沖縄弁で さるかに合戦①

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  • เผยแพร่เมื่อ 8 ก.พ. 2025
  • さるかに合戦①
    昔々、猿が川辺(かわべ)を散歩していると柿の種を拾いました。
    いっぺー昔(んかし)、猿(さーるー)が 川(かーら)ぬ側(すば) 散歩(あっちゃーあっちゃー)そーいに 柿(かき)ぬ種(さに)(拾)ひるやびたん。
    少し歩くと、おいしそうな おにぎりを持っている蟹(かに)と出会いました。
    [うりから]いふぃぐゎー 歩っちーねー まーさぎさる にじりーぐゎー 持つ(むっちょーる)蟹(がに)とぅ 出会(いちゃ)やびたん。
    猿は蟹が持っているおにぎりが欲しくて、どうにかして蟹からおにぎりをとってやろうと思いました。
    猿や 蟹(がに)が 持(むっ)ちょーる にじりーぐゎーぬ 欲(ふ)さぬ 蟹から ちゃーがなし にじりーぐゎー けーとぅららんがやー んでぃ思むやびたん。
    「おい蟹、おまえが持っているおにぎりと、この柿の種と交換しないかい?」
    「えー 蟹ぐゎー いゃーが持っちょーる にじりーぐゎーとぅ、くぬ柿(かき)ぬ種とぅ交換(けーらな)」
    「いやだ。柿の種なんて食べられないじゃないか、ずっと おにぎりのほうがいいよ」
    「べーる 柿ぬ種や 食(か)まらんしぇー じょーい にじりーぐゎーがどぅ ましやる」
    「蟹!よく考えてみろよ、おにぎりは食べたらすぐになくなるが、この柿の種なら毎年柿の実がなって柿をたくさん食べることができるぞ」
    「[えー] 蟹ぐゎー 良(ゆー)聞(ち)きよー にじりーぐゎーや 食(か)みーねー しぐねーんないしが、 くぬ柿(かき)ぬ種やいねー 毎年(めーにん)柿(かき)ぬ実(みー)がなやーに 沢山(うほーく)柿(かき)ぬ 食(か)まりーんどー」
    「いやだ。交換したくない」
    「ゐーい けーいぶこーねーん」
    蟹が承知(しょうち)しなかったので猿は蟹からおにぎりを奪い取って、持っていた柿の種は蟹に投げつけました。
    蟹ぬ 合点(がってぃ)のーさびらんたくとぅ 猿や 蟹から にじりーぐゎー くんとぅてぃ 持(むっ)ちょーたる柿(かき)ぬ種や 蟹んかい投(な)ぎやびたん。 
    「その柿の種はどうせ芽も出ないだろうが、お前にくれてやるよ」
    「うぬ柿ぬ種や ぬーんみーらんはじやしが いゃーんかい きいさ」
    猿はそう言って山に逃げて行きました。
    猿や あん言(い)ち 山(やま)んかい 逃(ひ)んぎてぃ行(い)ちゃびたん。
    蟹はしかたなく柿の種を家に持ち帰り、庭の隅(すみ)に植えて水をかけました。
    蟹や 仕方(しかたー)ねーんたくとぅ 柿(かき)ぬ種[拾(ひっ)てぃ]家(やー)んかい 持(むっ)ち帰(けー)やに 屋敷(やひち)ぬ 角(かどぅ)んかい 植(うぃー)やーに[肥料(くーわーげー)入(いっ)てぃ]水(みじ)かきやびたん。
    ※[  ]は翻訳上 標準語には訳していません。
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