆったり大きなストロークで少ない回数で切り終えるようにすると切り口の乱れが少なくて済みます。万力を使って切る際には、腕の動きがスムーズになるように体を少し逃がして構えます。
    【ヤスリ:登るようにストローク】ヤスリは、押す時に削れます。腕の重さをヤスリに乗せて動かせば効率的に削れるのですが、その為にはヤスリを斜め上に向かってストロークさせるのですが、その削る位置はリングの真上ではなく45度の位置を削るようにすると自然に手首が下がるので斜め上にストロークできるようになります。
    【ヤスリ:進む方向】右利きの場合、脇を軽く絞め、ヤスリを握ります。ヤスリ掛けは体の正面で行います。ヤスリを握る手の肘は右側にあるので、肘と手首とヤスリの先端を一直線の方向に動かすようにするとストロークがスムーズで安定し効率的に削ることができます。つまり、ヤスリ掛けは体の前方に動かすのではなく、左斜め方向に動かすということになります。
    【ヤスリ掛けのコツ】
    ヤスリには、てこの原理が働いてます。ヤスリの根元がしっかりと腕の重さが乗る場所でヤスリの先端は重さの乗り難い場所です。例えばリングにラインを刻みたい場合には根元だけのストロークでしかも1cm程の短いストロークを小刻みに繰り返すと失敗しません。その時には脇の筋肉を引き締めると小刻みの動作が安定します。そして、短ストローク、中ストローク、長ストロークの全てにおいてヤスリの根元が含まれるようにするとグンと効率が上がります。
    【ヤスリ掛けの5つの要素】
    *ストロークの大小をコントロールします
    *ストロークのスピードをコントロールします
    *重さの乗せ具合をコントロールします
    *一定のリズムを繰り返します
    *数を数えます・数を同じにします
    【焼鈍し】1.8mm径の銀丸線は硬い(張りのある)状態ですので、ガスバーナーで熱して柔らかくします。この「Sv950:95%=銀、5%=銅」は、熔解温度が940℃ですので、熱し過ぎると熔けてしまいます。熱していくと、暗い赤→明るい赤→白く輝いて熔け始めますので、明るい赤色が見え始めた頃に焼鈍しを終えます。
    【銀ロウ】銀ロウは「五分ロウ」を使っています。銀ロウには熔ける温度の違い(銅の含有量の差)によって 高温:二分・五分・七分・九分・早ロウ:低温 というように幾種類か用意されています。細かな細工物を制作する場合には、数種類の銀ロウが必要になります。ロウ付けの際には、酸化防止剤=フラックス を塗る必要があります。
    【ロウ付け】銀は、熱伝導率が高いので指輪をロウ付けする際には、先ず掴んでいるピンセットから熱する必要があります。理由は、ピンセットに熱が吸い取られてしまうのでリングの温度が上がり難くなるからです。
    次に、リング下部の方から熱していき段々とリング全体(ピンセットも)を熱して温度を高めていき最後にロウ付け部分に炎を集中(リング全体が炎の中に入るように)させて銀ロウを溶かします。
    【ピンセットでロウ付け位置の真下を掴む理由】
    ロウ付け部分の両側の切り口の温度を同じにしないと、熔けた銀ロウは温度の高い方に移動してしまいロウ付けが失敗することもあるので、熱を奪うピンセットをロウ付け位置から均等の距離になるように真下の位置にしています。
    【叩いて鍛える】ロウ付けされて「リング」になったとしても、そのリングは熱せられて柔らかな状態の指輪ということです。そのまま磨いたとしたら、変形し易いリングになってしまいますので、リングを金槌で満遍なく叩いて緩んだ銀をギューッと締めて鍛える必要があります(叩くことで、1号~2号位サイズが伸びます)。
    【金槌の叩き方】金槌は、手首のスナップを使って叩くと腕や手の動きが小さくなるので正確性が増し、金槌の重さも活かせるので効率よくサイズを伸ばしたり槌目(イモ槌)模様を施すことができます。
    【金槌で叩く】叩くと一口に言っても金槌の面のどの位置でどの方向に打つのかがポイントです。金槌の下半分のほぼ真ん中で、リング(芯金棒)に対して直角の方向に叩いていきます。金槌の面の上半分で叩くと回転運動になるので芯金棒の太い方にリングが無理矢理押し込まれてロウ付け場所が開いて切れてしまうことがあります。3mm幅以上のリングの場合は、芯金棒に通したリングの太い側の縁を叩くようにします。そして、リングの向きを入れ替えて叩くことにより、リング両側のサイズを均一にすることができます。6mm幅以上の幅広リングの場合、幅のセンターも叩くようにすると均一に金属を絞めることができます。
    【サイズ伸ばし:芯金棒】リングを芯金棒に通し、親指と人差し指でリングを摘まんで芯金棒ごと回しながら、金槌で指の間のリングを叩きます。リングを回す際には持ち替えることを繰り返します。この持ち帰るリズムを安定させ、持ち帰るまでに叩く回数を同じにします。このことによってリング全体が満遍なく叩かれてサイズが伸びていきます。
    【磨き仕上げ】コンパウンド入りの茶色と青色の砲弾型=面を研磨、円盤型=ライン等溝を研磨(茶色=粗い、青色=細かい)。
    銀の場合、青棒(緑色)でバフ掛けします。
    *シルバー関連の情報↓
    【シルバーは、お手入れ(磨き)よりも保管が重要】
    ・シルバーの黒ずみ対策:シルバーアクセサリーや指輪はつけている時間よりも仕舞っておく時間の方が長いので、保管の方法が大事です。
      空気中にも硫黄分が含まれていますので、仕舞っておくときにはチャックの付いたビニール袋や台所用品のタッパー等に入れて密封することにより、密封された中の極々少量の硫黄分としか反応しないので黄ばみも防ぐことができます。
    ・磨き布:100円ショップで売られている「銀磨きクロス」で擦れば輝きます。
    ・液体:シルバークリーン(アクセサリーショップで販売)。チェーンや細かな細工ものの奥の奥まで黒ずみを除去したいときには液体タイプが有効です。
     ビン内の液体に数秒間浸した後、水洗いして柔らかい布で水分を拭き取ります(浸す時間=説明書厳守)。
    那須高原(標高580m)から発信中。
    by ゆとりありすと
  • แนวปฏิบัติและการใช้ชีวิต

ความคิดเห็น •