新しい野球場は必要か 浜松市に建設予定の県営野球場 県提示の3案に対し各候補の主張は【静岡県知事選・争点(1)】

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  • เผยแพร่เมื่อ 19 พ.ค. 2024
  • 静岡県知事選の主な争点について、お伝えするシリーズ。1回目は、浜松市に建設が計画されている「野球場の問題」です。
    浜松市で活動する少年野球チーム「浜松篠原グリーンズ」。40年を超える伝統があり、今は「楽しく勝つ」を目標に、18人が活動しています。チームのメンバーが今、楽しみにしているのが、地元に建設が計画されている県営野球場です。
    <浜松篠原グリーンズ 太田敬大監督>
    「ぜひつくって頂きたいと思います。地域の中でそういう場所が増えることによって、野球をやってくれる子が増えるとうれしい」
    大谷翔平選手の活躍などで、野球が脚光を浴びている今、新たなスタジアムの建設は、減り続けるプレイヤーを増やすチャンスと捉えています。
    <浜松篠原グリーンズ 河合奎吾キャプテン>
    「プロ野球が、近くの球場で観られたらいいと思います」
    <浜松総局 寺坂元貴記者>
    「新たな野球場の建設予定地は海の近く、防潮堤を超えた、すぐそこのエリアになります」
    浜松市の篠原地区に建設される計画の、新たな県営野球場。県は今年に入り、3通りの案を示しました。
    1つ目は、屋外型のコンパクトなタイプ。沼津市の県営愛鷹球場と同じくらいの規模感です。収容人数は1万3000人程度で、コストは安く済みますが、プロ野球の開催は難しいとみられています。
    2つ目は、屋外型の大きなタイプ。モデルとなるのは、岩手県の「いわて盛岡ボールパーク」。草薙球場に近いサイズで、プロ野球の開催も見込めるとされています。ただ屋外型は、天候に左右されやすいとの欠点があります。
    そこで、地元からの期待が大きいのが、3つ目のドーム型球場。野球以外の幅広い用途に使えるとのメリットがあります。
    <中野祐介浜松市長>
    「野球だけでなく、さまざまなイベントに使えるものが西部地区に欲しいとお願いしている」
    一方で地元からは、球場建設に反対する声も上がっています。
    篠原地区の沿岸は、アカウミガメの生息地で、生体に影響が出ることや、予定地が南海トラフ地震の津波浸水想定域にあることも懸念材料です。
    これまで、浜松市などに計画の見直しなどを要望し続けてきた福井さんは、デメリットにも目を向けるべきと主張します。
    <野球場建設に慎重な福井晃さん>
    「経済的に考えて、あんなところにつくって、孫の代まで負の遺産を残すんじゃないかという懸念がございます」
    また、無視できないのが建設コストです。最も安いタイプでも、事業費は70億円ほど。ドーム型では、370億円に上る試算ですが、近年の物価上昇でコストはさらに膨らむことが見込まれています。
    <野球場建設に慎重な福井晃さん>
    「もう少しお互いの立場で、オープンの場で、賛成派と反対派と論争させてもらえないかと」
    一方、静岡県は地域性の観点から、西部にも球場は必要と主張、多くの人が使える施設づくりを目指したいとしています。
    <静岡県公園緑地課 熊谷修孝課長>
    「いずれの案になったとしても、関係者と協議していきながら、県民のみなさまに活用していただけるような魅力ある施設にしていきたい」
    各候補の主張です。
    【横山正文候補】
    「浜松と静岡両市に、県の予算600億円を投じ、開閉式屋根付ドーム球場を建設する」
    【森大介候補】
    「野球場建設は中止。そのお金を子育て支援に使う」
    【鈴木康友候補】
    「開放型ドーム希望。長期の民間委託をしていけば、コストダウンできる」
    【大村慎一候補】
    「370億円以上のドームありきの議論は、ストップ。最適規模を最速で整備」
    【村上猛候補】
    「浸水地域に建設する事が反対」
    【浜中都己候補】
    「津波の危険性があるので、安心安全な場所に変更して整備する」

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