Suparinpei by Sensei Morio Higaonna Okinawa Goju ryu. 東恩納盛男先生 演武 スーパーリンペイ

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和道流の初代大塚博紀先生は、懇意にしていた先生（船越氏・本部氏）以外の誰か（失念）にこの形を習った様ですが、後年、糸東流の摩文仁先生の前で演武したところ、多くの間違いを指摘されてショックを受けたと聞いています。大塚先生はその後、沖縄に行ってしっかりこの形を学ぼうと思っていた様なのですが、その機会を失ってしまったとの事です。
また謎が多いのがこの形の名称で、ある時期までこの形は剛柔流でも他の流派でも「一百零八（いっぴゃくれいはち）」、または「ベッチュリン」と呼ばれていた事が昔の文献や新聞記事などで確認出来ますが、更には「一百零八とベッチュリンは同じ形ではなかった」という証言もあります。それが何故「スーパーリンペイ」になったのか、中国読みなのか沖縄読みなのかさえ定かでありません。
上地流の開祖・上地完文先生はこの形を習う前に中国湖上道場を去っているので上地流には継承されていませんが、上地完文先生はこの形を「ベッチュリン」と呼んでいた様です。