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原作を読んでから映画を見ました。脚色もあるし、設定も結末もだいぶ異なるのに、読んだ後、観た後の感想が全く同じで、本当にどちらも良かったです。あくまで2人の日常を少し離れた場所から見守っているような感覚、この登場人物のような人たちが世の中に溢れたらすてきだろうなと希望を見出し、自分も自分らしく生きながら、誰かのちょっとした助けになりたいと思えました。ぜひ原作本も読んでみてください。
原作既読からのコメントありがとうございます!原作ファンの方で本作を支持する方も多いようですね。先日不幸な事件があったので少し心配し過ぎたかもしれませんね。安心しました。
SixTONESファンですが、今更恋愛ものにキュンキュンする脳みそはもうないので、恋愛ものじゃない&三宅監督という点で観に行きました。結果的に4回観ています。恐らくガチファンの人は恋愛ものじゃない方が惹かれると思います。持病のある友人を試しに誘って少し心配しながら観ましたが、終わったあと涙を拭きながら教えてくれてありがとうと言われました。栗田科学で働きたいねと意見が一致しました。カセットテープを聞く社長の表情、乾杯のあとの山添君をみる表情、薬の見つけ方、おじさん3人のインタビュー、ガラスをすぐ掃除するおじさん、プラネタリウムを終えた後の二人の表情、、素晴らしいと思うところたくさんありました!!
はい!素晴らしい作品です!ファン目線でのコメントありがとうございました!
原作も好きですが、読後感と鑑賞後感が同じで、じんわり優しさの広がる映画だったと思います。原作に対して尊敬と愛のある改変で、私はこの映画の脚本はアリだと思ってます。
原作既読からのコメントありがとうございます!SNSでかなり過激なレビューを読んだので心配してしまいましたが杞憂だったんですね。
メインキャラがタイ焼きを買ってくるだけで感動出来る。そんな作品いままで見たことありません。派手さはありませんが、一つ一つのシーンにキャラクターの気持ちが溢れていて優しい気持ちになれます。本当に鑑賞出来て良かったです。
巧みな演出、素晴らしい演技、あたたかいお話、素晴らしい作品でしたね。
始めから終わりまで、胸の辺りにじんわりとした温かさをずっと感じてました。この感じは何なんでしょうか。この感覚を感じられだけで幸せでした。良かったなぁ〜!
この素敵な時間が映画の醍醐味ですね!
ドラマ好きのスト担です。個人的には松村さんは恋愛系よりこういう役や作品の方が雰囲気が合っている気がして好きなので、この作品は予告からとっても楽しみにしていました!予告や舞台挨拶などでもありましたが「生きるのが少し楽になる」という言葉がすごくしっくり来ました。もちろん症状が出ているシーンは観てても苦しかったけど、基本は優しい映画で人との繋がりの尊さを感じられるような素敵な映画だったなと思いました。とにかく日常感溢れる作品で、だからこそ観ている側にも共感することがあったり、想像しやすかったり、リアルっぽさを感じてとても見やすかったです。地味な映画、展開が無くて退屈な映画と捉えることも出来ますが、意外にも距離が縮まってからの二人の会話のテンポが良くて、私はそこまで遅い、長い、退屈などは感じなかったです。また、髪を切るシーンや社長のヘルメット被ってるシーンとか、たまにある面白ポイントが結構ツボにハマって好きでした笑個人的にはかなり楽しめました🥰
映画好きにはハマるポイントがいくつもあって、今年のフエィヴァリット作品にあげる方も多くなりそうですね。
上白石萌音ちゃんは素晴らしい演技だし松村北斗くんの「パニック障害という病気が見せ物にならない様な演技にしたかった」と言ってましたが抑えた演技で良かったと思います
演技陣はみなさん素晴らしいですね!
原作のファンです。そしてこの映画の大ファンです。異なる部分は多いですが、原作をリスペクトしてその世界観を失うことなく、むしろ世界観をさらに豊かにしていると感じました。また、松村北斗さんのファンでもありますが、恋愛ストーリーを求めてはいません。彼の良さは、そういう役ではないところで生かされると考えています。
原作ファンとしてのコメントありがとうございます!動画で言及した原作ファンの声はごく一部の方のもののようですね。
原作ファンですが私の周りの原作ファンからは支持されてます。瀬尾まいこさんも原作と映画は同じ世界観にいて藤沢さんと山添くんがそのままいるみたいなコメントをされてました。改変についても納得されて脚色されたようです。原作ファンの萌音さんに監督が撮影前に10枚くらい手紙を書いて原作と違うところなどを説明されたと聞きました。
原作ファンとしてのコメントありがとうございます!皆さんの評判良いようで安心しました!まあ、映画は人それぞれですからね。
まず劇伴が好きスーッと心に入ってきて聴くだけで涙が出て来ます
とにかく松村北斗くん上白石萌音さんの演技が素晴らしい三宅唱監督の作品は初めて観たけどすごく細部までこだわっててとても丁寧で大袈裟でない演技で気付けさせる。気持ちの良い後味でこういう作品をつくれる素晴らしい監督なんですね。クランクインまでに監督スタッフみんなで作り上げてすべての出演者にバックボーンを提供しているのも感動。原作と少し違うけど原作も映像も両方みた身からすると後味の居心地の良さは一緒でした。ベルリン映画祭でも高評で笑いが起きたみたいですが‥なんていうかな細かい演技とか意味のある考えられたセリフや演技はきっと日本人特有の共感しか得られないのかなと思う。派手ではない映画がこんなにも素敵だと知れてほんと素晴らしい作品です。
かなり評価が高いので、賞レースにも絡みそうですね!
『秘密の森の、その向こう』を『お守りみたいな映画だった』とコメントされてる方がいました。『夜明けのすべて』も私にとってお守りのような映画でした。
2/9山形フォーラムで「夜明けのすべて」を観てきました。パニック障害、PMS、自死遺族の会に通う人など何かしらの生きづらさを抱える人々の人生の断片を綴った映画でした。主人公の二人の遠くもなく近くもなく、また友達とも呼べずただの会社の同僚でもない、何と名付けていいのかわからない関係性が慎ましやかに静かにそして温かく描かれていて、ひだまりのように心地よく感じました。最後二人が少しだけ前へ向かって進んでいく様が描かれとても気持ちの良い鑑賞後感でした。移動プラメタリウムの解説の語りが胸に沁みて来ました。
『ケイコ 目を澄ませて』に続き、微に入り細を穿つ作り上がりで感嘆しました。こういう、男女関係を恋愛でくくらない作品としては、『こいびとのみつけかた』を挙げられている方もいましたが、自分は『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を想起しましたね。(未読ではありますが)原作との差異のひとつに、プラネタリウムがあります。昼夜を地球の自転に、季節感(年月)を公転で表していることだったり、北極星が遠い未来に交代する→人の指針も不変ではない、だったり。そのように天文の話を広げ、原作の世界に息吹をもたらしていると感じました。2回目に見た時は、酒匂さんが触れていた自転車のシーンに感じ入りましたね。別に説明らしい文言がなくとも、山添の心の変化は佇まいで感じられるでしょう。そういうところが、監督の描きたい世界でもあるかなと考えています。現実で人と接する時も、相手の立場に心を寄せることで分かることがあります。映画としてはフィクションでありながら、そのイデアはまさにリアルです。(主演2人だけでなく、登場人物それぞれに血が通っているんですよね)それにしても、本作が今年の映画の基準になると考えるとハイレベルですね😅ベルリン国際映画祭に招待されたとのことで、どう評価されるかに注目です。
映画祭の反応楽しみです!
鑑賞するか迷っていた作品でしたが、背中を押されました。日曜日に観ようと思います。
楽しんでください!
恋愛映画では無いところがまた良かったですね。説明場面や台詞が無いのに、観客側に伝わってくる映像、監督のセンスの素晴らしさですかねぇ…とても温かい作品でした。
私もTさんと同じく、他の人には表面上は知られないけれど、実は心身の不調を抱えてがんばれず苦しんでいる人たちが、自分の周囲にもいるのではないかと思わされ、家族にも頭痛持ちがいるので、もっと優しくしようと思いました。最初本当にやる気がない人と感じられた山添くんが、理解のある人に優しい職場と、思いやりから出る藤沢さんのお節介に心を開いていき、移動式プラネタリウムの仕事に藤沢さんと共に打ち込んだ後は、全く表情が変わって柔らかくなっているのに驚きます。山添くんが一つわかった事、自分の病気はどうにもならないけど、3回に1回は藤沢さんを助けられる。人は受けるばかりでなく人に与えることが幸いなのですね。
原作には感銘を受けた1人です。読んだら見ない方が良い、なんて誰が言ってるのかな?違いはあれど、本質を押さえた映画だと思いますよ。原作、映画どちらも「夜明けの全て」です。瀬尾さんも認めてましたよ。
コメントありがとうございます!ごく一部の方のレビューでしたね。
待ってました!お2人のお話を早く聞きたかったです!とても良く評論してくださっていて嬉しかったです!あと原作ファンの殆どは満足しています。何より瀬尾まいこ先生がこの映画を大絶賛していらっしゃったのでそれも良かったし主演の2人と三宅監督の原作と瀬尾まいこ先生へのリスペクトが素晴らしくwin-winになっている事がすべてかなと思っています。キリエのうたの時に松村北斗の演技は音階でいう半音にいたるまで繊細に表現できるところが素晴らしいと確か監督がおっしゃっていましたが、今回も繊細な演技がとてもナチュラルで素晴らしかった。萌音ちゃんのスイッチが入った時の演技も衝撃ででもリアルで素晴らしかった。松村北斗はすずめの戸締まりにおけるボイスキャストアニー賞発表がまもなくだし今回の夜明けのすべてはベルリン映画祭ですでに前評判が良さそうだし今後がまだまだ楽しみです!
原作ファン情報ありがとうございます!先日不幸な事件があったので必要以上にナーバスになってしまったかもしれません。
私は普段であれば、邦画を劇場で見たりする事は滅多に無いのですが、この作品はあまりにも綺麗で優しい予告に惹かれ、何ヶ月も前から楽しみにしてました。感想としては、素晴らしいの一言。本当に淡々と物語が進んでいくのですが、飽きること無く最後まで画面に釘付けでした。この監督の次回作が決まったら、確実に見に行くでしょう。ちなみに、週末日曜日の夕方頃見に行きましたが、8割はカップルでしたね。恐らく恋愛物の映画だと勘違いして見に来た方々が多かった為か、明らかウトウトして寝てるであろう人たちが多く、実際に上映終了後、口々に寝ちゃったよ〜という声が聞こえてきました😅😅日本の量産される中身のない恋愛映画を見てるより、よっぽどこちらの作品の方が人生において価値があるように思うんですけどね💧
やっと観に行きました。渋川清彦さんが泣いたシーン。私も一緒に泣きました。栗田科学を自分の居場所じゃないと思っていただろう山添が「今度うちの会社でプラネタリウムやるので…」と。その言葉に見守ってきた者として感極まれり。渋川さん良い(元)上司だわ😢困難を抱えていても周りの理解と少しの配慮があれば社会で生きていくことは充分に可能だと改めてわかりました。こういった静かな映画大好きです。
渋川さん良かったですね!
萌音ちゃんが大好きで1年間楽しみにしていました。本当に心動かされて未だに余韻に浸っております。何回も見に行きます。
わかります!
去年のベストはケイコ目を澄ませて今年はコレで2年連続で三宅唱の予感
紛れもない名作だと思います。これから先はネタバレとなりますので、ここからはこれから御覧になる方やこの映画にご興味のある方は鑑賞後に目を通していただけますでしょうか。死者の声に耳を傾ける行為この映画の真の主役はプラネタリウムの解説の際に音声だけで登場する光石研演じる栗田科学社長の弟(斉藤陽一郎)だと思っています。死者の声を傾聴することで山添と藤沢は何かを発見します。それは各個人が宇宙と繋がっているという自覚だと思います。青山真治の映画のタイトル「ユリイカ(我、発見せり」の通り、これがふたりにとって蘇生へ向かうヒントとなります。ただし、ヒントにしか過ぎません。今後の彼らの人生に何が待っているかは誰にも分かりません。ですが、社長の亡くなった弟の音声を聞いて二人は今後の人生を選択したことには間違いありません。死者の声を傾聴する行為。現代人はこの行為からほぼ切り離されて生きています。これはあらかじめ道標を失なった状態で生きているのと同様なので、当然のように道に迷います。山添と藤沢は、少なくとも60歳近い私よりも早くその事に気づいたことになります。山添が藤沢に「PMSになって良かったことはある?」という主旨のことを尋ねる場面がありますが、その答えらしきものがここでは慎重に丁寧に観客に提示されていると感じました。この死者の声を聴くという視点は、「ファースト・カウ」冒頭で現代を生きる女性が西部開拓草創期を生きた男ふたりの遺体を発見する場面から始まるケリー・ライカート監督と共通するものだと思いました。偶然かもしれませんが、光石研も斉藤陽一郎も青山映画の常連でした。「ユリイカ」や「サッド・バケーション」で青山監督が描いてきた「なんらかの嵐を被った人たちの名もない避難所」の未来を三宅監督はこの作品で描こうとしたのではないかと推測します。加えてもうひとつの偶然を書き添えるならば、同時期に上映された映画「熱のあとに」にもプラネタリウムが重要な役割を果たしています。一見すると違う主題を持っているように思える二作ですが、主人公が自らの肉体と宇宙が繋がっていることを覚知する瞬間を記録する場所としてプラネタリウムが機能している点は同様かと思います。私が素晴らしいと思ったのは、プラネタリムが宇宙そのものではなく、宇宙を模した疑似空間であるという点です。私たちは常に夜空を見上げることができるのに、なかなか前述の真実を覚知することができません。それが疑似空間を提示されることでようやく覚知できる。頭脳だけでなく肉体に落とし込むのには、人工的に宇宙を創出する必要があったのだろうと思います。疑似空間での体験の後、「熱のあとに」のヒロイン・沙苗も山添も藤沢も現実に戻ってそれぞれが人生の選択をします。日常のなかで非日常に触れることで何かを発見する機能という意味では、映画も一緒だと思います。この作品には「映画の役割とは何か」という視点もさりげなく含まれていると思います。小津安二郎は茶の間というミニマムな空間に起こる些細な出来事を徹底的に突き詰めた結果、宇宙のダイナミズムに至った稀な監督だと思っているのですが、下町の工場と宇宙が直結していることを見事に映像の力で表現した三宅監督も、時代を超えて小津と同じ夜明けを見つめているクリエイターではないかと思いました。
いつもながら見事な批評読み応えがありました!ありがとうございます。
派手な展開はないけど今こんな世の中だからこそ見る価値のある映画だったなぁ
コメントありがとうございます!おっしゃる通り時代に合った素晴らしい作品でしたね。
歯に衣着せぬ語りの「シネマサロン」いつも楽しみにしています。主人公の彼らなりの絶望から希望への道筋が丁寧に描いている中で、三宅監督の手腕と、主人公の演技力で、笑ったり、涙したりしながら、集中して鑑賞しました。山添のアパートの前での病気のランクのシーンについて、他所の感想や記事の中でも、同じ事を語られていました。でも私は、山添のドアの閉め方、藤沢の差し入れの置き方から、怒りともどかしさを感じたしぐさを見て「ランクの事を言ってるんじゃなくて、頑張り方(気を付け方)が違うでしょ。それに話の途中で帰って」という心の声を感じていました。その後、三宅監督のインタビューで、このシーンについて「山添はランクの事を言いたかった訳じゃないんだよな」ような事を言われていました。
監督インタビュー情報ありがとうございます!拝読して腑に落ちました!
恋愛や立身出世より、平穏な日常を保つ幸せをしみじみと感じる秀逸な人情ドラマです。昔の青年コミックでよく描いていたテーマですね。漫画アクションとか、ビッグコミック。西岸良平の三丁目の夕日とかの世界観です。山添が自転車を乗るシーンに、既往症から事故を起こすのかと心配してしまいました。画質の粗さがより心情の濃淡を克明に描いているので、引き込まれる。モノクロに近い美しい表現は監督の力量か、邦画独自の美意識なんですかね。PERFECT DAYSのより、叙事詩的です。圧がゆるく、すんなりと没入できる感じがイイ。
ゆるく、すんなり!その通りですね!
噛み合わない会話とか、他人からすると些細な言葉に突っかかってしまう感じとか、本当にリアルでした。月並みですがじわっと温かなくなる映画でした。起承転結はありますが、劇的なストーリーではない点も含めて良かったです。
人が本質的に持つ「温かさ」を描いた作品だと思いました。観客の胸に静かな感動を与える秀作だと思います。上白石萌音さんはキャリアハイのベストアクト!白眉でした!
いつも楽しく観ています。本当に良かったです。原作小説も読みました。脚色にクレーム付けたい人もいるでしょうが私は違和感なく読みました。『ケイコ、目を澄ませて』同様、音使いも繊細で心に残りそうです。
出だしから3分の1くらいまでは私の苦手な「やさしさ礼賛」系ストーリーのようにも見えて半ば退屈していたところ、話が進むにつれて人間の強さを描いている映画なことが分かってきて、最後には感動している自分がいました。主演の二人の好演もさることながら、渋川清彦さん演じる孝俊の前の職場の上司にとても驚きました。通常のテレビドラマであれば、パワハラ・イケイケの剛腕上司としてステレオタイプに描かれてもおかしくない脇役ですが、そこまで要る?と思うくらいに丹念かつ繊細に人物像が描きこまれていて、この映画独特の雰囲気を醸成するとても重要な役でした。
監督の技量、真摯な取り組みに頭が下がりますね。
シネマサロンと検索しようとして、どこかに誤変換+コメントの誤送信してしまいました。。他意は全くございませんので、万が一コメントが届いている場合もご放念ください。ちなみにコメントするつもりなかったのですが、『夜明けのすべて』すごい優しい映画でした。三宅さんの作家性を生かしながら、興行的にも成功するように原作、出演者が選ばれていて、プロデュースがしっかりしているなぁと思いました!お話もすごく参考になりました!
自分的にはパーフェクトディズよりも好きですね。パーフェクトディズの平山は家族や会社から逃げてしまったイメージが強くてダメでした。人は独りでは生きていけません。迷惑もかけて生活してる。思いやりって本当に大切です。
このような症状に苦しんでいる方々がいると知るということ。色々な事に対する考え方が変わっていきますね。
おっしゃる通りですね。本作の素晴らしいポイントでもありますね。
ミニシアターなどで見るのに適した雰囲気のあたたかい映画でした
コメントありがとうございます!たくさんの方に評価されてますね。
この動画を見て、会話の愛おしさが街の上でと似てるなと思いました!
コメントありがとうございます!確かに会話の愛おしさは通じるものがあるかもしれませんね!
リバーランズスルーイットを初めてスクリーンで観ましたが凄いよかったです。月末に楽しみにしてるスケアクロウと本作を観に言って来ます😊
デジタルリマスターどんどん出てきますね!
「夜明け前が一番暗い」「太陽が沈んでるわけじゃない」・・・同じような症状に苦しむ人向けセラピーのような感じでしたね。とは言え、そう言うのがない自分なんかでも「自分は完全だなんて思ってない」なんて頭では思っていても、それすらホントか?と疑ってしまいような映画だとは思いました。「自分の周りにはこう言った人たちはいなかったから」ホントだろうか?程度の差はあるものの、そう言う人たちを見て観ぬふりして切り捨てて来たんじゃないのか?なんて、今までの人生振り返ったりしちゃいました😅みんなそれぞれ欠けてる部分があるのが当たり前で、その種類が違うだけ、それが人間ってもんだよな、と。特に、こう言う人たちを「甘えてんじゃない」とか「もっと気合い入れてやれ」とかの一言だけで、ダメにさせて来たのが昭和、平成って時代だったのかもな。そんな事考えてたら「熱のあとに」の彼らだって共感も理解も出来ないなんて言ってられない。そんな彼らの本心を出させるプラネタリウムみたいな存在でいたいものです、どこか欠けてるのは自覚しつつも😅。ところで三宅唱監督、前作「ケイコ 目を澄ませて」のときから、音の方はある意味普通の劇伴調に変わったけど、視覚的に同じ16mmフィルムの粗めの画像にマッチしてる路地のざわめきや生活音の中に、数回だけ訪れる静寂が深く心に刺さって来ました。やっぱり音の使い方のセンスの良さも変わってないですね😊
上白石萌音さんの演技が素晴らしかったです。三宅監督は音楽に造詣が深い監督だそうですが、前作の「ケイコ目を澄ませて」も今作品も音楽はとても静かで控えめでした。そこの部分に監督の企みがあったのか知りたいです。
『こいびとのみつけかた』『朝がくるとむなしくなる』ドラマ『SHUT UP』に続いて本作と、生きづらさを抱えた人々にフォーカスした作品に続けて出演している芋生悠さんの仕事選びにポリシーを感じました。今回は脇も脇ですが。
😂❤昨日テレビ局の放送で萌音ちゃんの病気のこと😮職場❤で困っている人型いる?何とかしないといけない?考える😮😮といつつました❤❤❤❤❤❤❤😮
観てきました!上白石萌音さんのセリフ回し:声のトーン、素晴らしく映画の世界観にマッチしてました✌会社の従業員の面々も、自然な感じがほのぼのしていて雰囲気出してましたね😊恋愛感情ないのに異性の部屋に上がるんだなぁとは思いました😅余韻に浸りました。好きな映画です👍
「障害のある/なし」を二元的に線引きすることはいつも抵抗を感じます。カラダも心もその状態が今は「普通」でもいつ変わるか分からないし、そもそも「生きづらさ」はその人に原因があるというより、社会の仕組みがそうさせている、という。「ケイコ、目を澄ませて」がかなり衝撃的だったので、三宅唱監督には相当期待持って観ましたが、期待通りの出来栄えと思います。また、こういう作品を通して、色々な人々の「生きづらさ」への理解が少しでも広がれば、少しは社会の「生きづらさ」も和らいでいけばいいなぁ、と思います。16ミリフィルムの粗い画質もよく活かされ、登場人物一人一人に注ぐ温かな視点はクリント・イーストウッドのヒューマンな作品に通じるものを感じます。こういう監督は稀有な存在ですね!
良い映画だったのでいろいろあさっていてたどり着きました。わざわざごく一部の意見を取り上げて例の事件と同等に扱いたいのかと疑問に思う解説ですね。松村ファンの意見で「恋愛映画じゃないの?」のくだりも松村ファンなら事前情報で知っていると思いますよ間違いなく本作は賞レースに絡んできます。それくらいのよく考えられた作品だと思います。
コメントありがとうございます!おっしゃる通り取り上げたレビューの意見は極一部の方のものだと、視聴さんのコメントでわかりました。原作も映画もどちらも良かったというのが大半のご意見のようですね。ファン目線のご意見のご紹介もとても参考になります。個人的にはアートワークからの意外性があり良かったです。「ケイコ目を澄ませて」でも高評価の三宅監督作品、松村北斗さん上白石萌音さんの好演も素晴らしいので、おっしゃる通り多くの映画賞に絡むのではと思います。引き続きシネマサロンをよろしくお願いいたします!
僕はそこまでではなかったのだけれど、刺さる人には本当に刺さるのだろうな、と思いつつも栗田科学があまりにきれいな優しい世界過ぎたような…。プラネタリウムの最後のナレーションも感動的過ぎたように思えました。最近あちこちで活躍されている光石研さんが素晴らしかったです。彼の存在と演技で、この映画の世界観が容認、納得できた気がしました。
劇中で説明はありませんが、栗田科学は障害を抱える方を支援する事も経営方針としている企業なのかなと思って観てました。
栗田科学の社長と山添君の元上司の方は家族を自死で亡くされてますよね。自死で家族を亡くした遺族が集まる会に二人が一緒に参加されてるシーンがありました。だからこの会の活動でもともと知り合いだった栗田科学の社長に山添君の元上司がパニック障害を発症しバリキャリではもう働けなくなった山添君を託したのかなと。栗田科学の社長も山添君の障害や元上司の方の気持ちもすべて承知の上で山添君を自社で引き受け面倒をみようと思ったのかな、自死した自分の弟と同じ道を山添君に歩ませないためにって自分は思ってました…
とても演技が良かったです怖さも感じました
夜明けのすべてのんびりとしていた穏やかな映画でした。前作の「ケイコ 目を澄ませて」もあっての本作でしょうが、今回も脚本を兼ねていての製作への意気込みは三宅監督らしいです。やはり脚本と監督は兼ねるのが名作や傑作への王道でしょう。だからこそ良かったです。彼女がPMSで、彼がパニック症候群という設定は難しく暗いテーマなのに このまったりしたほのぼの感が通底していて一体どうなんでしょうか。ラストもこの二人が結ばれると思いきや それは裏切られ、結局全く別の生き方を選んでいるのに でも幸せ感が満載なのは素晴らしいですね。ただ冒頭の彼女によるボイスオーバーのくだりは、以前ボイスオーバーは苦手だとおっしゃってきた後両人だけのどのように感じられたのかお聞きしたいです。また初めて竹内さん御用達席に座りました。普段は2列目のど真ん中の席ですが、真後ろに先客が既に座っていて始まってから少々ひとりごとがうるさいし、だから急遽移席した次第です。ただ左側表示の文字が読みづらかったですね。
ポテチの流し込みに笑い、渋川清彦の涙に号泣し、ミニマムな劇伴とラスト事務所前の固定ショットにやられました。Tさん、原作本読んでみてくださいね。
差し入れって大変だよなぁ。しかし劇中の栗田科学は人数が分かりやすいからあげやすいね。おばちゃんが言ってたけど「無理しないでねこれが決まりになっちゃたら大変」みたいなこと言ってて前の職場の上司を思い出してた。邦画の若者ってちょっとアナログ感ありすぎな気がする。それが非日常を演出しているのだろうか?
良い作品だったとは思いましたが、正直みてて辛い気持ちにもなりました。被災者が被災映画観るのが辛いという感想は、こんな感じなのかな~っと、思いつつ、観てました。優しい人々ばかりしか出てこないことが、辛さをより強く感じさせてくる感覚を持たされました。パワハラもセクハラもモラハラも無い、優しい世界への違和感、心の病を持つ人の側で生きるストレス、自分が病に落ちたときの周囲からのストレス、恋愛に心をさける余裕など無いだろう実感、恋愛感が無いことも、普通なこと、そのあたりも辛さを覚えさせられた、そんな映画でした。
深く沁みるコメントありがとうございます。確かにおっしゃる通りかもしれません。
もし分かる方がいらっしゃれば教えてください。クレジットのキャストに斉藤陽一郎さんの名前があるのですが、どの役で出演されていたのでしょうか?斉藤さんといえば、栗田社長役の光石研との「ユリイカ」と(その続編の)「サッド・ヴァケイション」での名コンビぶりが忘れられません。ひょっとして本作でこの名コンビの再演が実現されていたのか?と思うと気になってしかたありません。
横から失礼します。おっしゃる通り、光石さんにとって大事な存在の役柄でしたょ。写真と声の出演だけだったと思います。
「写真と声の出演」でどの役か理解しました。ぜひもう一度観て確認したいと思います。私には本当に貴重な情報です。ありがとうございました。
プラネタリウムのシーン始まったあたりで眠くなってエンディングまで記憶飛びました😢私はPMSもパニックも持ってるけどこの2人ほど表にハッキリ出ないから周りも助けようがない。(PMSは生理前にイライラや感情の帰伏が激しくなるのでまだ生理は始まってません)思い切り髪切られて素で笑ってるの楽しかった😂松村北斗くん目当てで見ましたが、上白石さんに癒されました。舞台挨拶中継またあれば見直したいな。
『夜明けのすべて』瀬尾まいこさんの原作は読んでいませんが良い作品だったのではないでしょうか?順序が逆のような気もしますが今度読みたくなりました映画の方はただただりょうさんが意外な役で良かったですw
映画から原作も全然アリだと思います!
プラネタリウムのシーンで松村北斗君の顔がとても良かったのが印象的です。個人的には藤沢の選択はどうだったのかなと感じます。親と同居の田舎介護生活はいいのですが、二人暮らしか別居かわかりませんが、持病もあり、困難が予想されます。しかしこの映画では選択がメインなので、語られませんが、どう考えても、東京に親を呼んだ方がいいように思えます。しかも片親と想像できる。いい職場を退社して苦難の道を歩むよりも、いいパートナーがいる現状の職を選択したほうがいいように思えるのです。しかしそれ自体も個人の選択ですが…。母親が荷物送った後に、娘の電話にかたくなに出ないというのも何かありそうで怖いんですよねぇ。映画の中でも複数回掛けているのに、ずっと出ないとかあります?意図的と考えます。夜に、一人娘ですよ。そんなのあるかなぁ。
プラネタリウムは原作に無いらしくてびっくりしました。
そうなんですね!ビックリ!
起承転結がない映画で2時間の尺があっても体感1時間でとても満足出来ました。映画興行自体は意外と取りに行ったのではないでしょうか?朝ドラ「カムカム」の萌音、松村コンビはその狙いかと思います。バンダイということで竹内さん驚かれましたが。私はホリプロ制作でホリプロはキャストに誰も出さないところに驚きでした。ホリプロは映像事業が独立性高いのですね。原作とは自転車の件が違うと酒匂さん仰られていましたが・・・Tさんがたい焼きの件のことで、何か進んでいる感じを表現している同様、自転車も萌音からのプレゼントで社長(光石研)とのヘルメットの話があるように、松村自身が自転車で遠方に行くのに買ったんだなぁ・・・と思わせるなど丁寧に話が盛り込まれていて良かったです。はたして原作との違いは???興味深いですね。社長のバックボーンが効いていてこの会社が二人を在籍させることが問題ないという意味合いも深いですよね。松村北斗にしてみればおそらく出向なのかな?渋川清彦の上司が戻らせたいという意識を持っているみたいなので会社側あるいは上司個人の思いも働いていると思います。ただ電車にも乗れる状態では戻る条件をクリアしていないだろうし、髪切る描写も美容院など混んでいるところを受け入れられない状態だと思いましたので戻れないとの決断になるのでしょうね。若干、ツッコミたいのが松村北斗にしてみれば芋生遥というロンドン転勤の彼女がいるという事で本来は会社か同じ大学で知り合ったと考えられます、彼もエリートだと思うのですが・・・そこでの彼自身が不甲斐なく感じるとか焦燥感を持っている描写がない、かといって諦念を示すのは電車に乗ろうと試みたところだけなので、彼の最初の心情描写は足りなく思いました。そこは丁寧さに欠けたと思います。もう一つは上白石萌音が最後には転勤を決めますが・・・彼女自身もPMSを少しでもコントロールできていないのでまた繰り返しになりかねないか?というエンディングには不安しか思えなかったです。この辺は気になったなぁ・・・
ちょっと男性出演者の方がPMSについてジョークにしたり、認識しておけばいいという発言は女性に対する理解が低いと思います。たとえ異性でも理解しようとする意志は必須です。
生理休暇がないのがあまりにも意外すぎて、特に最初の職場の規模感で生理休暇なしってどんだけブラックなんだよ..と思いました。働いてる身としては働いたことのない人が作った映画という感じでかなり嘘くさい。
コメントありがとうございます!ブラックなところや、ファンタジーなところも混在してて興醒めしてしまうかもしれませんね。
あまり面白い作品だとは思いませんでした。古風な女の子なのに、彼女もちの男の家に初見でいきなり上がり込んじゃうとか、人物像が見えませんでした。笑いが生まれるユーモアがないため、最後の別れがあっさりしてるし、物語の最低限の起承転結の枠組みがないというか、物語が始まる前に終わった感じがしました。あとPMSってあんなになりますかね?シングルマザーでつねに生理が重い女性と生活してましたが、さすがに人前で泣いたり喚いたり大袈裟すぎる気がしました。
コメントありがとうございます!おっしゃることよくわかります。
単調で心地よい劇伴で途中2回寝ました(笑)2回寝ても何も進まないし、そもそも原作読んでるので問題なかったです。かなり原作から改変されテーマを明確にしています。この手の映画を必要としている若者が多いのだろうか。大変だね。来場者特典もらえなかったな。
上白石さんの役病み上がりあんなタフになれる?
主役の二人が好きになれなかった。あと音楽も退屈だったかな。
原作を読んでから映画を見ました。脚色もあるし、設定も結末もだいぶ異なるのに、読んだ後、観た後の感想が全く同じで、本当にどちらも良かったです。あくまで2人の日常を少し離れた場所から見守っているような感覚、この登場人物のような人たちが世の中に溢れたらすてきだろうなと希望を見出し、自分も自分らしく生きながら、誰かのちょっとした助けになりたいと思えました。ぜひ原作本も読んでみてください。
原作既読からのコメントありがとうございます!
原作ファンの方で本作を支持する方も多いようですね。
先日不幸な事件があったので少し心配し過ぎたかもしれませんね。
安心しました。
SixTONESファンですが、今更恋愛ものにキュンキュンする脳みそはもうないので、恋愛ものじゃない&三宅監督という点で観に行きました。結果的に4回観ています。恐らくガチファンの人は恋愛ものじゃない方が惹かれると思います。
持病のある友人を試しに誘って少し心配しながら観ましたが、終わったあと涙を拭きながら教えてくれてありがとうと言われました。栗田科学で働きたいねと意見が一致しました。
カセットテープを聞く社長の表情、乾杯のあとの山添君をみる表情、薬の見つけ方、おじさん3人のインタビュー、ガラスをすぐ掃除するおじさん、プラネタリウムを終えた後の二人の表情、、素晴らしいと思うところたくさんありました!!
はい!素晴らしい作品です!
ファン目線でのコメントありがとうございました!
原作も好きですが、読後感と鑑賞後感が同じで、じんわり優しさの広がる映画だったと思います。
原作に対して尊敬と愛のある改変で、私はこの映画の脚本はアリだと思ってます。
原作既読からのコメントありがとうございます!
SNSでかなり過激なレビューを読んだので心配してしまいましたが杞憂だったんですね。
メインキャラがタイ焼きを買ってくるだけで感動出来る。そんな作品いままで見たことありません。
派手さはありませんが、一つ一つのシーンにキャラクターの気持ちが溢れていて優しい気持ちになれます。
本当に鑑賞出来て良かったです。
巧みな演出、素晴らしい演技、あたたかいお話、素晴らしい作品でしたね。
始めから終わりまで、胸の辺りにじんわりとした温かさをずっと感じてました。この感じは何なんでしょうか。この感覚を感じられだけで幸せでした。良かったなぁ〜!
この素敵な時間が映画の醍醐味ですね!
ドラマ好きのスト担です。
個人的には松村さんは恋愛系よりこういう役や作品の方が雰囲気が合っている気がして好きなので、この作品は予告からとっても楽しみにしていました!
予告や舞台挨拶などでもありましたが「生きるのが少し楽になる」という言葉がすごくしっくり来ました。
もちろん症状が出ているシーンは観てても苦しかったけど、基本は優しい映画で人との繋がりの尊さを感じられるような素敵な映画だったなと思いました。
とにかく日常感溢れる作品で、だからこそ観ている側にも共感することがあったり、想像しやすかったり、リアルっぽさを感じてとても見やすかったです。
地味な映画、展開が無くて退屈な映画と捉えることも出来ますが、意外にも距離が縮まってからの二人の会話のテンポが良くて、私はそこまで遅い、長い、退屈などは感じなかったです。
また、髪を切るシーンや社長のヘルメット被ってるシーンとか、たまにある面白ポイントが結構ツボにハマって好きでした笑
個人的にはかなり楽しめました🥰
映画好きにはハマるポイントがいくつもあって、今年のフエィヴァリット作品にあげる方も多くなりそうですね。
上白石萌音ちゃんは素晴らしい演技だし松村北斗くんの「パニック障害という病気が見せ物にならない様な演技にしたかった」と言ってましたが抑えた演技で良かったと思います
演技陣はみなさん素晴らしいですね!
原作のファンです。そしてこの映画の大ファンです。
異なる部分は多いですが、原作をリスペクトしてその世界観を失うことなく、むしろ世界観をさらに豊かにしていると感じました。
また、松村北斗さんのファンでもありますが、恋愛ストーリーを求めてはいません。彼の良さは、そういう役ではないところで生かされると考えています。
原作ファンとしてのコメントありがとうございます!
動画で言及した原作ファンの声はごく一部の方のもののようですね。
原作ファンですが私の周りの原作ファンからは支持されてます。瀬尾まいこさんも原作と映画は同じ世界観にいて藤沢さんと山添くんがそのままいるみたいなコメントをされてました。
改変についても納得されて脚色されたようです。
原作ファンの萌音さんに監督が撮影前に10枚くらい手紙を書いて原作と違うところなどを説明されたと聞きました。
原作ファンとしてのコメントありがとうございます!
皆さんの評判良いようで安心しました!
まあ、映画は人それぞれですからね。
まず劇伴が好きスーッと心に入ってきて聴くだけで涙が出て来ます
とにかく松村北斗くん上白石萌音さんの演技が素晴らしい
三宅唱監督の作品は初めて観たけどすごく細部までこだわっててとても丁寧で大袈裟でない演技で気付けさせる。気持ちの良い後味でこういう作品をつくれる素晴らしい監督なんですね。
クランクインまでに監督スタッフみんなで作り上げてすべての出演者にバックボーンを提供しているのも感動。
原作と少し違うけど原作も映像も両方みた身からすると後味の居心地の良さは一緒でした。
ベルリン映画祭でも高評で笑いが起きたみたいですが‥なんていうかな細かい演技とか意味のある考えられたセリフや演技はきっと日本人特有の共感しか得られないのかなと思う。
派手ではない映画がこんなにも素敵だと知れてほんと素晴らしい作品です。
かなり評価が高いので、賞レースにも絡みそうですね!
『秘密の森の、その向こう』を『お守りみたいな映画だった』とコメントされてる方がいました。
『夜明けのすべて』も私にとってお守りのような映画でした。
2/9山形フォーラムで「夜明けのすべて」を観てきました。
パニック障害、PMS、自死遺族の会に通う人など何かしらの生きづらさを抱える人々の人生の断片を綴った映画でした。主人公の二人の遠くもなく近くもなく、また友達とも呼べずただの会社の同僚でもない、何と名付けていいのかわからない関係性が慎ましやかに静かにそして温かく描かれていて、ひだまりのように心地よく感じました。最後二人が少しだけ前へ向かって進んでいく様が描かれとても気持ちの良い鑑賞後感でした。移動プラメタリウムの解説の語りが胸に沁みて来ました。
『ケイコ 目を澄ませて』に続き、微に入り細を穿つ作り上がりで感嘆しました。
こういう、男女関係を恋愛でくくらない作品としては、
『こいびとのみつけかた』を挙げられている方もいましたが、
自分は『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を想起しましたね。
(未読ではありますが)原作との差異のひとつに、プラネタリウムがあります。
昼夜を地球の自転に、季節感(年月)を公転で表していることだったり、
北極星が遠い未来に交代する→人の指針も不変ではない、だったり。
そのように天文の話を広げ、原作の世界に息吹をもたらしていると感じました。
2回目に見た時は、酒匂さんが触れていた自転車のシーンに感じ入りましたね。
別に説明らしい文言がなくとも、山添の心の変化は佇まいで感じられるでしょう。
そういうところが、監督の描きたい世界でもあるかなと考えています。
現実で人と接する時も、相手の立場に心を寄せることで分かることがあります。
映画としてはフィクションでありながら、そのイデアはまさにリアルです。
(主演2人だけでなく、登場人物それぞれに血が通っているんですよね)
それにしても、本作が今年の映画の基準になると考えるとハイレベルですね😅
ベルリン国際映画祭に招待されたとのことで、どう評価されるかに注目です。
映画祭の反応楽しみです!
鑑賞するか迷っていた作品でしたが、背中を押されました。
日曜日に観ようと思います。
楽しんでください!
恋愛映画では無いところがまた良かったですね。
説明場面や台詞が無いのに、観客側に伝わってくる映像、監督のセンスの素晴らしさですかねぇ…
とても温かい作品でした。
私もTさんと同じく、他の人には表面上は知られないけれど、実は心身の不調を抱えてがんばれず苦しんでいる人たちが、自分の周囲にもいるのではないかと思わされ、家族にも頭痛持ちがいるので、もっと優しくしようと思いました。
最初本当にやる気がない人と感じられた山添くんが、理解のある人に優しい職場と、思いやりから出る藤沢さんのお節介に心を開いていき、移動式プラネタリウムの仕事に藤沢さんと共に打ち込んだ後は、全く表情が変わって柔らかくなっているのに驚きます。
山添くんが一つわかった事、自分の病気はどうにもならないけど、3回に1回は藤沢さんを助けられる。
人は受けるばかりでなく人に与えることが幸いなのですね。
原作には感銘を受けた1人です。読んだら見ない方が良い、なんて誰が言ってるのかな?違いはあれど、本質を押さえた映画だと思いますよ。
原作、映画どちらも「夜明けの全て」です。瀬尾さんも認めてましたよ。
コメントありがとうございます!
ごく一部の方のレビューでしたね。
待ってました!
お2人のお話を早く聞きたかったです!
とても良く評論してくださっていて嬉しかったです!
あと原作ファンの殆どは満足しています。
何より瀬尾まいこ先生がこの映画を大絶賛していらっしゃったのでそれも良かったし主演の2人と三宅監督の原作と瀬尾まいこ先生へのリスペクトが素晴らしくwin-winになっている事がすべてかなと思っています。
キリエのうたの時に松村北斗の演技は音階でいう半音にいたるまで繊細に表現できるところが素晴らしいと確か監督がおっしゃっていましたが、今回も繊細な演技がとてもナチュラルで素晴らしかった。萌音ちゃんのスイッチが入った時の演技も衝撃ででもリアルで素晴らしかった。
松村北斗はすずめの戸締まりにおけるボイスキャストアニー賞発表がまもなくだし今回の夜明けのすべてはベルリン映画祭ですでに前評判が良さそうだし今後がまだまだ楽しみです!
原作ファン情報ありがとうございます!
先日不幸な事件があったので必要以上にナーバスになってしまったかもしれません。
私は普段であれば、邦画を劇場で見たりする事は滅多に無いのですが、この作品はあまりにも綺麗で優しい予告に惹かれ、何ヶ月も前から楽しみにしてました。
感想としては、素晴らしいの一言。
本当に淡々と物語が進んでいくのですが、飽きること無く最後まで画面に釘付けでした。
この監督の次回作が決まったら、確実に見に行くでしょう。
ちなみに、週末日曜日の夕方頃見に行きましたが、8割はカップルでしたね。
恐らく恋愛物の映画だと勘違いして見に来た方々が多かった為か、明らかウトウトして寝てるであろう人たちが多く、実際に上映終了後、口々に寝ちゃったよ〜という声が聞こえてきました😅😅
日本の量産される中身のない恋愛映画を見てるより、よっぽどこちらの作品の方が人生において価値があるように思うんですけどね💧
やっと観に行きました。渋川清彦さんが泣いたシーン。私も一緒に泣きました。
栗田科学を自分の居場所じゃないと思っていただろう山添が「今度うちの会社でプラネタリウムやるので…」と。その言葉に見守ってきた者として感極まれり。渋川さん良い(元)上司だわ😢
困難を抱えていても周りの理解と少しの配慮があれば社会で生きていくことは充分に可能だと改めてわかりました。
こういった静かな映画大好きです。
渋川さん良かったですね!
萌音ちゃんが大好きで1年間楽しみにしていました。本当に心動かされて未だに余韻に浸っております。何回も見に行きます。
わかります!
去年のベストはケイコ目を澄ませて
今年はコレで2年連続で三宅唱の予感
紛れもない名作だと思います。
これから先はネタバレとなりますので、ここからはこれから御覧になる方やこの映画にご興味のある方は鑑賞後に目を通していただけますでしょうか。
死者の声に耳を傾ける行為
この映画の真の主役はプラネタリウムの解説の際に音声だけで登場する光石研演じる栗田科学社長の弟(斉藤陽一郎)だと思っています。
死者の声を傾聴することで山添と藤沢は何かを発見します。それは各個人が宇宙と繋がっているという自覚だと思います。青山真治の映画のタイトル「ユリイカ(我、発見せり」の通り、これがふたりにとって蘇生へ向かうヒントとなります。ただし、ヒントにしか過ぎません。今後の彼らの人生に何が待っているかは誰にも分かりません。ですが、社長の亡くなった弟の音声を聞いて二人は今後の人生を選択したことには間違いありません。
死者の声を傾聴する行為。現代人はこの行為からほぼ切り離されて生きています。これはあらかじめ道標を失なった状態で生きているのと同様なので、当然のように道に迷います。山添と藤沢は、少なくとも60歳近い私よりも早くその事に気づいたことになります。山添が藤沢に「PMSになって良かったことはある?」という主旨のことを尋ねる場面がありますが、その答えらしきものがここでは慎重に丁寧に観客に提示されていると感じました。この死者の声を聴くという視点は、「ファースト・カウ」冒頭で現代を生きる女性が西部開拓草創期を生きた男ふたりの遺体を発見する場面から始まるケリー・ライカート監督と共通するものだと思いました。
偶然かもしれませんが、光石研も斉藤陽一郎も青山映画の常連でした。「ユリイカ」や「サッド・バケーション」で青山監督が描いてきた「なんらかの嵐を被った人たちの名もない避難所」の未来を三宅監督はこの作品で描こうとしたのではないかと推測します。
加えてもうひとつの偶然を書き添えるならば、同時期に上映された映画「熱のあとに」にもプラネタリウムが重要な役割を果たしています。一見すると違う主題を持っているように思える二作ですが、主人公が自らの肉体と宇宙が繋がっていることを覚知する瞬間を記録する場所としてプラネタリウムが機能している点は同様かと思います。
私が素晴らしいと思ったのは、プラネタリムが宇宙そのものではなく、宇宙を模した疑似空間であるという点です。私たちは常に夜空を見上げることができるのに、なかなか前述の真実を覚知することができません。それが疑似空間を提示されることでようやく覚知できる。頭脳だけでなく肉体に落とし込むのには、人工的に宇宙を創出する必要があったのだろうと思います。疑似空間での体験の後、「熱のあとに」のヒロイン・沙苗も山添も藤沢も現実に戻ってそれぞれが人生の選択をします。
日常のなかで非日常に触れることで何かを発見する機能という意味では、映画も一緒だと思います。この作品には「映画の役割とは何か」という視点もさりげなく含まれていると思います。
小津安二郎は茶の間というミニマムな空間に起こる些細な出来事を徹底的に突き詰めた結果、宇宙のダイナミズムに至った稀な監督だと思っているのですが、下町の工場と宇宙が直結していることを見事に映像の力で表現した三宅監督も、時代を超えて小津と同じ夜明けを見つめているクリエイターではないかと思いました。
いつもながら見事な批評読み応えがありました!
ありがとうございます。
派手な展開はないけど今こんな世の中だからこそ見る価値のある映画だったなぁ
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り時代に合った素晴らしい作品でしたね。
歯に衣着せぬ語りの「シネマサロン」いつも楽しみにしています。
主人公の彼らなりの絶望から希望への道筋が丁寧に描いている中で、三宅監督の手腕と、主人公の演技力で、笑ったり、涙したりしながら、集中して鑑賞しました。
山添のアパートの前での病気のランクのシーンについて、他所の感想や記事の中でも、同じ事を語られていました。でも私は、山添のドアの閉め方、藤沢の差し入れの置き方から、怒りともどかしさを感じたしぐさを見て「ランクの事を言ってるんじゃなくて、頑張り方(気を付け方)が違うでしょ。それに話の途中で帰って」という心の声を感じていました。
その後、三宅監督のインタビューで、このシーンについて「山添はランクの事を言いたかった訳じゃないんだよな」ような事を言われていました。
監督インタビュー情報ありがとうございます!
拝読して腑に落ちました!
恋愛や立身出世より、平穏な日常を保つ幸せをしみじみと感じる秀逸な人情ドラマです。
昔の青年コミックでよく描いていたテーマですね。漫画アクションとか、ビッグコミック。西岸良平の三丁目の夕日とかの世界観です。
山添が自転車を乗るシーンに、既往症から事故を起こすのかと心配してしまいました。
画質の粗さがより心情の濃淡を克明に描いているので、引き込まれる。
モノクロに近い美しい表現は監督の力量か、邦画独自の美意識なんですかね。
PERFECT DAYSのより、叙事詩的です。圧がゆるく、すんなりと没入できる感じがイイ。
ゆるく、すんなり!その通りですね!
噛み合わない会話とか、他人からすると些細な言葉に突っかかってしまう感じとか、本当にリアルでした。
月並みですがじわっと温かなくなる映画でした。
起承転結はありますが、劇的なストーリーではない点も含めて良かったです。
人が本質的に持つ「温かさ」を描いた作品だと思いました。
観客の胸に静かな感動を与える秀作だと思います。
上白石萌音さんはキャリアハイのベストアクト!白眉でした!
いつも楽しく観ています。
本当に良かったです。原作小説も読みました。脚色にクレーム付けたい人もいるでしょうが私は違和感なく読みました。『ケイコ、目を澄ませて』同様、音使いも繊細で心に残りそうです。
出だしから3分の1くらいまでは私の苦手な「やさしさ礼賛」系ストーリーのようにも見えて半ば退屈していたところ、話が進むにつれて人間の強さを描いている映画なことが分かってきて、最後には感動している自分がいました。主演の二人の好演もさることながら、渋川清彦さん演じる孝俊の前の職場の上司にとても驚きました。通常のテレビドラマであれば、パワハラ・イケイケの剛腕上司としてステレオタイプに描かれてもおかしくない脇役ですが、そこまで要る?と思うくらいに丹念かつ繊細に人物像が描きこまれていて、この映画独特の雰囲気を醸成するとても重要な役でした。
監督の技量、真摯な取り組みに頭が下がりますね。
シネマサロンと検索しようとして、どこかに誤変換+コメントの誤送信してしまいました。。他意は全くございませんので、万が一コメントが届いている場合もご放念ください。
ちなみにコメントするつもりなかったのですが、『夜明けのすべて』すごい優しい映画でした。
三宅さんの作家性を生かしながら、興行的にも成功するように原作、出演者が選ばれていて、プロデュースがしっかりしているなぁと思いました!お話もすごく参考になりました!
自分的にはパーフェクトディズよりも好きですね。
パーフェクトディズの平山は家族や会社から逃げてしまったイメージが強くてダメでした。
人は独りでは生きていけません。迷惑もかけて生活してる。
思いやりって本当に大切です。
このような症状に苦しんでいる方々がいると知るということ。
色々な事に対する考え方が変わっていきますね。
おっしゃる通りですね。
本作の素晴らしいポイントでもありますね。
ミニシアターなどで見るのに適した雰囲気のあたたかい映画でした
コメントありがとうございます!
たくさんの方に評価されてますね。
この動画を見て、会話の愛おしさが街の上でと似てるなと思いました!
コメントありがとうございます!
確かに会話の愛おしさは通じるものがあるかもしれませんね!
リバーランズスルーイットを初めてスクリーンで観ましたが凄いよかったです。
月末に楽しみにしてるスケアクロウと本作を観に言って来ます😊
デジタルリマスターどんどん出てきますね!
「夜明け前が一番暗い」「太陽が沈んでるわけじゃない」・・・同じような症状に苦しむ人向けセラピーのような感じでしたね。
とは言え、そう言うのがない自分なんかでも「自分は完全だなんて思ってない」なんて頭では思っていても、それすらホントか?と疑ってしまいような映画だとは思いました。
「自分の周りにはこう言った人たちはいなかったから」ホントだろうか?程度の差はあるものの、そう言う人たちを見て観ぬふりして切り捨てて来たんじゃないのか?なんて、今までの人生振り返ったりしちゃいました😅
みんなそれぞれ欠けてる部分があるのが当たり前で、その種類が違うだけ、それが人間ってもんだよな、と。
特に、こう言う人たちを「甘えてんじゃない」とか「もっと気合い入れてやれ」とかの一言だけで、ダメにさせて来たのが昭和、平成って時代だったのかもな。
そんな事考えてたら「熱のあとに」の彼らだって共感も理解も出来ないなんて言ってられない。そんな彼らの本心を出させるプラネタリウムみたいな存在でいたいものです、どこか欠けてるのは自覚しつつも😅。
ところで三宅唱監督、前作「ケイコ 目を澄ませて」のときから、音の方はある意味普通の劇伴調に変わったけど、視覚的に同じ16mmフィルムの粗めの画像にマッチしてる路地のざわめきや生活音の中に、数回だけ訪れる静寂が深く心に刺さって来ました。やっぱり音の使い方のセンスの良さも変わってないですね😊
上白石萌音さんの演技が素晴らしかったです。
三宅監督は音楽に造詣が深い監督だそうですが、前作の「ケイコ目を澄ませて」も今作品も音楽はとても静かで控えめでした。
そこの部分に監督の企みがあったのか知りたいです。
『こいびとのみつけかた』『朝がくるとむなしくなる』ドラマ『SHUT UP』に続いて本作と、生きづらさを抱えた人々にフォーカスした作品に続けて出演している芋生悠さんの仕事選びにポリシーを感じました。今回は脇も脇ですが。
😂❤昨日テレビ局の放送で萌音ちゃんの病気のこと😮職場❤で困っている人型いる?何とかしないといけない?考える😮😮といつつました❤❤❤❤❤❤❤😮
観てきました!
上白石萌音さんのセリフ回し:声のトーン、素晴らしく映画の世界観にマッチしてました✌
会社の従業員の面々も、自然な感じがほのぼのしていて雰囲気出してましたね😊
恋愛感情ないのに異性の部屋に上がるんだなぁとは思いました😅
余韻に浸りました。好きな映画です👍
「障害のある/なし」を二元的に線引きすることはいつも抵抗を感じます。カラダも心もその状態が今は「普通」でもいつ変わるか分からないし、そもそも「生きづらさ」はその人に原因があるというより、社会の仕組みがそうさせている、という。
「ケイコ、目を澄ませて」がかなり衝撃的だったので、三宅唱監督には相当期待持って観ましたが、期待通りの出来栄えと思います。また、こういう作品を通して、色々な人々の「生きづらさ」への理解が少しでも広がれば、少しは社会の「生きづらさ」も和らいでいけばいいなぁ、と思います。
16ミリフィルムの粗い画質もよく活かされ、登場人物一人一人に注ぐ温かな視点はクリント・イーストウッドのヒューマンな作品に通じるものを感じます。こういう監督は稀有な存在ですね!
良い映画だったのでいろいろあさっていてたどり着きました。
わざわざごく一部の意見を取り上げて例の事件と同等に扱いたいのかと疑問に思う解説ですね。
松村ファンの意見で「恋愛映画じゃないの?」のくだりも松村ファンなら事前情報で知っていると思いますよ
間違いなく本作は賞レースに絡んできます。それくらいのよく考えられた作品だと思います。
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り取り上げたレビューの意見は極一部の方のものだと、視聴さんのコメントでわかりました。
原作も映画もどちらも良かったというのが大半のご意見のようですね。
ファン目線のご意見のご紹介もとても参考になります。
個人的にはアートワークからの意外性があり良かったです。
「ケイコ目を澄ませて」でも高評価の三宅監督作品、松村北斗さん上白石萌音さんの好演も素晴らしいので、おっしゃる通り多くの映画賞に絡むのではと思います。
引き続きシネマサロンをよろしくお願いいたします!
僕はそこまでではなかったのだけれど、刺さる人には本当に刺さるのだろうな、と思いつつも栗田科学があまりにきれいな優しい世界過ぎたような…。
プラネタリウムの最後のナレーションも感動的過ぎたように思えました。
最近あちこちで活躍されている光石研さんが素晴らしかったです。彼の存在と演技で、この映画の世界観が容認、納得できた気がしました。
劇中で説明はありませんが、栗田科学は障害を抱える方を支援する事も経営方針としている企業なのかなと思って観てました。
栗田科学の社長と山添君の元上司の方は家族を自死で亡くされてますよね。自死で家族を亡くした遺族が集まる会に二人が一緒に参加されてるシーンがありました。だからこの会の活動でもともと知り合いだった栗田科学の社長に山添君の元上司がパニック障害を発症しバリキャリではもう働けなくなった山添君を託したのかなと。栗田科学の社長も山添君の障害や元上司の方の気持ちもすべて承知の上で山添君を自社で引き受け面倒をみようと思ったのかな、自死した自分の弟と同じ道を山添君に歩ませないためにって自分は思ってました…
とても演技が良かったです
怖さも感じました
夜明けのすべて
のんびりとしていた穏やかな映画でした。
前作の「ケイコ 目を澄ませて」もあっての本作でしょうが、今回も脚本を兼ねていての製作への意気込みは三宅監督らしいです。やはり脚本と監督は兼ねるのが名作や傑作への王道でしょう。だからこそ良かったです。
彼女がPMSで、彼がパニック症候群という設定は難しく暗いテーマなのに このまったりしたほのぼの感が通底していて一体どうなんでしょうか。
ラストもこの二人が結ばれると思いきや それは裏切られ、結局全く別の生き方を選んでいるのに でも幸せ感が満載なのは素晴らしいですね。
ただ冒頭の彼女によるボイスオーバーのくだりは、以前ボイスオーバーは苦手だとおっしゃってきた後両人だけのどのように感じられたのかお聞きしたいです。
また初めて竹内さん御用達席に座りました。普段は2列目のど真ん中の席ですが、真後ろに先客が既に座っていて始まってから少々ひとりごとがうるさいし、だから急遽移席した次第です。ただ左側表示の文字が読みづらかったですね。
ポテチの流し込みに笑い、渋川清彦の涙に号泣し、ミニマムな劇伴とラスト事務所前の固定ショットにやられました。
Tさん、原作本読んでみてくださいね。
差し入れって大変だよなぁ。しかし劇中の栗田科学は人数が分かりやすいからあげやすいね。おばちゃんが言ってたけど「無理しないでねこれが決まりになっちゃたら大変」みたいなこと言ってて前の職場の上司を思い出してた。邦画の若者ってちょっとアナログ感ありすぎな気がする。それが非日常を演出しているのだろうか?
良い作品だったとは思いましたが、正直みてて辛い気持ちにもなりました。被災者が被災映画観るのが辛いという感想は、こんな感じなのかな~っと、思いつつ、観てました。優しい人々ばかりしか出てこないことが、辛さをより強く感じさせてくる感覚を持たされました。パワハラもセクハラもモラハラも無い、優しい世界への違和感、心の病を持つ人の側で生きるストレス、自分が病に落ちたときの周囲からのストレス、恋愛に心をさける余裕など無いだろう実感、恋愛感が無いことも、普通なこと、そのあたりも辛さを覚えさせられた、そんな映画でした。
深く沁みるコメントありがとうございます。
確かにおっしゃる通りかもしれません。
もし分かる方がいらっしゃれば教えてください。
クレジットのキャストに斉藤陽一郎さんの名前があるのですが、どの役で出演されていたのでしょうか?
斉藤さんといえば、栗田社長役の光石研との「ユリイカ」と(その続編の)「サッド・ヴァケイション」での名コンビぶりが忘れられません。
ひょっとして本作でこの名コンビの再演が実現されていたのか?と思うと気になってしかたありません。
横から失礼します。
おっしゃる通り、光石さんにとって大事な存在の役柄でしたょ。
写真と声の出演だけだったと思います。
「写真と声の出演」でどの役か理解しました。ぜひもう一度観て確認したいと思います。
私には本当に貴重な情報です。
ありがとうございました。
プラネタリウムのシーン始まったあたりで眠くなってエンディングまで記憶飛びました😢
私はPMSもパニックも持ってるけどこの2人ほど表にハッキリ出ないから周りも助けようがない。(PMSは生理前にイライラや感情の帰伏が激しくなるのでまだ生理は始まってません)
思い切り髪切られて素で笑ってるの楽しかった😂
松村北斗くん目当てで見ましたが、上白石さんに癒されました。舞台挨拶中継またあれば見直したいな。
『夜明けのすべて』
瀬尾まいこさんの原作は読んでいませんが良い作品だったのではないでしょうか?
順序が逆のような気もしますが今度読みたくなりました
映画の方は
ただただりょうさんが意外な役で良かったですw
映画から原作も全然アリだと思います!
プラネタリウムのシーンで松村北斗君の顔がとても良かったのが印象的です。
個人的には藤沢の選択はどうだったのかなと感じます。親と同居の田舎介護生活はいいのですが、二人暮らしか別居かわかりませんが、持病もあり、困難が予想されます。しかしこの映画では選択がメインなので、語られませんが、どう考えても、東京に親を呼んだ方がいいように思えます。しかも片親と想像できる。いい職場を退社して苦難の道を歩むよりも、いいパートナーがいる現状の職を選択したほうがいいように思えるのです。しかしそれ自体も個人の選択ですが…。
母親が荷物送った後に、娘の電話にかたくなに出ないというのも何かありそうで怖いんですよねぇ。映画の中でも複数回掛けているのに、ずっと出ないとかあります?意図的と考えます。夜に、一人娘ですよ。そんなのあるかなぁ。
プラネタリウムは原作に無いらしくてびっくりしました。
そうなんですね!ビックリ!
起承転結がない映画で2時間の尺があっても体感1時間でとても満足出来ました。
映画興行自体は意外と取りに行ったのではないでしょうか?朝ドラ「カムカム」の萌音、松村コンビは
その狙いかと思います。バンダイということで竹内さん驚かれましたが。私はホリプロ制作でホリプロは
キャストに誰も出さないところに驚きでした。ホリプロは映像事業が独立性高いのですね。
原作とは自転車の件が違うと酒匂さん仰られていましたが・・・Tさんがたい焼きの件のことで、何か進んでいる感じを
表現している同様、自転車も萌音からのプレゼントで社長(光石研)とのヘルメットの話があるように、松村自身が
自転車で遠方に行くのに買ったんだなぁ・・・と思わせるなど丁寧に話が盛り込まれていて良かったです。
はたして原作との違いは???興味深いですね。
社長のバックボーンが効いていてこの会社が二人を在籍させることが問題ないという意味合いも深いですよね。
松村北斗にしてみればおそらく出向なのかな?渋川清彦の上司が戻らせたいという意識を持っているみたいなので
会社側あるいは上司個人の思いも働いていると思います。
ただ電車にも乗れる状態では戻る条件をクリアしていないだろうし、髪切る描写も美容院など混んでいるところを
受け入れられない状態だと思いましたので戻れないとの決断になるのでしょうね。
若干、ツッコミたいのが松村北斗にしてみれば芋生遥というロンドン転勤の彼女がいるという事で
本来は会社か同じ大学で知り合ったと考えられます、彼もエリートだと思うのですが・・・そこでの彼自身が
不甲斐なく感じるとか焦燥感を持っている描写がない、かといって諦念を示すのは電車に乗ろうと試みたところだけなので、
彼の最初の心情描写は足りなく思いました。そこは丁寧さに欠けたと思います。
もう一つは上白石萌音が最後には転勤を決めますが・・・彼女自身もPMSを少しでもコントロールできていないので
また繰り返しになりかねないか?というエンディングには不安しか思えなかったです。
この辺は気になったなぁ・・・
ちょっと男性出演者の方がPMSについてジョークにしたり、認識しておけばいいという発言は女性に対する理解が低いと思います。たとえ異性でも理解しようとする意志は必須です。
生理休暇がないのがあまりにも意外すぎて、特に最初の職場の規模感で生理休暇なしってどんだけブラックなんだよ..と思いました。働いてる身としては働いたことのない人が作った映画という感じでかなり嘘くさい。
コメントありがとうございます!
ブラックなところや、ファンタジーなところも混在してて興醒めしてしまうかもしれませんね。
あまり面白い作品だとは思いませんでした。古風な女の子なのに、彼女もちの男の家に初見でいきなり上がり込んじゃうとか、人物像が見えませんでした。笑いが生まれるユーモアがないため、最後の別れがあっさりしてるし、物語の最低限の起承転結の枠組みがないというか、物語が始まる前に終わった感じがしました。あとPMSってあんなになりますかね?シングルマザーでつねに生理が重い女性と生活してましたが、さすがに人前で泣いたり喚いたり大袈裟すぎる気がしました。
コメントありがとうございます!
おっしゃることよくわかります。
単調で心地よい劇伴で途中2回寝ました(笑)2回寝ても何も進まないし、そもそも原作読んでるので問題なかったです。
かなり原作から改変されテーマを明確にしています。この手の映画を必要としている若者が多いのだろうか。大変だね。
来場者特典もらえなかったな。
上白石さんの役病み上がりあんなタフになれる?
主役の二人が好きになれなかった。あと音楽も退屈だったかな。