命がけ!最強の「オオスズメバチ」 駆除ハンターに密着
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- เผยแพร่เมื่อ 23 ต.ค. 2024
- 刺されると最悪の場合、死に至る「オオスズメバチ」。この時期、活動が活発になるため、専門の業者には巣の駆除依頼が多く舞い込みます。今回、駆除依頼があったのは米子市内の畑。スズメバチハンターの命がけの駆除作業に密着しました。
所員「ちょっとヤバいです」
小林「うわっ!かなり目の前にもうたくさんのオオスズメバチが舞っています」
国内最強のスズメバチ「オオスズメバチ」を駆除すべく、スズメバチハンターがこの日やって来たのは、米子市内の畑です。
今回の依頼は、果樹栽培などを行うこちらの男性から。9月中旬、畑の草刈りをしている最中、なんとオオスズメバチに刺されてしまいました。
小林「あ~この黒くなっているところですか?」
男性「そうそう、ここ。刺されれてこげな腫れた」「チカっとした。飛んどるけんハチだと思って逃げて、それで1か所で済んだ」
地中にあると思われる「オオスズメバチ」の巣。依頼を受けたのは、山陰を中心にスズメバチやシロアリなどの駆除を行うコダマサイエンスです。
まずは、ハチの攻撃から身を守るため防護服を着用します。しかし、防護服を着ているから必ずしも安全というわけではありません。
コダマサイエンス米子営業所 河野孝 所長
「(防護服を着ていても)100パーセントではない。たまにハチの針が貫通することもなくはないので、その辺は十分気を付けての作業となる」
刺されると患部が大きくはれ上がり、場合によっては死亡する恐れもあります。
危険と隣り合わせの中、ハンターは、地中からスズメバチが簡単に出てこられないように網をセット。その間に、先端に粘着トラップがついた長い棒やバドミントンラケットなどを駆使しながら、飛んでいるハチもあわせて駆除します。
そしてハチを弱らせるために、巣穴に燻煙式の「殺虫剤」を注入。
小林健和アナウンサー
「え~、いま機材をセットして煙が出てきました」
すると、ものの数秒で地中からおびただしい数のスズメバチが出てきました。
小林「うわっ、近。」
所員「ちょっとヤバいです」
小林「うわっ!かなり目の前にもうたくさんのオオスズメバチが舞っています」
小林健和アナウンサー
「駆除を始めてから10分ほど経ちました。巣の中に燻煙剤を入れている状況です。すごい数のオオスズメバチが舞っています。ちょっと危険な状況なので、いったん後ろに下がります」
安全が確保できないため、いったん取材班は退避!再びハンターが殺虫剤を注入したあと、ここからスコップを使用するなどして地中に埋まっている巣を掘り出します。
「うおっ!出た」
出てきた巣の一部には白い幼虫がびっしり。地中にあるため、巣の一部が残らないようにハンターがきれいに取り除いて駆除完了です。
ただ、こういった駆除から3日ほどは「戻りバチ」に注意が必要だといいます。
依頼した男性は
「これで安心して農作業できますし、一安心です」
厚生労働省によりますと、ハチに刺されて死亡した人は過去10年間で161人。加えて秋にかけては、ハチ刺されに特に注意が必要です。
コダマサイエンス米子営業所 河野孝 所長
「今の時期、巣の中に新女王がいる。来年の女王バチ。その女王バチを守ろうとするがために、巣全体が攻撃的になっている」
プロのスズメバチハンターであっても命がけの作業。巣を見つけた場合は、むやみに近づかず、専門業者に駆除の相談をしてほしいということです。
【BSSニュース】
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【TBS NEWS DIG】
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