【寺社参詣】#92 鰐淵寺(島根県出雲市/中国25番/天台宗)~弁慶伝説が伝わる、山陰の古刹~ Gakuenji Temple
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- เผยแพร่เมื่อ 21 ม.ค. 2025
- 神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第92回は、島根県東部、島根半島の西に位置する出雲市別所町にある、天台宗寺院 浮浪山一乗院鰐淵寺です。「鰐淵寺」で「がくえんじ」と読みます。
創建は、寺伝「出雲國浮浪山鰐淵寺略縁起」によると、信濃国の智春上人がこの地の浮浪の滝で推古天皇の眼病平癒を祈願したところ、その眼病が治ったため、推古天皇の勅願寺として建てられたとあります。また寺号の「鰐淵寺」は、智春上人が浮浪の滝の畔で修行していたところ、誤って滝壺に落としてしまった仏器を、鰐(ワニザメと言われている)が鰓に仏器を引っかけて、智春上人の元に届けたという伝説から付けられたと言われています。
平安時代以降、鰐淵寺は比叡山延暦寺との関係を深めていき、特に比叡山東塔の無動寺との関係が深く、第三代天台座主・慈覚大師円仁が出雲地方を訪れた際に天台宗に転じたと言われています。
また、この頃の鰐淵寺は、現在地よりも少々西にある唐川にあり、また、林木にあった別の寺院が吸収され、唐川の寺院を千手観音を本尊とする北院、林木の寺院を薬師如来を本尊とする南院としていましたが、南北朝時代になって、それぞれが北朝と南朝側についたため、対立し状態となっていました。両院の関係が改善するのは貞和3(1347)年になってからで、北院・南院は、この時に現在地である別所町に移転、北院と南院の両本尊を祀る寺院となりました。
鎌倉時代には、山を隔てて南西にある杵築大社(現在の出雲大社)との関係が深く、杵築大社の祭事の一部を鰐淵寺が行うなどの関係でしたが、16世紀後半から17世紀初頭にかけて、杵築大社の祭神が須佐之男命から大国主神にかわった頃から、その関係が希薄になっていき、寺勢も衰えていきました。
現在は、かつての僧坊跡が数多く残り、根本堂と蔵王堂がかつての賑わいを偲ばせるのみとなっています。
境内は、山陰屈指の紅葉と言われます。ここの紅葉は「いろはもみじ」といわれる種で、葉が小さく切れが深いのが特徴です。シーズンになると仁王門から本坊まで紅葉の並木が続き、本堂へ続く階段は深紅のトンネルができます。うp主が訪れたのは12月初旬で、紅葉の落葉が多かったのですが、これが紅葉の絨毯のようになっていました。
(ただ、訪問の翌日には、檀家さんたちによって掃除される予定とのことでした。)
また、本動画では境内から山中に入った、奥の院・蔵王堂と浮浪の滝も収録しています。
浮浪の滝は、水量は少ないですが、「島根の名水百選」に選ばれる名瀑で、蔵王権現を祀る蔵王堂とあわせて、神秘的な雰囲気の場所です。
かつて、武蔵坊弁慶が当寺で修行したと伝えられる、山陰の古刹、中国三十三観音霊場第25番、出雲国神仏霊場第2番札所、浮浪山一乗院鰐淵寺の動画をご覧下さい。
撮影機材:Panasonic HC-X1500
【使用BGM】
「紅茶をあなたに」(音楽の卵)
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【Webサイト】
出雲観光ガイド 鰐淵寺
izumo-kankou.g...
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