AIRBUS A321-272 NEO 独特なハウリングGTFエンジン音放出26連発｜4K Pratt & Whitney GTF ENGINE Howling Sounds｜大阪伊丹空港離着陸

現在ANAで運航されているエアバスA320ファミリーの中には「A321-CEO」/「A321-NEO」/「A320-NEO」と3種の機体が存在しています。その中でも一見して目に付くのは「NEO型」になり、他の同クラス機種に比べて、胴体の大きさからして搭載するエンジンがやたら大きく見えます。また、「CEO型」のエンジンファンの直径1.74mに対して、「NEO型」はファンの直径が2.06mと約30cmの差があるため尚エンジンが大きく見えます。因みによく似たボーイングB737-800型に積まれるCFMエンジンのファン径は1.54mとなります。
この大きなファンを回すために、動力燃焼タービン側の主軸シャフトから、1：1で回転するのではなく、エンジン側3回転に対し、その間に遊星ギヤボックスを取り付けファン側が1回転する、3：1の比率構造をとっていいます。大きなファンを回すことで風力を強く得るだけではなく、低回転ながらより効率的な低騒音にも繋がっています。このGTFを採用した結果、燃料消費を-15～-20％に抑えることができ、航続距離を伸ばした上、騒音レベルも低くなるメリットも達成できたと言われています。
今回の動画は、A321-272 NEO(New Engine Option)の連続26機の離着陸シーンを集めていますので、NEO型機のある一定の回転域で生まれる、大きなお〇らの様な音か、また怪獣ゴジラの様な鳴き声にも聞こえる様な感じで、面白いです。
[SPEC]
座席数 194席 (8/186席)
全長 44.5 m
全幅 35.8 m
全高 11.8 m
巡航速度 840 km/h
航続距離 5,130 km
最大運用高度 12,100 m
最大離陸重量 89.0 ton
エンジン型式 PW1130G-JM
ファン径 2.06 m
エンジン推力 13,740 kg (32,000 lbf) X 2基
搭載燃料量 23.6 kl